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第2章
第3話 噂
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かつてこの大陸は数十年に渡り度重なる戦火に覆われていた。しかし、帝国軍と連合国軍の戦争、通称『レギンドの大戦』にて帝国軍側が勝利したことにより戦火は縮小の一途を辿ることとなる。
大陸の中で最も巨大で繁栄した帝国、『オズガルド帝国』の統治により各国間での戦争行為は半強制的な条約の締結により禁じられた。これによりそれまで続いてきた争いが激減し、それは同時に戦争稼業の終結をも意味していた。
武器やそれに基づく部品の製造、調達は全て帝国の管理下に置かれ、武器の所持にも制限設けることで各国は帝国に逆らう牙を抜かれた。一見して横暴な取り決めであったが、それは戦争が起きる度に危険に晒されていた国民達からすれば願っても無い事であり、帝国側の勝利により多くの民は平和な日常を手にすることが出来たのもまた事実である。
しかし、その平和によって路頭に迷ってしまう者も多く存在し、中でも傭兵はその影響が顕著であった。
「おい!新入り!まだ磨き終わらねぇのか!」
狭くかび臭い倉庫の中で初老の男の野太い怒声が轟いた。
「へいへい、すんません。あと半分で……」
怒鳴られた赤髪の若者は、剽軽な表情で鎧の胸当てをせっせと布切れで磨く素振りを見せる。
「このウスノロ!そんな調子じゃ日が暮れちまうぞ!遅れたら飯抜きだからな!」
そう吐き捨て勢い良く扉を閉めていく上司の見えぬ背に、若者は思い切り舌を突き出した。
若者の名はロバート。レッドデビルと畏怖された伝説の傭兵の古くからの友であり、名の上に『閃光』と冠を抱く程の剣の使い手である。
……が、今ではオスガルド第三帝国の中にある軍。その中でも一番下の組織の小間使いに成り下がっていた。
戦争が終結し職にあぶれた傭兵達は各々が別の道を歩み出した。田舎に帰る者やギルドから依頼されるクエストをこなし生計を立てる者。ロバートのように帝国の軍に入る者も多い。
が、如何に傭兵という立場であったとは言え過去幾度と無く帝国に刃を向けてきた経歴がある為、今は「スワン」という偽名を使っている。頭髪もトレードマークだった爽やかな黄金色から安っぽい赤色に染めていた。
「はぁ~……。ったく、なんで俺がこんな事を……」
かつては戦場を駆け巡り数多の死地を乗り越え活躍してきたロバートも、戦争が無くなってしまえばその磨いた剣の腕も形無しであった。
一応、彼の配属された組織は帝国の領地内に入り込んだ魔物を排除し帝国の治安を守るのが仕事なのだが、基本的に彼らが出張る前に城壁に配属された監視役の魔法使いが早急に仕留めてしまう為出番など有りはしない。
結局彼らのすることと言えば形だけの訓練と街中の見回り。有っても無くても誰も困らず、無駄に税金が投入された組織なのである。
今日も今日とて、扉の外からは酒盛りをしている先輩達の下品な笑い声が耳に飛び込んでくる。
「はぁ~……。平和ってのも、考えもんだねぇ……」
たいして汚れていなければ傷んでもいない鎧を適当に磨きながらロバートはレギンドの大戦に想いを馳せていた。
あの頃は最高だった。みんなが懸命に生きていた。必死に明日を掴もうとがむしゃらだった。そんな、熱に侵され酔い狂っていたあの輝かしい時代を懐かしんだ。
「おい!スワン!酒が無くなりそうだからひとっ走りして買ってこい!」
そんな郷愁を髭面の上司が遮った。ロバートは鎧を磨く手を止め立ち上がると上司の前に手を差し出す。
「あん?なんだそりゃ?」
「酒代をいただきたいんすけど」
「んなもんあるか!お前の金で買ってくるんだよ!」
「いや、僕まだ給料が出てなくてお金が……」
「あぁ!?んなもん、その腰にぶら下がったガラクタでも売っ払って金つくりゃいいだろ!今時そんなもんあったところで何にも役に立たねぇんだからなぁ!」
ロバートの腰に刺さった剣を下卑た笑みを浮かべて指差す。この剣は軍から支給される鈍(なまくら)などではなく、彼の愛剣であり苦楽を共にしてきた相棒である。その相棒を露骨にけなされロバートの表情が強張った。
「なんだその顔は……。俺に逆らおうってのか?」
次、次何か一言でも暴言を吐かれればこの男を瞬きもせぬ内に細切れの肉塊にしてしまっていただろう。
しかし、それはとある男の登場で事無きを得た。
「ま、待ってください!お金は僕が出しますので……!」
「ああ?ジメドか……。それなら良いんだ。オラ、さっさと買ってこい!」
茶色い天然パーマに丸眼鏡を掛けたジメドと呼ばれる細身の青年は、ロバートを手招きしその場から離脱させた。ジメドはロバートよりも三か月ほど先輩であるがその立場はロバートと大差無く、彼も上司らのいい召使にされてしまっていた。
結局荷物持ちをするという理由でジメドも買い出しに着いてくることとなり、樽一つ分の酒を購入したのだが非力なジメドでは何の役にも立たず、結局ロバート一人で担いで持って帰ることになった。
「先輩、お金なんて出す必要無いっすよ。何なら上に報告して……」
「いやいや!ダメだよスワン君!そんなことをすれば僕らはここをクビになってしまう!上司のそのまた上司も結局はグルなんだ。僕らごときが何を言っても握り潰されて終わるだけなんだよ……」
周りに聞かれないよう小声で話すジメドに対し、ロバートはわざとらしく大きな溜息を漏らした。
「何ともまぁ、腐ってますなぁ帝国の組織も。すっかり平和ボケしちまってるんじゃないっすかねぇ」
「ここここ声が大きいよ!スワン君!憲兵に見つかったらどうなるか……」
幸い近くに憲兵は居らず、彼の声は周囲の喧騒に掻き消され大事にはならなかった。が、もし仮に今の発言を憲兵に聞かれていたら即逮捕である。帝国批判は時に重罪を科せられることも少なくない。
「随分と窮屈っすねぇ……。これならまだ戦争してた時の方がマシでしたよ」
「あぁ……。そう言えばキミは昔傭兵をしてたんだったね」
「ん……。まぁ。と言ってもいつも後ろで怯えてただけっすけどね~」
「いやいや、それでも凄いよ。本当は僕も傭兵になりたかったんだけど、この身体じゃね……」
ジメドの身体はまるで女子のように華奢であり、性格も気弱で行動力も無い。お世辞にも戦いに向いてるとは言えない。仕事の無い今の組織だからこそクビにならずに済んでいるのだろう。
そんな、戦争とは大きくかけ離れた男が傭兵になりたかったと口から零したことにロバートは目を丸くした。
「傭兵になりたかったんすか?そりゃまた何で?」
「ほ、誉められた話じゃないんだけどさ、その、憧れてたんだよね。あの伝説の傭兵に……」
「ジ……。レッドデビルにっすか?」
「そ、そうなんだよ。僕もさ、あんな強い男になってみたかったんだよね。……まぁ、無理だったんだけどさ……」
恥ずかしそうに頬を掻くジメド。
彼のようにレッドデビルに憧れる人間も少なくは無い。圧倒的な強さは恐怖と同時に憧れさえ抱かせてしまうことも多く、彼の噂が流れ始めてから傭兵を志願する者が増加したという。そしてロバートは懐かしい名前を聞いて仄かな笑みを浮かべていた。
「あ~。レッドデビルかぁ。そういや何回か同じ部隊で仕事したことがありましたねぇ。確かにアイツは馬鹿みたいに強かったっすけど……。傭兵稼業もすっかり廃れたこの時代、なにやってんでしょうねぇ……」
「それなんだけどさ、噂ではレッドデビルはとんでもない高値の奴隷を購入して彼の屋敷に住まわせてるらしいよ?それはもう、この世に二人と居ない絶世の美女だとか……」
「ナニ!?アイツ、マジでやりやがったのか!?」
「え?え!?」
突然の大声に通行人は足を止め何事かと視線を向ける。ジメドは危うく尻もちをつくところであった。本能的に叫んでしまったロバートは我に返ると咳ばらいを一つ。適当な笑みを浮かべその場の空気を誤魔化す。
「あぁ、いや、なんかいつかはそういうことするんじゃないかなぁって思ってたんすよ~。なんせあのレッドデビルっすからね。女も思いのままなんだろうなぁ」
「はは、だ、だろうね。全く、羨ましい限りだよ。でもさ、更にこれも噂なんだけど……。その奴隷、実はここの、オズガルド第三帝国のソリア皇子が狙っていた奴隷らしくってね……。横取りされたとかなんとかで皇子がかなりご立腹らしいんだよね。変な事にならないと良いんだけど……」
そこから先のジメドの言葉は全く耳に入ってこなかった。帰路を辿りながらロバートは心の奥に沸き立つ興奮に胸を高鳴らせていた。
(何だ、ジルの奴、本当にあの夢を叶えるつもりなんだな……。にしても、ソリア皇子がねぇ……。こりゃあ、面白い事になりそうだな!)
腰に携えた愛剣が身体の動きに合わせ嬉しそうに鳴っていた。
その後、酒を持って帰ったのだが結局酒代はもらえず、ロバートが単身上層部に訴えかけたのだが、その翌日から彼の食事は朝を除いて一か月の間没収となってしまったのであった……。
大陸の中で最も巨大で繁栄した帝国、『オズガルド帝国』の統治により各国間での戦争行為は半強制的な条約の締結により禁じられた。これによりそれまで続いてきた争いが激減し、それは同時に戦争稼業の終結をも意味していた。
武器やそれに基づく部品の製造、調達は全て帝国の管理下に置かれ、武器の所持にも制限設けることで各国は帝国に逆らう牙を抜かれた。一見して横暴な取り決めであったが、それは戦争が起きる度に危険に晒されていた国民達からすれば願っても無い事であり、帝国側の勝利により多くの民は平和な日常を手にすることが出来たのもまた事実である。
しかし、その平和によって路頭に迷ってしまう者も多く存在し、中でも傭兵はその影響が顕著であった。
「おい!新入り!まだ磨き終わらねぇのか!」
狭くかび臭い倉庫の中で初老の男の野太い怒声が轟いた。
「へいへい、すんません。あと半分で……」
怒鳴られた赤髪の若者は、剽軽な表情で鎧の胸当てをせっせと布切れで磨く素振りを見せる。
「このウスノロ!そんな調子じゃ日が暮れちまうぞ!遅れたら飯抜きだからな!」
そう吐き捨て勢い良く扉を閉めていく上司の見えぬ背に、若者は思い切り舌を突き出した。
若者の名はロバート。レッドデビルと畏怖された伝説の傭兵の古くからの友であり、名の上に『閃光』と冠を抱く程の剣の使い手である。
……が、今ではオスガルド第三帝国の中にある軍。その中でも一番下の組織の小間使いに成り下がっていた。
戦争が終結し職にあぶれた傭兵達は各々が別の道を歩み出した。田舎に帰る者やギルドから依頼されるクエストをこなし生計を立てる者。ロバートのように帝国の軍に入る者も多い。
が、如何に傭兵という立場であったとは言え過去幾度と無く帝国に刃を向けてきた経歴がある為、今は「スワン」という偽名を使っている。頭髪もトレードマークだった爽やかな黄金色から安っぽい赤色に染めていた。
「はぁ~……。ったく、なんで俺がこんな事を……」
かつては戦場を駆け巡り数多の死地を乗り越え活躍してきたロバートも、戦争が無くなってしまえばその磨いた剣の腕も形無しであった。
一応、彼の配属された組織は帝国の領地内に入り込んだ魔物を排除し帝国の治安を守るのが仕事なのだが、基本的に彼らが出張る前に城壁に配属された監視役の魔法使いが早急に仕留めてしまう為出番など有りはしない。
結局彼らのすることと言えば形だけの訓練と街中の見回り。有っても無くても誰も困らず、無駄に税金が投入された組織なのである。
今日も今日とて、扉の外からは酒盛りをしている先輩達の下品な笑い声が耳に飛び込んでくる。
「はぁ~……。平和ってのも、考えもんだねぇ……」
たいして汚れていなければ傷んでもいない鎧を適当に磨きながらロバートはレギンドの大戦に想いを馳せていた。
あの頃は最高だった。みんなが懸命に生きていた。必死に明日を掴もうとがむしゃらだった。そんな、熱に侵され酔い狂っていたあの輝かしい時代を懐かしんだ。
「おい!スワン!酒が無くなりそうだからひとっ走りして買ってこい!」
そんな郷愁を髭面の上司が遮った。ロバートは鎧を磨く手を止め立ち上がると上司の前に手を差し出す。
「あん?なんだそりゃ?」
「酒代をいただきたいんすけど」
「んなもんあるか!お前の金で買ってくるんだよ!」
「いや、僕まだ給料が出てなくてお金が……」
「あぁ!?んなもん、その腰にぶら下がったガラクタでも売っ払って金つくりゃいいだろ!今時そんなもんあったところで何にも役に立たねぇんだからなぁ!」
ロバートの腰に刺さった剣を下卑た笑みを浮かべて指差す。この剣は軍から支給される鈍(なまくら)などではなく、彼の愛剣であり苦楽を共にしてきた相棒である。その相棒を露骨にけなされロバートの表情が強張った。
「なんだその顔は……。俺に逆らおうってのか?」
次、次何か一言でも暴言を吐かれればこの男を瞬きもせぬ内に細切れの肉塊にしてしまっていただろう。
しかし、それはとある男の登場で事無きを得た。
「ま、待ってください!お金は僕が出しますので……!」
「ああ?ジメドか……。それなら良いんだ。オラ、さっさと買ってこい!」
茶色い天然パーマに丸眼鏡を掛けたジメドと呼ばれる細身の青年は、ロバートを手招きしその場から離脱させた。ジメドはロバートよりも三か月ほど先輩であるがその立場はロバートと大差無く、彼も上司らのいい召使にされてしまっていた。
結局荷物持ちをするという理由でジメドも買い出しに着いてくることとなり、樽一つ分の酒を購入したのだが非力なジメドでは何の役にも立たず、結局ロバート一人で担いで持って帰ることになった。
「先輩、お金なんて出す必要無いっすよ。何なら上に報告して……」
「いやいや!ダメだよスワン君!そんなことをすれば僕らはここをクビになってしまう!上司のそのまた上司も結局はグルなんだ。僕らごときが何を言っても握り潰されて終わるだけなんだよ……」
周りに聞かれないよう小声で話すジメドに対し、ロバートはわざとらしく大きな溜息を漏らした。
「何ともまぁ、腐ってますなぁ帝国の組織も。すっかり平和ボケしちまってるんじゃないっすかねぇ」
「ここここ声が大きいよ!スワン君!憲兵に見つかったらどうなるか……」
幸い近くに憲兵は居らず、彼の声は周囲の喧騒に掻き消され大事にはならなかった。が、もし仮に今の発言を憲兵に聞かれていたら即逮捕である。帝国批判は時に重罪を科せられることも少なくない。
「随分と窮屈っすねぇ……。これならまだ戦争してた時の方がマシでしたよ」
「あぁ……。そう言えばキミは昔傭兵をしてたんだったね」
「ん……。まぁ。と言ってもいつも後ろで怯えてただけっすけどね~」
「いやいや、それでも凄いよ。本当は僕も傭兵になりたかったんだけど、この身体じゃね……」
ジメドの身体はまるで女子のように華奢であり、性格も気弱で行動力も無い。お世辞にも戦いに向いてるとは言えない。仕事の無い今の組織だからこそクビにならずに済んでいるのだろう。
そんな、戦争とは大きくかけ離れた男が傭兵になりたかったと口から零したことにロバートは目を丸くした。
「傭兵になりたかったんすか?そりゃまた何で?」
「ほ、誉められた話じゃないんだけどさ、その、憧れてたんだよね。あの伝説の傭兵に……」
「ジ……。レッドデビルにっすか?」
「そ、そうなんだよ。僕もさ、あんな強い男になってみたかったんだよね。……まぁ、無理だったんだけどさ……」
恥ずかしそうに頬を掻くジメド。
彼のようにレッドデビルに憧れる人間も少なくは無い。圧倒的な強さは恐怖と同時に憧れさえ抱かせてしまうことも多く、彼の噂が流れ始めてから傭兵を志願する者が増加したという。そしてロバートは懐かしい名前を聞いて仄かな笑みを浮かべていた。
「あ~。レッドデビルかぁ。そういや何回か同じ部隊で仕事したことがありましたねぇ。確かにアイツは馬鹿みたいに強かったっすけど……。傭兵稼業もすっかり廃れたこの時代、なにやってんでしょうねぇ……」
「それなんだけどさ、噂ではレッドデビルはとんでもない高値の奴隷を購入して彼の屋敷に住まわせてるらしいよ?それはもう、この世に二人と居ない絶世の美女だとか……」
「ナニ!?アイツ、マジでやりやがったのか!?」
「え?え!?」
突然の大声に通行人は足を止め何事かと視線を向ける。ジメドは危うく尻もちをつくところであった。本能的に叫んでしまったロバートは我に返ると咳ばらいを一つ。適当な笑みを浮かべその場の空気を誤魔化す。
「あぁ、いや、なんかいつかはそういうことするんじゃないかなぁって思ってたんすよ~。なんせあのレッドデビルっすからね。女も思いのままなんだろうなぁ」
「はは、だ、だろうね。全く、羨ましい限りだよ。でもさ、更にこれも噂なんだけど……。その奴隷、実はここの、オズガルド第三帝国のソリア皇子が狙っていた奴隷らしくってね……。横取りされたとかなんとかで皇子がかなりご立腹らしいんだよね。変な事にならないと良いんだけど……」
そこから先のジメドの言葉は全く耳に入ってこなかった。帰路を辿りながらロバートは心の奥に沸き立つ興奮に胸を高鳴らせていた。
(何だ、ジルの奴、本当にあの夢を叶えるつもりなんだな……。にしても、ソリア皇子がねぇ……。こりゃあ、面白い事になりそうだな!)
腰に携えた愛剣が身体の動きに合わせ嬉しそうに鳴っていた。
その後、酒を持って帰ったのだが結局酒代はもらえず、ロバートが単身上層部に訴えかけたのだが、その翌日から彼の食事は朝を除いて一か月の間没収となってしまったのであった……。
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