ニートの俺がサイボーグに改造されたと思ったら異世界転移させられたンゴwwwwwwwww

刺狼(しろ)

文字の大きさ
上 下
18 / 132
File_1

使い魔契約

しおりを挟む
カノンさんを心配して来てみれば、なんやかんやで悪魔娘たそに首にキスされてたでござるの巻wwwwww

「使い魔契約ってなんですのwww」

「シャルは勇者様に寝返ります!オルドラ様も倒されちゃったみたいだし?」

「そんな簡単に……。何か裏があるんじゃないでしょうね?」

カノンさんの懸念はごもっともで、流石に俺も性欲に流されて敵側の悪魔てゃを迂闊にお側に置いたりはしない。
使い魔契約の強制力がどの程度なのかにもよるけど。

「シャルの交わした契約は、主人が裏切ったと認定したら即死のやつだよ!詳しい人に調べてもらえばすぐ分かるんだから大丈夫だって♪」

「そこまでしてるなら問題ないわwww宜しくおっぱいしますwww」

「そんな簡単に……!」

ちょっと優しくしただけですぐ寝返るとはとんだチョロインなんですけど、まぁ多分この子なりに何かあるんじゃないかなとか楽観視している。
シャルは嬉しそうに俺の腕に抱き着いてきた。

「これからよろしくねぇ勇者様ぁ♡」

「よよよろしくでござりまするわよwwwおひょwwwおおおおっぱいがwwwドビュッシーwww

……ふぅ、俺はカルラ・オオカミだ。我が手足として存分に活躍するがいい」

「なんでいきなり冷静になってんのよ……」

「シャル分かっちゃった!ふふ……っ、いい匂いがするね?」

図らずとも賢者タイムに突入してしまった。早くお風呂に入らなければ。

「良くないと思うんだwww」

だってしょうがないよね。その、シャルの、あのあれ、少し触ったら爆発しそうな大タル爆弾みたいなおっおっ、おっぱいが腕にガシガシあたっ、あたあた当たっててもうwwwwあたあた言い過ぎwwww俺はケンシロウかwwwwwwwお前はもう……おっぱいぼいんぼいーんwwww

「うわ……暫く近寄らないで……」

何かを察したカノンさんが汚物を見る目をして蔑んだ眼差しで滅多刺しにしてきました。目は口程にマシンガントークっていうwwww

「と、とりあえずイヴっち達と王様たちも探さないっすかwwwオルドラくんふっ飛ばしたけどまだ街に転がってたらやばいしwww」

「そうね。私は城の中を探すから、あんた達は街をお願い」

「はーい!」

カノンさんは動ける騎士達を引き連れて城内へ駆けていった。
シャルは相変わらずマイアームパイオツガシガシアタックを継続しておられる。理性があってよかった。

「ねぇ、どっちにぶっ飛ばしたの?」

「そうっすね多分宿屋街のほうかとwww」

シャルはピンクのショートヘアを揺らしながら、腰から生えた翼で俺の後ろへ周ると、鼻歌を歌いながら後をついてくる。なにこの可愛い生き物。

「改めて聞くのもアレだが、シャルは魔族裏切って大丈夫なのか?」

「大丈夫だよ!シャルは魔族じゃなくて悪魔のサキュバスだし、人間に加担しようが怒られないから」

「やっぱりサキュバスなんですね」

「夢の中で、枯れるまで吸い取っちゃうぞ♡」

「死んじゃいそう」

これなんてエロゲなの?怖くて夜しか眠れない。
耳元で悪戯っぽく囁くのやめちくり~www

「そ、そういえば悪魔と魔族はどう違うんだ?」

「んー、悪魔も色んなとこに色んなヒトがいるからなぁ。種族的にも結構別物だし

シャルが魔族に協力してたのは、魔族が襲った死にかけの人間から精気を自由に貰えるって条件だったからってだけだしぃ」

この子にとっては食料なわけだし、善悪の価値観以前の問題なんだと思った。食べなきゃ生きていけないんだろうし。

「え、それ無くなっても大丈夫なやつ?俺一人で賄い切れる気がしないwww」

「大丈夫、契約すると紋章を介して微量ずつ持続的に供給される仕組みになってるんだよ!まぁ、それとは別に吸精してあげてもいいけど♡」

「アッアッ、遠慮しときますねwww」

誘惑が凄いけどここは理性を強く持たなくてはwww
そんなことを考えながら、宿屋街まで差し掛かった。一軒、派手にぶっ壊れた店舗があったのでそこへ行ってみると、意識を取り戻したオルドラくんが瓦礫に八つ当たりしておられました。

「クソが!」

「ヒェッ」

「あ、オルドラ様だ!お疲れ様でぇす」

「テメェ……なんでソイツと一緒にいやがる」

頗る機嫌の悪いオルドラ様に臆せず話しかけるシャルは、楽しそうに笑って見せた。

「勇者様と契約しちゃいました!魔王軍抜けます!」

「何だと?!チッ、まぁ貴様程度居なくなろうが大した問題じゃねぇ。それより勇者!!」

「は、はいwww」

「この借りは必ず返す……覚えてろッ!!」

そう言うと、オルドラニキは空間を裂いてそこへ飛び込んでいった。
満身創痍なのと、他の兵も撤退したことを把握した上での退却だと思うが、ともあれこれで王都を脅かす勢力は駆逐出来たのだろう。

「第2ラウンド突入とかにならなくて良かった。俺達も城に向かおうか」

「はーい♪」

シャルを連れて城まで行く道すがら、今回の襲撃の目的を聞いておくことにした。彼女曰く、勇者召喚の報せを受けてそれを早めに潰そうという目的だったらしい。

「今の魔王軍は、肝心の魔王様が動けないからねぇ。先代の勇者様が施した封印からの復活には、色んな手順があるんだってさ」

「手順ねぇ。そもそも先代の勇者でも倒せなかった魔王を俺達が倒すなんて無理ゲーなんじゃ」

「詳しい事はシャルも解んないけど、今回の勇者様は3人なんでしょ?何とかなるよ!」

しれっと前の勇者がいた事を知りつつ、なんの根拠も無いけど、単純に数の問題ということも、無くは無いのかなって感じた。

まぁどんな奴かも解んないし、封印されてる内にトドメを刺しちゃえばいい気もしてきた。

「お、城の前に皆集まってんじゃん」

負傷した兵を手当してる者や、早くも瓦礫の撤去作業に入ってる者達の中にイヴ、リンドウ、カノンさんも見えた。

「カルラ、魔族はどうだった?」

「とりあえず指揮官っぽい奴は撤退したし、もう残ってなさそうだ。そっちは?」

「カルラくん、その人物は?有翼型の魔族も居るなんて」

「髪がピンクで可愛い」

「使い魔として一緒に来てくれるシャルっていう子だ。よろしく頼む」

ひとまずシャルを軽く紹介して、カノンさんの報告に耳を傾ける事にした。

「陛下達は城の抜け道から避難してて無事だったわ。城は壊れてるけど、とりあえず報告に来てほしいとの事よ」

「国のトップが無事で何よりwww」

「私も色々と情報を整理したいところだし、皆揃ったなら王の元へ向かうとしようじゃないか」

「しゅっぱつ」

城内で比較的無事な広間で、王と大臣、それからこの襲撃で騎士団の指揮を執った人物を交えて話し合いの場が設けられた。

会議に使われるホールには円卓があり、リアル円卓会議である。テンション上がるwww

「皆、よくぞ無事であった。被害はかなりのものだが、魔族からの侵攻が阻止出来たのは誇るべき成果である。これも騎士団並びに、勇者殿達の尽力のお陰だ。感謝する」

そんな堅苦しい王様の言葉と共に始まった報告会議だったが、俺はお出しされた紅茶とクッキーを堪能していたので緊張感の欠片もない。
メイドさんがその場で淹れてくれたやつは5割増しくらいで美味しいwwwwww

「今回の魔族の数は凡そ五百。在駐騎士団の半分の兵でしたが、それでも此方の死傷者は半分以上。

団長の不在もありますが、やはり奴等の戦闘能力の高さは未だに脅威です。
副団長と勇者様方が応援に加わっていなければ、被害はもっと甚大だったでしょう」

「でも、奴等の目的は勇者を潰すことだったと、カルラと交戦した上位魔族が話してたそうです。今後も狙われる可能性は高いですね」

騎士団の人とカノンさんが深刻そうにそう話している。つまり俺達が旅に出ない限り脅威は消えないということだ。

「王都を攻められるのを防ぐため、偽の情報を流すことも視野に入れたらどうだい?勇者達が旅に出たと大々的に言っておけば、ここが集中的に攻められることはないだろう。襲われる度に駆り出されるのは少々困る」

「まぁ確かに、リンドウ殿の言う通りだ」

「では、それについてはリンドウ殿の意見を採用しておくとして、次は上位魔族の情報を聞かせて欲しい」

大臣ちゃんと王様が誤情報作戦をあっさり受け入れ、今度は俺に話題が振られた。
オルドラっちのことを話せとの事だ。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活

XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

クールな生徒会長のオンとオフが違いすぎるっ!?

ブレイブ
恋愛
政治家、資産家の子供だけが通える高校。上流高校がある。上流高校の一年生にして生徒会長。神童燐は普段は冷静に動き、正確な指示を出すが、家族と、恋人、新の前では

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

貞操観念逆転世界におけるニートの日常

猫丸
恋愛
男女比1:100。 女性の価値が著しく低下した世界へやってきた【大鳥奏】という一人の少年。 夢のような世界で彼が望んだのは、ラブコメでも、ハーレムでもなく、男の希少性を利用した引き籠り生活だった。 ネトゲは楽しいし、一人は気楽だし、学校行かなくてもいいとか最高だし。 しかし、男女の比率が大きく偏った逆転世界は、そんな彼を放っておくはずもなく…… 『カナデさんってもしかして男なんじゃ……?』 『ないでしょw』 『ないと思うけど……え、マジ?』 これは貞操観念逆転世界にやってきた大鳥奏という少年が世界との関わりを断ち自宅からほとんど出ない物語。 貞操観念逆転世界のハーレム主人公を拒んだ一人のネットゲーマーの引き籠り譚である。

日本列島、時震により転移す!

黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。

処理中です...