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第155話 クウネルへの忠誠
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足の指先から伸びる黒色の何かが侵食し始め、赤髪のクウネルはさらなる激痛に悲鳴を上げた。
「あぐっ?! 痛い! 滅茶苦茶痛い!! 何された?! くそ、くそくそくそ!」
«――鑑定をして下さい!»
脳内に鑑定の声が響くも、赤髪のクウネルは振り払うように向かって来るゾンビ達にボロボロの槍を叩きつける。
「うるさい! 黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ!! 口出しするなって言ってるでしょ!」
(私は誇り高き戦士、巨人だぞ! そんなスキルばかりに頼って堪るか! 諦めない、諦めなければ何とかなる。 お祖父ちゃんにそう教わったんだ!)
明らかに正常の判断が出来ていない赤髪のクウネルは、激痛に堪えながら木製の槍を突き刺した。
「ゾンビ共め、死ねー! 死ね死ね死ね死ねー!!」
戦技の槍突きを連射し、迫りくるゾンビ狼達を粉々に吹き飛ばす。
「「「「キャインッ!」」」」
«――クウネル……このままでは貴女は……»
痛みに堪えながら戦う赤髪のクウネルの耳には、鑑定の声は届かなかった。
◆◇◆
木の槍を振り回し、ゾンビ達を蹴散らし続けたが遂に槍が折れた。
代わりに見渡す限り居たゾンビをほとんど倒す事が出来ており、あと少しの所で武器が無くなってしまったのだ。
代わりに火炎を吐き散らし、ゾンビ達を焼こうとするが何故か死体には全く効果が無かった。
「げほっ! くそ! 何で、火炎が効かないのよ! うぐぐぐぐ! ぁぁぁあああいたぁぁぁい!」
痛みに我慢出来ず、遂には膝をついて崩れた。
«――気配を察知、凄まじい速度で接近中です。 これは……キュウベイ!?»
(キュウベイって誰よ! いたたた! あぁ、偽者の眷属になったゴブリンだっけ? 物好きなゴブリンだよね、あんな馬鹿の眷属になるなん――いったぁいっ!!)
赤髪のクウネルの噛まれた片足は既に変色し、真っ黒だ。
「姉御ぉぉぉぉ! ご無事ですかぁぁぁ!?」
そんな倒れる赤髪のクウネルを見つけたキュウベイは大弓を片手に、背中に背負っていた矢筒から大きな矢を取り出して放った。
黒髪の筋肉マッチョのキュウベイが引き絞り放った大きな矢は倒れる赤髪のクウネルに迫っていたゾンビ達を纏めて貫き絶命させる。
「「「「ギャィィィンッ!?」」」」
「「「「キチィィィィッ?!」」」」
「「「「キシャァァァァ!!」」」」
更に大弓から放たれた矢は後ろに居た残りのゾンビ達を纏めて吹き飛ばし、見るも無惨に粉砕した。
残りのゾンビは数匹だが足の欠損が酷く、赤髪のクウネルの所に行くにはまだまだ時間が掛かるだろう。
そう判断したキュウベイは先に赤髪のクウネルの下へと走った。
(って、いやいや! オーバーキル過ぎでしょ! 私も大概だけど、あの大きさで強すぎでしょ!! って、いてててて、ヤバい、もう足が真っ黒だ!)
真っ黒に変色した片足は既に力も入らず、動かす事も出来ない。
「姉御!? その足はどうしたんですか……?! 大丈夫何ですか!? すいやせん、姉御が危ない時に来るのが遅くなっちまって……」
優しくされた赤髪のクウネルは少し頬を赤らめながらも、キュウベイを拒絶した。
「うるさい! お前のせいじゃないし、私はお前の姉御じゃない! 触るな! 近づくな! あぐっ?!」
「いえ、姉御は姉御です! 眷属になった時に姉御から聞きました。 赤髪でも黒髪でも、姉御です! 俺が命を掛けてお守りする方です」
赤髪のクウネルが怒鳴っても、キュウベイは物怖じせず近付き変色した足を心配そうに診る。
その眼差しに赤髪のクウネルは何かを感じ取っていた。
(なんなのよ、このゴブリン。 偽者と私が一緒だって言いたいの?! でも、この優しい瞳……見たことがある。 何処で見た? 知ってる? 知らない! 知らない知らない知らない!! うぐっ! 頭が……!)
激痛の最中、頭痛も相まって赤髪のクウネルは癇癪を起こしたかのように怒鳴り散らし始める。
「やめろ! 私はアイツとは違う! もし、同じだって、偽者と一緒だって言うなら私のコレを何とかしてよ! 滅茶苦茶痛いのよ!」
キュウベイは真っ黒に変色した片足を診ているが、どうしたら良いのか分からずに困惑していた。
(痛いよ! 痛い痛い痛い! お母さん、お父さん! お祖父ちゃん! 痛いよ、痛いよ!!)
痛がる赤髪のクウネルを見て、キュウベイは焦るが専門家がこの森に来ていた事を思い出す。
「くっ……こんな傷見たことが無い。 そうだ! 姉御、同行していた癒しの族長はどちらに?! 」
「ひぐっ……痛い痛い痛い! 偽者と一緒に来たゴブリンはあっちの壁の中よ! 早くして!」
赤髪のクウネルは痛すぎて涙が溢れてしまう。
「くそ! 泣きたくない! 止まれ止まれ止まれ! ひぐっ、うぐっ、キュウベイ……助けてよぉ」
忠誠を誓うクウネルの危機に、キュウベイは自身の頬を叩き気合を入れる。
「ふん!! 姉御、暫しお待ちを! 必ず助けます!!」
キュウベイは赤髪のクウネルが指差した方へと走り出した。
◆◇◆
少し待つと、直ぐに背中に癒しの族長を担いだキュウベイが戻ってきた。
「姉御! お待たせしやした! 族長、どうか姉御をお願いしやす!」
「ギガ!? 女神様、大丈夫ですか!? 直ぐに触診を……ダメ、毒なのか呪いなのか判別できないわ。 時間が経ちすぎてる」
遂に下半身全てが黒く侵食され、動かす事すら出来ない。
赤髪のクウネルは目の前に死が迫った事で、家族が皆殺しにされた時の恐怖がフラッシュバックしパニックになる。
「うわぁぁぁん、やだよぉ、死にたくないよぉ。 助けて、助けてよ、お母さん、お父さん、お祖父ちゃぁぁぁん!」
赤髪のクウネルは恐怖で頭の中がぐちゃぐちゃで訳が分からなくなった。 ただひたすらに死の足音が近づくのを実感する。
«――クウネル、お願いです。 ステータスを確認して下さい! 今の貴女を鑑定出来ないのです、自分で状態異常を鑑定して下さい!»
黙れと言われ、押し黙っていた鑑定が痺れを切らして訴えるがパニックを起こす赤髪のクウネルには届かない。
(うるさい! うるさい! うるさい! やだよ、分からない! 知らない知らない!)
黒髪のクウネルからは想像出来ない幼い言動や行動に、キュウベイは歯ぎしりをし拳を握りしめる。
それは失望では無い。
守ると忠誠を誓ったクウネルが苦しむ姿を前に、何も出来ない自分への怒りだ。
「姉御っ……! 族長、時間が経って無かったら判別が付くんですよね?!」
「ギガ? え、えぇ、そうよ」
「分かりました。 姉御、聞いて下さい。このキュウベイが必ずお助けします。 だから、教えて下さい。 どうして、こうなったんですか?」
目の前でキュウベイに問われ、赤髪のクウネルは必死に考える。
(何? 何が? どうして、こうなった? 分からない、でも、助けてくれるの? ゴブリン、違う、キュウベイだ)
「ひぐっ、ひぐっ、あ、あのゾンビに噛まれた。 そしたらね、そしたら、こうなって、凄く痛いの、痛いの!! 助けて、お願い……キュウベイ」
痛みに悶えるクウネルを必死に癒しの族長やゴブリン兵士達が押さえるが、体格差が違いすぎて意味がない。
「分かりやした。 あの動いてる死体達のせいなんですね。 癒しの族長、お願いしやす」
キュウベイは立ち上がり、足の欠損から引きずる様に近付いていたゾンビ狼の元へと向かった。
「ギガガ!? ちょっと、何をするつもりなの?! 」
(え? キュウベイは何をするの? 何でゾンビ狼の所に……?)
癒しの族長が止めに入るも、キュウベイはおもむろに腕をゾンビ狼に差し出し、そして……噛まれる。
キュウベイの腕に、黒い侵食が始まった。
「あぐっ?! 痛い! 滅茶苦茶痛い!! 何された?! くそ、くそくそくそ!」
«――鑑定をして下さい!»
脳内に鑑定の声が響くも、赤髪のクウネルは振り払うように向かって来るゾンビ達にボロボロの槍を叩きつける。
「うるさい! 黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ!! 口出しするなって言ってるでしょ!」
(私は誇り高き戦士、巨人だぞ! そんなスキルばかりに頼って堪るか! 諦めない、諦めなければ何とかなる。 お祖父ちゃんにそう教わったんだ!)
明らかに正常の判断が出来ていない赤髪のクウネルは、激痛に堪えながら木製の槍を突き刺した。
「ゾンビ共め、死ねー! 死ね死ね死ね死ねー!!」
戦技の槍突きを連射し、迫りくるゾンビ狼達を粉々に吹き飛ばす。
「「「「キャインッ!」」」」
«――クウネル……このままでは貴女は……»
痛みに堪えながら戦う赤髪のクウネルの耳には、鑑定の声は届かなかった。
◆◇◆
木の槍を振り回し、ゾンビ達を蹴散らし続けたが遂に槍が折れた。
代わりに見渡す限り居たゾンビをほとんど倒す事が出来ており、あと少しの所で武器が無くなってしまったのだ。
代わりに火炎を吐き散らし、ゾンビ達を焼こうとするが何故か死体には全く効果が無かった。
「げほっ! くそ! 何で、火炎が効かないのよ! うぐぐぐぐ! ぁぁぁあああいたぁぁぁい!」
痛みに我慢出来ず、遂には膝をついて崩れた。
«――気配を察知、凄まじい速度で接近中です。 これは……キュウベイ!?»
(キュウベイって誰よ! いたたた! あぁ、偽者の眷属になったゴブリンだっけ? 物好きなゴブリンだよね、あんな馬鹿の眷属になるなん――いったぁいっ!!)
赤髪のクウネルの噛まれた片足は既に変色し、真っ黒だ。
「姉御ぉぉぉぉ! ご無事ですかぁぁぁ!?」
そんな倒れる赤髪のクウネルを見つけたキュウベイは大弓を片手に、背中に背負っていた矢筒から大きな矢を取り出して放った。
黒髪の筋肉マッチョのキュウベイが引き絞り放った大きな矢は倒れる赤髪のクウネルに迫っていたゾンビ達を纏めて貫き絶命させる。
「「「「ギャィィィンッ!?」」」」
「「「「キチィィィィッ?!」」」」
「「「「キシャァァァァ!!」」」」
更に大弓から放たれた矢は後ろに居た残りのゾンビ達を纏めて吹き飛ばし、見るも無惨に粉砕した。
残りのゾンビは数匹だが足の欠損が酷く、赤髪のクウネルの所に行くにはまだまだ時間が掛かるだろう。
そう判断したキュウベイは先に赤髪のクウネルの下へと走った。
(って、いやいや! オーバーキル過ぎでしょ! 私も大概だけど、あの大きさで強すぎでしょ!! って、いてててて、ヤバい、もう足が真っ黒だ!)
真っ黒に変色した片足は既に力も入らず、動かす事も出来ない。
「姉御!? その足はどうしたんですか……?! 大丈夫何ですか!? すいやせん、姉御が危ない時に来るのが遅くなっちまって……」
優しくされた赤髪のクウネルは少し頬を赤らめながらも、キュウベイを拒絶した。
「うるさい! お前のせいじゃないし、私はお前の姉御じゃない! 触るな! 近づくな! あぐっ?!」
「いえ、姉御は姉御です! 眷属になった時に姉御から聞きました。 赤髪でも黒髪でも、姉御です! 俺が命を掛けてお守りする方です」
赤髪のクウネルが怒鳴っても、キュウベイは物怖じせず近付き変色した足を心配そうに診る。
その眼差しに赤髪のクウネルは何かを感じ取っていた。
(なんなのよ、このゴブリン。 偽者と私が一緒だって言いたいの?! でも、この優しい瞳……見たことがある。 何処で見た? 知ってる? 知らない! 知らない知らない知らない!! うぐっ! 頭が……!)
激痛の最中、頭痛も相まって赤髪のクウネルは癇癪を起こしたかのように怒鳴り散らし始める。
「やめろ! 私はアイツとは違う! もし、同じだって、偽者と一緒だって言うなら私のコレを何とかしてよ! 滅茶苦茶痛いのよ!」
キュウベイは真っ黒に変色した片足を診ているが、どうしたら良いのか分からずに困惑していた。
(痛いよ! 痛い痛い痛い! お母さん、お父さん! お祖父ちゃん! 痛いよ、痛いよ!!)
痛がる赤髪のクウネルを見て、キュウベイは焦るが専門家がこの森に来ていた事を思い出す。
「くっ……こんな傷見たことが無い。 そうだ! 姉御、同行していた癒しの族長はどちらに?! 」
「ひぐっ……痛い痛い痛い! 偽者と一緒に来たゴブリンはあっちの壁の中よ! 早くして!」
赤髪のクウネルは痛すぎて涙が溢れてしまう。
「くそ! 泣きたくない! 止まれ止まれ止まれ! ひぐっ、うぐっ、キュウベイ……助けてよぉ」
忠誠を誓うクウネルの危機に、キュウベイは自身の頬を叩き気合を入れる。
「ふん!! 姉御、暫しお待ちを! 必ず助けます!!」
キュウベイは赤髪のクウネルが指差した方へと走り出した。
◆◇◆
少し待つと、直ぐに背中に癒しの族長を担いだキュウベイが戻ってきた。
「姉御! お待たせしやした! 族長、どうか姉御をお願いしやす!」
「ギガ!? 女神様、大丈夫ですか!? 直ぐに触診を……ダメ、毒なのか呪いなのか判別できないわ。 時間が経ちすぎてる」
遂に下半身全てが黒く侵食され、動かす事すら出来ない。
赤髪のクウネルは目の前に死が迫った事で、家族が皆殺しにされた時の恐怖がフラッシュバックしパニックになる。
「うわぁぁぁん、やだよぉ、死にたくないよぉ。 助けて、助けてよ、お母さん、お父さん、お祖父ちゃぁぁぁん!」
赤髪のクウネルは恐怖で頭の中がぐちゃぐちゃで訳が分からなくなった。 ただひたすらに死の足音が近づくのを実感する。
«――クウネル、お願いです。 ステータスを確認して下さい! 今の貴女を鑑定出来ないのです、自分で状態異常を鑑定して下さい!»
黙れと言われ、押し黙っていた鑑定が痺れを切らして訴えるがパニックを起こす赤髪のクウネルには届かない。
(うるさい! うるさい! うるさい! やだよ、分からない! 知らない知らない!)
黒髪のクウネルからは想像出来ない幼い言動や行動に、キュウベイは歯ぎしりをし拳を握りしめる。
それは失望では無い。
守ると忠誠を誓ったクウネルが苦しむ姿を前に、何も出来ない自分への怒りだ。
「姉御っ……! 族長、時間が経って無かったら判別が付くんですよね?!」
「ギガ? え、えぇ、そうよ」
「分かりました。 姉御、聞いて下さい。このキュウベイが必ずお助けします。 だから、教えて下さい。 どうして、こうなったんですか?」
目の前でキュウベイに問われ、赤髪のクウネルは必死に考える。
(何? 何が? どうして、こうなった? 分からない、でも、助けてくれるの? ゴブリン、違う、キュウベイだ)
「ひぐっ、ひぐっ、あ、あのゾンビに噛まれた。 そしたらね、そしたら、こうなって、凄く痛いの、痛いの!! 助けて、お願い……キュウベイ」
痛みに悶えるクウネルを必死に癒しの族長やゴブリン兵士達が押さえるが、体格差が違いすぎて意味がない。
「分かりやした。 あの動いてる死体達のせいなんですね。 癒しの族長、お願いしやす」
キュウベイは立ち上がり、足の欠損から引きずる様に近付いていたゾンビ狼の元へと向かった。
「ギガガ!? ちょっと、何をするつもりなの?! 」
(え? キュウベイは何をするの? 何でゾンビ狼の所に……?)
癒しの族長が止めに入るも、キュウベイはおもむろに腕をゾンビ狼に差し出し、そして……噛まれる。
キュウベイの腕に、黒い侵食が始まった。
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