完結【R―18】様々な情事 短編集

秋刀魚妹子

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お品書き 現代  久し振りに会った従姉妹 姉の蘭

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 蝉が煩い暑い夏。

 俺は久し振りに祖母の住む田舎へ泊まりに、はるばる遠い都会からバスでやって来ていた。

 コンビニも無く、自販機すら無いド田舎の祖母の家が俺は嫌いだった。

 この夏までは。

 ◆◇◆

 「おやぁ、しゅん君。 よぉ来たなぁ、大きゅうなってぇ」

 久し振りに会った祖母は変わらず、皺々の顔で笑って出迎えてくれた。

 「久し振り、婆ちゃん」

 「うんうん、もう高校生になったんよなぁ。 凄いねぇ、昔はこーんなに小さかったのに」

 そう言って、祖母は人差し指と親指で小さな隙間を作る。

 「いや、俺は虫か! あはは、婆ちゃん変わらないな」

 「うふふ、そうかぃ? 若さの秘訣かい?」

 「いや、聞いてねぇよ!」

 ボケてるのか、何時も冗談しか言わない祖母を小さな頃は大好きだった事を思い出す。 それに、小さな頃いつも一緒になって遊んでいた従姉妹の事も。

 「今年の夏は俺しか来てないのか?」

 「うん? いやぁ、来ちょるよぉ。 今は、近くの川に遊びに行っちょる。 ほれ、昔から遊んじょる川じゃ」

 祖母に言われ、確かに昔し遊んでいた川があったのを思い出す。

 「思い出した。 俺もちょっと行って挨拶してくるよ。 久し振りに会うからな」

 「気ぃつけてなぁ~」

 祖母に手を振りながら俺は川に向かった。

 ◆◇◆

 川が近くなると、笑い声が聞こえた。

 微かに聞き覚えのある声だったので、其処に向かう。

 「お、やっぱりか。 おーい! 久し振りー!」

 俺が川の近くから大きな声をすると、川に足まで浸かり遊んでいた従姉妹の2人が此方を向いた。

 「え!? 竣じゃん! お姉ちゃん竣だよ!」 「竣君? 本当だ、竣君だ! 久し振りー!」

 2人は川の水を足で掻き分けながら走ってくる。
 白のワンピースを着た2人は足が濡れるだけじゃなくて、全身を濡らしながら駆けてきた。

 従姉妹の優璃は茶髪で肌が健康的に焼けて褐色肌だ。 優璃の姉の蘭は長い黒髪に清楚な雰囲気を醸し出している。 そして、2人共めちゃくちゃ美人に成長していた。

 「おい、優璃ゆりらん水が掛かるだろ! 歩いて来い、歩いて! ぐおっ?!」

 俺が止めるも虚しく、ずぶ濡れになった優璃と蘭に体当たりされる。 倒れそうになるのを必死に耐えたが、努力虚しく砂利の上に倒れた。

 「いってー! おい、優璃、蘭平気か?」

 「あはは竣、逞しくなったね~」 「うん、格好良くなったね」

 俺の上で2人は笑う。

 昔からこの従姉妹2人とは仲良かったが、何年も会わずで疎遠になったと思っていたのは俺だけだったみたいだ。

 「おい、何時まで乗ってるつもりだ? 早くどいてくれ」

 「むー、重いって言いたいの?」 「女の子にそれは酷いよー?」

 2人は俺をからかうが、さっきから目の前には濡れて透けた2人の下着が丸見えなのだ。

 頬が熱くなるのを感じながら目を逸らす。

 「2人は別に重くないよ。 軽いし……それに、凄く可愛いし綺麗になったと思う……」

 「え?! お姉ちゃん、今の聞いた?」 「うん。 えへへ……嬉しいよ竣君。 でも、どうして此方を見ないの? やっぱりお世辞なのかな……」

 「違うよ! いや、その……2人共早く服を乾かすか着替えたほうが良いと思う……」

 俺の気遣いで、ようやく2人は自身の下着が透けているのに気付き何故か頬を赤くしたまま俺に近付く。

 「え?! ちょっ、優璃? 蘭? な、んで……」 

 「ねぇ、竣。 私とお姉ちゃん……どっちが可愛い?」 「私? それとも……妹の優璃?」  

 俺の目の前に、2人の透けたワンピース越しの乳房が近付き心臓の鼓動が早くなる。 2人の顔を見ると、冗談ではなく真剣な顔付きで聞いてきているのが分かった。

 「俺、俺は……2人の従弟だ。 だから、従弟として言うと……2人共めちゃくちゃ可愛いし凄く美人だ。 生きてきた今までの人生で2人共一番の美少女だよ」

 「ぷっ、何よそれ」 「従弟として……か。 変わらないね竣君は」

 2人はようやく立ち上がり、祖母の家へと歩き出そうとする。

 「ねぇ、帰ろ?」 「そうだね、お婆ちゃんが心配する前に帰ろうよ」

 優璃と蘭に呼ばれ、俺も立ち上がり付いていこうとしたが股間の膨らみに気付き立てなくなった。

 「あ~……俺は少し休んでから帰るよ」

 俺の返答に優璃は返事をしながら歩き出し、蘭は俺の耳元で呟いてから優璃の後を追った。

 「ねぇ……竣君。 勃起しちゃった? 嬉しいなぁ♡」

 蘭の言葉が耳にこびりつき、心臓が痛い程に高鳴った俺は暫く立てなかった。

 ◆◇◆

 「ご馳走様でした」

 「「ご馳走様~! 美味しかったよお婆ちゃん」」

 「うんうん、良かったねぇ。 皆、高校生になって礼儀正しくなったねぇ……昔は3人共、こんなに小さかったのに」

 祖母のいつものボケに突っ込みながら、俺達は3人で片付けをする。

 「洗い物は俺達がするから、婆ちゃんは休んでて」

 「おやまぁ、偉いねぇ。 じゃあ、お婆ちゃんはテレビでも見てようかねぇ。 韓国ドラマ見たかったんよ」

 「お婆ちゃん、結構ミーハーよね」 「ふふ、そうね」

 祖母はテレビを見始め、俺達はテーブルの上にある食器を洗い場に運んだ。

 「うし、やるか」 「あ、私もするよ」

 俺が洗い場に立つと、蘭も隣にやって来る。

 「じゃあ、私は~……お婆ちゃんと韓国ドラマ見てくる!」

 「いや、手伝わねぇのかよ!」

 優璃は颯爽と祖母の下に行き、テレビを見始めた。

 「やれやれ、相変わらず自由だな優璃は。 そういえば、伯父さんと叔母さんもこの夏休みは仕事なのか?」

 「え? うん、そうだよ。 私達は毎年、夏休みはずーっとお婆ちゃんのお家で過ごしてる。 まぁ、会う度に大きくてなったって言われるの嫌いじゃないし。 お婆ちゃんもお婆ちゃん家も好きだから」

 「そっか。 それなら……俺も早く夏休みは此方に来れば良かったな」

 頬を熱くさせながら言う俺を蘭は覗き込み、微笑む。

 「ねぇ……それって、期待して良いの?」

 「な、何をだ?」

 「覚えてるでしょ? 最後に会った日に、私達が竣君を異性として好きだって言ったの」

 俺は蘭の言葉で思い出した。

 何故俺が、夏休みの度に来ていた祖母の家に行くのを止めたのか。
 従姉妹の2人に迫られるのに我慢できそうに無かったからだ。

 蘭の顔が近付き、それだけで股間の膨らみが大きくなってしまう。

 「ねぇ……キス、しよ?」

 蘭の唇が迫り、遂に俺はそのままキスをしてしまった。

 「ん……んちゅ♡ んぁ♡ ぷはぁ♡ 竣君……好き♡」

 蘭は俺の身体にキスをしながら、徐々に下へと向かう。

 居間でテレビを見る祖母と優璃には気付かれていないが、後ろを振り向かれたら上半身は丸見えだ。

 「んっ♡ 心臓凄くドキドキしてるね……♡ あ♡ 此処も凄い……私で勃起してくれたんだよね?♡ 嬉しい……んっ♡ あむ♡」

 蘭は俺のズボンをずらし、硬く反り勃った物を口に咥えた。

 ジュポ♡ ニュプ♡ ジュプジュプジュプ♡ ジュルルル♡

 激しく吸い上げられ、腰がガクガクし力が入らなくなる。

 蘭がいやらしい音を立てて喉の奥で舐めるのを、居間に聞こえないよう俺はわざとらしく大きく音を立てて洗い物をした。

 「蘭……気持ち良すぎる。 それ以上はダメだ……出るから」

 小声で蘭に限界を伝えたが、蘭は右手を自身の下腹部に差し入れクチクチと音を立てながら自慰を始めてしまう。

 「あっ♡ 竣君の凄く美味しいよ♡ あむっ♡ ん゙っ♡ ん゙ん゙っ♡」

 ジュポジュポジュポジュポジュポジュポ♡ ジュルルルルルル♡ 

 より一層激しく喉で扱かれ、俺は限界を迎えてしまった。

 「うわっ、蘭……エロすぎ。 腰が溶ける! ダメだ、イクッ!」

 ビュルルルルルルル♡ ビューーーー♡ ジュルルルル♡

 「ん゙っ?!♡ ん゙♡ ん゙ん゙ん゙♡ ん゙ぐ♡ ん゙ぐ♡」

 蘭は喉を鳴らしながら吐き出される精液を飲み込み、残さずに全て吸い上げる。

 「はぁはぁはぁはぁ……蘭、俺……まだ」

 射精したばかりの物はまだ小さくならず、更に硬度を増し主張しながら蘭の喉から引き抜いた。

 ジュルル♡ お゙ごっ♡ ジュポ♡ チュポンッ♡

 「はぁはぁはぁはぁ♡ 凄いね竣君……♡ あんなに出したのに……♡」

 蘭が愛おしそうに俺の物を舐めていると、不意に優璃が此方を向いた。

 「ねぇ、竣。 まだ終わらないのー?」

 優璃が聞いてきたが、もし返答をミスれば此方に来て蘭が俺の物を舐めているのが見られてしまう。 何とかそれを回避する為に、俺は必死に頭を回転させた。

 「お、おう。 もう少しだから、待ってなーお゙っ?!」

 ジュポジュポジュポ♡ ジュルルルル♡ ギュポギュポ♡

 「?? はーい。 あれ? お姉ちゃんは?」

 チュポチュポ♡ ジュルル♡ ジュポジュポジュポ♡

 「あっ、あ~……いっ、今風呂の準備にイッてるぞ!?」

 ビクンッ♡ ビュルルルルル♡ ビューー♡ ごくっ♡ ごくっ♡

 「そうなんだ。 じゃあ、待ってよ~っと」

 優璃はまた祖母とテレビを見始め、何とか窮地を脱した。

 「おい、蘭。 バレるだろ」

 「えへへ……でも、凄く硬くて大きくなったよ?♡ 興奮したんだね♡ さっきよりも濃ゆいのがいっぱい出てたよ♡ あぁ……幸せ♡ んっ♡」

 2回目の射精も全て喉で受け止めた蘭は幸せそうに俺の物を舐め続けた。

 「え……?! まだ大きくなるの?♡ 凄いね……♡ やばぁっ♡ んっ♡ んっんっんっんっ♡」

 また勃起した俺の物にキスをしながら、蘭は自身の胸と下腹部を弄り善がる。

 めちゃくちゃエロい姿になっている蘭に俺は我慢の限界だった。

 「なぁ、蘭。 俺もう我慢出来ない」

 蘭を押し倒し、ズボンを剥ぎ取り膨張した物を擦りつける。

 「んぁっ♡ ねぇ……いいの? 私達……従姉弟だよ? 本当に……いいの?♡ んっ♡」

 蘭はそう言いながらも、腰をカクカクとひくつかせ俺の物を擦る。

 溶岩の様なドロドロとした熱い欲望が吹き出し、俺はそのまま蘭の中に突き刺した。

 ズブブブブ♡ ヂュグッ♡ ドチュンッ♡ ゴリュッ♡

 「~~~~~っ?!♡ ん゙ん゙ん゙っ♡ んぐっ♡ ん゙ん゙ん゙ん゙♡」

 蘭の口を手で抑え、喘ぎ声が祖母と優璃に聞こえないようにしながら蘭を犯す。

 ドチュッドチュッドチュッドチュッドチュッドチュッドチュッ♡

 「蘭、好きだ。 ずっとずっと昔から好きだ、蘭!」

 小声で蘭に想いをぶつけながら、子宮の奥へと反り勃つ物をゴリゴリとぶつける。

 蘭は必死に声を押し殺しながら、腰を痙攣させ背中を仰け反らせる。

 パンッ♡ パンッパンッパンッパンッパンッ♡ ドチュッ♡ 

 蘭が自身の手で口を抑えてくれたのを確認した俺は、蘭の細いくびれた腰を掴み激しく腰を振る。

 2人の繋がる淫らな場所から、愛液が粘着する音が響きバレないかというドキドキすら興奮に変わり3度目の絶頂へと向かう。

 「ん゙っ♡ ん゙っん゙っん゙っん゙っん゙っ♡ ん゙ん゙ん゙ん゙ん゙ん゙ん゙っ♡」

 蘭は先程からイキッぱなしなのか、ずっと中が痙攣し締め付ける。

 「蘭、イキそうだ。 外に出すぞ」

 腰を早め、少しでも蘭の中を味わおうと奥を突く。

 ドチュッドチュッドチュッドチュッドチュッドチュッ♡ ゴリュッゴリュッ♡

 「ん゙ん゙ん゙ん゙?!♡ ん゙ぐぅぅぅぅぅ♡ んぐっ♡ んぐっんぐっんぐっ♡ ~~~~っ!?♡」

 ガクガクガクガクガクガク♡ ビクンッ♡ ビクンッ♡

 蘭が絶頂するのをお構いなしに犯す。

 パンッパンッパンッパンッパンッパンッパンッ♡

 「う、出る! え!? おい、蘭!」

 射精する瞬間、抜こうとしたが蘭が足を腰に絡め一番奥に俺のを押し込んだ。

 ビュルルルルルルルルルル♡ ドクドクドクドク♡ ドクッ♡

 「ん゙ん゙ん゙ぐぅぅぅぅぅ♡ ん゙っ♡ ん゙……♡ ん゙ぁ……♡」

 子宮の中に精液が吐き出される感触に腰が砕けそうになる。

 「うぁ……はう。 これ……ヤバい。 こんなの知ったら……俺もう我慢出来ないよ。 蘭……キス、しよ」

 俺達は深く繋がったまま、キスを貪りあった。

 そんな様子を優璃は微笑みながら聞いていたとも知らずに。
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