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魔眼のJK
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「勇者ってのは、この国の……世界の希望だろうが。ソイツがふざけてたら、戦えない奴等はいつ安心させてやれんだよ!」
「正論パンチマジで効きますねwwww主人公っぽいwwwww」
望んでこの世界に来たわけじゃない。それでも俺に出来ることはやっていく。こんなこと言っても理解はされないだろうが、自分なりの覚悟はある。この世界でも大切だと思える仲間も出来たし。
だからこそ、この中途半端な意思を現地人に叩かれたとしても真面目に反論はしない。
「だから俺はお前を認めない。それが気に入らねぇならかかってこい!」
「おっけーおっけーwwwぶっ倒しますwwww俺が強けりゃとりあえず一定の安心感はあるんだろwwwwww魔族とか敵じゃないんでwwwwww」
全身の魔力を右足に凝縮させると、やがて滲むように銀色の魔力が迸った。
「上等だテメェ……ッ!!来い、【レイゼル】!!」
ブチギレゲージが振り切れたライドきゅんは、服の上から右肩の契約紋に魔力を込めると使い魔を召喚する。
全身が蒼い雷で出来た隼のようなソイツは甲高い囀りと共に魔装具に掴まり、ライドの魔装具を雷撃を纏った槍斧へアップグレードした。
「ほ、ほーん……強そうやん……ゴッド・エネルかな???」
バチバチと音を立てて流れる眩い雷光。それが突撃槍のように形を変えた。
結構距離空いてるのに全身が既にビリビリしてるwwwあんなんで貫かれたら死ぬwwww間近で見たら分かるけどゴムでも無理あるだろこんなんwwwwww
「いくぜ。一撃で沈めてやる」
「当たると思うかねwww」
避けないとキツいからカウンター狙うしかないよなぁ。と思いながら、右足をいつでも叩き込めるように構えた。
勝負は一瞬で決するだろう。お互い手加減無しの一撃を放つのだから。
「行くぞォオッ!!」
凄まじい雷を纏ったライド渾身の一突きを見切り、
「いらっしゃいませぇぇええっ!!」
左足を軸にした廻し蹴りが、彼の腹部で炸裂する。
──ドゴォォォオオッ!!!!
銀色の魔力が辺りを埋め尽くすように弾け、ライドは宙に放り出されていた。
落下した彼はギリギリ意識を保っていたものの、魔装具も使い魔も解除されていたことから敗北が決定した。
『し、勝者、勇者カルラ……!!』
「フゥウーーーーーーっ!!!アイムwwwチャンピオンwwwwww」
その瞬間に上がったのは、落胆の声と罵声と少しだけ歓声が聴こえた。ちょっとだけ支持されてんの嬉しいwwwwありがとう手の平クルーさんwwww
デモンストレーションとしてはなかなかの盛り上がりが得られた戦闘演習も幕を閉じ、現在全校生徒が校庭へ集結し、学園長のじいさんの話に耳を傾けている最中だった。
今日から二週間、勇者と帝がその技術を授業する事の説明や、改めて帝や俺達を紹介する流れがありまして。あ、イヴっちはリンドウとセットですwwwwww
「なお、この二週間は通常授業は午前を短縮し、残りの時間を特別講習に充てる。希望の講師の授業を日替りで選択して受けられるようにしておくからのぅ」
日によって居ない帝も居るが、最低三人は出勤するように、とのことだった。
堅苦しい説明もそこそこに、明日から授業があると思うと何を教えればいいのか今から頭を悩ませた。
俺達は明日から授業なので、とりあえず今日は園内を回る許可を貰っておいた。
まぁ、俺に何かを教わろうなんて思うやつ少ないと思うしwwww気楽にいこうと思うwwwwww
「カルラ、がくしょく?いきたい」
「俺も腹減ったwwwリンドウもスッキーも行こうぜwwwwww」
「いいだろう。水分補給をしなければ」
「クックッ……僕もですか」
予め図面を見ていたスッキーを先頭に、学園内へ入っていく。王城に匹敵する規模の学園はまるでハリーなポッターさんの母校のようで、石造りの立派な建物だ。
教室がある棟と別に、部室や食堂、職員室がある別館を渡り廊下で繋いであり、更に寮も完備している。めっちゃ金かかってますねこれは。
「秘密の部屋とかあんのかなwwwwバジリスクとかケルベロス飼ってたりしないかなwwwwww」
「流石に居ないでしょうねぇ」
「ですよねwwwwww」
魔力式エレベーターに乗って、二階の食堂に到着。まだ昼前ということもあり、生徒はまばらだった。
カウンターで注文し、奥のテーブルで食べる方式らしい。思えば学食って初めてかもしれないwww高校のときは教室でぼっち飯だったしwwwww思い出したら辛くなってきたおwwwwww
「勇者様に、闇帝様……?!あっ、すみません、ご、ご注文をどうぞ」
「ハンバーグっ、オムライスっ、お肉たくさんっ!」
学食のお姉さんは若くて綺麗な方でした。おっぱいは大きいです。
「私はアイスコーヒーを貰おうかな」
「クックックッ……すみません、ゆで卵を3つほど」
「ゆ、ゆでたまご……?」
スッキーの超絶アホ注文に吹き出しながら、俺も注文を出す。久しぶりに麺類が食べたいwwwwww
「ゆで卵単体ってお前wwwwwwwwwww俺はお姉さんのミルクたっぷりのクリームパスタとカフェラテをwwwwww」
「勇者様、ちゃんと注文してくださいね」
「すみませんwww」
マジギレじゃんwwwwその蔑むような視線がwwwン゛ッ゛ギモ゛ヂィ゛イ゛wwwwww
それぞれが品物を受け取ると、適当な席目掛けてぞろぞろと歩いていく。
と、その時だった。
──ガチャン!
俺の後ろで皿やトレイが騒がしく床に落ちる音がした。振り返ると、スッキーと女子生徒が正面衝突事故を起こしているではないかwwwwwwスッキーの大事なゆで卵が割れているwwwwww
「いったぁ~……ご、ごめんなさいっ」
「いえ、大丈夫ですよ。貴女は大丈夫ですか?お怪我は?」
スッキーはよろめく程度で済んだようだが、女子生徒の方は尻餅を突いてしまっていた。手を差し伸べて腰に手を添えながらゆっくりとJKを立たせるスッキーの行動に、心なしか顔が赤くなっているJKが見える。ゆで卵中毒の厨二病クククニキとはいえ、流石は美形と言うべきだろうwwww
「大丈夫です、すみません。あの、闇帝様……ですよね」
「ええ。そうですよ」
「お会い出来て光栄です。あの、あたし、【マリー・ユトラウズ】といいます」
なんだこれ、フラグかな???少なくともマリーと名乗ったJKは最初から好感度MAXに見える。
琥珀色の長い髪を、何ていうか知らないけどハーフツインお団子みたいにしており、右目は紫、左目は緑のオッドアイ。学園指定の紺色のブレザーとブラウン系のチェックスカートの女子。
「そうですか、マリーさんと仰るのですね。僕のことを覚えていてくれるとは、嬉しいですよ」
「えっ、あ、えへへ……そんな、当然です」
「ヘイお嬢さんwww俺は?www」
「露出狂の勇者様、ですよね?」
「当たらずとも遠からずですぅwwwwww」
俺が話しかけた時とはスッキーへの態度もかなり違った。所詮人間は顔。美形のスッキーに一目惚れしたと見える。死ね。
俺が軽い嫉妬の念を送っていると、裾をちょいちょいと引っ張られた。
「カルラ、早く食べよ?はかせが一人でコーヒー飲んでて寂しそう」
「ん、おお。そうっすねwwwあいつに寂しいとかないと思うけどwwwww」
「お時間ありましたら、マリーさんもご一緒しませんか?ククク……」
「い、良いんですか?!じゃ、じゃああたし、飲み物頼んできますっ」
何故誘ったしwwwwwwこいつもタカト同様に未成年には興味津々侍なのかなwwwwww
カウンターへ向かうマリーちゃんには聞こえないよう、こっそりと耳打ちした。
「何で誘ったんだよwww」
「あの両目に、少し興味がありましてね……クックックッ」
「何それ?君の瞳に乾杯的な意味で?ロリコンかな?」
「よくわかりませんが、違いますよ」
「分からないからって適当な返事すんなwwwwww」
あのオッドアイには何かがあるらしい。俺も初めて見たときは少し不思議な感じがしたが、まぁ異世界だしwwwwwwで片付けてしまっていた。
「正論パンチマジで効きますねwwww主人公っぽいwwwww」
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だからこそ、この中途半端な意思を現地人に叩かれたとしても真面目に反論はしない。
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「おっけーおっけーwwwぶっ倒しますwwww俺が強けりゃとりあえず一定の安心感はあるんだろwwwwww魔族とか敵じゃないんでwwwwww」
全身の魔力を右足に凝縮させると、やがて滲むように銀色の魔力が迸った。
「上等だテメェ……ッ!!来い、【レイゼル】!!」
ブチギレゲージが振り切れたライドきゅんは、服の上から右肩の契約紋に魔力を込めると使い魔を召喚する。
全身が蒼い雷で出来た隼のようなソイツは甲高い囀りと共に魔装具に掴まり、ライドの魔装具を雷撃を纏った槍斧へアップグレードした。
「ほ、ほーん……強そうやん……ゴッド・エネルかな???」
バチバチと音を立てて流れる眩い雷光。それが突撃槍のように形を変えた。
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『し、勝者、勇者カルラ……!!』
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俺達は明日から授業なので、とりあえず今日は園内を回る許可を貰っておいた。
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「いいだろう。水分補給をしなければ」
「クックッ……僕もですか」
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教室がある棟と別に、部室や食堂、職員室がある別館を渡り廊下で繋いであり、更に寮も完備している。めっちゃ金かかってますねこれは。
「秘密の部屋とかあんのかなwwwwバジリスクとかケルベロス飼ってたりしないかなwwwwww」
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「分からないからって適当な返事すんなwwwwww」
あのオッドアイには何かがあるらしい。俺も初めて見たときは少し不思議な感じがしたが、まぁ異世界だしwwwwwwで片付けてしまっていた。
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