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プロロロローグ
手術室に運ばれるの怖すぎ
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無駄に緊張感を持たせて場の空気を張り詰めさせる事に成功した俺は、ドヤ顔で端のソファに足を組んで腰掛けた。
「ははっ、そう怒るな【邪龍】よ。ほんの挨拶じゃないか」
今日は手の包帯が綺麗に巻けているので、またしても無意味に意味ありげに暗黒微笑を湛えながら一人芝居もお見舞いしてやる。
一人が吹き出しそうになっているのを満足気に一瞥すると、突然部屋の扉が開け放たれた。
「おはよう諸君。今日は集まってくれてありがとう」
入ってきたのは、ボサボサの茶髪に、ハーフパンツにアロハシャツ、その上に白衣を羽織った痩身の男。頭は焼きそばみたいだし胡散臭さ選手権に出たら確実に一位だろうな。
「早速で悪いがいくつか質問に答えてもらおうかでは、右から」
矢継ぎ早に話すと、個人にいくつか他愛もない質問を投げ続ける焼きそば博士。その質問と治験が関係あるとは思えない内容だった。
こいつやる気あんのかwwwwwwまぁ俺としては治験なんかやりたくないし落として貰うためにふざけることにしたwwwwww
「最後の君へ質問だ。体力に自身はあるかい?」
「ある……と言……ッ、くっ!静まれっ!!ぐぁああっ!!」
「……大丈夫かい?」
「気にするな……ッ、ははっ!こいつは暴れん坊でね……!!」
迫真の演技で眼帯を抑え、苦しむ演技に熱を入れた。こんなヤベー奴採用するわけないべwwwwwwさっさと落として帰らしてくれないかなwwwwww
「お前を今ッ!!解放するわけには……、いかないんだァッ!!うぉぉおおwwwwwwwwwwww」
ダメ押しとばかりに海老反りになりながら、右手で眼帯を抑え、左手で右手を抑える俺。他の参加者が耐えきれなくなって笑い始めたのを合図に、俺は気絶するフリでトドメを刺した。
これで採用は絶対無いだろ。
だが、その期待は直後に発せられた焼きそば博士によって打ち砕かれたのだった。
「興味深いね君。治療も兼ねて採用してあげるよ」
…………え????
何、え、なんで?ただの厨二病だよ??治療法なんてあるわけが……。
「そういう訳で君達は済まないが帰ってくれたまえ」
「いや、あの、すみませんふざけただけなんです。全然病気とかじゃないんで、あの、採用は他の人に……」
「いや私は君を気に入ったよ。是非採用されてくれたまえさぁ、まずは血液検査からだ」
なにこの無駄な行動力と決断の速さwwwwwwホモかよwwwwww
強引な流れで採用された俺は、ホモ焼きそば博士の監視付で女性職員のいい匂いがするお姉さん達に血液検査から心電図、レントゲン、触診等をされて不覚にも、下品なんですがその……ふふ、勃起しちゃいましてね(吉良吉影並感)というハプニングもありつつ、現在ストレッチャーで手術室に連行されております。
どうしてこうなった。
「治験って手術とかあるの?!ないよね?!怖い怖いめっちゃ怖い!!」
「安心したまえ。ところでカルラくんに質問なんだが君は改造人間やサイボーグについてどう思う?」
「一ミリも安心できませんけどwwwwwwそれについてはカッコイイんじゃないですかね知らんけどwwwwww」
「そうか、ならば良かった」
「え、何が良かっ……」
言葉を発する前に、意識が朦朧とし始めた。まさか俺の傍らで無言を貫いているこの黒髪エロナースさんが、密かに麻酔を打っていたとは夢にも思わず、驚きと恐怖に苛まれた。
「君は最高のモルモットになれるよ」
「ど、この……ゲーム会社、社長だ……」
俺は最後に振り絞ったその言葉を最後に、意識を手放してしまった。
まさか俺が宝生永夢ゥ!されるとは思わなかったぜ……。
「ははっ、そう怒るな【邪龍】よ。ほんの挨拶じゃないか」
今日は手の包帯が綺麗に巻けているので、またしても無意味に意味ありげに暗黒微笑を湛えながら一人芝居もお見舞いしてやる。
一人が吹き出しそうになっているのを満足気に一瞥すると、突然部屋の扉が開け放たれた。
「おはよう諸君。今日は集まってくれてありがとう」
入ってきたのは、ボサボサの茶髪に、ハーフパンツにアロハシャツ、その上に白衣を羽織った痩身の男。頭は焼きそばみたいだし胡散臭さ選手権に出たら確実に一位だろうな。
「早速で悪いがいくつか質問に答えてもらおうかでは、右から」
矢継ぎ早に話すと、個人にいくつか他愛もない質問を投げ続ける焼きそば博士。その質問と治験が関係あるとは思えない内容だった。
こいつやる気あんのかwwwwwwまぁ俺としては治験なんかやりたくないし落として貰うためにふざけることにしたwwwwww
「最後の君へ質問だ。体力に自身はあるかい?」
「ある……と言……ッ、くっ!静まれっ!!ぐぁああっ!!」
「……大丈夫かい?」
「気にするな……ッ、ははっ!こいつは暴れん坊でね……!!」
迫真の演技で眼帯を抑え、苦しむ演技に熱を入れた。こんなヤベー奴採用するわけないべwwwwwwさっさと落として帰らしてくれないかなwwwwww
「お前を今ッ!!解放するわけには……、いかないんだァッ!!うぉぉおおwwwwwwwwwwww」
ダメ押しとばかりに海老反りになりながら、右手で眼帯を抑え、左手で右手を抑える俺。他の参加者が耐えきれなくなって笑い始めたのを合図に、俺は気絶するフリでトドメを刺した。
これで採用は絶対無いだろ。
だが、その期待は直後に発せられた焼きそば博士によって打ち砕かれたのだった。
「興味深いね君。治療も兼ねて採用してあげるよ」
…………え????
何、え、なんで?ただの厨二病だよ??治療法なんてあるわけが……。
「そういう訳で君達は済まないが帰ってくれたまえ」
「いや、あの、すみませんふざけただけなんです。全然病気とかじゃないんで、あの、採用は他の人に……」
「いや私は君を気に入ったよ。是非採用されてくれたまえさぁ、まずは血液検査からだ」
なにこの無駄な行動力と決断の速さwwwwwwホモかよwwwwww
強引な流れで採用された俺は、ホモ焼きそば博士の監視付で女性職員のいい匂いがするお姉さん達に血液検査から心電図、レントゲン、触診等をされて不覚にも、下品なんですがその……ふふ、勃起しちゃいましてね(吉良吉影並感)というハプニングもありつつ、現在ストレッチャーで手術室に連行されております。
どうしてこうなった。
「治験って手術とかあるの?!ないよね?!怖い怖いめっちゃ怖い!!」
「安心したまえ。ところでカルラくんに質問なんだが君は改造人間やサイボーグについてどう思う?」
「一ミリも安心できませんけどwwwwwwそれについてはカッコイイんじゃないですかね知らんけどwwwwww」
「そうか、ならば良かった」
「え、何が良かっ……」
言葉を発する前に、意識が朦朧とし始めた。まさか俺の傍らで無言を貫いているこの黒髪エロナースさんが、密かに麻酔を打っていたとは夢にも思わず、驚きと恐怖に苛まれた。
「君は最高のモルモットになれるよ」
「ど、この……ゲーム会社、社長だ……」
俺は最後に振り絞ったその言葉を最後に、意識を手放してしまった。
まさか俺が宝生永夢ゥ!されるとは思わなかったぜ……。
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