53 / 132
File.4
アウトだったわ
しおりを挟む
カノンたんの鉄拳制裁で意識が無くなった俺が次に目を開けると、自室にタオル一枚の格好で転がされていた。歌舞伎町のホストでもここまでならんぞwwwwwwwww
「クソ……!ラッキースケベのオチにカノンたんばっかりエンカウントすんのなんとかしてもろてwwwwww」
「あっ、ご主人様起きたんだ~♡大丈夫そ?」
「おぼふwwwwww」
床で目を覚ますと、ベッドからシャルが覗き込んできた。ついさっき裸を目の当たりにした俺でも、彼女の格好は刺激がwwwwww着てる方が逆にエロいって何wwwwww
「だだだ、大丈夫大丈夫wwwとりあえず身体戻ったし、ギルド行かなきゃな」
「もしかしてWASSHOI取りに行くの?シャルも付いてっていい?」
「ダメですwww何故なら夜は魔物が強力になって危ない気がしなくもないような事を誰かが言ってた感じwwww」
「嘘だ~!ご主人様の意地悪!」
あからさまに不機嫌にさせてしまった。一人で全力疾走したほうが早いし、魔力駆動二輪とやらの運転のコツをまずは掴まないと誰かを乗せるのは危険だと思うんよな。
何せ俺wwwwww原付も乗れないのでwwwwww
「ご、ごめwwwわかったからwwwおっぱいで窒息させようとすんのやめてwwwwww」
「じゃあ、帰ったらシャルが一番に後ろ乗るからね♪約束だよ♡」
「オーケーwww我が命に替えてもwwww」
シャルの猛攻を躱しながら着替えて突破し外へ出ると、時刻は草木も眠るかもしれない時間帯。別荘周辺に住む野生生物の声や音が、澄んだ空気に響いて夜空に消えていく。
「たまには夜に出歩くのも悪くないかもなぁ。コンビニとか無いけど」
誰にともなく呟くと、軽く脚を解してから自身に強化を施した。
改造後から備わった肉体変化能力と、身体強化魔法とやらと併用した全力疾走を駆使すれば王都まで3分といったところだろう。
「じゃあ、さっと行くか」
地を踏みしめ、一気に駆け出す。なんか地面捲れた気がするけど気にしないwwwwww
新幹線と並べるのではないかと思う程の超加速で景色も何もあったものではないが、王都の門がすぐそこに見えてきた。
「レッツゴーwwwハニーザハウスwww到着ララwwwwww」
飛び上がってから着地と同時にブレーキをかけ、コナンOPのスタイリッシュ歩美ちゃんポーズでゴールwwwwww
夜の王都は流石に静かで、街灯以外だと酒場か宿屋の看板くらいしか照らされていない。見回りの騎士達も何人か見掛けたが、街は平穏そのものだ。
「ギルドが年中無休ってマジなんだなwww内勤の労働環境悪そうwwww」
「そんなことはない。何故ならおじさんはブラック企業が嫌いだからです」
散策気分で到着したギルドの前で、紫煙を燻らせるギルマスのおじさんがそう返してきた。
「何してんのwww」
「サボりがてら散歩してたんだがよ、中で面白い光景見ちゃってから戻り辛くて」
「どういう事なのwwwwww」
そっと扉を開けると、その意味はすぐに分かった。
テーブル席の一番端の目立たない席で、タカトがリアナちゃんに膝枕しているのだった。落ち着かないのか、キョロキョロと周りの様子を伺っている。
「ぶっふぅぅぅうううううwwwwwwマジモンのロリコンやんけwwwwwww真夜中にwww少女をwww膝枕とかwwwwww」
「な?面白いだろ」
こんな面白い光景、そりゃ邪魔出来ない。むしろ出来ないというか、万全の態勢で邪魔をしにいきたい。
俺はすぐにプランを練った。
「クソ……!ラッキースケベのオチにカノンたんばっかりエンカウントすんのなんとかしてもろてwwwwww」
「あっ、ご主人様起きたんだ~♡大丈夫そ?」
「おぼふwwwwww」
床で目を覚ますと、ベッドからシャルが覗き込んできた。ついさっき裸を目の当たりにした俺でも、彼女の格好は刺激がwwwwww着てる方が逆にエロいって何wwwwww
「だだだ、大丈夫大丈夫wwwとりあえず身体戻ったし、ギルド行かなきゃな」
「もしかしてWASSHOI取りに行くの?シャルも付いてっていい?」
「ダメですwww何故なら夜は魔物が強力になって危ない気がしなくもないような事を誰かが言ってた感じwwww」
「嘘だ~!ご主人様の意地悪!」
あからさまに不機嫌にさせてしまった。一人で全力疾走したほうが早いし、魔力駆動二輪とやらの運転のコツをまずは掴まないと誰かを乗せるのは危険だと思うんよな。
何せ俺wwwwww原付も乗れないのでwwwwww
「ご、ごめwwwわかったからwwwおっぱいで窒息させようとすんのやめてwwwwww」
「じゃあ、帰ったらシャルが一番に後ろ乗るからね♪約束だよ♡」
「オーケーwww我が命に替えてもwwww」
シャルの猛攻を躱しながら着替えて突破し外へ出ると、時刻は草木も眠るかもしれない時間帯。別荘周辺に住む野生生物の声や音が、澄んだ空気に響いて夜空に消えていく。
「たまには夜に出歩くのも悪くないかもなぁ。コンビニとか無いけど」
誰にともなく呟くと、軽く脚を解してから自身に強化を施した。
改造後から備わった肉体変化能力と、身体強化魔法とやらと併用した全力疾走を駆使すれば王都まで3分といったところだろう。
「じゃあ、さっと行くか」
地を踏みしめ、一気に駆け出す。なんか地面捲れた気がするけど気にしないwwwwww
新幹線と並べるのではないかと思う程の超加速で景色も何もあったものではないが、王都の門がすぐそこに見えてきた。
「レッツゴーwwwハニーザハウスwww到着ララwwwwww」
飛び上がってから着地と同時にブレーキをかけ、コナンOPのスタイリッシュ歩美ちゃんポーズでゴールwwwwww
夜の王都は流石に静かで、街灯以外だと酒場か宿屋の看板くらいしか照らされていない。見回りの騎士達も何人か見掛けたが、街は平穏そのものだ。
「ギルドが年中無休ってマジなんだなwww内勤の労働環境悪そうwwww」
「そんなことはない。何故ならおじさんはブラック企業が嫌いだからです」
散策気分で到着したギルドの前で、紫煙を燻らせるギルマスのおじさんがそう返してきた。
「何してんのwww」
「サボりがてら散歩してたんだがよ、中で面白い光景見ちゃってから戻り辛くて」
「どういう事なのwwwwww」
そっと扉を開けると、その意味はすぐに分かった。
テーブル席の一番端の目立たない席で、タカトがリアナちゃんに膝枕しているのだった。落ち着かないのか、キョロキョロと周りの様子を伺っている。
「ぶっふぅぅぅうううううwwwwwwマジモンのロリコンやんけwwwwwww真夜中にwww少女をwww膝枕とかwwwwww」
「な?面白いだろ」
こんな面白い光景、そりゃ邪魔出来ない。むしろ出来ないというか、万全の態勢で邪魔をしにいきたい。
俺はすぐにプランを練った。
0
お気に入りに追加
6
あなたにおすすめの小説
願いの守護獣 チートなもふもふに転生したからには全力でペットになりたい
戌葉
ファンタジー
気付くと、もふもふに生まれ変わって、誰もいない森の雪の上に寝ていた。
人恋しさに森を出て、途中で魔物に間違われたりもしたけど、馬に助けられ騎士に保護してもらえた。正体はオレ自身でも分からないし、チートな魔法もまだ上手く使いこなせないけど、全力で可愛く頑張るのでペットとして飼ってください!
チートな魔法のせいで狙われたり、自分でも分かっていなかった正体のおかげでとんでもないことに巻き込まれちゃったりするけど、オレが目指すのはぐーたらペット生活だ!!
※「1-7」で正体が判明します。「精霊の愛し子編」や番外編、「美食の守護獣」ではすでに正体が分かっていますので、お気を付けください。
番外編「美食の守護獣 ~チートなもふもふに転生したからには全力で食い倒れたい」
「冒険者編」と「精霊の愛し子編」の間の食い倒れツアーのお話です。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/2227451/394680824
龍王の番〜双子の運命の分かれ道・人生が狂った者たちの結末〜
クラゲ散歩
ファンタジー
ある小さな村に、双子の女の子が生まれた。
生まれて間もない時に、いきなり家に誰かが入ってきた。高貴なオーラを身にまとった、龍国の王ザナが側近二人を連れ現れた。
母親の横で、お湯に入りスヤスヤと眠っている子に「この娘は、私の○○の番だ。名をアリサと名付けよ。
そして18歳になったら、私の妻として迎えよう。それまでは、不自由のないようにこちらで準備をする。」と言い残し去って行った。
それから〜18年後
約束通り。贈られてきた豪華な花嫁衣装に身を包み。
アリサと両親は、龍の背中に乗りこみ。
いざ〜龍国へ出発した。
あれれ?アリサと両親だけだと数が合わないよね??
確か双子だったよね?
もう一人の女の子は〜どうしたのよ〜!
物語に登場する人物達の視点です。
【完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
モブの声がうるさい
ぴぴみ
恋愛
公爵令嬢ソフィアには、幼い頃より決まった婚約者がいる。
第一王子のリアムだ。
いつの頃からか、ソフィアは自身の感情を隠しがちになり、リアム王子は常に愛想笑い。
そんなとき、馬から落ちて、変な声が聞こえるようになってしまって…。
【完結】公爵家の末っ子娘は嘲笑う
たくみ
ファンタジー
圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。
アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。
ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?
それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。
自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。
このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。
それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。
※小説家になろうさんで投稿始めました
よくある悪役令嬢ものの性悪ヒロインのポジにTS転生してしまったので、前世で培った知識を活用して、破滅フラグを回避しようと思います!
アンジェロ岩井
恋愛
グレース・ベンフォールはふとした事から、前世の記憶を思い出す。
それは、前世の自分がオタクであり、尚且つ、世界史に傾向し、ある特定の時代だけを専門に学んでいたいわゆる“世界史界枠”の人間であったという事を。
そして、同時にこの世界が“悪役令嬢ものの”作品であり、自分が悪役令嬢ものの作品に登場する、天性性悪ヒロイン(主人公)である事も思い出す。
このままでは、断罪場面で、逆に断罪されて、公金を横領していた、父親ともども捕まえられて処刑されてしまう。
男爵令嬢、グレース・ベンフォールは自身に降りかかる、破滅フラグを回避するために世界史知識と前世の世界史の師匠である幼馴染みと共に奔走していく。
(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる