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はじめてのせんとう
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俺自身は全然納得してないけど、あの変態バカ焼きそばマッドサイエンティストのせいでいきなり戦う事になったンゴwwwwwwケンカも禄にしてこなかった厨二病ニートに何を期待してんだこいつwwwwww
「君の試運転も兼ねて実戦形式の稼働に漕ぎ着けられたのは幸いだ、全く喜ばしい限りだね」
「ふざけんな勝てるわけないやんけwww」
「かるら、がんばれ」
そして現在、城の敷地内にある騎士団の修練場と呼ばれる場所の準備スペースにて文句を垂れている最中である。
「もうここは諦めてスタンダードな勇者の旅で良いじゃん。半年公認ニートも魅力的だったけど仕方無い」
という俺の主張も、鮮やかに却下された。
「確かに、施術前の君ならば勝ち目は1ミクロンもなかっただろうしかし、今では君が地球で唯一無二の最強生物だ。何も心配はいらないさ」
「でも……」
「君に搭載している検索機能で武術の項目をダウンロードしておきたまえ。あとはレムレス細胞珠が君にそれを馴染ませてくれる。ものの5分で如何なる武具も使いこなせる熟練の戦士になれるというわけだ」
「チートですねわかります。
そもそもこの世界で検索出来んのか?」
どうやら俺の不安は杞憂だったようで、転移以前の記録は圧縮されて保存されているらしく、必要な項目は解凍しておけばいいとのことだった。神絵師巡礼くらいなら問題なく出来そうで安心したでござるよwwwwww
体に馴染ませている間は動くことが困難になるというデメリットが発覚しつつも、心配そうに俺を見詰めるイヴと目が合った。
「かるら、だいじょうぶ?」
「おっふwwwだだ大じ丈夫ぶでござるよwwwヌゥカポォwwwwww拙者最強であるからしてwwwwwwフォカヌゥwwwwwwデュクシwwwwww」
「でゅくし」
俺をたどたどしい言葉遣いで真似てくるイヴたそは可愛い。全力キモヲタムーブかましてしまうのも仕方無いのである。
それにしてもこの子はいくつなのだろうか。見た目は高校生くらいだけど。
「唯我崎サンよ、イヴっていくつなの?」
「年齢、か……そうだな、初めてこの世に生を受けたのは5年前、2年間は普通に活動していたがその後は君と出会う以前の状態へ移行、再び意識を持って動き始めたのはほんの数時間前、肉体年齢は平均で16、7歳といったところか」
「つまりどういうことだってばよ?!」
「単純にこの世に誕生したのが5年前、という事だね。彼女は普通の人間とは違う」
「えぇ……幼女やん……」
ちなみにどうでもいいけど唯我崎は24になるんですって。すぐ忘れそう。
イヴの事情はいずれ詳しく知る機会があるかもしれないので、とりあえず今は体に馴染んだ技術を体験してみることにした。
「八極拳、截拳道、躰道、まぁこんなとこか」
発勁を使いこなす為の震脚や、截拳道の一方的に敵を攻め立てる連携攻撃、躰道のアクロバティックな奇襲技を組み合わせた無型の戦法を組み立てるのは楽しかった。
こっちが丸腰で、相手は大剣を使ってくる事が分かっているので、いかに翻弄し懐に入り込めるかが重要になってくる。
イメージトレーニングと、控え室の限られた空間でも、実際に体を動かして馴染ませておくのは良い判断だったのか、腹部に埋め込まれているというレムレス細胞珠が僅かに熱を帯びているのがわかった。
「予行演習とは感心だ。頑張ってくれたまえ」
「かるら、がんばれー」
「ふっ、この俺に任せておけ」
厨二病全開で無意味に包帯を締め直すと、案内に来た一般兵と思しき人物に着いていって修練場へ出た。
観覧席には城の兵士から使用人、勿論王様と大臣や妃様とか王子やら姫っぽい人達、謎のローブ集団の姿も見える。
空気は張り詰めており、中学の頃の球技大会のドッチボールでうっかり生き残ってしまい、相手の生き残りと望まない一騎打ちになってしまったあの緊張感を思い出した。特に何の賞品もないのに負けると無駄に不機嫌になる陽キャくん達の声援という名の脅しマジで怖かったですはい。
それはさておき、審判役のモブ兵が俺と副団長の間に立ち、声高に宣言をした。
「これより!勇者カルラ様とエルダー王国騎士団副団長、【リヒテンシュタイン】殿の模擬戦を行います!両者、位置にて構えッ!」
リヒテンシュタインだっておwwwwwwかっけぇーーーwwwwwwどんなゴリゴリのオッサンだろうなwwwwww等と思いつつ、身構えた。即座に踏み込みに移れる様、足は小さく前後に開いておき、手は脱力してある。
ゴツい鎧の副団長がゆっくりと大剣を抜き放ち下段に構えると同時に、外野から怒声を上げる大臣ちゃんが見えた。
「副団長ォオオオ!!負けたら騎士団は追放ですぞォオオオ!!!!」
「パワハラエグいてぇwwwww」
「……っ!!」
やる気を無理矢理ブーストさせられた副団長さんは、白銀に輝く大剣と鎧を軋ませて構え直す。
「試合開始!!」
審判役が叫ぶと同時に、副団長が踏み込みながら横薙ぎに大剣を振るう。武器の重量からは想像もつかない速度だが、猛禽類を凌駕する動体視力になっている俺の瞳にそれでは遅すぎた。
跳躍して副団長を飛び越えて背後を取ると、即座にリードパンチで背面へ打撃を加えた。
「残像だwww」
──バゴォオッ!!
「何……っ!」
金属製の鎧が、いとも簡単にひしゃげてしまった。副団長が振り向いて無理に応戦しようと態勢を崩しているその隙に懐へ潜り込み、追撃を叩き込む。
「纒絲勁ッ!!」
──バキィィッ!!
震脚で地面は僅かに罅割れ、回転を加えた掌底を相手の腹部に撃ち込んだ瞬間、重厚な鎧が軋みを上げながら副団長の足を地から離す。
想像の数倍吹き飛んでちょっと焦ってたが、地面に叩き付けられた副団長は直様立ち上がり、斬りかかってくるでもなく剣を構え直した。
「我、精霊の力を望みし者……」
遠くて聞こえ辛いが、そこで何やら呟き始めた。これは多分、詠唱ってやつですねわかります。
「面白い。見せてみろ」
夢にまで見たファンタジー現象に遭遇できるとなれば、敵に隙を見せるのもやぶさかでないwwww
副団長の詠唱に呼応するように、大剣にはこの世界の文字と思われるものが赤い光を帯びながら現れ、
「我がマナを喰らい火炎と成せ!【ファイアボール】!!」
赤い文字が大剣の鋒に集り、サッカーボール大の火球が形成され、観察する暇もなく放たれたそれは俺目掛けて一直線に飛来したわけだが、身を屈めて回避すると同時に再び敵との間合いを詰めた。
「魔法は初めて見たぞ。見事だ」
「ナメるなっ!!」
鋒に宿る魔法陣が今度は剣身に行き渡り、全体が赤熱し始める。一撃死ありそうですねこれは。
それにしてもさっきから鎧副団長から発せられる声が思ってたより高い。兜でくぐもっててよくわからんけど。
火炎を纏った斬撃を二度、三度と避けながら次の手を考えた。あの炎を何とかする為に、両腕の構造を変化させていく。
「せっかくだから面白いモノ見せてやるよ。お前の炎を氷に変えてやる」
「何を馬鹿な!」
俺の腕の内部は今、環状器官が形成されており、触れた熱をその器官で吸収し空気の振動エネルギーとして音に変換、熱を奪って冷気として放出する機構が造り上げられている。
掌を世界一硬いとされるクロカタゾウムシの甲殻に変質させ、大剣を白刃取りのように掴み、相手の動きを止める。
「熱音響冷却って言うらしいっすよ」
瞬間、副団長の大剣を覆っていた炎は氷に変わった。
掌底でそれを弾くと、流石は副団長というべきか、既に拳で応戦してきている。だが、
「はぁっ!」
「良い判断だ、感動的だな。だが無意味だ」
某ニーサンの名台詞を吐き捨てながら、頬を掠めた拳をいなして肉薄すると、間髪入れずに両掌を容赦なく叩き込んだ。
──バゴォォオッ!!!!
纒絲勁を撃ち込んだ時よりも更に力を込めた一撃は、その衝撃が波紋のように鎧全体に伝播し、咄嗟に構えられた大剣ごと一瞬にして粉々に砕けていく。
「がっ……はっ……!!」
生身に与える衝撃は想像も付かないが、中に着込んでいた帷子で重傷には至らなかったようだった。
そして、気を失ったリヒテンシュタイン殿のお顔は俺の予想通り、めっちゃ美人のお姉さんでした。
「君の試運転も兼ねて実戦形式の稼働に漕ぎ着けられたのは幸いだ、全く喜ばしい限りだね」
「ふざけんな勝てるわけないやんけwww」
「かるら、がんばれ」
そして現在、城の敷地内にある騎士団の修練場と呼ばれる場所の準備スペースにて文句を垂れている最中である。
「もうここは諦めてスタンダードな勇者の旅で良いじゃん。半年公認ニートも魅力的だったけど仕方無い」
という俺の主張も、鮮やかに却下された。
「確かに、施術前の君ならば勝ち目は1ミクロンもなかっただろうしかし、今では君が地球で唯一無二の最強生物だ。何も心配はいらないさ」
「でも……」
「君に搭載している検索機能で武術の項目をダウンロードしておきたまえ。あとはレムレス細胞珠が君にそれを馴染ませてくれる。ものの5分で如何なる武具も使いこなせる熟練の戦士になれるというわけだ」
「チートですねわかります。
そもそもこの世界で検索出来んのか?」
どうやら俺の不安は杞憂だったようで、転移以前の記録は圧縮されて保存されているらしく、必要な項目は解凍しておけばいいとのことだった。神絵師巡礼くらいなら問題なく出来そうで安心したでござるよwwwwww
体に馴染ませている間は動くことが困難になるというデメリットが発覚しつつも、心配そうに俺を見詰めるイヴと目が合った。
「かるら、だいじょうぶ?」
「おっふwwwだだ大じ丈夫ぶでござるよwwwヌゥカポォwwwwww拙者最強であるからしてwwwwwwフォカヌゥwwwwwwデュクシwwwwww」
「でゅくし」
俺をたどたどしい言葉遣いで真似てくるイヴたそは可愛い。全力キモヲタムーブかましてしまうのも仕方無いのである。
それにしてもこの子はいくつなのだろうか。見た目は高校生くらいだけど。
「唯我崎サンよ、イヴっていくつなの?」
「年齢、か……そうだな、初めてこの世に生を受けたのは5年前、2年間は普通に活動していたがその後は君と出会う以前の状態へ移行、再び意識を持って動き始めたのはほんの数時間前、肉体年齢は平均で16、7歳といったところか」
「つまりどういうことだってばよ?!」
「単純にこの世に誕生したのが5年前、という事だね。彼女は普通の人間とは違う」
「えぇ……幼女やん……」
ちなみにどうでもいいけど唯我崎は24になるんですって。すぐ忘れそう。
イヴの事情はいずれ詳しく知る機会があるかもしれないので、とりあえず今は体に馴染んだ技術を体験してみることにした。
「八極拳、截拳道、躰道、まぁこんなとこか」
発勁を使いこなす為の震脚や、截拳道の一方的に敵を攻め立てる連携攻撃、躰道のアクロバティックな奇襲技を組み合わせた無型の戦法を組み立てるのは楽しかった。
こっちが丸腰で、相手は大剣を使ってくる事が分かっているので、いかに翻弄し懐に入り込めるかが重要になってくる。
イメージトレーニングと、控え室の限られた空間でも、実際に体を動かして馴染ませておくのは良い判断だったのか、腹部に埋め込まれているというレムレス細胞珠が僅かに熱を帯びているのがわかった。
「予行演習とは感心だ。頑張ってくれたまえ」
「かるら、がんばれー」
「ふっ、この俺に任せておけ」
厨二病全開で無意味に包帯を締め直すと、案内に来た一般兵と思しき人物に着いていって修練場へ出た。
観覧席には城の兵士から使用人、勿論王様と大臣や妃様とか王子やら姫っぽい人達、謎のローブ集団の姿も見える。
空気は張り詰めており、中学の頃の球技大会のドッチボールでうっかり生き残ってしまい、相手の生き残りと望まない一騎打ちになってしまったあの緊張感を思い出した。特に何の賞品もないのに負けると無駄に不機嫌になる陽キャくん達の声援という名の脅しマジで怖かったですはい。
それはさておき、審判役のモブ兵が俺と副団長の間に立ち、声高に宣言をした。
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リヒテンシュタインだっておwwwwwwかっけぇーーーwwwwwwどんなゴリゴリのオッサンだろうなwwwwww等と思いつつ、身構えた。即座に踏み込みに移れる様、足は小さく前後に開いておき、手は脱力してある。
ゴツい鎧の副団長がゆっくりと大剣を抜き放ち下段に構えると同時に、外野から怒声を上げる大臣ちゃんが見えた。
「副団長ォオオオ!!負けたら騎士団は追放ですぞォオオオ!!!!」
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「……っ!!」
やる気を無理矢理ブーストさせられた副団長さんは、白銀に輝く大剣と鎧を軋ませて構え直す。
「試合開始!!」
審判役が叫ぶと同時に、副団長が踏み込みながら横薙ぎに大剣を振るう。武器の重量からは想像もつかない速度だが、猛禽類を凌駕する動体視力になっている俺の瞳にそれでは遅すぎた。
跳躍して副団長を飛び越えて背後を取ると、即座にリードパンチで背面へ打撃を加えた。
「残像だwww」
──バゴォオッ!!
「何……っ!」
金属製の鎧が、いとも簡単にひしゃげてしまった。副団長が振り向いて無理に応戦しようと態勢を崩しているその隙に懐へ潜り込み、追撃を叩き込む。
「纒絲勁ッ!!」
──バキィィッ!!
震脚で地面は僅かに罅割れ、回転を加えた掌底を相手の腹部に撃ち込んだ瞬間、重厚な鎧が軋みを上げながら副団長の足を地から離す。
想像の数倍吹き飛んでちょっと焦ってたが、地面に叩き付けられた副団長は直様立ち上がり、斬りかかってくるでもなく剣を構え直した。
「我、精霊の力を望みし者……」
遠くて聞こえ辛いが、そこで何やら呟き始めた。これは多分、詠唱ってやつですねわかります。
「面白い。見せてみろ」
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副団長の詠唱に呼応するように、大剣にはこの世界の文字と思われるものが赤い光を帯びながら現れ、
「我がマナを喰らい火炎と成せ!【ファイアボール】!!」
赤い文字が大剣の鋒に集り、サッカーボール大の火球が形成され、観察する暇もなく放たれたそれは俺目掛けて一直線に飛来したわけだが、身を屈めて回避すると同時に再び敵との間合いを詰めた。
「魔法は初めて見たぞ。見事だ」
「ナメるなっ!!」
鋒に宿る魔法陣が今度は剣身に行き渡り、全体が赤熱し始める。一撃死ありそうですねこれは。
それにしてもさっきから鎧副団長から発せられる声が思ってたより高い。兜でくぐもっててよくわからんけど。
火炎を纏った斬撃を二度、三度と避けながら次の手を考えた。あの炎を何とかする為に、両腕の構造を変化させていく。
「せっかくだから面白いモノ見せてやるよ。お前の炎を氷に変えてやる」
「何を馬鹿な!」
俺の腕の内部は今、環状器官が形成されており、触れた熱をその器官で吸収し空気の振動エネルギーとして音に変換、熱を奪って冷気として放出する機構が造り上げられている。
掌を世界一硬いとされるクロカタゾウムシの甲殻に変質させ、大剣を白刃取りのように掴み、相手の動きを止める。
「熱音響冷却って言うらしいっすよ」
瞬間、副団長の大剣を覆っていた炎は氷に変わった。
掌底でそれを弾くと、流石は副団長というべきか、既に拳で応戦してきている。だが、
「はぁっ!」
「良い判断だ、感動的だな。だが無意味だ」
某ニーサンの名台詞を吐き捨てながら、頬を掠めた拳をいなして肉薄すると、間髪入れずに両掌を容赦なく叩き込んだ。
──バゴォォオッ!!!!
纒絲勁を撃ち込んだ時よりも更に力を込めた一撃は、その衝撃が波紋のように鎧全体に伝播し、咄嗟に構えられた大剣ごと一瞬にして粉々に砕けていく。
「がっ……はっ……!!」
生身に与える衝撃は想像も付かないが、中に着込んでいた帷子で重傷には至らなかったようだった。
そして、気を失ったリヒテンシュタイン殿のお顔は俺の予想通り、めっちゃ美人のお姉さんでした。
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