226 / 231
第224話 マリ最後の抵抗
しおりを挟む
時を少し戻し、マリが精神の部屋でルミニスと対峙した所から物語は始まる。
真っ黒な部屋でマリは襲い掛かるルミニスから全力で走って逃げていた。
『ちょっ?! ねぇ、あんな迎え撃つみたいな事言っておいて恥ずかしく無いの?!』
「へへーん! 恥ずかしくなんてありませーん! こちとら、何の力も無い少女ですから! アンタみたいな化け物と戦える訳無いでしょー!」
暗闇の部屋をマリは躊躇いなく全力疾走で逃げ惑う。
ルミニスはまだ女王殺しの影響からか、ふらつきながらも空中を飛びマリを追い掛けていた。
『待ちなさいよ! 逃げるな卑怯者ーーー!』
「聞こえませーーーん! 人の身体乗っ取るような奴の話なんか聞くもんですかー!」
マリも無理をしたせいで、既に精神体はボロボロだ。 それでも、今は時間が必要なのは明白である。
ほんの少しでも時間を稼げば、ヨハネ達が本体のルミニスを倒してくれるかもしれない。 そうすれば、ジャックやファースト達がマリに傷付けられる事は無いのだ。
暫く走り回った後、遂に壁に当たってしまった。
無限にも思えた真っ暗な部屋は、どうやら終わりがあったようだ。
「そんな……。 仕方ない……ここまでか」
マリが振り返ると、鬼の形相をしたルミニスがマリを追い掛け直ぐ目の前までやって来ていた。
『うううっぷ! 気持ち悪い……はぁはぁ……あははぁ、でも鬼ごっこは終わりみたいねぇぇ。 マリぃぃ~……うっぷ!』
未だに酔いがルミニスを襲っているのか、今にも吐きそうだ。
「あらら~、もしかしてお酒初めてだった? 分かるよ、私も初めてお酒飲んだ時は糞な上司に無理矢理飲まされた時だったからな~。 うんうん、懐かしい」
『へ、へぇ、貴女も色々大変だったのねぇ。 うっぷ、まぁこれでお終いだから、もうそんな思い出も忘れれるわよぉぉ~! 死になさいマリぃぃぃ! うっぷ?!』
ルミニスの背後からドス黒い触手が槍のようにマリを襲ったが、既の所で狙いが狂いマリの後ろの壁に当たった。
そして、マリの背後の壁が突如として消える。
「うわっ?! いてて……あ、此処はもう一人の私の部屋!」
其処は、もう一人のマリが閉じ込められていた真っ白な部屋だった。
マリは急いでその部屋に逃げ込む。
『はぁ? 何よぉ……この部屋ぁ。 うっ?! 頭が……うぅぅぅ、気持ち悪い! 気持ち悪い!!』
マリを追って入って来たルミニスが突如として苦しみ出し、触手で部屋にある家具を破壊し始める。
そして、机の上にあった日記もルミニスの触手が粉々にしようとしたその時。
「それはダメ!!」
日記を守ろうと飛び出したマリは、拾い上げた日記を抱きしめそのまま壁へと叩きつけられた。
「きゃぁっ!」
『あはぁ? あははははは! 何やってんのよぉ、マリぃぃ。 馬鹿なのぉ? それとも、その本がそんなに大切なのかしらぁぁ? あ? 身体が……動か……?』
倒れるマリに近付いていたルミニスは、とどめを刺そうとした所で身体が動かなくなり戸惑った。
『な、何よコれ?!「ちょっと聞こえる?! 私! さっさと起きろ! 起きなさい!!」あが?! ま、まさか、吸収したマリ!?』
そして、ルミニスの影から真っ黒な人影が現れルミニスを羽交い絞めにする。
「うっ……あ、もう1人の……私?」
『うがぁぁ! 離しなさぁぁぁい! 離せぇぇぇ!「離すわけ無いでしょ! この蝿みたいな羽虫が! ほら、さっさと立ち上がって! きゃぁっ!?」 ぬぁぁぁぁぁ! あはぁ……邪魔ばっかりしてぇ』
倒れるマリが必死に立とうとする中、人影のマリはルミニスから引き剥がされ触手で首を締め上げられた。
「や、やめて……もう1人の私に、手を出すな! ルミニス!」
『あはははは! お前が立ち上がった所で何が出来る? もぉ遅っ?! くっ! はぁ? 今度は何よぉ!!』
人影のマリを殺そうとした瞬間、今度はルミニスと同じ姿をした小さな妖精の人影がルミニスの触手を払った。
「まさか、ティナ?! ティナなの!?」
マリの問い掛けに、妖精の人影は答えない。 それでも、ルミニスと対峙している所をみるに味方なのだろう。
「かはっ! はぁはぁ……もう1人の私! 長くは保たない。 何か時間を稼げる手を考えなさいよ!」
人影のマリは再度ルミニスへと飛びかかった。 そして、妖精の人影も応じるように触手を捕まえる。
『ぬぅぅぅぅ! ティナぁぁぁ! 何でアンタがいるのよぉぉぉ! 止めろぉぉぉ! 離せぇぇ』
マリは必死に考える。
何が効果的か。
ルミニスの動きを止める何か。
「あ! そうだ! 2人共、少しだけ待ってて!!」
マリは何かを思いつき、躊躇わずに窓から身を投げた。
◆◇◆
「ぷはぁっ! セカンド居る!? お願いしたいことがあるの!」
マリが身体の主導権を再び握ると、身体は鎖で雁字搦めにされていた。
「マリ様!? どうされましたか!」
セカンドが顔を覗かせ、マリは急いで用件を伝える。
「セカンドは毒に詳しいのよね。 さっき私に飲ませた女王殺しを更にキツく出来る? お酒って毒にもなるし、セカンドにしかお願いできないの! この身体が当分再起不能になるぐらいきっっっついの飲ませて、じゃないとルミニスを止め」
言い切る前にマリの意識は途絶え、セカンドは直ぐに調合を始めた。
そして、自身のブレンドした調合薬を女王殺しに混ぜると明らかに人体に有害そうな色に変わる。
「セカンド!? 本当にコレをマリ様に飲ませるの?!」
「急がないとルミニスを止めれないようですから。 いきます!!」
説明をセカンドから聞いたファーストが戸惑うが、セカンドは無理矢理マリの口に瓶を突っ込んだ。
「うわぁぁぁー! ちょっと、ジャックさんが帰ってからの方が良かったんじゃないの?!」
「もう遅いわ。 後はマリ様にお任せするしか無いのよ」
意識の無いマリは、口に突っ込まれた瓶の中身を美味しそうに飲み干した。
◆◇◆
「きゃっ! うぐぅっ!!」
精神の部屋に戻ったと同時にマリはルミニスの触手に捕まり叩き付けられていた。
『お帰りなさいお馬鹿さん! あははは! 邪魔者共は消し去ってやったわよ! これで、今度こそ本当にお終いね……マリぃぃぃぃ!』
ゆっくりと近付くルミニスに対し、マリは笑った。
「ふふ……ルミニス」
『んんん? なぁに? 恐怖でおかしくなったのかしらぁ?』
「私達の勝利に乾杯! ざまぁみろ」
マリの発言を不可思議に思った瞬間、ルミニスの身体が溶け始めた。
『ひぃぁぁぁ?! 何これ、マリぃぃぃお前何をしたぁぁぁ! 何を飲ませたぁぁぁぁ!』
「ぷはぁ~……あ~~、美味し。 ねぇ、ルミニス。 おやすみ」
『いやだぁ、嫌だぁぁぁ! んんん?! 私が、呼んでる! 行かないと、行かないとぉぉぉぉ!』
ルミニスは全身をドロドロと溶かしながら何処かへと向かい始める。
「行かせるかーーー! お前は私と此処で死ぬの! 皆の事はもう絶対に傷付けさせない!」
マリは身体を引き摺り、ルミニスの溶けた身体を全身で押し止める。 マリの精神は2度に渡る窓からの身投げで、いつ崩壊してもおかしくなかった。
『やめろぉぉぉ、離せぇぇぇ! 嫌だぁぁ! 助けてもう1人の私ぃぃぃ! 嫌だぁぁぁぁぁぁ!!』
「行かせない! 絶対に行かせなぁぁぁぁい!」
遂に、ルミニスの身体は完全に溶けて消え去った。
そして、真っ白に戻った部屋に残されたマリの身体は少しづつ砂に変わり始める。
「えへへ……ヨハネ、やったんだね……さすがぁ」
真っ黒な部屋でマリは襲い掛かるルミニスから全力で走って逃げていた。
『ちょっ?! ねぇ、あんな迎え撃つみたいな事言っておいて恥ずかしく無いの?!』
「へへーん! 恥ずかしくなんてありませーん! こちとら、何の力も無い少女ですから! アンタみたいな化け物と戦える訳無いでしょー!」
暗闇の部屋をマリは躊躇いなく全力疾走で逃げ惑う。
ルミニスはまだ女王殺しの影響からか、ふらつきながらも空中を飛びマリを追い掛けていた。
『待ちなさいよ! 逃げるな卑怯者ーーー!』
「聞こえませーーーん! 人の身体乗っ取るような奴の話なんか聞くもんですかー!」
マリも無理をしたせいで、既に精神体はボロボロだ。 それでも、今は時間が必要なのは明白である。
ほんの少しでも時間を稼げば、ヨハネ達が本体のルミニスを倒してくれるかもしれない。 そうすれば、ジャックやファースト達がマリに傷付けられる事は無いのだ。
暫く走り回った後、遂に壁に当たってしまった。
無限にも思えた真っ暗な部屋は、どうやら終わりがあったようだ。
「そんな……。 仕方ない……ここまでか」
マリが振り返ると、鬼の形相をしたルミニスがマリを追い掛け直ぐ目の前までやって来ていた。
『うううっぷ! 気持ち悪い……はぁはぁ……あははぁ、でも鬼ごっこは終わりみたいねぇぇ。 マリぃぃ~……うっぷ!』
未だに酔いがルミニスを襲っているのか、今にも吐きそうだ。
「あらら~、もしかしてお酒初めてだった? 分かるよ、私も初めてお酒飲んだ時は糞な上司に無理矢理飲まされた時だったからな~。 うんうん、懐かしい」
『へ、へぇ、貴女も色々大変だったのねぇ。 うっぷ、まぁこれでお終いだから、もうそんな思い出も忘れれるわよぉぉ~! 死になさいマリぃぃぃ! うっぷ?!』
ルミニスの背後からドス黒い触手が槍のようにマリを襲ったが、既の所で狙いが狂いマリの後ろの壁に当たった。
そして、マリの背後の壁が突如として消える。
「うわっ?! いてて……あ、此処はもう一人の私の部屋!」
其処は、もう一人のマリが閉じ込められていた真っ白な部屋だった。
マリは急いでその部屋に逃げ込む。
『はぁ? 何よぉ……この部屋ぁ。 うっ?! 頭が……うぅぅぅ、気持ち悪い! 気持ち悪い!!』
マリを追って入って来たルミニスが突如として苦しみ出し、触手で部屋にある家具を破壊し始める。
そして、机の上にあった日記もルミニスの触手が粉々にしようとしたその時。
「それはダメ!!」
日記を守ろうと飛び出したマリは、拾い上げた日記を抱きしめそのまま壁へと叩きつけられた。
「きゃぁっ!」
『あはぁ? あははははは! 何やってんのよぉ、マリぃぃ。 馬鹿なのぉ? それとも、その本がそんなに大切なのかしらぁぁ? あ? 身体が……動か……?』
倒れるマリに近付いていたルミニスは、とどめを刺そうとした所で身体が動かなくなり戸惑った。
『な、何よコれ?!「ちょっと聞こえる?! 私! さっさと起きろ! 起きなさい!!」あが?! ま、まさか、吸収したマリ!?』
そして、ルミニスの影から真っ黒な人影が現れルミニスを羽交い絞めにする。
「うっ……あ、もう1人の……私?」
『うがぁぁ! 離しなさぁぁぁい! 離せぇぇぇ!「離すわけ無いでしょ! この蝿みたいな羽虫が! ほら、さっさと立ち上がって! きゃぁっ!?」 ぬぁぁぁぁぁ! あはぁ……邪魔ばっかりしてぇ』
倒れるマリが必死に立とうとする中、人影のマリはルミニスから引き剥がされ触手で首を締め上げられた。
「や、やめて……もう1人の私に、手を出すな! ルミニス!」
『あはははは! お前が立ち上がった所で何が出来る? もぉ遅っ?! くっ! はぁ? 今度は何よぉ!!』
人影のマリを殺そうとした瞬間、今度はルミニスと同じ姿をした小さな妖精の人影がルミニスの触手を払った。
「まさか、ティナ?! ティナなの!?」
マリの問い掛けに、妖精の人影は答えない。 それでも、ルミニスと対峙している所をみるに味方なのだろう。
「かはっ! はぁはぁ……もう1人の私! 長くは保たない。 何か時間を稼げる手を考えなさいよ!」
人影のマリは再度ルミニスへと飛びかかった。 そして、妖精の人影も応じるように触手を捕まえる。
『ぬぅぅぅぅ! ティナぁぁぁ! 何でアンタがいるのよぉぉぉ! 止めろぉぉぉ! 離せぇぇ』
マリは必死に考える。
何が効果的か。
ルミニスの動きを止める何か。
「あ! そうだ! 2人共、少しだけ待ってて!!」
マリは何かを思いつき、躊躇わずに窓から身を投げた。
◆◇◆
「ぷはぁっ! セカンド居る!? お願いしたいことがあるの!」
マリが身体の主導権を再び握ると、身体は鎖で雁字搦めにされていた。
「マリ様!? どうされましたか!」
セカンドが顔を覗かせ、マリは急いで用件を伝える。
「セカンドは毒に詳しいのよね。 さっき私に飲ませた女王殺しを更にキツく出来る? お酒って毒にもなるし、セカンドにしかお願いできないの! この身体が当分再起不能になるぐらいきっっっついの飲ませて、じゃないとルミニスを止め」
言い切る前にマリの意識は途絶え、セカンドは直ぐに調合を始めた。
そして、自身のブレンドした調合薬を女王殺しに混ぜると明らかに人体に有害そうな色に変わる。
「セカンド!? 本当にコレをマリ様に飲ませるの?!」
「急がないとルミニスを止めれないようですから。 いきます!!」
説明をセカンドから聞いたファーストが戸惑うが、セカンドは無理矢理マリの口に瓶を突っ込んだ。
「うわぁぁぁー! ちょっと、ジャックさんが帰ってからの方が良かったんじゃないの?!」
「もう遅いわ。 後はマリ様にお任せするしか無いのよ」
意識の無いマリは、口に突っ込まれた瓶の中身を美味しそうに飲み干した。
◆◇◆
「きゃっ! うぐぅっ!!」
精神の部屋に戻ったと同時にマリはルミニスの触手に捕まり叩き付けられていた。
『お帰りなさいお馬鹿さん! あははは! 邪魔者共は消し去ってやったわよ! これで、今度こそ本当にお終いね……マリぃぃぃぃ!』
ゆっくりと近付くルミニスに対し、マリは笑った。
「ふふ……ルミニス」
『んんん? なぁに? 恐怖でおかしくなったのかしらぁ?』
「私達の勝利に乾杯! ざまぁみろ」
マリの発言を不可思議に思った瞬間、ルミニスの身体が溶け始めた。
『ひぃぁぁぁ?! 何これ、マリぃぃぃお前何をしたぁぁぁ! 何を飲ませたぁぁぁぁ!』
「ぷはぁ~……あ~~、美味し。 ねぇ、ルミニス。 おやすみ」
『いやだぁ、嫌だぁぁぁ! んんん?! 私が、呼んでる! 行かないと、行かないとぉぉぉぉ!』
ルミニスは全身をドロドロと溶かしながら何処かへと向かい始める。
「行かせるかーーー! お前は私と此処で死ぬの! 皆の事はもう絶対に傷付けさせない!」
マリは身体を引き摺り、ルミニスの溶けた身体を全身で押し止める。 マリの精神は2度に渡る窓からの身投げで、いつ崩壊してもおかしくなかった。
『やめろぉぉぉ、離せぇぇぇ! 嫌だぁぁ! 助けてもう1人の私ぃぃぃ! 嫌だぁぁぁぁぁぁ!!』
「行かせない! 絶対に行かせなぁぁぁぁい!」
遂に、ルミニスの身体は完全に溶けて消え去った。
そして、真っ白に戻った部屋に残されたマリの身体は少しづつ砂に変わり始める。
「えへへ……ヨハネ、やったんだね……さすがぁ」
11
お気に入りに追加
204
あなたにおすすめの小説
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
旦那様、前世の記憶を取り戻したので離縁させて頂きます
結城芙由奈@コミカライズ発売中
恋愛
【前世の記憶が戻ったので、貴方はもう用済みです】
ある日突然私は前世の記憶を取り戻し、今自分が置かれている結婚生活がとても理不尽な事に気が付いた。こんな夫ならもういらない。前世の知識を活用すれば、この世界でもきっと女1人で生きていけるはず。そして私はクズ夫に離婚届を突きつけた―。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
30代社畜の私が1ヶ月後に異世界転生するらしい。
ひさまま
ファンタジー
前世で搾取されまくりだった私。
魂の休養のため、地球に転生したが、地球でも今世も搾取されまくりのため魂の消滅の危機らしい。
とある理由から元の世界に戻るように言われ、マジックバックを自称神様から頂いたよ。
これで地球で買ったものを持ち込めるとのこと。やっぱり夢ではないらしい。
取り敢えず、明日は退職届けを出そう。
目指せ、快適異世界生活。
ぽちぽち更新します。
作者、うっかりなのでこれも買わないと!というのがあれば教えて下さい。
脳内の空想を、つらつら書いているのでお目汚しな際はごめんなさい。
【完結】目覚めたら男爵家令息の騎士に食べられていた件
三谷朱花
恋愛
レイーアが目覚めたら横にクーン男爵家の令息でもある騎士のマットが寝ていた。曰く、クーン男爵家では「初めて契った相手と結婚しなくてはいけない」らしい。
※アルファポリスのみの公開です。
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
異世界は『一妻多夫制』!?溺愛にすら免疫がない私にたくさんの夫は無理です!?
すずなり。
恋愛
ひょんなことから異世界で赤ちゃんに生まれ変わった私。
一人の男の人に拾われて育ててもらうけど・・・成人するくらいから回りがなんだかおかしなことに・・・。
「俺とデートしない?」
「僕と一緒にいようよ。」
「俺だけがお前を守れる。」
(なんでそんなことを私にばっかり言うの!?)
そんなことを思ってる時、父親である『シャガ』が口を開いた。
「何言ってんだ?この世界は男が多くて女が少ない。たくさん子供を産んでもらうために、何人とでも結婚していいんだぞ?」
「・・・・へ!?」
『一妻多夫制』の世界で私はどうなるの!?
※お話は全て想像の世界になります。現実世界とはなんの関係もありません。
※誤字脱字・表現不足は重々承知しております。日々精進いたしますのでご容赦ください。
ただただ暇つぶしに楽しんでいただけると幸いです。すずなり。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる