234 / 252
第228話 屋台巡りと赤い指輪
しおりを挟む
「「「「ぎゃぁー!」」」」
野次馬をしていた冒険者達は、突如として男達の首が落ちた事に悲鳴をあげながら逃げ出した。
「ふぅ……旦那様に貰った大切なナイフが汚れちゃいました」
しかし、ハヤはそんな事は気にせずにオリハルコンのナイフを大事そうに磨いている。
「ハヤ、見ていたぞ」
そんなハヤにセムネイルが話しかけると、ハヤは顔を真っ赤にしてナイフを収納した。
「セ、セムネイル様!? す、すみません……私、怒りに我を忘れて」
「構わん。 ハヤが殺らなければ、この馬鹿共は武器を手に襲っていただろう。 ソクド達を殺し、ハヤを辱める為にな。 良くぞ、自分で動いたな。 ハヤが俺の妻である事を誇りに思うぞ」
セムネイルは死んだ男達を一瞥し、ハヤの頭を優しく撫でる。
「ひゃ、ひゃい……ありがとうございます」
褒められたハヤはしおらしく返事をし、セリス達は微笑ましそうに見ているが足下には死体が転がっているのだ。
普通の反応では無い。
「あ、あのよ。 仲睦まじいのは兄としても嬉しいんだけど、流石に不味くないか?」
ソクドの意見にセムネイルは首を傾げる。
「何故だ? 元々は彼奴等が売ってきた喧嘩何だろ? 問題無いだろ」
「はい、私も問題無いと思いますわ貴方様」
「リンもそう思います。 逆に返り討ちに合うのが嫌なら、ハヤさん達に絡まなければ良かったのでは?」
「うんうん、その通りだぞ! 狩人は獲物に返り討ちに合うリスクをとってやるんだぞ。 さっきの奴等は……ゴミ過ぎて俺でも殺すぞ?」
「そうね、私も別に良いと思うけど。 最初にこのギルドに私達が来た時も絡んできた馬鹿達を殺したでしょ?」
セムネイルは妻達からも同意を得られ、満足気に頷いた。
「よし、ソクド……後は頼む。 ハヤ、屋台巡りに行こう。 リンとノラがもう腹ペコだ」
「ふふ、お任せ下さい! じゃあ、兄上行ってきますね」
ハヤは満面の笑顔で兄のソクドに全てを放り投げ、セムネイル達の下へと駆けて行く。
そんな妹をソクドは苦笑いで見送り、同じく苦笑いのパーティーメンバー達と頭を突き合わせる。
「はは……行ってらっしゃ~い。 おい、お前等! 衛兵が来たらちゃんと説明して正当防衛にするぞ。 最悪ゴリ押しだ!」
「「「「お、おう!」」」」
この後、野次馬達からの証言もあり瞬足の前足は罰金だけで済んだのであった。
◆◇◆
「おいひー!」
「んむんむんむ! リン、コレも美味いぞ!」
「リンとノラ、あまり離れてはダメよ? 変な輩も居るんだから」
ソクド達が必死な弁明をしている頃、セムネイル達は夜でも活気あふれる市場で屋台巡りを楽しんでいた。
「えへへ、リンさんとノラさんが気に入ってくれて安心しました」
ハヤは年下の2人が嬉しそうにフランク串とポテト串を頬張っているのを微笑ましく見ていた。
セリスも2人を注意しながらも、楽しそうな2人を優しく見守っている。
「あち! うむ……初めて食う物ばかりだが、確かに美味いな」
「ぷはぁ! この温めて飲むお酒も美味しいねぇ~、酔いが回る~」
セムネイルはハヤ1番のオススメである牛串に齧りつき、グラは熱燗と呼ばれる温めて飲む未知の酒を堪能している。
「お店の人達は凄く驚いましたけどね……あはは」
「おう、殆ど買い占めたからな。 まぁ、釣りは要らぬと金貨を適当に渡しておいたから問題無いだろ」
気に入った屋台でセムネイルは大量注文をし、全て4次元に収納していた。
そのおかげで、セムネイル達が立ち寄った屋台は品切れし早々に閉店した店主達は満面の笑顔で片付けをしている。
「あはは~、セムネイル~? このお酒美味しいよぉ~? あら~? 地面が揺れる~助けてセムネイル~!」
「おいおい、グラ。 程々にな? こりゃ、帰ったら直ぐに風呂入ってベットに直行だな」
グラは完全に泥酔し、セムネイルの背中によじ登る。
「うわぁ……グラさん、この熱燗っていうお酒はかなり強い筈ですよ? こんなに飲んで……だ、大丈夫でしょうか」
「くっくっくっ、問題無い。 グラは魔族だからな、明日の朝にはケロッとしてるよ。 ん? コレも屋台か?」
妻達と連れ立って屋台巡りをしていると、貴金属を並べている屋台が目に入った。
ネックレスや指輪等が並び、商人らしき男が客引きをしている。
「わぁ~どれも綺麗ですね。 あ、アレとか凄く綺麗ですよセムネイル様! そういえば、リポンさんもあんな赤い宝石が付いた指輪を5つもしてたんですよね。 お祖母ちゃんの形見とか何とか? しかも、その指輪魔力が込められてたらしく急に1つが砕け散って凄くびっくりしたんですよ~」
ハヤが世間話として話した内容にセムネイルは目を見開く。
「ハヤ……それは何時の事だ?」
「ふぇ……? え、えっと……確かセムネイル様が竜の洞窟に行かれた日だったと思いますよ?」
「そうか。 ありがとう、ハヤは流石だな」
「ふぇ?! あ、え、その……えへへ♡」
セムネイルにまた褒められ、頭を撫でられたハヤは蕩けそうな顔で微笑んだ。
(明日、冒険者ギルドに顔を出した時にリポンを問い詰めるか。 最悪……敵なら殺す。 まぁ、魔王達に脅されている可能性もあるしな。 焦らずにやるとしよう)
セムネイルは心の中でリポンの処遇を考えた後に、貴金属の屋台へと近付いた。
「じゃあ、そんなハヤに何か贈ろう。 店主、すまない」
「はいよ! お兄さん、綺麗な娘さん達をお連れだね。 どうだい? 奥さんにはネックレスや指輪が喜ばれるよ~? まぁ、ちょっと高いからね。 全員分は買えないかもしれないけど、どうする?」
「ふむ、ちょっと待ってくれ。 さて……どんな物があるか」
セムネイルは並ぶ貴金属を一通り識別魔法を使用し、呪いや特別な魔力が付呪されていないかを確認していく。
(うーむ……これも時代が流れた結果か? 全部ゴミレベルだぞ? 此処で買わずに、宝物庫にあるネックレスを贈った方が良いかもな)
冷やかしで終わろうかとしていると、ハヤが1つのネックレスを手に取った。
「わぁ……これ、凄く素敵です」
ソレは何の効果も無いただのネックレスだ。 しかし、小さく光る宝石がはめられており夜の明かりが反射して光り輝いていた。
「お! お嬢ちゃんお目が高いね! ソレはね、新しく見つかったダイヤモンドっていう宝石を付けたネックレスさ。 数も少なくて希少だからね、値段もかなりするよ? すばり、白金貨1枚!」
ハヤはダイヤモンドのネックレスに目を奪われていたが、店主から値段を聞いて急いで返した。
「ひぇ……白金貨1枚!? す、すみません……大丈夫ですから」
「店主、俺の妻達とそのダイヤ。 どちらの方が美しい?」
「おぉ? う~む……そうだな」
突然変な質問をされ店主は困り顔だったが、どうせ買えないだろうし素直に言うかと口を開いた。
「ずばり、お兄さんの奥さん達だね。 俺は長年この商いをしている。 だからこそ、色褪せない宝石よりも今この瞬間に輝いている女性が世界で1番美しいと思ってるんだ。 その美しさを更に引き立てる為に指輪やネックレスは存在しているのさ。 はは、悪い忘れてくれ。 初対面のお兄さんに何を言ってんだか……ははは」
「そうか……ありがとう。 店主よ、ダイヤモンドのネックレスを貰う。 これで足りるか?」
セムネイルは店主を気に入り、いつも通り4次元から金貨の山を取り出した。
その数はどう見ても白金貨1枚よりも多い金貨だ。
「セムネイル様!?」
セムネイルの行動にハヤは驚きの声を上げ、セリスはいつも通りのセムネイルだと微笑んで見ている。
グラはセムネイルの背中で泥酔し、腹が膨れたリンとノラは眠りそうになっていた。
「へぁぁぁぁ!? ま、まじかよお兄さん。 へっ! どうやって出したのかは知らねえけど、お嬢ちゃん……良い旦那をもったね」
店主はハヤにウインクをしながらセムネイルにダイヤモンドのネックレスを手渡し、ハヤは顔を真っ赤に染める。
「ハヤ、受け取ってくれ」
「ひゃ、ひゃい! ありがとうございましゅ!」
赤面したまま直立不動のハヤの首にネックレスを通し、金具を付けた。
「うむ、良く似合ってるぞ。 ハヤ」
「え、えへへ……凄く嬉しいです。 ありがとうございます、セムネイル様♡」
幸せそうに笑うハヤの頭を撫で、セムネイルは妻達を連れて屋台を後にした。
去り際に、セムネイルから11個のダイヤモンドのネックレスを注文された店主は苦笑いで固まっていたが仕入れられる頃には必要になる数は増えている事だろう。
野次馬をしていた冒険者達は、突如として男達の首が落ちた事に悲鳴をあげながら逃げ出した。
「ふぅ……旦那様に貰った大切なナイフが汚れちゃいました」
しかし、ハヤはそんな事は気にせずにオリハルコンのナイフを大事そうに磨いている。
「ハヤ、見ていたぞ」
そんなハヤにセムネイルが話しかけると、ハヤは顔を真っ赤にしてナイフを収納した。
「セ、セムネイル様!? す、すみません……私、怒りに我を忘れて」
「構わん。 ハヤが殺らなければ、この馬鹿共は武器を手に襲っていただろう。 ソクド達を殺し、ハヤを辱める為にな。 良くぞ、自分で動いたな。 ハヤが俺の妻である事を誇りに思うぞ」
セムネイルは死んだ男達を一瞥し、ハヤの頭を優しく撫でる。
「ひゃ、ひゃい……ありがとうございます」
褒められたハヤはしおらしく返事をし、セリス達は微笑ましそうに見ているが足下には死体が転がっているのだ。
普通の反応では無い。
「あ、あのよ。 仲睦まじいのは兄としても嬉しいんだけど、流石に不味くないか?」
ソクドの意見にセムネイルは首を傾げる。
「何故だ? 元々は彼奴等が売ってきた喧嘩何だろ? 問題無いだろ」
「はい、私も問題無いと思いますわ貴方様」
「リンもそう思います。 逆に返り討ちに合うのが嫌なら、ハヤさん達に絡まなければ良かったのでは?」
「うんうん、その通りだぞ! 狩人は獲物に返り討ちに合うリスクをとってやるんだぞ。 さっきの奴等は……ゴミ過ぎて俺でも殺すぞ?」
「そうね、私も別に良いと思うけど。 最初にこのギルドに私達が来た時も絡んできた馬鹿達を殺したでしょ?」
セムネイルは妻達からも同意を得られ、満足気に頷いた。
「よし、ソクド……後は頼む。 ハヤ、屋台巡りに行こう。 リンとノラがもう腹ペコだ」
「ふふ、お任せ下さい! じゃあ、兄上行ってきますね」
ハヤは満面の笑顔で兄のソクドに全てを放り投げ、セムネイル達の下へと駆けて行く。
そんな妹をソクドは苦笑いで見送り、同じく苦笑いのパーティーメンバー達と頭を突き合わせる。
「はは……行ってらっしゃ~い。 おい、お前等! 衛兵が来たらちゃんと説明して正当防衛にするぞ。 最悪ゴリ押しだ!」
「「「「お、おう!」」」」
この後、野次馬達からの証言もあり瞬足の前足は罰金だけで済んだのであった。
◆◇◆
「おいひー!」
「んむんむんむ! リン、コレも美味いぞ!」
「リンとノラ、あまり離れてはダメよ? 変な輩も居るんだから」
ソクド達が必死な弁明をしている頃、セムネイル達は夜でも活気あふれる市場で屋台巡りを楽しんでいた。
「えへへ、リンさんとノラさんが気に入ってくれて安心しました」
ハヤは年下の2人が嬉しそうにフランク串とポテト串を頬張っているのを微笑ましく見ていた。
セリスも2人を注意しながらも、楽しそうな2人を優しく見守っている。
「あち! うむ……初めて食う物ばかりだが、確かに美味いな」
「ぷはぁ! この温めて飲むお酒も美味しいねぇ~、酔いが回る~」
セムネイルはハヤ1番のオススメである牛串に齧りつき、グラは熱燗と呼ばれる温めて飲む未知の酒を堪能している。
「お店の人達は凄く驚いましたけどね……あはは」
「おう、殆ど買い占めたからな。 まぁ、釣りは要らぬと金貨を適当に渡しておいたから問題無いだろ」
気に入った屋台でセムネイルは大量注文をし、全て4次元に収納していた。
そのおかげで、セムネイル達が立ち寄った屋台は品切れし早々に閉店した店主達は満面の笑顔で片付けをしている。
「あはは~、セムネイル~? このお酒美味しいよぉ~? あら~? 地面が揺れる~助けてセムネイル~!」
「おいおい、グラ。 程々にな? こりゃ、帰ったら直ぐに風呂入ってベットに直行だな」
グラは完全に泥酔し、セムネイルの背中によじ登る。
「うわぁ……グラさん、この熱燗っていうお酒はかなり強い筈ですよ? こんなに飲んで……だ、大丈夫でしょうか」
「くっくっくっ、問題無い。 グラは魔族だからな、明日の朝にはケロッとしてるよ。 ん? コレも屋台か?」
妻達と連れ立って屋台巡りをしていると、貴金属を並べている屋台が目に入った。
ネックレスや指輪等が並び、商人らしき男が客引きをしている。
「わぁ~どれも綺麗ですね。 あ、アレとか凄く綺麗ですよセムネイル様! そういえば、リポンさんもあんな赤い宝石が付いた指輪を5つもしてたんですよね。 お祖母ちゃんの形見とか何とか? しかも、その指輪魔力が込められてたらしく急に1つが砕け散って凄くびっくりしたんですよ~」
ハヤが世間話として話した内容にセムネイルは目を見開く。
「ハヤ……それは何時の事だ?」
「ふぇ……? え、えっと……確かセムネイル様が竜の洞窟に行かれた日だったと思いますよ?」
「そうか。 ありがとう、ハヤは流石だな」
「ふぇ?! あ、え、その……えへへ♡」
セムネイルにまた褒められ、頭を撫でられたハヤは蕩けそうな顔で微笑んだ。
(明日、冒険者ギルドに顔を出した時にリポンを問い詰めるか。 最悪……敵なら殺す。 まぁ、魔王達に脅されている可能性もあるしな。 焦らずにやるとしよう)
セムネイルは心の中でリポンの処遇を考えた後に、貴金属の屋台へと近付いた。
「じゃあ、そんなハヤに何か贈ろう。 店主、すまない」
「はいよ! お兄さん、綺麗な娘さん達をお連れだね。 どうだい? 奥さんにはネックレスや指輪が喜ばれるよ~? まぁ、ちょっと高いからね。 全員分は買えないかもしれないけど、どうする?」
「ふむ、ちょっと待ってくれ。 さて……どんな物があるか」
セムネイルは並ぶ貴金属を一通り識別魔法を使用し、呪いや特別な魔力が付呪されていないかを確認していく。
(うーむ……これも時代が流れた結果か? 全部ゴミレベルだぞ? 此処で買わずに、宝物庫にあるネックレスを贈った方が良いかもな)
冷やかしで終わろうかとしていると、ハヤが1つのネックレスを手に取った。
「わぁ……これ、凄く素敵です」
ソレは何の効果も無いただのネックレスだ。 しかし、小さく光る宝石がはめられており夜の明かりが反射して光り輝いていた。
「お! お嬢ちゃんお目が高いね! ソレはね、新しく見つかったダイヤモンドっていう宝石を付けたネックレスさ。 数も少なくて希少だからね、値段もかなりするよ? すばり、白金貨1枚!」
ハヤはダイヤモンドのネックレスに目を奪われていたが、店主から値段を聞いて急いで返した。
「ひぇ……白金貨1枚!? す、すみません……大丈夫ですから」
「店主、俺の妻達とそのダイヤ。 どちらの方が美しい?」
「おぉ? う~む……そうだな」
突然変な質問をされ店主は困り顔だったが、どうせ買えないだろうし素直に言うかと口を開いた。
「ずばり、お兄さんの奥さん達だね。 俺は長年この商いをしている。 だからこそ、色褪せない宝石よりも今この瞬間に輝いている女性が世界で1番美しいと思ってるんだ。 その美しさを更に引き立てる為に指輪やネックレスは存在しているのさ。 はは、悪い忘れてくれ。 初対面のお兄さんに何を言ってんだか……ははは」
「そうか……ありがとう。 店主よ、ダイヤモンドのネックレスを貰う。 これで足りるか?」
セムネイルは店主を気に入り、いつも通り4次元から金貨の山を取り出した。
その数はどう見ても白金貨1枚よりも多い金貨だ。
「セムネイル様!?」
セムネイルの行動にハヤは驚きの声を上げ、セリスはいつも通りのセムネイルだと微笑んで見ている。
グラはセムネイルの背中で泥酔し、腹が膨れたリンとノラは眠りそうになっていた。
「へぁぁぁぁ!? ま、まじかよお兄さん。 へっ! どうやって出したのかは知らねえけど、お嬢ちゃん……良い旦那をもったね」
店主はハヤにウインクをしながらセムネイルにダイヤモンドのネックレスを手渡し、ハヤは顔を真っ赤に染める。
「ハヤ、受け取ってくれ」
「ひゃ、ひゃい! ありがとうございましゅ!」
赤面したまま直立不動のハヤの首にネックレスを通し、金具を付けた。
「うむ、良く似合ってるぞ。 ハヤ」
「え、えへへ……凄く嬉しいです。 ありがとうございます、セムネイル様♡」
幸せそうに笑うハヤの頭を撫で、セムネイルは妻達を連れて屋台を後にした。
去り際に、セムネイルから11個のダイヤモンドのネックレスを注文された店主は苦笑いで固まっていたが仕入れられる頃には必要になる数は増えている事だろう。
14
お気に入りに追加
359
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!

冤罪だと誰も信じてくれず追い詰められた僕、濡れ衣が明るみになったけど今更仲直りなんてできない
一本橋
恋愛
女子の体操着を盗んだという身に覚えのない罪を着せられ、僕は皆の信頼を失った。
クラスメイトからは日常的に罵倒を浴びせられ、向けられるのは蔑みの目。
さらに、信じていた初恋だった女友達でさえ僕を見限った。
両親からは拒絶され、姉からもいないものと扱われる日々。
……だが、転機は訪れる。冤罪だった事が明かになったのだ。
それを機に、今まで僕を蔑ろに扱った人達から次々と謝罪の声が。
皆は僕と関係を戻したいみたいだけど、今更仲直りなんてできない。
※小説家になろう、カクヨムと同時に投稿しています。

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる