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お品書き 妖怪 いちゃラブトイレの花子さん

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 「次の方どうぞ~」

 「は、はい!」

 緊張した1人の女性が呼ばれた窓口へと向かう。

 「えっと~……妖怪派遣員希望の多田羅 朔楽ただら さくら様ですね。 本日は極楽職業斡旋所にお越し頂きありがとうございます」

 「よ、よろしくお願いします」

 アースという世界で死んだ後行くとされる、あの世にある極楽職業斡旋所に来たのは、生前25歳で過労死を迎えた多田羅 朔楽である。

 (はぁ~……まさか、死んでからも仕事をしないといけないなんて……)

 朔楽が内心でため息を吐いた様に、残念ながらあの世は極楽とは程遠いかった。

 あの世でも、生活する為に仕事をしないと住む所も食べる物も買えないのだ。

 現世と何も変わらないあの世の有り様に、大概の人間は朔楽と同じ様に職業斡旋所でため息を吐くらしい。

 「それで、どうしてまた我が妖怪派遣課に? 朔楽様の生前の経歴を見る限り事務員等が適正かと思いますが……」

 「あはは……すみません、もう事務員はちょっと」

 「失礼致しました。 では、今ご紹介出来る妖怪を斡旋サせていただきますね。 先ずはポピュラーなトイレの花子さんから――――

 ◆◇◆

 こうして朔楽はとある小学校の妖怪トイレの花子さんに就職した。

 とは言っても所詮は派遣員なので、する事は非常に簡単だ。

 夕方から夜までとある指定された階の女子トイレに転移し、3番目のトイレで待機、極たまに肝試しとして遅くまで残った生徒が来てノックしたら返事をするだけ。

 先輩花子さんからは、これだけで子供は泣きながら逃げ帰ると教えられたので本当にする事はこれだけなのだろう。

 (くぅー! 遂に私もホワイトな仕事が出来る!)

 3番目のトイレの中で花子はガッツポーズを取った。
 因みに、今は勤務中なので自身の事は花子さんとして演じなければならない。

 身体も大人から少女の見た目に変化し、黒髪おかっぱで子供服と指定された服装での勤務となる。

 (いやぁ、流石にちょっと恥ずかしいけど。 妖怪だし、良いよね)

 初出勤から数時間、外は暗くなり始めどうやら今日は誰も来ないようだ。

 (ふぉー! これでお賃金貰えるの!? めちゃくちゃ良い仕事じゃん!)

 3番目のトイレの中で小躍りしていると、トイレの入口から足音が近付いてきた。

 生前であれば、恐怖する状況だが今は此方が怖がらせる番なのだ。 

 花子は胸をドキドキしながら、その時を待った。

 (あれ? ノックされない? もしかして、見回りの先生とかだったのかな?)

 もしや、聞き間違いだっただろうかと花子が思ったその時。

 コンコン

 「は~なこさ~ん、あっそびましょ~」

 3番目のトイレをノックする音と男の子の声が聞こえた。

 (遂に来た! 私の出番だ!!)

 気合を入れた花子が返事をする。

 「は~ぁ~い、あっそびましょ~」

 気合を入れすぎて、想定外の返事をしてしまった。
 だが、直ぐに泣きながら逃げ帰るだろうと高を括っていると嬉しそうな声が聞こえた。

 「良かったぁ、僕と遊んでくれるんだね♡」

 「……へ?」

 ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ

 聞こえた直後、何かの振動音が直ぐ扉の向こうで鳴り出す。

 (え? 何この展開! 聞いて無いんですけど!? それに、この音って何!?)

 花子は混乱と好奇心から、身体を浮かし扉の上からこっそり見てみた。

 「あぁ……早く開けて、花子さん。 僕と沢山遊ぼうよ♡」

 ヴヴヴヴヴ、ヴィンヴィンヴィン! 

 其処には高学年と思しきイケメンの少年が、明らかに持ってたらダメな卑猥な玩具を片手に持って立っていた。

 (遊ぶって、私何されるの!?)

 花子は危機感から脱出を図るが、勤務中は決して3番目のトイレからは出られないしあの世に転移も出来ない。

 「あ……やばい、やばいやばいやばい! 何で?! 扉が勝手に開くんですけど?!」

 花子の抵抗虚しくトイレの扉が開き、開いた目の前には先程まで着ていた服を脱ぎ捨て全裸になった少年が立っていた。

 「脱いどる!!」

 「あ♡ 花子さん……ですよね? 僕と遊んでくれるんだよね……嬉しいなぁ」

 全裸のイケメンはトイレの中に侵入し、花子の目と鼻の先に近付いてきた。

 「待っ……君、まだ少年でしょ? ダメだよ、こんなっ?! んっ♡」

 チュ……♡ ンチュ♡ チュッ♡

 少年にうなじをキスされ、思わず花子から声が漏れる。

 「え? そうだけど……花子さんは妖怪でしょ? 何か問題ある?」

 少年の指がスルスルと花子の服を脱がし始める。

 「やっ♡ ダメダメダメ! お互いの事何も知らないし、君には早すぎるよ」

 花子は必死に抵抗するが、少年の力は強く無駄な抵抗に終わる。

 「早い……かな? でも、花子さんの此処固くなってるよ?」

 露わになった花子の小さな膨らみの先端を、少年は躊躇なく口に含んだ。

 「ひんっ♡ やっ♡ んぁっ♡ 待って…待っ♡」

 クチュ♡ コロコロコロコロ♡ 

 舌先で敏感になった蕾を舌で転がされ、全身に電気の様な快楽が走る。

 「ん、美味しい。 ねぇ、花子さん……気持ち良い?」

 少年とはいえ、生前の人生で縁のなかったイケメンに迫られ花子はどうしようもない感情に襲われる。

 (そっか……私もう死んでるんだし……今は妖怪の花子さん何だもんね。 良いのかな……このまま♡)

 「……うん♡ 気持ち良い……もっと、して?♡」

 「ふふ、分かった。 可愛いよ……花子さん」

 クチュ♡ ピチャピチャ♡ チュ……ポンッ♡ 

 少年にされるがままになった花子は、生前の人生では味わったことの無い快楽に酔いしれる。

 「んんっ♡ 気持ち良い♡ 気持ち良いよぉ♡」

 腰がくねくねといやらしく動き、全裸の少年も花子が興奮している事を感じ取ったのか股間の物を太く大きくさせる。

 「下も……触るね?」

 少年が胸から下に向けてキスをしながら下がる。

 「んぁっ♡ おヘソ……やだぁ♡ んんんっ?!♡」

 遂に下腹部の1番敏感な秘所まで少年の顔が到着し、下着を口に加えてずり降ろされる。 

 思わず花子は後ろの洋式便座に倒れ込み、座ってしまう。

 「はぁはぁ……花子さん、凄くいい匂いするよ。 舐めるね?」

 少年はそのチャンスを逃す筈もなく、足を広げられそのまま少年の舌が敏感な豆を舐め上げる。

 クチュ♡ クチュクチュクチュ♡

 暗くなった校舎のトイレに、淫らな粘着音が響く。

 「やっ♡ そんな所舐めちゃっ♡ ダメだよぉっ♡ んぁぁぁぁっ♡」   

 花子は身を捩りながらも、少年から与えられる未知の快楽を貪る。

 少年は無我夢中で秘所を舐め続け、遂に限界が訪れた。

 「待って♡ も、もう限界っ!♡ なんか、なんかきちゃう♡ きちゃうぅぅぅぅ♡」

 ガクガクガク♡ プシャァッ♡ 

 初めての絶頂に花子は頭を真っ白にさせる。

 「ぷはぁ……イッちゃったの? 嬉しいなぁ……ねぇ、次はコレで遊ぼうよ」

 「ふえ……?♡ あっ♡ あぁぁんっ♡ ふ、太いよぉ♡」

 絶頂を迎え、少年の舌でほぐれた乙女の花園に太くイボが無数に付いた大人の玩具がゆっくりと突き挿れられる。

 「奥まで……届いたよ。 痛くない? 大丈夫かな」

 花子は信じられない快楽と、少年の優しさで下腹部が熱くなるのを感じる。

 「だ、大丈夫……だよ♡ 気持ち良いから……もっと、して?♡」

 ズチュッ……ズチュッズチュッズチュッ♡

 花子の返答を聞いた少年は、玩具を持つ手をゆっくりとピストンさせる。

 「んぁっ♡ んぁっ♡ あんっ♡ すっ♡ 凄いっ♡」

 少年はピストンさせながら、玩具のスイッチを入れた。

 ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ

 奥まで深く入った物が、突如振動し始め強制的な快楽を花子に与える。

 「っ?!♡ ひぎぃっ♡ あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙っ♡」

 吠える様な喘ぎ声に、少年は更に物を膨張させ興奮した。

 「ダメ♡ これっぎも゙ぢぃぃぃぃ♡ んんぁっ♡」

 ズチュッズチュッズチュッズチュッズチュッズチュッ♡

 「凄く可愛いよ花子さん。 あ、これもう1つ機能があるんだよ」

 少年がもう1つのスイッチを入れると、中で玩具が暴れ始める。

 「ん゙お゙お゙お゙お゙お゙っ♡ ダメダメダメダメ♡ またくるっ♡ さっきより大きいのがくるぅぅぅぅぅ♡ ん゙あ゙あ゙あ゙あ゙っ♡」

 花子の身体が壊れる程の快楽が暴力的に無理矢理絶頂へと押し上げる。

 「花子さん、それはイクって言うんだよ。 言ったらもっと気持ち良くなるからね。 言えるように、胸……舐めるね」

 クチュ♡ クチュクチュクチュクチュ♡

 少年は胸の蕾を舌で転がしながら、玩具のピストンを早める。

 ズチュッズチュッズチュッ♡ ヴヴヴヴ♡ ヴィンヴィン♡

 「ひぃんっ♡ 無理、無理無理無理♡ イグゥッ♡ イクのぉ♡ 知らない少年に犯されてイッちゃうのぉ♡ イグッイグぅぅぅぅぅぅぅぅ♡」

 ガクガクガクガクガクガク♡ プシャアァァッ♡

 便器の中に、噴き出した潮が満たされていく。

 「あ……♡ あぁ……♡」

 「よく言えたね……花子さん。 最後に……僕の物とも遊んで」

 少年が花子に覆い被さり、痙攣する乙女の花園へと固く膨張した肉棒を一気に突き刺した。

 ズ……ズププププ♡ ドチュンッ♡

 「あぁぁぁんっ♡ ん゙あ゙っ♡ 待ってぇ♡ ん゙っ♡ ん゙っ♡」
 
 少年の荒い腰使いに、花子の子宮が熱くなる。

 「ふっ、ふっ、ふっ、花子さん……凄く熱くて気持ち良いよ」

 「ん゙あ゙ぁぁぁっ♡ ほ、本当に?♡ 嬉しい♡ もっと、もっと突いてぇっ♡」

 ドヂュッドヂュッドヂュッドヂュッドヂュッ♡

 花子の返事に興奮した少年の腰が早まる。

 「花子さん花子さん花子さん! 好きです、好きです!」

 花子は名前も知らない少年の事がいつの間にか愛おしくて仕方なくなってしまった。

 「好き、私も好き♡ だから、このまま♡ このままぁっ♡」

 「ぐっ、花子さんもう出ます。 中に出して良いですか? 僕、絶対に責任取りますから!」

 「あぁぁんっ♡ 良いよ♡ 責任取ってくれるなら♡ 出して♡ このまま中に沢山出して♡」

 少年のピストンが加速し、名前も知らない2人は共に絶頂へと向かう。

 「だ、出します! 全部受け止めて下さい!」

 「来て♡ 来て来て来て♡ イクッ♡ イグぅぅぅぅ♡ ん゙あ゙ぁぁぁぁぁぁんっ♡」

 ビュルルルルルルルルルルル♡ ビューーー♡ 

 小さな子宮に溢れる程の精液が解き放たれ、互いに絶頂を迎えた2人は名残惜しそうにキスを交わす。 

 「ん゙っ♡ はぁはぁはぁ……ねぇ、君名前は?」

 「はぁはぁはぁ……僕、操溜そうたって言います花子さん」

 「ん、そうた君か。 ふふ……さっき言ってくれた事、忘れないからね。 私の本当の名前は朔楽……そうた君も忘れないでくれると嬉しいな」

 「朔楽さん……。 僕、絶対に忘れないです! 絶対に責任取りますから、待ってて下さい! 約束ですから!」

 勤務時間が終わった朔楽は、微笑みながらあの世へと転移した。

 ◆◇◆

 それから数十年後。   

 「んー! さて、仕事に行きますか~」

 あれから朔楽は妖怪派遣員を当然ながら首になり、仕方なく様々な仕事を転々としていた。

 そして、今は閻魔大王の所で嫌いな事務員として働いている。

 職場に着くと、何やら騒々しく同僚に訪ねたら新たにあの世に来た死者が閻魔大王の席を戦って奪い取ったと聞かされる。

 「ふぇ~……あのセクハラ大王やられたんだ。 次の閻魔大王はまともだといいな……え?」

 新たな閻魔大王となった大人の霊が駆けてきた。

 「朔楽さん! お待たせしました」

 其処には、イケメン少年の面影を残した操溜が立っていた。

 それから、あの世には仲睦まじい夫婦の閻魔大王が居ると噂になった。
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