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ギルドあるある
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とりあえず呼吸困難から脱却した俺は、カノンさんに連れられてギルドの前に立っていた。
「強ぇ奴がいっぺぇいそうでwwwオラワクワクすっぞwww」
正方形で綺麗に切り出されたグレーの石造りで、二階建ての建物。看板には【アスガルド】と書かれているらしい。今後は文字の勉強もしていかないとですねwwwwww
「ここがエルダーのギルド、アスガルドよ。気性が荒いのも居るから気を付けて」
「はいはいテンプレテンプレwww」
「てんぷらてんぷらっ」
「イヴっちそれ違うからねwww」
意気揚々と木製の大きな観音開きの扉を開けると、予想通りの光景が広がっていた。
入ってすぐ大きなテーブルが並び、壁際には依頼書を張り出すクエストボード、左手中ほどに受付らしきカウンターがあり、その奥はバーカウンターのようになっている。
そして何より酒臭くて騒がしいこの空間は、俺が二次元作品で幾度となく見てきた光景だった。
「受付はあっちよ。行きましょ」
「シャルも出来るかなっ?」
「イヴも」
「多分出来ないんじゃないかなwww」
楽しそうに言うシャルとイヴへ返事してカノンさんの後へ続こうとした矢先、テーブルに腰掛ける人へ少しぶつかってしまった。
「ふっ、すまない」
「おい、ガキ!」
「ひゃいwww」
左目の眼帯へ手を翳しながら謝るも、怒鳴ってきた筋骨隆々のハゲおじさんに肩を掴まれてしまいました。
「ぶつかったせいで麦酒が溢れちまっただろうが!どうすんだゴルァ!!」
「ごめんてwww朝から酒盛りなんてファンキーなことしてると思わなくてwwww」
「バカにしやがって!!」
声を荒げるおじさんに普通にビビってしまい、平謝りする俺。今回は俺がぶつかったせいだから謝るしか出来ねぇwww
「銀貨あげますからwwwこれでどうかwww」
「そんなんじゃ気が済まねぇなぁ。ガキのくせに女ばっか引き連れやがって。一人此方に寄越して相手させろや」
ハゲおじさんは低姿勢の俺を見ると、つけあがってそんなことを言ってきた。同席していた周りのハゲ達もそれには激しく同意している模様wwwwwwハゲだけにwwwwwwつまんねwwwっうぇwwwwww
「それとこれとは別っていうかwww大人しく金受け取って呑んだくれててくださいよwww」
「こっちはなぁ、一週間がかりの仕事終わってやっと休んでんだよ!それを台無しにしたのはテメェだろうが!」
「知らんがなwwwあんまりしつこいと騎士団呼んじゃうぞwww副団長さんと知り合いなんだからなwww本当だぞwwww」
THE虎の威を借るカルラと化した俺は思わず、地元の怖い先輩と仲良しアピするダサい不良みたいになってしまった。カノンさんすまんwww
「副団長だぁ?あぁ、あのデケェ乳のお飾り騎士か。ちょうどそこの赤髪のねぇちゃんみてぇな……え……ていうかソレ本物……?」
突然ディスり始めた副団長が、まさか眼の前に居るとは思わなかったのか、みるみる内に顔が青ざめていくハゲおじ。
「副団長が、なんですって?」
「ひ、ひぃっ」
その迫力は、彼女の背後に居るはずのないスタンドが幻視するほどのものだった。俺もおしっこちびりそうになってて草。まじ怖い。
「デカい……お飾りが、何?」
「すんませんしたぁおわぁーっ!!!!」
ハゲおじ、即座にDOGEZAスタイルで最敬礼を発動するも全く意味を成さず、ギルドの外へ胸倉を掴んでぶん投げておられた。
──バギャァアッ!!
「カノン、すごい」
「馬鹿力だねぇ」
その迫力と勢い、ゴリラもかくやという膂力。呆然と周囲がそれを眺める中、ハゲおじは扉を突き破って退場していった。
「いやぁ姐さんさすがっすわwww俺の為になんかすんませんwww」
「あんたもよそ見してんじゃないわよ。そもそもあれくらい一発で黙らせれたでしょうが」
「アッ……スーッ、ウス、ゴメンナサイ」
「本当、ああいう男は嫌いだわ……」
ギロリと睨み付けられたその視線に思わず体が硬直する。怖すぎんだろwwwwww
最後に呟いた言葉には心の底から嫌悪しているのが伝わってきて、この人も色々苦労してきたんだなと伺えた。
イヴっちに手を出そうとするなら応戦も考えたけど、カノンさんは軍人なのでつい傍観してしまった。
気を取り直して受付へ来た俺達は、受付嬢の案内に従って書類を書いている。
「アスガルドへようこそ。新規登録ですね。担当の【プリム】と申します。では此方をご記入ください」
受付嬢さんは黒を基調にシルバーのラインをあしらったシンプルなジャケットを着用しており、ちゃんと顔も可愛らしい感じでした。ウケツケジョーじゃなくて本当によかった。
「名前、種族、年齢、出身地、希望職務系統、使い魔の有無、備考欄の順に書いていけばいいわ」
「イヴは?」
「シャルは?」
「15歳未満はだめだそうよ。使い魔は登録者の技能の一部として扱われるから、シャルもだめね」
「つまんない」
「つまんなーい!」
「イヴは一応生まれて5年しか経ってないしなぁ」
二人が文句を言ってるのを横目に、カノンさんに文字を教えてもらった通りに記入を済ませると、受付嬢の元へ提出した。
「カルラ様、失礼ですが出身地のニホンとは……?」
「自分www勇者っすwww異世界人っすwww」
「ゆ、勇者様でしたか……!失礼しました、受理致します。では、魔力検査はどうされます?」
「魔力検査?」
今まで大っぴらに勇者公言してるけど、これっていいんですかね。周りが少しざわついてるwwwwこのさとうきび畑どもめwwwwww
「個人の有する魔力には、元々備わっている量と属性の個人差が大きいものですので、主に討伐系の依頼では斡旋の目安となります」
「そうなんすね。じゃあやってみようかなwww」
今度は恒例の魔力検査。テンプレとしては水晶パリーンしちゃうやつwww
「では、別室にて行いますので此方へ」
「ちょっと行って来るでござるよカノン殿wwwイヴっちもシャルも待っててねwww」
「わかったわ」
「いってらっしゃ~い♪」
「カルラ、検査するとこ見たい」
イヴてゃが上目遣いで頼んできた。可愛い。下心を抑えきれず、ゲスな要求をしてしまいますねwww
「じゃあ、『カルラさまのおいひぃれすぅ』ってそのまま何かを咥えてるテイで言ったら着いてきていいですぞwww」
「カルラさまの、おいひぃれす?」
「ブヒィwwwwwwよし、いこうwww」
「何を言わせてんのよアンタは!」
──バコォ!!
「痛いwwwwww」
カノンさんに殴られましたwww
そしてすかさず、シャルが俺の前でイヴっちに続いてきた。
「カルラさまのぉ、おいひぃれすぅ♡」
「うふぉwww百点満て痛いwwwwww」
──ベキィ!
「ご主人様可哀想……」
「君のせいですけどもwwwwww」
不毛なやり取りを経て、やっと別室に到着した。結局全員付いてきたのほんま草。
中はさほど広くは無いが、床に描かれた魔法陣と、腰ほどまでの高さの台座に乗った水晶が存在感を放っている。
「この水晶に触れて頂くと、魔力に反応して計測を開始します。では、どうぞ」
「ふん、我が魔力を味わうがいいッ!そぉい!!」
勢いよく水晶に手を触れると、途端にそれが眩い光を放ち始めた。
「なんて、強い光……!」
受付嬢のプリムさんをはじめ、皆が手を顔の前にやってムスカ状態になる。これは期待出来そうwww
「爆ぜろ我が魔力ッ!!その力を示せッ!!」
ノリで叫んだ俺の掛け声と共に、腹部のレムレス細胞珠が熱を帯び、
──パリィイン!!
水晶が粉々に弾け飛んで光は収まった。
「やっちまったなぁ」
「こ、これは……【聖属性】、魔力量……測定不能……です」
魔法陣から浮かび上がる謎の異世界文字を読んで、プリムさんが呆然と呟く。
「カルラ、凄いわね!」
「綺麗な玉、壊した」
「さすがご主人様♪」
「いやぁwwwさすがはテンプレwww」
「では先程の扉と合わせて弁償請求の書類を作成致します」
え???
「強ぇ奴がいっぺぇいそうでwwwオラワクワクすっぞwww」
正方形で綺麗に切り出されたグレーの石造りで、二階建ての建物。看板には【アスガルド】と書かれているらしい。今後は文字の勉強もしていかないとですねwwwwww
「ここがエルダーのギルド、アスガルドよ。気性が荒いのも居るから気を付けて」
「はいはいテンプレテンプレwww」
「てんぷらてんぷらっ」
「イヴっちそれ違うからねwww」
意気揚々と木製の大きな観音開きの扉を開けると、予想通りの光景が広がっていた。
入ってすぐ大きなテーブルが並び、壁際には依頼書を張り出すクエストボード、左手中ほどに受付らしきカウンターがあり、その奥はバーカウンターのようになっている。
そして何より酒臭くて騒がしいこの空間は、俺が二次元作品で幾度となく見てきた光景だった。
「受付はあっちよ。行きましょ」
「シャルも出来るかなっ?」
「イヴも」
「多分出来ないんじゃないかなwww」
楽しそうに言うシャルとイヴへ返事してカノンさんの後へ続こうとした矢先、テーブルに腰掛ける人へ少しぶつかってしまった。
「ふっ、すまない」
「おい、ガキ!」
「ひゃいwww」
左目の眼帯へ手を翳しながら謝るも、怒鳴ってきた筋骨隆々のハゲおじさんに肩を掴まれてしまいました。
「ぶつかったせいで麦酒が溢れちまっただろうが!どうすんだゴルァ!!」
「ごめんてwww朝から酒盛りなんてファンキーなことしてると思わなくてwwww」
「バカにしやがって!!」
声を荒げるおじさんに普通にビビってしまい、平謝りする俺。今回は俺がぶつかったせいだから謝るしか出来ねぇwww
「銀貨あげますからwwwこれでどうかwww」
「そんなんじゃ気が済まねぇなぁ。ガキのくせに女ばっか引き連れやがって。一人此方に寄越して相手させろや」
ハゲおじさんは低姿勢の俺を見ると、つけあがってそんなことを言ってきた。同席していた周りのハゲ達もそれには激しく同意している模様wwwwwwハゲだけにwwwwwwつまんねwwwっうぇwwwwww
「それとこれとは別っていうかwww大人しく金受け取って呑んだくれててくださいよwww」
「こっちはなぁ、一週間がかりの仕事終わってやっと休んでんだよ!それを台無しにしたのはテメェだろうが!」
「知らんがなwwwあんまりしつこいと騎士団呼んじゃうぞwww副団長さんと知り合いなんだからなwww本当だぞwwww」
THE虎の威を借るカルラと化した俺は思わず、地元の怖い先輩と仲良しアピするダサい不良みたいになってしまった。カノンさんすまんwww
「副団長だぁ?あぁ、あのデケェ乳のお飾り騎士か。ちょうどそこの赤髪のねぇちゃんみてぇな……え……ていうかソレ本物……?」
突然ディスり始めた副団長が、まさか眼の前に居るとは思わなかったのか、みるみる内に顔が青ざめていくハゲおじ。
「副団長が、なんですって?」
「ひ、ひぃっ」
その迫力は、彼女の背後に居るはずのないスタンドが幻視するほどのものだった。俺もおしっこちびりそうになってて草。まじ怖い。
「デカい……お飾りが、何?」
「すんませんしたぁおわぁーっ!!!!」
ハゲおじ、即座にDOGEZAスタイルで最敬礼を発動するも全く意味を成さず、ギルドの外へ胸倉を掴んでぶん投げておられた。
──バギャァアッ!!
「カノン、すごい」
「馬鹿力だねぇ」
その迫力と勢い、ゴリラもかくやという膂力。呆然と周囲がそれを眺める中、ハゲおじは扉を突き破って退場していった。
「いやぁ姐さんさすがっすわwww俺の為になんかすんませんwww」
「あんたもよそ見してんじゃないわよ。そもそもあれくらい一発で黙らせれたでしょうが」
「アッ……スーッ、ウス、ゴメンナサイ」
「本当、ああいう男は嫌いだわ……」
ギロリと睨み付けられたその視線に思わず体が硬直する。怖すぎんだろwwwwww
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イヴっちに手を出そうとするなら応戦も考えたけど、カノンさんは軍人なのでつい傍観してしまった。
気を取り直して受付へ来た俺達は、受付嬢の案内に従って書類を書いている。
「アスガルドへようこそ。新規登録ですね。担当の【プリム】と申します。では此方をご記入ください」
受付嬢さんは黒を基調にシルバーのラインをあしらったシンプルなジャケットを着用しており、ちゃんと顔も可愛らしい感じでした。ウケツケジョーじゃなくて本当によかった。
「名前、種族、年齢、出身地、希望職務系統、使い魔の有無、備考欄の順に書いていけばいいわ」
「イヴは?」
「シャルは?」
「15歳未満はだめだそうよ。使い魔は登録者の技能の一部として扱われるから、シャルもだめね」
「つまんない」
「つまんなーい!」
「イヴは一応生まれて5年しか経ってないしなぁ」
二人が文句を言ってるのを横目に、カノンさんに文字を教えてもらった通りに記入を済ませると、受付嬢の元へ提出した。
「カルラ様、失礼ですが出身地のニホンとは……?」
「自分www勇者っすwww異世界人っすwww」
「ゆ、勇者様でしたか……!失礼しました、受理致します。では、魔力検査はどうされます?」
「魔力検査?」
今まで大っぴらに勇者公言してるけど、これっていいんですかね。周りが少しざわついてるwwwwこのさとうきび畑どもめwwwwww
「個人の有する魔力には、元々備わっている量と属性の個人差が大きいものですので、主に討伐系の依頼では斡旋の目安となります」
「そうなんすね。じゃあやってみようかなwww」
今度は恒例の魔力検査。テンプレとしては水晶パリーンしちゃうやつwww
「では、別室にて行いますので此方へ」
「ちょっと行って来るでござるよカノン殿wwwイヴっちもシャルも待っててねwww」
「わかったわ」
「いってらっしゃ~い♪」
「カルラ、検査するとこ見たい」
イヴてゃが上目遣いで頼んできた。可愛い。下心を抑えきれず、ゲスな要求をしてしまいますねwww
「じゃあ、『カルラさまのおいひぃれすぅ』ってそのまま何かを咥えてるテイで言ったら着いてきていいですぞwww」
「カルラさまの、おいひぃれす?」
「ブヒィwwwwwwよし、いこうwww」
「何を言わせてんのよアンタは!」
──バコォ!!
「痛いwwwwww」
カノンさんに殴られましたwww
そしてすかさず、シャルが俺の前でイヴっちに続いてきた。
「カルラさまのぉ、おいひぃれすぅ♡」
「うふぉwww百点満て痛いwwwwww」
──ベキィ!
「ご主人様可哀想……」
「君のせいですけどもwwwwww」
不毛なやり取りを経て、やっと別室に到着した。結局全員付いてきたのほんま草。
中はさほど広くは無いが、床に描かれた魔法陣と、腰ほどまでの高さの台座に乗った水晶が存在感を放っている。
「この水晶に触れて頂くと、魔力に反応して計測を開始します。では、どうぞ」
「ふん、我が魔力を味わうがいいッ!そぉい!!」
勢いよく水晶に手を触れると、途端にそれが眩い光を放ち始めた。
「なんて、強い光……!」
受付嬢のプリムさんをはじめ、皆が手を顔の前にやってムスカ状態になる。これは期待出来そうwww
「爆ぜろ我が魔力ッ!!その力を示せッ!!」
ノリで叫んだ俺の掛け声と共に、腹部のレムレス細胞珠が熱を帯び、
──パリィイン!!
水晶が粉々に弾け飛んで光は収まった。
「やっちまったなぁ」
「こ、これは……【聖属性】、魔力量……測定不能……です」
魔法陣から浮かび上がる謎の異世界文字を読んで、プリムさんが呆然と呟く。
「カルラ、凄いわね!」
「綺麗な玉、壊した」
「さすがご主人様♪」
「いやぁwwwさすがはテンプレwww」
「では先程の扉と合わせて弁償請求の書類を作成致します」
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