41 / 599
《才児》《クリップ責め》《蝋燭責め》
6対1
しおりを挟む…ショートカットの
小柄な祈り女
どこかで…
一度…
ここは、
春の間の一室
春の間の一番奥から
2つ、広間側に向かった部屋の中
部屋にはソファがあり
彼女が座っている
座っているのか…
座らされているのか…
それは解らない
ヴィジョンのピントが
合ってくると
彼女は
何人かのオトコ達に
囲まれているのが解る
薄い青色の
ショートワンピースを纏っているものの
白い肌が露出し
半裸に近い姿だった
細く
美しく
可憐な
そのカラダ
俺は君を…
知っている
見知らぬオトコ達
その数は6人だった
オンナ1
オトコ6
合計7
6人いれば手は12本あり
12本の手は
60本の指になる
計算は簡単だ
その手は
様々に動き
ソファに座らされた君の
胸の周囲や
胸の突起や
細い腰骨や
足の先から膝までを
さすり
愛撫していた
その部屋には
暖炉があり、
燭台があり、
燭台の上にロウソクがあり、
ロウソクには火がともり
部屋の隅々を照らしていた
カーテンは完全に閉められ
扉は一つのみ
その扉は内鍵がかけられ、
外からも鍵がかけられ、
完全な空間として、
密室としてm
佇まい妖しく
1人の指先が
キャミソールを貫通し
胸の突起に直接触れる
反対側のオトコもそれに続く
胸は小さいが
形良く上品だ
胸の直下と
胸の直上を
ソファに縛り付けられているため
その形がよく、わかる
2つの突起が屹立しているのが
この画面からも理解できる
(…如何
ですか…)
才児は尋ねる
このビジョンは如何かと
(…)
俺は沈黙を答えとする
君は両突起を2名の輩に捉えられ
両足の指を2名の輩に舐められた
「…嗚呼…」
声が漏れる
涼やかな声だ
おっと、
忘れていた
ソファの対面には
もう一つのソファがあり
そこに初老の老人が座り
生暖かい笑顔で君を凝視していた
(…!)
俺は
知っている
奴を
気づけば、足の痛みなぞ
とうに消えてしまっていることに
気づく
さらに1人が
君の唇を奪い
もう1人は全体を監視しているらしい
「……っ!」
声ならぬ声を上げ
背骨を揺らし
君は達した
ここ数日
カラダの変化は目覚ましい
特に両突起の感度の高まりは
見事なものだった
突起は刺激され
摘まれ、転がされ
指で弾かれた
「嗚呼っ」
その度に君は一つ鳴く
「もっと、
もっとだ、
ただし、
今日は後ろの日、
前は使うなよ」
長老の言葉に
6人は一斉に頷くと
さらに加虐的に君を
嬲り、弄び、犯した
(…見ますか
…続きを)
(…
…
……ああ)
俺は答える
彼女はキャミソールを
引き剥がされ
半裸から全裸に剥かれた
最後の着衣は
薄紫色
チャクラの色にそっくりだ
舌が襲ってくる
6本の舌が
胸を
突起を
背中を
足先を
膝を
内ももを
そして
その先を狙っている
特に執拗な
責めを受けたのは
ピンク色とオレンジ色の中間
その両胸の突起達だった
噛まれる
かみ、かみ、かみ
舐められる
ぺろ、ぺろ、ぺろり
しごかれる
こり、こり、こり
ここが弱点です
と言わんばかりに解りやすく
悶え、喘ぐ
吐息深く
さらに深く
深海の底よりも
深い吐息で喘ぎ、腰を揺らした
最後の着衣が
泣いている
私は、もう濡れておりますと
私は、もう用済みですと
早く、彼女を楽にしてくださいと
悲哀に満ちた声で
泣いている
そうはいかぬのが
輪番の夜
まだまだ
夜は始まったばかり
今夜は6人が君を責める
そんな趣向の夜らしい
そして今夜は
「後ろ」の日
0
お気に入りに追加
35
あなたにおすすめの小説


どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

会社の上司の妻との禁断の関係に溺れた男の物語
六角
恋愛
日本の大都市で働くサラリーマンが、偶然出会った上司の妻に一目惚れしてしまう。彼女に強く引き寄せられるように、彼女との禁断の関係に溺れていく。しかし、会社に知られてしまい、別れを余儀なくされる。彼女との別れに苦しみ、彼女を忘れることができずにいる。彼女との関係は、運命的なものであり、彼女との愛は一生忘れることができない。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる