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勇者の力
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バキバキと音を立てながら重厚さを増す魔族ニキの両腕。俺もそれに合わせて拳の皮膚を黒い甲殻へ変質させる。
「お前のその力……魔法じゃねぇな」
「EXACTLY」
ダービー風に肯定すると、魔族ニキの口角は吊り上がる。まるで新しい玩具を見つけた子供のように。
「面白ぇ。勇者の力、見せてみろッ!!」
魔族ニキの咆哮と見紛う程の叫びと共に、驚異的なスピードで俺に拳が迫る。
拳をいなして顎を蹴り上げ、地に着いていた足も蹴り上げるサマーソルトをお見舞いしてやった。
──バゴォオッ!
確かな手応えと共に、空中で次の攻撃へ態勢を直そうとした直後だった。
「やるじゃねぇか」
「やっばwww」
最後に蹴り上げた足を掴まれ、そのまま投げ飛ばされてしまった。
咄嗟に肩甲骨辺りから翼を造り出しスピードを殺すと、追撃を仕掛けて来ている魔族ニキの懐へ滑り込む。
「纒絲勁ッ!!」
掌を叩き込んだ部位からはまるで鉄でもぶつかった様な衝撃音が弾け、敵はそれに圧されつつも行動不能には追い込めなかった。
「そんなもんか!!アァ?!」
「まだまだ!」
効いてない事に焦りつつも、
──ダダダッ!!
立て続けに二発、三発と発勁を縦拳で撃ち込む。が、ダメ!まるで動じてない!
ちょっとこの規格外のクソ耐久性は予想外wwww
「ふっ、こんなもんかよ。期待して損したぜ」
「っ!?」
俺の連打を受け切った魔族ニキの表情は余裕そのもので、わざと食らっていたんだぜ的な不敵な笑みを浮かべられている。
そして次の瞬間、首を鷲掴みにされてしまった。唐突に止まる酸素の供給で視界が明滅する。
「がっ、あ゛っ」
「所詮はクソな下等種族の人間ってか。冥土の土産に俺の名を教えてやる」
掴んでいる腕に鋭利で硬質な爪を突き立てるも、皮膚を少し破っただけで、勿論何のダメージにもならない。
グルグルと周ってボヤける視界、熱くなる目頭。これが死なのだと突き付けられているようだった。
「【魔王七刃将・憤怒のオルドラ】様だ。あの世で自慢しな」
「くっ、ふ……!なん、だその……ダッセぇ名前……っ」
コイツに、負けてはいけない。こんなところで死ぬわけにはいかない。
戦えない全ての人の為に、俺が戦うって。
「テメェッ!」
一層強まる握力に、遂に骨がゴリゴリと嫌な音を立て始めた。けれど、
「決めたんだ……っ!!」
意識を強く、誓いを強く自覚したその時、俺の体に言い知れぬ力が湧いてきた。
それは閃光となって全身から吹き出し、オルドラを弾き飛ばす。眩いばかりの光が、絶えず俺の体へ纏わりついた。
砕かれた筈の骨が、気持ちの悪い感触を伴って繋がっていくのが分かる。
「何が起きてやがる……?!」
「まさかこんなに早く覚醒イベント起きちゃうなんて聴いてないンゴwwwwwww」
「バカな!首の骨を砕いた筈だ!!」
体が嘘のように軽い。体に纏うこの光の正体はさておき、これならいける気がしてきた。
「甘いなオルドラ。甘過ぎてまるでチョコラテのようだぞオルドラ。さぁ立てオルドラ」
「ぅ、るっせぇ……」
「え?!?!!何?!!?」
「殺す……っ」
さっきのが俺の予想よりも遥かに効いていたのか、苦しそうに吐き捨てるオルドラ。
これは煽るチャンスwwwwwww
「聴こえないな!!もっとはっきり喋れよ!!腹から声出して!!!!」
「うるせぇっつってんだこのクソが!!」
「そんなんじゃ全然伝わらないよ!!!!言いたいことははっきり大きな声で伝えていかないと!!!!もうやる気ないなら帰れよ!!!!コッチは帰りたくて戦ってんだから!!!!帰りたいと思ってぶつかってんだから!!!!」
「テメェは俺がぶっ殺す!!!!」
「うるさい!!!!」
修造スタイルでの煽りが決まった直後、オルドラっちブチギレトンボで殴りかかってきたおwwwwwww
──ドゴォォォオオオッ!!!!
手負いの獣は凶暴っていうけど正にそんな感じで、ドス黒い魔力のようなものを拳に宿らせて放ったそれを避けると、さっきまで俺が立っていた場所は発泡スチロールみたいに粉々にされていた。
「や、やるやん……」
「簡単には殺さねぇ。苦しみの果てに叩き込んで殺してやるぞ」
「ひぇっwwww」
鬼の形相でそう言い放つオルドラにも、本気でビビらなくなった。数分前の俺なら確実に失禁していたところだろうが、光のオーロラ身に纏い戦う人(RX並感)になった今なら、不安はない。
我ながら手の平クルックルで神砂嵐ですわwwww
「いくぞ勇者ァ!!」
「オルドラェ!!」
ドス黒い魔力を纏ったオルドラの拳と、眩い白銀の光を集めた俺の拳がぶつかり合い、空気が弾けたような破裂音と衝撃波が周囲を駆け巡る。
そのまま力比べのように拮抗した俺達は、互いに一歩も譲らない。
「くっ……!コレが噂に聴いた勇者の力、【聖属性】の魔力……ッ」
光が一際輝きを増した時、俺の体には更に力が湧いて、敵の魔力を白く塗り潰し始めた。
ここで一気に行くしかない。
「圧し切らせて貰うぞ、憤怒の権化よ」
勝ち確になった瞬間、ドヤ顔とイケヴォ(笑)でそう言い放つと同時に、震脚を効かせた渾身の寸勁でオルドラの拳を思い切り撃ち抜く。
──バキィィイッ!!!!
「ぐぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!」
壮絶な悲鳴を連れてオルドラは城内の壁を突き破り、外へ放り出された。
身体を包むように放出されていた光は次第に収まり、やがて消える。これが勇者に宿る力で、魔力と言っていた事から、俺にも魔法が使える可能性が出てきた事は素直に喜ばしい。
「とりあえずカノンさ……あれ」
敵を打ち破った反動で体の緊張が極端に解れて、俺はそのまま倒れてしまった。そういえばこの身体めっちゃ燃費悪いんだったわ。
今にも意識が途切れそうだが、カノンさんもリンドウもイヴちゃんも心配だ。何とか立ち上がらねばと、死にかけの虫のように転がったところへ、聞き覚えのある声が降り掛かった。
「カルラくん、ご苦労だったね」
「カルラ、おつかれ」
「ん……なんで、ここに」
何とか視線だけは移して姿を確認すると、ふたりとも幸い怪我は無く、少しだけ安堵した。
「カノンさん……加勢、しなきゃ」
「緊張状態の解除による弛緩と同時に、能力酷使の影響だねそれなら、この薬を噛んで飲みたまえ。すぐに動ける」
竜胆がそう言いながら取り出した薬を、イヴが俺の口元まで持ってくる。
「あーん。おくすり飲んでえらい」
「おぎゃ……間違えた、さんきゅ」
口内へ入った錠剤を何とか噛み砕くと、漢方みたいな独特の生臭い刺激的な味と香りに顔を顰めながら、なんとか嚥下する。
直後に頭を撫でられてしまい、バブみを感じてオギャるっていう現象の寸前まで行きかけた。
イヴママかわいいかよ。
数秒後には身体も動くようになり、確認するように手首を数回振ってみる。
「すげぇなこの薬。クッソ不味いだけあるわwww」
「味に気を配っていたら効能は十二分に発揮されないからね。それはそうと、交戦した魔族はどこだい?」
「向こうにぶっ飛ばしたンゴwwwwそれはそうとお前らあんま危ないことすんなよ?」
「心配、いらない」
妙に張り切って見せるイヴに、身の危険など微塵も感じてなさそうな竜胆を背に、俺は城に空いた穴からダイブして再びカノンさんと、シャルとかいう超絶えちちち魔族姉ちゃんの元へ駆け出した。
おっぱいがぶつかり合ういやらしい戦いが繰り広げられているに違いないおwwwwwww
「お前のその力……魔法じゃねぇな」
「EXACTLY」
ダービー風に肯定すると、魔族ニキの口角は吊り上がる。まるで新しい玩具を見つけた子供のように。
「面白ぇ。勇者の力、見せてみろッ!!」
魔族ニキの咆哮と見紛う程の叫びと共に、驚異的なスピードで俺に拳が迫る。
拳をいなして顎を蹴り上げ、地に着いていた足も蹴り上げるサマーソルトをお見舞いしてやった。
──バゴォオッ!
確かな手応えと共に、空中で次の攻撃へ態勢を直そうとした直後だった。
「やるじゃねぇか」
「やっばwww」
最後に蹴り上げた足を掴まれ、そのまま投げ飛ばされてしまった。
咄嗟に肩甲骨辺りから翼を造り出しスピードを殺すと、追撃を仕掛けて来ている魔族ニキの懐へ滑り込む。
「纒絲勁ッ!!」
掌を叩き込んだ部位からはまるで鉄でもぶつかった様な衝撃音が弾け、敵はそれに圧されつつも行動不能には追い込めなかった。
「そんなもんか!!アァ?!」
「まだまだ!」
効いてない事に焦りつつも、
──ダダダッ!!
立て続けに二発、三発と発勁を縦拳で撃ち込む。が、ダメ!まるで動じてない!
ちょっとこの規格外のクソ耐久性は予想外wwww
「ふっ、こんなもんかよ。期待して損したぜ」
「っ!?」
俺の連打を受け切った魔族ニキの表情は余裕そのもので、わざと食らっていたんだぜ的な不敵な笑みを浮かべられている。
そして次の瞬間、首を鷲掴みにされてしまった。唐突に止まる酸素の供給で視界が明滅する。
「がっ、あ゛っ」
「所詮はクソな下等種族の人間ってか。冥土の土産に俺の名を教えてやる」
掴んでいる腕に鋭利で硬質な爪を突き立てるも、皮膚を少し破っただけで、勿論何のダメージにもならない。
グルグルと周ってボヤける視界、熱くなる目頭。これが死なのだと突き付けられているようだった。
「【魔王七刃将・憤怒のオルドラ】様だ。あの世で自慢しな」
「くっ、ふ……!なん、だその……ダッセぇ名前……っ」
コイツに、負けてはいけない。こんなところで死ぬわけにはいかない。
戦えない全ての人の為に、俺が戦うって。
「テメェッ!」
一層強まる握力に、遂に骨がゴリゴリと嫌な音を立て始めた。けれど、
「決めたんだ……っ!!」
意識を強く、誓いを強く自覚したその時、俺の体に言い知れぬ力が湧いてきた。
それは閃光となって全身から吹き出し、オルドラを弾き飛ばす。眩いばかりの光が、絶えず俺の体へ纏わりついた。
砕かれた筈の骨が、気持ちの悪い感触を伴って繋がっていくのが分かる。
「何が起きてやがる……?!」
「まさかこんなに早く覚醒イベント起きちゃうなんて聴いてないンゴwwwwwww」
「バカな!首の骨を砕いた筈だ!!」
体が嘘のように軽い。体に纏うこの光の正体はさておき、これならいける気がしてきた。
「甘いなオルドラ。甘過ぎてまるでチョコラテのようだぞオルドラ。さぁ立てオルドラ」
「ぅ、るっせぇ……」
「え?!?!!何?!!?」
「殺す……っ」
さっきのが俺の予想よりも遥かに効いていたのか、苦しそうに吐き捨てるオルドラ。
これは煽るチャンスwwwwwww
「聴こえないな!!もっとはっきり喋れよ!!腹から声出して!!!!」
「うるせぇっつってんだこのクソが!!」
「そんなんじゃ全然伝わらないよ!!!!言いたいことははっきり大きな声で伝えていかないと!!!!もうやる気ないなら帰れよ!!!!コッチは帰りたくて戦ってんだから!!!!帰りたいと思ってぶつかってんだから!!!!」
「テメェは俺がぶっ殺す!!!!」
「うるさい!!!!」
修造スタイルでの煽りが決まった直後、オルドラっちブチギレトンボで殴りかかってきたおwwwwwww
──ドゴォォォオオオッ!!!!
手負いの獣は凶暴っていうけど正にそんな感じで、ドス黒い魔力のようなものを拳に宿らせて放ったそれを避けると、さっきまで俺が立っていた場所は発泡スチロールみたいに粉々にされていた。
「や、やるやん……」
「簡単には殺さねぇ。苦しみの果てに叩き込んで殺してやるぞ」
「ひぇっwwww」
鬼の形相でそう言い放つオルドラにも、本気でビビらなくなった。数分前の俺なら確実に失禁していたところだろうが、光のオーロラ身に纏い戦う人(RX並感)になった今なら、不安はない。
我ながら手の平クルックルで神砂嵐ですわwwww
「いくぞ勇者ァ!!」
「オルドラェ!!」
ドス黒い魔力を纏ったオルドラの拳と、眩い白銀の光を集めた俺の拳がぶつかり合い、空気が弾けたような破裂音と衝撃波が周囲を駆け巡る。
そのまま力比べのように拮抗した俺達は、互いに一歩も譲らない。
「くっ……!コレが噂に聴いた勇者の力、【聖属性】の魔力……ッ」
光が一際輝きを増した時、俺の体には更に力が湧いて、敵の魔力を白く塗り潰し始めた。
ここで一気に行くしかない。
「圧し切らせて貰うぞ、憤怒の権化よ」
勝ち確になった瞬間、ドヤ顔とイケヴォ(笑)でそう言い放つと同時に、震脚を効かせた渾身の寸勁でオルドラの拳を思い切り撃ち抜く。
──バキィィイッ!!!!
「ぐぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッ!!」
壮絶な悲鳴を連れてオルドラは城内の壁を突き破り、外へ放り出された。
身体を包むように放出されていた光は次第に収まり、やがて消える。これが勇者に宿る力で、魔力と言っていた事から、俺にも魔法が使える可能性が出てきた事は素直に喜ばしい。
「とりあえずカノンさ……あれ」
敵を打ち破った反動で体の緊張が極端に解れて、俺はそのまま倒れてしまった。そういえばこの身体めっちゃ燃費悪いんだったわ。
今にも意識が途切れそうだが、カノンさんもリンドウもイヴちゃんも心配だ。何とか立ち上がらねばと、死にかけの虫のように転がったところへ、聞き覚えのある声が降り掛かった。
「カルラくん、ご苦労だったね」
「カルラ、おつかれ」
「ん……なんで、ここに」
何とか視線だけは移して姿を確認すると、ふたりとも幸い怪我は無く、少しだけ安堵した。
「カノンさん……加勢、しなきゃ」
「緊張状態の解除による弛緩と同時に、能力酷使の影響だねそれなら、この薬を噛んで飲みたまえ。すぐに動ける」
竜胆がそう言いながら取り出した薬を、イヴが俺の口元まで持ってくる。
「あーん。おくすり飲んでえらい」
「おぎゃ……間違えた、さんきゅ」
口内へ入った錠剤を何とか噛み砕くと、漢方みたいな独特の生臭い刺激的な味と香りに顔を顰めながら、なんとか嚥下する。
直後に頭を撫でられてしまい、バブみを感じてオギャるっていう現象の寸前まで行きかけた。
イヴママかわいいかよ。
数秒後には身体も動くようになり、確認するように手首を数回振ってみる。
「すげぇなこの薬。クッソ不味いだけあるわwww」
「味に気を配っていたら効能は十二分に発揮されないからね。それはそうと、交戦した魔族はどこだい?」
「向こうにぶっ飛ばしたンゴwwwwそれはそうとお前らあんま危ないことすんなよ?」
「心配、いらない」
妙に張り切って見せるイヴに、身の危険など微塵も感じてなさそうな竜胆を背に、俺は城に空いた穴からダイブして再びカノンさんと、シャルとかいう超絶えちちち魔族姉ちゃんの元へ駆け出した。
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