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第一章 新たな巨人生 幼少編
キャラ紹介&背景紹介 その1
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※いつも読んで下さりありがとうございます。 キャラ紹介と背景の紹介を一旦入れます。
※ネタバレには注意しておりますが、もし何かに気付いてもそっと忘れてやって下さいませ。
キャラ紹介&背景紹介
クウネル (前世の名前は狩人 喰《かりうど くう》)
今作の主人公。
肩までの短髪黒髪で、容姿端麗の自称美少女。
身長が低いのがコンプレックスで、巨人に転生して大きな身体を手に入れた。
常にお腹が空くことが悩みでもあり、ご飯を美味しく食べれるので実は気に入っている。
空腹の原因は、前世から持っていた暴食の邪神からの加護が原因と判明。
優しい両親と祖父の元に生まれるも、2歳の誕生会で亜人達の裏切りと前世のクラスメイトにより家族を全員殺害された。
全てを奪われた絶望の中、この世界全てを殺すと誓った後気絶する。
◆◇◆
エルザ
クウネルの母、普段は優しいがキレると怖い事で家族からは恐れられている。
赤毛で、そばかすが似合う女性の巨人。
槍の達人で、巨人の王国では並ぶもの無しと言われた戦士だった。 生まれは王都で、巨人戦士団に入団後には凄腕の槍の使い手として名が売れる。 次期、副団長として期待されていたが後の夫であるロスと恋に落ち、結婚の流れで寿退団。
義理の父であるトールが、族長として新たな村の立ち上げをするタイミングで王都から辺境の村に夫婦で引っ越す。
村に住んで数年後、クウネルを授かり出産。
クウネル2歳の誕生会にて、亜人連合軍に襲われ魔の森へ夫のロスとクウネルと逃げるも勇者の仲間に追い詰められる。 クウネルを戦技で逃がした直後、勇者の仲間であるコジロウに斬られ死亡。
◆◇◆
ロス
クウネルの父、短髪の茶髪で筋肉ムキムキマッチョな巨人。
父トール直伝の戦斧を扱うベテランの戦士。
物心が付く頃には、父トールの元で育つ。 義理の息子との事だが、どういった経緯でトールの元に来たのかは不明。 当の本人は、義理の息子だと知らされても何も思わなかったそう。
王都から少し離れた田舎で父トールと生活していたが、成人を機に父トールから薦められ巨人戦士団に入団。 英雄トールから引き継いだ戦斧の技を駆使し、魔物との戦いに貢献。 数年で戦士団で一番の強者となる。
次の団長候補として選ばれていたが、入団してきたエルザに一目惚れしてそれ所では無くなった。 猛アタックの末、エルザと結婚。
ちょうど父トールに巨人王から村の開発の話が飛び込み、夫婦で付いていく事を決断し引っ越す為に退団した。
その頃の同じ戦士団長候補のライバルが、クウネルの誕生会に現れた戦士団長である。
数年後、クウネルを授かり育児没頭。
クウネル2歳の誕生会にて、亜人連合軍に襲われ魔の森へ妻のエルザとクウネルと逃げるも勇者の仲間に追い詰められる。
クウネルを逃がす隙を作る為に攻撃を仕掛けたが、勇者の仲間ルウの魔法によって感電し死亡。
◆◇◆
トール
200年を越える年月を生きた、巨大な巨人。
巨人王国では、生ける伝説、亜人の英雄として崇められていた。 しかし、年月が経てば当時の大戦を覚えている者は少なく敵視し始める者が増える。
普通の巨人は長生きでも100年程しか生きられないがトールはその強さからか、倍以上の年月を生きてきた。
トール程の巨体を誇る巨人は居らず、次に大きい巨人は現巨人王のみである。
長年培ってきた戦斧の技術は並ぶもの無しと言われ、巨人戦士団にも師匠として度々技術を教えに通っていた。 大戦の後は復興を助ける為に、新たな王都の建設や守護に専念。
魔戦将軍として指揮していた部下の生き残りに、王族に連なる者を発見し新たな王として建国させたのもトールである。
他の部下も初代となる巨人王も既に老衰で他界しているが、部下の孫や子孫が自分の作った村に集まってくれた事が実は嬉しい。
歴代の巨人王とも友好な関係が続いている筈だった。 現在の巨人王に、魔の森近くで村を作って欲しいと頼まれ承諾。 義理の息子ロスと、その妻エルザも付いてくると言い始め説得するも付いて来ることに。
族長として村を作り、順調に運営していたがある日弱い魔物達が村の方へと逃げて来た。 状況を把握すべく、ロスとエルザとの3人で魔の森へと進むと竜の大規模な群れが進軍しているのを発見。 群れの先には出来立ての人間の国が有り、助けるか悩むも救援を決断。
ロスとエルザに魔の森側の人間の街を防衛させ、自分は竜の群れに突っ込み自分と同じ程の巨大な竜を討伐。 その後、突如現れた巨人に恐れていた人間達も自分達を守っている事に気付き参戦した。
無事、ロスとエルザも街を守り切る事ができ村に帰還。 人間を助けた事で巨人王国や亜人の他国からは非難の声が上がったが、森で迷った偶然の出来事だと報告し無理矢理黙らせた。
それからその人間の国、ジンネル王国では救国の英雄としてトール、ロス、エルザの銅像がジンネル王国の至る所に建設される事を知る。
それから数年後、息子夫婦に子供が生まれ孫にデレデレなお祖父ちゃんとなる。
クウネルの前世を知り、希有なスキルや加護を知るも可愛い孫には変わりなくその後も可愛いがり続けた。
クウネルの2歳の誕生会にて救った筈の亜人達に村を襲われ裏切りに失望し、息子夫婦とクウネルを逃がす為に殿として村の広場に残った。
勇者との一騎討ちの末死亡。
◆◇◆
村の巨人達
トールを族長とした、村のおじちゃんやおばちゃん達。 元々は他の村や王都に住んでいたが、祖父母から魔戦将軍トールの部下の子孫だと教えられ育った。
大人となり、子育ても終わった頃に魔戦将軍トールが村を興すと聞き付け夫婦や単身で引っ越してきた。
それから数年間、狩人を生業として生活を送り熟練の狩人となる。
族長トールの息子夫婦に娘が生まれ村の全員で可愛いがり、勝手ながら孫のように思っていた。
人数は20人、全員がクウネルの2歳の誕生会にて追手の巨人達を止めるべく武器だけ手に取り奮戦。
しかし、重装備の巨人戦士団に叶う筈も無く全員が死亡したと思われる。
◆◇◆
巨人王国
巨人王を頂点とした巨人の国、その王都は大きくトールでさえ住める程。 巨人は出生率が低い為、人口は数千人程。
城壁は無く、巨大な石造りの街が天然の城壁を担っている。 街の中央には、更に大きな城が建っており其処に巨人王と妃にその息子が暮らしている。 残念な事に、巨人王の一人息子は非常に出来が悪いと評判で民達は将来を不安に思っているそうだ。
トールの村以外にも村や街は幾つか有るがどれも魔の森には接しておらず、野菜や果物等を育てる農家の村や2つ首の巨大な牛や角が生えている巨大な豚を育てる酪農家となっている。
ちなみにその村で採れる野菜や果物の大きさは一般的な大きさで、巨人からすると小さなミニトマトを育ててるような物である。
恐らく魔の森から離れている事が理由なのだろう。
◆◇◆
獣王国
獣王を頂点とした獣人の王国。
200年前の大戦で、王の血筋が絶えてからは力を示した者が王となってきた。
獣人は非常に多産なので人口は数十万人程。
力の示し方は様々だが現在の獣王は獅子の獣人で戦闘力が高く、ライバルをコロシアムのバトルロワイヤルで皆殺しにして王と成った。
次代の王を決めるやり方を獣王が発表する前に、第2王子のウンポが暴走。 クウネルとトールを殺害し、手柄として力を示そうと考えた。
獣王国も石造りの建物が主流だが、職人が豆腐型の簡単な建物を好む。 しかし、コロシアムだけには情熱を注ぎ立派な建物にした。
王城もまさかの巨大な複数の豆腐型を繋げた城である。
◆◇◆
竜神帝国
竜神と、竜神の言葉を聞ける巫皇帝を頂点とした帝国。
竜人も寿命が長い為、出生率は低い。
人口は一万弱程。
しかし、200年前の大戦で当時の勇者一味に崇める竜神と巫皇帝を殺害された。
生き残りの竜人が新たに帝国を造るが、竜神も巫皇帝も居らず長年竜人達は崇める神を望み続けた。 そして、数年前に巫皇帝を名乗る竜人が竜神帝国に現れお祭り騒ぎに。
200年前の実情を知る竜人は既に生き残っていなかった為、巫皇帝の言う事を全て聞き入れて竜人達は暮らしている。
帝国と名乗るも、建物等は殆ど存在せず。 川や、池の中や側で暮らしている。
帝都は、巨大な池の中に造られており地上からはその有り様を見ることは出来ない。
元々は地上に黒檀で出来た建造物を建て暮らしていたが、新たに帝国を造った竜人がまた人間に襲われては堪らないと池の中に建物を建てたそうだ。
竜人は鰓呼吸も可能だが、池の中に有る帝都の建物には空気溜まりが発生するように造られている。
◆◇◆
魔王国連合
魔王国連合の領域内にて、東西南北中央を五名の魔族長がそれぞれ治める変わった国。
人口は亜人側の国では最小国家、全体で千人未満しか居ない。 代わりに、魔族は寿命が無い為200年前の大戦を生き残った猛者ばかりで構成されている。
最小国家なのは、寿命が無い為か出生率が非常に低い事が起因。
職人も猛者ばかりなので、建造物や文化も亜人の中では一番進んでいる。 地球だと、中世時代の街並み。
上記で触れた魔族以外の各国の建造物や文化レベルが軒並み低いのは、200年前の大戦で国が滅んだ際に当時の職人や芸術家が死んで途絶えたのが原因である。
魔王国連合の各領地の呼び名は、方角に街を付ける。 東街、西街、北街、南街みたいな感じ。
ちなみに、クウネルの誕生会に参加してたベータは東街の長をしている。
※ネタバレには注意しておりますが、もし何かに気付いてもそっと忘れてやって下さいませ。
キャラ紹介&背景紹介
クウネル (前世の名前は狩人 喰《かりうど くう》)
今作の主人公。
肩までの短髪黒髪で、容姿端麗の自称美少女。
身長が低いのがコンプレックスで、巨人に転生して大きな身体を手に入れた。
常にお腹が空くことが悩みでもあり、ご飯を美味しく食べれるので実は気に入っている。
空腹の原因は、前世から持っていた暴食の邪神からの加護が原因と判明。
優しい両親と祖父の元に生まれるも、2歳の誕生会で亜人達の裏切りと前世のクラスメイトにより家族を全員殺害された。
全てを奪われた絶望の中、この世界全てを殺すと誓った後気絶する。
◆◇◆
エルザ
クウネルの母、普段は優しいがキレると怖い事で家族からは恐れられている。
赤毛で、そばかすが似合う女性の巨人。
槍の達人で、巨人の王国では並ぶもの無しと言われた戦士だった。 生まれは王都で、巨人戦士団に入団後には凄腕の槍の使い手として名が売れる。 次期、副団長として期待されていたが後の夫であるロスと恋に落ち、結婚の流れで寿退団。
義理の父であるトールが、族長として新たな村の立ち上げをするタイミングで王都から辺境の村に夫婦で引っ越す。
村に住んで数年後、クウネルを授かり出産。
クウネル2歳の誕生会にて、亜人連合軍に襲われ魔の森へ夫のロスとクウネルと逃げるも勇者の仲間に追い詰められる。 クウネルを戦技で逃がした直後、勇者の仲間であるコジロウに斬られ死亡。
◆◇◆
ロス
クウネルの父、短髪の茶髪で筋肉ムキムキマッチョな巨人。
父トール直伝の戦斧を扱うベテランの戦士。
物心が付く頃には、父トールの元で育つ。 義理の息子との事だが、どういった経緯でトールの元に来たのかは不明。 当の本人は、義理の息子だと知らされても何も思わなかったそう。
王都から少し離れた田舎で父トールと生活していたが、成人を機に父トールから薦められ巨人戦士団に入団。 英雄トールから引き継いだ戦斧の技を駆使し、魔物との戦いに貢献。 数年で戦士団で一番の強者となる。
次の団長候補として選ばれていたが、入団してきたエルザに一目惚れしてそれ所では無くなった。 猛アタックの末、エルザと結婚。
ちょうど父トールに巨人王から村の開発の話が飛び込み、夫婦で付いていく事を決断し引っ越す為に退団した。
その頃の同じ戦士団長候補のライバルが、クウネルの誕生会に現れた戦士団長である。
数年後、クウネルを授かり育児没頭。
クウネル2歳の誕生会にて、亜人連合軍に襲われ魔の森へ妻のエルザとクウネルと逃げるも勇者の仲間に追い詰められる。
クウネルを逃がす隙を作る為に攻撃を仕掛けたが、勇者の仲間ルウの魔法によって感電し死亡。
◆◇◆
トール
200年を越える年月を生きた、巨大な巨人。
巨人王国では、生ける伝説、亜人の英雄として崇められていた。 しかし、年月が経てば当時の大戦を覚えている者は少なく敵視し始める者が増える。
普通の巨人は長生きでも100年程しか生きられないがトールはその強さからか、倍以上の年月を生きてきた。
トール程の巨体を誇る巨人は居らず、次に大きい巨人は現巨人王のみである。
長年培ってきた戦斧の技術は並ぶもの無しと言われ、巨人戦士団にも師匠として度々技術を教えに通っていた。 大戦の後は復興を助ける為に、新たな王都の建設や守護に専念。
魔戦将軍として指揮していた部下の生き残りに、王族に連なる者を発見し新たな王として建国させたのもトールである。
他の部下も初代となる巨人王も既に老衰で他界しているが、部下の孫や子孫が自分の作った村に集まってくれた事が実は嬉しい。
歴代の巨人王とも友好な関係が続いている筈だった。 現在の巨人王に、魔の森近くで村を作って欲しいと頼まれ承諾。 義理の息子ロスと、その妻エルザも付いてくると言い始め説得するも付いて来ることに。
族長として村を作り、順調に運営していたがある日弱い魔物達が村の方へと逃げて来た。 状況を把握すべく、ロスとエルザとの3人で魔の森へと進むと竜の大規模な群れが進軍しているのを発見。 群れの先には出来立ての人間の国が有り、助けるか悩むも救援を決断。
ロスとエルザに魔の森側の人間の街を防衛させ、自分は竜の群れに突っ込み自分と同じ程の巨大な竜を討伐。 その後、突如現れた巨人に恐れていた人間達も自分達を守っている事に気付き参戦した。
無事、ロスとエルザも街を守り切る事ができ村に帰還。 人間を助けた事で巨人王国や亜人の他国からは非難の声が上がったが、森で迷った偶然の出来事だと報告し無理矢理黙らせた。
それからその人間の国、ジンネル王国では救国の英雄としてトール、ロス、エルザの銅像がジンネル王国の至る所に建設される事を知る。
それから数年後、息子夫婦に子供が生まれ孫にデレデレなお祖父ちゃんとなる。
クウネルの前世を知り、希有なスキルや加護を知るも可愛い孫には変わりなくその後も可愛いがり続けた。
クウネルの2歳の誕生会にて救った筈の亜人達に村を襲われ裏切りに失望し、息子夫婦とクウネルを逃がす為に殿として村の広場に残った。
勇者との一騎討ちの末死亡。
◆◇◆
村の巨人達
トールを族長とした、村のおじちゃんやおばちゃん達。 元々は他の村や王都に住んでいたが、祖父母から魔戦将軍トールの部下の子孫だと教えられ育った。
大人となり、子育ても終わった頃に魔戦将軍トールが村を興すと聞き付け夫婦や単身で引っ越してきた。
それから数年間、狩人を生業として生活を送り熟練の狩人となる。
族長トールの息子夫婦に娘が生まれ村の全員で可愛いがり、勝手ながら孫のように思っていた。
人数は20人、全員がクウネルの2歳の誕生会にて追手の巨人達を止めるべく武器だけ手に取り奮戦。
しかし、重装備の巨人戦士団に叶う筈も無く全員が死亡したと思われる。
◆◇◆
巨人王国
巨人王を頂点とした巨人の国、その王都は大きくトールでさえ住める程。 巨人は出生率が低い為、人口は数千人程。
城壁は無く、巨大な石造りの街が天然の城壁を担っている。 街の中央には、更に大きな城が建っており其処に巨人王と妃にその息子が暮らしている。 残念な事に、巨人王の一人息子は非常に出来が悪いと評判で民達は将来を不安に思っているそうだ。
トールの村以外にも村や街は幾つか有るがどれも魔の森には接しておらず、野菜や果物等を育てる農家の村や2つ首の巨大な牛や角が生えている巨大な豚を育てる酪農家となっている。
ちなみにその村で採れる野菜や果物の大きさは一般的な大きさで、巨人からすると小さなミニトマトを育ててるような物である。
恐らく魔の森から離れている事が理由なのだろう。
◆◇◆
獣王国
獣王を頂点とした獣人の王国。
200年前の大戦で、王の血筋が絶えてからは力を示した者が王となってきた。
獣人は非常に多産なので人口は数十万人程。
力の示し方は様々だが現在の獣王は獅子の獣人で戦闘力が高く、ライバルをコロシアムのバトルロワイヤルで皆殺しにして王と成った。
次代の王を決めるやり方を獣王が発表する前に、第2王子のウンポが暴走。 クウネルとトールを殺害し、手柄として力を示そうと考えた。
獣王国も石造りの建物が主流だが、職人が豆腐型の簡単な建物を好む。 しかし、コロシアムだけには情熱を注ぎ立派な建物にした。
王城もまさかの巨大な複数の豆腐型を繋げた城である。
◆◇◆
竜神帝国
竜神と、竜神の言葉を聞ける巫皇帝を頂点とした帝国。
竜人も寿命が長い為、出生率は低い。
人口は一万弱程。
しかし、200年前の大戦で当時の勇者一味に崇める竜神と巫皇帝を殺害された。
生き残りの竜人が新たに帝国を造るが、竜神も巫皇帝も居らず長年竜人達は崇める神を望み続けた。 そして、数年前に巫皇帝を名乗る竜人が竜神帝国に現れお祭り騒ぎに。
200年前の実情を知る竜人は既に生き残っていなかった為、巫皇帝の言う事を全て聞き入れて竜人達は暮らしている。
帝国と名乗るも、建物等は殆ど存在せず。 川や、池の中や側で暮らしている。
帝都は、巨大な池の中に造られており地上からはその有り様を見ることは出来ない。
元々は地上に黒檀で出来た建造物を建て暮らしていたが、新たに帝国を造った竜人がまた人間に襲われては堪らないと池の中に建物を建てたそうだ。
竜人は鰓呼吸も可能だが、池の中に有る帝都の建物には空気溜まりが発生するように造られている。
◆◇◆
魔王国連合
魔王国連合の領域内にて、東西南北中央を五名の魔族長がそれぞれ治める変わった国。
人口は亜人側の国では最小国家、全体で千人未満しか居ない。 代わりに、魔族は寿命が無い為200年前の大戦を生き残った猛者ばかりで構成されている。
最小国家なのは、寿命が無い為か出生率が非常に低い事が起因。
職人も猛者ばかりなので、建造物や文化も亜人の中では一番進んでいる。 地球だと、中世時代の街並み。
上記で触れた魔族以外の各国の建造物や文化レベルが軒並み低いのは、200年前の大戦で国が滅んだ際に当時の職人や芸術家が死んで途絶えたのが原因である。
魔王国連合の各領地の呼び名は、方角に街を付ける。 東街、西街、北街、南街みたいな感じ。
ちなみに、クウネルの誕生会に参加してたベータは東街の長をしている。
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