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File.11
夜の砂浜
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さざ波が立てる音と、涼しい夜風に何となく二人共無言になって星を見る。
自分には似合わないシチュエーションだけど、悪くないと思うwwww
「ねぇ、カルラ」
「どうしたんすかwww」
「私、この前の王都襲撃のときに戦った奴に、私はギースへ憎しみと殺意しか抱いてないって言われたの」
何だか真面目な話を振られたので、サイレント聞き役モードに移行した。
カノンたんがトキさんに言われた『憎しみを捨てる』という条件とか、色々思う所はあるんだろうなぁ。
「その時は、私の中で『それだけじゃない』って気づいたの。だけど、やっぱり許すことだけは出来なくて……難しいなって。カルラなら、こんな気持ちになったらどうする?」
「まぁ矛盾しちゃうのは仕方ないんじゃないかな。俺はそういう経験ないからわかんないけど、良いんじゃない?
ギースもおかしくなるまでは家族だったんだし、兄弟喧嘩の延長だと思えばさwwwアレですわwwww俺の世界にある諺みたいなので、『罪を憎んで人を憎まず』ってやつがあるんすよwwwwwwwwそれでいこうwwww」
この問題は、どこまでも部外者である俺が深く考えた所で正解には辿り着かない。大切な者を奪われた悲しみも俺は知らない。
だから、あえて前向きな事しか言わないwwww空気読めないのでwwww
カノンたんは俺の返事を聴いて、まっすぐに俺を見つめてきた。月光で仄かに輝く紫の瞳がとても綺麗ですね。何か言おうとして、それでも固まってしまってるような。
呼吸停止一秒wwww貴殿真剣顔面故wwwwww以来無言継続星屑ロンリネスwwwwwwww
「……そっか。アンタの考え方も、悪くないわね」
「どう向き合うかはカノンたん次第だから、心のままにするといいよwwwwカノンたんが正しいと思えるなら、きっとダイジョブwwwww」
「うん。ありがと」
「お手伝いすることあるならいくらでもするおwwwwwwww手取り足取りwwwwおっぱいwwwwwwwwぐぼぇ!!!!」
──ベキャアッ!!
「すぐ茶化すんだから……バカカルラ」
毎度お馴染みナックルボンバーを喰らいましたwwww少しスッキリした感じのカノンたんが見れて良かったですwwww殴られて満足するとはwwwwこんな気持ち初めてwwwwビクンビクンwwwwwwww
「今日も元気にバイオレンスwwww」
そんな事を思いつつふと海面を眺めると、少し霧が出ている。
「これ来ましたねwwww絶対幽霊船出るよwwwwwwww」
「ホントだ。霧が出てきたわ」
そんなことを言ってる内に、瞬く間に海面が薄暗い霧が立ち込める。砂浜にも若干wwww
周りの発情期バカップル達は、朧気な幽霊船の影が濃くなっていくにつれ、気味悪がって徐々に退散していく。
「名物が見れたなwwww乗ってみたいwwww」
「え……本気なの?危ないわよ」
ホントに見るだけのつもりだったのか、今になって焦っておられる。アレだね、ほん呪とかは見るけど肝試しとかはマジ勘弁なタイプですね。
「あれれ~?カノンたんもしかしてビビっちゃってる感じかな?可愛いとこあるぅwwww」
「う、うるさいっ!ビビってないわよ!」
言葉でそう強がっても、怯えた表情と強張った体が全てを物語っていた。げへへ……体は正直だよなぁ(ニチャァ)
ガチビビリしてて可哀想なのでwwwwこれはソロで潜るしかないですなwwww
「船内のおおまかな状況は事前にリサーチ済なんで、行ってくるおwwww帰って寝てていいからwwww」
「あ、ちょっと……!」
大きさ問わずモノをしまえる特別製の収納鞄(めちゃくちゃ高級品)からWASSHOIを引っ張り出すと、起動させてからレックスを取り出す。
リンドウに頼んで機能を拡張してもらっており、魔力駆動機関へデバイスを接続することで、その力を車体に付与できるのだ。
「よし。じゃあねカノンたんwww」
「待ちなさいよ!行かないなんて言ってないでしょ!」
「強がらなくてもwwww」
慌ててカノンたんが飛び乗ったのを確認してアクセルを回すと、レックスの力で前方を凍て付かせながら道を作り、海面へ駆け出していく。これ青キジさんがやってたやつだwwww
「コレばかりはリンドえもんに感謝せざるを得ないwwww背中にクッションが当たって至れり尽くせりwwww」
「バカ!ちゃんと掴まってないと落ちそうなんだから、仕方ないでしょっ」
いつの間にか濃霧が砂浜まで来ており、見えるのは幽霊船の巨大な影のみ。招かれてるみたいでゾクゾクしますね。やだなぁ、こわいなぁwwwwwww
「しかしこれだけの濃霧が出るなら一人で戻らなくて正解だったかもねwwwwサイレントヒルばりの霧だったから街もゴーストタウンみたいになってそうwwww」
「た、確かに……」
WASSHOIのライトが無ければ幽霊船のシルエットを捉えるのも難しくなってきた頃、ついに目的の幽霊船の目の前に辿り着いた。浮いてるのが不思議なくらいボロボロでしたwwww
「なんだこの船はwwww鷹の目にやられたってのかwwwww」
「ねぇ、なんか甲板の方で火の玉が浮いてる……」
「雰囲気出てるwww行くしかねぇよアネゴwwwww」
ハティとスコルを繋いでいた蛇峰鞭を取り外して船体の柵に投げて絡ませると、今もビビリまくってるカノンたんを促した。
「これで登ろうwwww」
「私が先なの……?」
「WASSHOIしまわないといけないからね、しょうがないね」
ゴースト的なものが苦手という弱点が明らかになったカノンたんを何とか登らせて、カノンたんの丸いお尻を観察しながら俺も甲板に着地した。オラワクワクすっぞwwwwwwww
幽霊船は巨大で、かつて乗り込んだ海賊船の倍はありそうな感じ。
そして、濃霧の向こうに漂うオーブみたいなのが、俺達の眼の前に集まり始めた。
「な、なに何?!ひ、人魂が……!」
「カノンたんは拙者の後ろに隠れているでござるwwww」
もうパニックになってるカノンたんを庇うように前に出ると同時に、人魂が明確なシルエットを象って俺に向き直った。
「びっくりするほどユートピアwwwwwwwwびっくりするほどユートピアwwwwwwww」
「立ち、去れ……人間……」
「で、出た~wwwwwwww」
両足を交互に上げながら自身の尻を叩き絶叫するという、古来より伝わる除霊方法も効果なし。不味いなこれwwwwあと除霊方法とかしらないおwwwwww
「我の旅を、妨げる者よ」
「ちょっと立ち寄ってみただけなので怒らないでwwww船長さんかな?」
「海を統べるその日まで、我々は止まらない。幾千の残骸と亡骸を乗り越える。旅路は終わらない」
「なんなのよぉ……何が起こってるの……?」
俺の腰辺りに隠れているカノンたんが震えておられる。謎の人魂が呪詛を吐くように紡ぐその言葉は、強い怨みを感じる。どのくらい感じるかというと、乳首くらいです(個人差あり)
「ちょっと見学したら大人しく帰るからwwwお願いしますよwwww」
「ユルサナイ……!!!!」
人型の霊魂が緑の奇妙な色の炎を纏い、影には色が付いてその姿をより鮮やかにした。
「スケルトン……なの?」
「実体化したら全然怖がらなくなったね、カノンたんwwww」
「だって実体があるなら、攻撃も当てられるじゃない。当然よ」
「脳筋過ぎるwwwwwwwwwwww」
ボロボロの黒い海賊服を纏う骸骨。片目に嵌まる深い蒼の宝石。
胸部から僅かに漏れる赤い光が鼓動を打つように明滅していた。こいつをキャプテン骨助と名付けようと思いますwwwww
「我の船を侵す者は許さん……排除する」
「来たwwww」
──ズガガァッ!!
腰に携えたカットラスで斬り掛かってきたキャプテン骨助の攻撃を横に飛んで回避しつつ、ハティとスコルで反撃。
朽ちたように見えるその剣は、砕ける事無く弾を横に弾き飛ばす。なんて優しい剣なんだwwwwww
「カルラ。わざわざ戦わなくても、帰るって選択肢があるのよ?」
「この骸骨は大丈夫なのに中に入るのは嫌なんですねwwww」
「立ち去れ、立ち去れ」
逃げて海上まで追ってくることは無さそうだけど、せっかく来たし見学していきたいwwww
自分には似合わないシチュエーションだけど、悪くないと思うwwww
「ねぇ、カルラ」
「どうしたんすかwww」
「私、この前の王都襲撃のときに戦った奴に、私はギースへ憎しみと殺意しか抱いてないって言われたの」
何だか真面目な話を振られたので、サイレント聞き役モードに移行した。
カノンたんがトキさんに言われた『憎しみを捨てる』という条件とか、色々思う所はあるんだろうなぁ。
「その時は、私の中で『それだけじゃない』って気づいたの。だけど、やっぱり許すことだけは出来なくて……難しいなって。カルラなら、こんな気持ちになったらどうする?」
「まぁ矛盾しちゃうのは仕方ないんじゃないかな。俺はそういう経験ないからわかんないけど、良いんじゃない?
ギースもおかしくなるまでは家族だったんだし、兄弟喧嘩の延長だと思えばさwwwアレですわwwww俺の世界にある諺みたいなので、『罪を憎んで人を憎まず』ってやつがあるんすよwwwwwwwwそれでいこうwwww」
この問題は、どこまでも部外者である俺が深く考えた所で正解には辿り着かない。大切な者を奪われた悲しみも俺は知らない。
だから、あえて前向きな事しか言わないwwww空気読めないのでwwww
カノンたんは俺の返事を聴いて、まっすぐに俺を見つめてきた。月光で仄かに輝く紫の瞳がとても綺麗ですね。何か言おうとして、それでも固まってしまってるような。
呼吸停止一秒wwww貴殿真剣顔面故wwwwww以来無言継続星屑ロンリネスwwwwwwww
「……そっか。アンタの考え方も、悪くないわね」
「どう向き合うかはカノンたん次第だから、心のままにするといいよwwwwカノンたんが正しいと思えるなら、きっとダイジョブwwwww」
「うん。ありがと」
「お手伝いすることあるならいくらでもするおwwwwwwww手取り足取りwwwwおっぱいwwwwwwwwぐぼぇ!!!!」
──ベキャアッ!!
「すぐ茶化すんだから……バカカルラ」
毎度お馴染みナックルボンバーを喰らいましたwwww少しスッキリした感じのカノンたんが見れて良かったですwwww殴られて満足するとはwwwwこんな気持ち初めてwwwwビクンビクンwwwwwwww
「今日も元気にバイオレンスwwww」
そんな事を思いつつふと海面を眺めると、少し霧が出ている。
「これ来ましたねwwww絶対幽霊船出るよwwwwwwww」
「ホントだ。霧が出てきたわ」
そんなことを言ってる内に、瞬く間に海面が薄暗い霧が立ち込める。砂浜にも若干wwww
周りの発情期バカップル達は、朧気な幽霊船の影が濃くなっていくにつれ、気味悪がって徐々に退散していく。
「名物が見れたなwwww乗ってみたいwwww」
「え……本気なの?危ないわよ」
ホントに見るだけのつもりだったのか、今になって焦っておられる。アレだね、ほん呪とかは見るけど肝試しとかはマジ勘弁なタイプですね。
「あれれ~?カノンたんもしかしてビビっちゃってる感じかな?可愛いとこあるぅwwww」
「う、うるさいっ!ビビってないわよ!」
言葉でそう強がっても、怯えた表情と強張った体が全てを物語っていた。げへへ……体は正直だよなぁ(ニチャァ)
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「船内のおおまかな状況は事前にリサーチ済なんで、行ってくるおwwww帰って寝てていいからwwww」
「あ、ちょっと……!」
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リンドウに頼んで機能を拡張してもらっており、魔力駆動機関へデバイスを接続することで、その力を車体に付与できるのだ。
「よし。じゃあねカノンたんwww」
「待ちなさいよ!行かないなんて言ってないでしょ!」
「強がらなくてもwwww」
慌ててカノンたんが飛び乗ったのを確認してアクセルを回すと、レックスの力で前方を凍て付かせながら道を作り、海面へ駆け出していく。これ青キジさんがやってたやつだwwww
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いつの間にか濃霧が砂浜まで来ており、見えるのは幽霊船の巨大な影のみ。招かれてるみたいでゾクゾクしますね。やだなぁ、こわいなぁwwwwwww
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「た、確かに……」
WASSHOIのライトが無ければ幽霊船のシルエットを捉えるのも難しくなってきた頃、ついに目的の幽霊船の目の前に辿り着いた。浮いてるのが不思議なくらいボロボロでしたwwww
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ハティとスコルを繋いでいた蛇峰鞭を取り外して船体の柵に投げて絡ませると、今もビビリまくってるカノンたんを促した。
「これで登ろうwwww」
「私が先なの……?」
「WASSHOIしまわないといけないからね、しょうがないね」
ゴースト的なものが苦手という弱点が明らかになったカノンたんを何とか登らせて、カノンたんの丸いお尻を観察しながら俺も甲板に着地した。オラワクワクすっぞwwwwwwww
幽霊船は巨大で、かつて乗り込んだ海賊船の倍はありそうな感じ。
そして、濃霧の向こうに漂うオーブみたいなのが、俺達の眼の前に集まり始めた。
「な、なに何?!ひ、人魂が……!」
「カノンたんは拙者の後ろに隠れているでござるwwww」
もうパニックになってるカノンたんを庇うように前に出ると同時に、人魂が明確なシルエットを象って俺に向き直った。
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「立ち、去れ……人間……」
「で、出た~wwwwwwww」
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胸部から僅かに漏れる赤い光が鼓動を打つように明滅していた。こいつをキャプテン骨助と名付けようと思いますwwwww
「我の船を侵す者は許さん……排除する」
「来たwwww」
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朽ちたように見えるその剣は、砕ける事無く弾を横に弾き飛ばす。なんて優しい剣なんだwwwwww
「カルラ。わざわざ戦わなくても、帰るって選択肢があるのよ?」
「この骸骨は大丈夫なのに中に入るのは嫌なんですねwwww」
「立ち去れ、立ち去れ」
逃げて海上まで追ってくることは無さそうだけど、せっかく来たし見学していきたいwwww
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