224 / 252
第218話 古き恩
しおりを挟む
「古き敵よ、空の旅とは中々に乙な事をしているな」
「はぁ~……おい、助けるのか助けないのかどっちなんだ? 黒龍」
セムネイルは超高速で地面へと叩き付けられる前に、突如として現れた黒龍に足を掴まれ逆さ吊りのまま空中を飛んでいた。
「グァハハハハハ! 我が睨んでおったダンジョンに異変があったのでな。 もしや、古き敵が早速踏破してくれたのかと見に来たのよ」
「分かった分かった、とりあえず降ろしてくれ」
「うむ、分かった。 して、救えたか?」
黒龍はセムネイルを地面へと降ろし、その巨体を揺らしながら着地する。
「いてて……すまん助かった」
セムネイルは黒龍に無造作に放られ、結局地面へと顔から落ちた。
「構わぬ。 して? どうであった」
「助けれたぞ。 まぁ、色々イレギュラーな事があったがな。 聞くか?」
「イレギュラー? うむ……聞こう」
「そうだな、先ずは……」
セムネイルは黒龍に竜の洞窟で起きた事を説明するのであった。
◆◇◆
「ぬぅ……魔王共め。 どうやら、まだ憎きエオルニアとの戦いを諦めておらぬのか」
セムネイルから紅い宝石とそのせいで変異した竜王の話しを聞き、顔を顰めて唸る。
「どういう事だ?」
「古き敵は知らぬよな。 神魔大戦は神側が勝ったのだ。 殆どの魔神は滅ぼされ、魔王達や魔族達は追い回され散り散りとなった。 そして、憎きエオルニア達の時代が到来しこの世界は現在……神側が支配しておる」
黒龍は憎々しげに口を開き、大昔に何が起きたのかを話し始めた。
「だが、神側もかなり疲弊した。 それでも、お主の仲間達を追い回し龍の恩たる亜人族にまで手を出しおった。 その時、我等龍達は亜人族の大陸で休んでおった故に……古き敵の仲間達や亜人族の女神達と共に神と戦ったのだ」
「黒龍……そうだったのか。 すまない……ありがとう」
「グァハハハハハ! なんだ、古き敵よ。 お主は封印されている間に何やら丸くなったでは無いか! 昔のお主なら、知った事かと礼等絶対に言わなかったであろうに」
頭を下げるセムネイルを見て、黒龍は目を丸く大笑いする。
「昔を思い出す度に恥じるばかりだよ」
「グァハハハ! そうか、うむうむ。 我の目は間違いでは無かったか。 さて、何処まで話したか……あぁ、そうだ。 我等と神側の戦いよな。 当初は我等が優勢であった。 神側がかなり疲弊しておった故な。 だが……憎きエオルニアが地殻変動を起こし、亜人族の住む大陸を中央大陸に無理矢理繋げ、戦況は傾いた」
セムネイルは黒龍の話しを聞きながら歯を食いしばる。
現在の状況を見れば、その戦いがどうなったのか明白だからだ。
「負けたんだな……」
「む? いや、勝ったぞ?」
黒龍からの予想外な返答にセムネイルは驚く。
「はぁ? え、勝ったのか? なら、何で亜人族の女神は封印されてんだよ」
「グァハハハハハ! そう焦るな。 確かに、一度我等は神達に勝った。 だが、それは3000年も前の事。 当時居た強き英雄達が死に、無理矢理同じ大陸で住むことになった亜人族は生き残った人間達と争いとなった。 疲弊した神達が神界で休んでおる間に、世界の状況は変わり果てたのだ。 フゥ……そして、黒龍の我でも長いと感じる程の年月が経過した」
黒龍は一息つき、ため息を吐いてから吐露する様に吐き出した。
「今より1000年前、多少は回復した憎きエオルニアが自身を祀る国を作り、亜人達を狩らせ始めたのだ。 面白き事だろ? あれ程に神達から奴隷として、使い捨ての玩具として扱われた人間達が今度はその神達を崇め従い始めたのだ」
「聖エオルニア教国……そんな昔からあるのかよ」
「何度か名前は変えた様だが、根本は変わらぬ。 その時、我等龍は恩たる亜人族の女神達が無謀にも神界へと殴り込みをかけるのを知り得ない状況にあったのだ。 気付いた時には既に遅く、全員捕らえられておった」
黒龍は当時の事を思い出し、苛立つように尻尾を地面へと打ち付けた。
「故に、我はそれ以来神界を監視し続けた。 すると、数百年前に我の予想通り亜人族の女神達がそれぞれ封印され新たに作られたダンジョンへと散りばめられたのを知ったのだ」
「ん? 何で黒龍は亜人族の女神達が封印されると知ってたんだ? 滅ぼされてもおかしくないだろ」
「グァハハハハハ! それをすれば世界を管理する均衡は崩れ去り、この世界は滅ぶからよの。 忘れてはおるまいな? この世界に後から来たのはお主らぞ?」
「……なる程な。 だから、封印された女神達に何かあれば世界が滅ぶって訳か」
セムネイルは黒龍から以前に言われた言葉を思い出し、ようやく納得した。
「うむ。 古き敵は神魔大戦の時代に全てのダンジョンを踏破した変わり者故、適任だと考えた」
「まぁな……だが、封印から解かれてから入ったダンジョンは全て俺の知らないダンジョンだった。 それは何故だ?」
「憎きエオルニアが地殻変動を起こした際に、ダンジョンは一度全て崩れ去った。 現在、存在するダンジョンは全て後に生き残った魔神や味方の人間に試練を課す為に迷宮の神が作ったものよの」
黒龍からの話しを聞き、疑問がどんどん解消されるセムネイルは当初の質問を思い出す。
「だからか。 分かった、黒龍。 お前にもかなりの借りがある様だ。 欲望と狭間の魔王セムネイルの名に掛けて約束しよう、必ず全ての女神達を救い出す。 だが、そもそもの話の始まりだった魔王達とはどう繋がるんだ? 魔王達も魔族達も数はかなり減ってるんだろ?」
「そうだ。 だからこそ、奴等はずっと企んでおるのよ」
「何をだ」
「……第二次神魔大戦を起こす事をな」
セムネイルは黒龍の言葉に顔を顰め、拳を握り締めた。
「そんな馬鹿な事を考える奴は1人だけだ! 謀略と叡智の魔王……アスモ!!」
「はぁ~……おい、助けるのか助けないのかどっちなんだ? 黒龍」
セムネイルは超高速で地面へと叩き付けられる前に、突如として現れた黒龍に足を掴まれ逆さ吊りのまま空中を飛んでいた。
「グァハハハハハ! 我が睨んでおったダンジョンに異変があったのでな。 もしや、古き敵が早速踏破してくれたのかと見に来たのよ」
「分かった分かった、とりあえず降ろしてくれ」
「うむ、分かった。 して、救えたか?」
黒龍はセムネイルを地面へと降ろし、その巨体を揺らしながら着地する。
「いてて……すまん助かった」
セムネイルは黒龍に無造作に放られ、結局地面へと顔から落ちた。
「構わぬ。 して? どうであった」
「助けれたぞ。 まぁ、色々イレギュラーな事があったがな。 聞くか?」
「イレギュラー? うむ……聞こう」
「そうだな、先ずは……」
セムネイルは黒龍に竜の洞窟で起きた事を説明するのであった。
◆◇◆
「ぬぅ……魔王共め。 どうやら、まだ憎きエオルニアとの戦いを諦めておらぬのか」
セムネイルから紅い宝石とそのせいで変異した竜王の話しを聞き、顔を顰めて唸る。
「どういう事だ?」
「古き敵は知らぬよな。 神魔大戦は神側が勝ったのだ。 殆どの魔神は滅ぼされ、魔王達や魔族達は追い回され散り散りとなった。 そして、憎きエオルニア達の時代が到来しこの世界は現在……神側が支配しておる」
黒龍は憎々しげに口を開き、大昔に何が起きたのかを話し始めた。
「だが、神側もかなり疲弊した。 それでも、お主の仲間達を追い回し龍の恩たる亜人族にまで手を出しおった。 その時、我等龍達は亜人族の大陸で休んでおった故に……古き敵の仲間達や亜人族の女神達と共に神と戦ったのだ」
「黒龍……そうだったのか。 すまない……ありがとう」
「グァハハハハハ! なんだ、古き敵よ。 お主は封印されている間に何やら丸くなったでは無いか! 昔のお主なら、知った事かと礼等絶対に言わなかったであろうに」
頭を下げるセムネイルを見て、黒龍は目を丸く大笑いする。
「昔を思い出す度に恥じるばかりだよ」
「グァハハハ! そうか、うむうむ。 我の目は間違いでは無かったか。 さて、何処まで話したか……あぁ、そうだ。 我等と神側の戦いよな。 当初は我等が優勢であった。 神側がかなり疲弊しておった故な。 だが……憎きエオルニアが地殻変動を起こし、亜人族の住む大陸を中央大陸に無理矢理繋げ、戦況は傾いた」
セムネイルは黒龍の話しを聞きながら歯を食いしばる。
現在の状況を見れば、その戦いがどうなったのか明白だからだ。
「負けたんだな……」
「む? いや、勝ったぞ?」
黒龍からの予想外な返答にセムネイルは驚く。
「はぁ? え、勝ったのか? なら、何で亜人族の女神は封印されてんだよ」
「グァハハハハハ! そう焦るな。 確かに、一度我等は神達に勝った。 だが、それは3000年も前の事。 当時居た強き英雄達が死に、無理矢理同じ大陸で住むことになった亜人族は生き残った人間達と争いとなった。 疲弊した神達が神界で休んでおる間に、世界の状況は変わり果てたのだ。 フゥ……そして、黒龍の我でも長いと感じる程の年月が経過した」
黒龍は一息つき、ため息を吐いてから吐露する様に吐き出した。
「今より1000年前、多少は回復した憎きエオルニアが自身を祀る国を作り、亜人達を狩らせ始めたのだ。 面白き事だろ? あれ程に神達から奴隷として、使い捨ての玩具として扱われた人間達が今度はその神達を崇め従い始めたのだ」
「聖エオルニア教国……そんな昔からあるのかよ」
「何度か名前は変えた様だが、根本は変わらぬ。 その時、我等龍は恩たる亜人族の女神達が無謀にも神界へと殴り込みをかけるのを知り得ない状況にあったのだ。 気付いた時には既に遅く、全員捕らえられておった」
黒龍は当時の事を思い出し、苛立つように尻尾を地面へと打ち付けた。
「故に、我はそれ以来神界を監視し続けた。 すると、数百年前に我の予想通り亜人族の女神達がそれぞれ封印され新たに作られたダンジョンへと散りばめられたのを知ったのだ」
「ん? 何で黒龍は亜人族の女神達が封印されると知ってたんだ? 滅ぼされてもおかしくないだろ」
「グァハハハハハ! それをすれば世界を管理する均衡は崩れ去り、この世界は滅ぶからよの。 忘れてはおるまいな? この世界に後から来たのはお主らぞ?」
「……なる程な。 だから、封印された女神達に何かあれば世界が滅ぶって訳か」
セムネイルは黒龍から以前に言われた言葉を思い出し、ようやく納得した。
「うむ。 古き敵は神魔大戦の時代に全てのダンジョンを踏破した変わり者故、適任だと考えた」
「まぁな……だが、封印から解かれてから入ったダンジョンは全て俺の知らないダンジョンだった。 それは何故だ?」
「憎きエオルニアが地殻変動を起こした際に、ダンジョンは一度全て崩れ去った。 現在、存在するダンジョンは全て後に生き残った魔神や味方の人間に試練を課す為に迷宮の神が作ったものよの」
黒龍からの話しを聞き、疑問がどんどん解消されるセムネイルは当初の質問を思い出す。
「だからか。 分かった、黒龍。 お前にもかなりの借りがある様だ。 欲望と狭間の魔王セムネイルの名に掛けて約束しよう、必ず全ての女神達を救い出す。 だが、そもそもの話の始まりだった魔王達とはどう繋がるんだ? 魔王達も魔族達も数はかなり減ってるんだろ?」
「そうだ。 だからこそ、奴等はずっと企んでおるのよ」
「何をだ」
「……第二次神魔大戦を起こす事をな」
セムネイルは黒龍の言葉に顔を顰め、拳を握り締めた。
「そんな馬鹿な事を考える奴は1人だけだ! 謀略と叡智の魔王……アスモ!!」
13
お気に入りに追加
358
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

Sランク昇進を記念して追放された俺は、追放サイドの令嬢を助けたことがきっかけで、彼女が押しかけ女房のようになって困る!
仁徳
ファンタジー
シロウ・オルダーは、Sランク昇進をきっかけに赤いバラという冒険者チームから『スキル非所持の無能』とを侮蔑され、パーティーから追放される。
しかし彼は、異世界の知識を利用して新な魔法を生み出すスキル【魔学者】を使用できるが、彼はそのスキルを隠し、無能を演じていただけだった。
そうとは知らずに、彼を追放した赤いバラは、今までシロウのサポートのお陰で強くなっていたことを知らずに、ダンジョンに挑む。だが、初めての敗北を経験したり、その後借金を背負ったり地位と名声を失っていく。
一方自由になったシロウは、新な町での冒険者活動で活躍し、一目置かれる存在となりながら、追放したマリーを助けたことで惚れられてしまう。手料理を振る舞ったり、背中を流したり、それはまるで押しかけ女房だった!
これは、チート能力を手に入れてしまったことで、無能を演じたシロウがパーティーを追放され、その後ソロとして活躍して無双すると、他のパーティーから追放されたエルフや魔族といった様々な追放少女が集まり、いつの間にかハーレムパーティーを結成している物語!
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった
ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます!
僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

冤罪だと誰も信じてくれず追い詰められた僕、濡れ衣が明るみになったけど今更仲直りなんてできない
一本橋
恋愛
女子の体操着を盗んだという身に覚えのない罪を着せられ、僕は皆の信頼を失った。
クラスメイトからは日常的に罵倒を浴びせられ、向けられるのは蔑みの目。
さらに、信じていた初恋だった女友達でさえ僕を見限った。
両親からは拒絶され、姉からもいないものと扱われる日々。
……だが、転機は訪れる。冤罪だった事が明かになったのだ。
それを機に、今まで僕を蔑ろに扱った人達から次々と謝罪の声が。
皆は僕と関係を戻したいみたいだけど、今更仲直りなんてできない。
※小説家になろう、カクヨムと同時に投稿しています。

転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる