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プロロロローグ

時空の裂け目クパァwww

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ともあれ検索エンジン搭載については素直に感謝した。今日初めて焼きそばマンに純粋に感謝したところで、円柱形装置の中のホワイト美少女イヴたんに動きが現れた。

「ほう、やはり私の睨んだ通りだったようだ」

「これは……!」

装置内の培養液みたいなやつが俺の血で紅く染まる中、彼女の体の輪郭が同色の淡い光を帯び始めた。幻想的で、それでいて仄かな恐怖を感じるその光景に、目を奪われてしまった。

そんな俺の隣で、焼きそば博士はくつくつと喉を鳴らして笑い始める。

「はははっ、そうかやはり、成程……ふふっ!私の仮説は間違って居なかったのだ!」

「どうしたん?話聞こか?」

何か様子が可笑しかったので、黒髪マッシュ出会厨のモノマネをしながら訊ねてみたものの拒否。

「君に言っても理解できるものか……それよりも、あそこの棚にある箱を今すぐここへ集めてくれたまえ」

替わりに意味わからん要求をされたと思えば、俺は床に起きた異変に息を呑んだ。
装置を中心に、謎の魔法陣が浮かび上がっているのだ。まるで彼女の拍動に呼応するかのように、弱く明滅を繰返している。

「もしかしてこれwwwwww召喚魔法ってやつなんじゃwwwwww」

「あまり時間は無さそうだから手早く頼むよ」

「ふん、俺に命令するとは、身の程を知れ。けどもwwwみなぎってきたwwww」

もしこれがそうだとするなら、陣にある物は纏めて転移する可能性が高い。それを見越しての指示だったのだろう。
中身はともかく、文明の利器の類なら持っていても損はなさそうだし、俺は手当り次第に陣へ荷物を投げ込んでいく。

「イヴの様子も記録しておかなくては。あぁ忙しくなりそうだっ」

「随分と楽しそうだな、マッドサイエンティストメーンwww」

そんなやり取りを繰り広げていると、純白全裸美少女が奇妙な言葉を発し始めた。バグってノイズがかかったような、ぶつ切りの言葉だ。

「世……カイ # つなぐ 巫:こノ  名に  O1テ せ 界 をワタri.  yy²勇しャ  来kタtれ、キ t レ」

「なにこれこわい」

「カルラくん、君には感謝しているよ」

「はぁーーーー?!?アンタバカァ?!ホラーでしかないだろこんな状況wwwwww」

思わず惣流なアスカのラングレー的な返しをした直後、俺達の視界はホワイト全裸シャイニング美少女の全力発光によって白く塗り潰されてしまった。
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