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第206話 ポチの散歩
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「くぁ~! 少しは寝れたか? しかし、昨日のアレはやばかったな。 あんなにムラムラしたのは久し振りだ」
セムネイルは目を覚まし、頭の悪い超巨大ベッドから身体を起こした。
隣や足下には全裸の妻達が幸せそうに眠り、時折痙攣している。 毎日限界までセムネイルと愛し合う妻達には火鍋の効能は何度絶頂しても消えず、ついさっきまで全員で絡み合っていたのだ。
「皆にはまた負担をかけたな……。 当分起きないだろうし……今日はダンジョン攻略は休みにするか」
妻達を起こさないよう優しく頬にキスをして回り、セムネイルは着替えてから寝室を出た。
そして一階の台所で朝食を作り終えたのだが、それでもまだ誰も起きてこずセムネイルは暇を持て余す。
テーブルの上にはセムネイル特製のサンドイッチが山盛りに並び、コンロには大鍋で野菜スープが作ってある。
これで起きてきた妻達は直ぐに食事が取れるだろう。
「いかんいかん、こういう時こそ俺が4次元を見回らないとな」
普段、ローズ達に任せっきりの仕事をやろうとセムネイルは外に向かう事にした。
◆◇◆
「ん……? 今日は誰も起きていないのか??」
家から出ると、何時もの時間なら住民達が行き交う通りには誰も居なかった。
念の為に気配察知を使うと、どうやらまだ全員眠っている様だ。
「やれやれ、こりゃ火鍋は簡単にレストランで出せないな」
セムネイルは火鍋の効果で元気になった住民達が夜更かしでもしたのだろうと、散歩を兼ねて歩き始める。
昨晩の火鍋にキュイジーヌが混入させたオトコノキノコのせいで食べた全員が欲情し大惨事だったのだが、それをセムネイルは知らないのだ。
「そうだ、せっかく全員が寝てるんだ。 ポチの散歩するか」
セムネイルは進行方向を火竜王ポチの小屋へと変更し、穏やかで静かな景色を楽しんだ。
◆◇◆
「おう、ポチいるかー? まぁ、居なかったら殺すがな」
「ひぃぃぃぃ?! ちゃんと居ます! 居ますよセムネイル様!!」
入って来て開口一番に物騒な発言をするセムネイルに、火竜王ポチは怯え長い尻尾を丸める。
「くっくっくっ……分かってる。 だが……さっきのは冗談じゃないからな」
「分かっております!! 決して言いつけを破ったりいたしません!」
竜種のプライド等、かなぐり捨てたポチは腹を見せてセムネイルに服従のポーズをとる。
「よし、じゃあ散歩に行くぞポチ。 色々と見て回ろう」
「……え? さ、散歩ですか?」
セムネイルはポチを座らせ、そのまま背中に乗った。
「そうだ。 だが、走るなよ? 誰かが起きてきたら驚くだろうからな」
「わ、分かりました! では……出ます!! って、眩しいー!」
ポチはゆっくりと巨大な扉を開き、外に出た。
「え……わぁ、凄い綺麗な景色ですね。 セムネイル様」
「だろ? 此処が俺の作った世界、4次元世界だ」
ポチは外の世界を知らなかった。
変異するまでは、作られた魔物として与えられたフロアボスの役目を何も考えずに果たしていた。
そして、長く生き自我が芽生えてからは変わらぬ溶岩の煮え滾る景色ばかり見てきた為、飽き飽きしていたのだ。
そんなポチが生まれて初めて見た外の景色は、とても美しく幻想的だった。
「凄いです。 セムネイル様は凄いです!」
尻尾をブンブンと振るポチを見て、セムネイルは笑う。
「もしポチが言う事を聞き、住民達との関係が良くなれば見渡す限りの景色を自由に歩けるからな」
「ほ、本当ですか?! 誓います! グラ様やセムネイル様、他の奥様達以外の生き物にも絶対に攻撃したりしません!」
「おう、ならそれを皆に証明していかないとな。 よし、先ずはこのまま養蜂エリアから散歩するとしようか」
「はい!」
セムネイルは、意外と火竜王ポチとは仲良くなれそうだと内心で安堵した。
(出来るなら、グラからもう奪いたく無いからな……)
◆◇◆
養蜂エリアに到着すると、起きてきた熊獣人のベアが眠そうに目を擦りながら蜂の世話をしていた。
「おぉ、ベア。 おはよう! ふらふらしてるが大丈夫か?」
「えー……? おはよう~……ございますだぞ?! セ、セセセムネイル様!?」
ベアは寝ぼけながら振り向き、相手がポチに乗ったセムネイルだと分かると一瞬で顔を赤面させて固まる。
「……ん? どうしたんだ? あぁ! すまんすまん、昨日聞いてると思うがコイツがポチだ。 図体はデカいが、絶対にこの世界の住民達を襲う事はない。 安心してくれ。 な? ポチ」
「え……あの、セムネイル様? それは勿論なのですが……多分、目の前の女の子が何やら赤面しているのは私のせいではないと思うのですが……?」
問われたポチはなるべく小声で話すが、残念ながらこの変態巨根野郎には伝わらない。
「いやいや、違うだろ。 お前を見て驚いてるんだよ」
ベアはずっと赤面したまま口をぱくぱくさせ、何故かセムネイルの股間から目が離れない。
「あ、あ……あんなのがセムネイル様に……はぅ……♡」
「おい、ベア? 大丈夫か?? 体調が悪いなら今日は休め。 何故か、他の皆も今日は良く寝てるみたいだからな」
「は、はぃ……お布団に戻って……その、ごにょごにょ……」
セムネイルに心配されたベアは、最後まで何やら熱を帯びた顔のままふらふらと家へと帰って行った。
「此処にはまだ他の獣人達が住んでるからな。 また会ったらちゃんと、挨拶しろよ。 次は驚かせないようにな?」
「は、はい! 勿論です!」
本当に己のせいかと腑に落ちないポチだったが、この後も各エリアを散歩した際に火竜王である自分ではなく背中に乗る主人の股間ばかりを見る女性達にしか出会わないのであった。
(もしかして……あの雌達は全員セムネイル様が好きなのか? ちくしょう! 我は火竜王なのに! 雄としても……完敗なのかぁぁぁ!!)
セムネイルは目を覚まし、頭の悪い超巨大ベッドから身体を起こした。
隣や足下には全裸の妻達が幸せそうに眠り、時折痙攣している。 毎日限界までセムネイルと愛し合う妻達には火鍋の効能は何度絶頂しても消えず、ついさっきまで全員で絡み合っていたのだ。
「皆にはまた負担をかけたな……。 当分起きないだろうし……今日はダンジョン攻略は休みにするか」
妻達を起こさないよう優しく頬にキスをして回り、セムネイルは着替えてから寝室を出た。
そして一階の台所で朝食を作り終えたのだが、それでもまだ誰も起きてこずセムネイルは暇を持て余す。
テーブルの上にはセムネイル特製のサンドイッチが山盛りに並び、コンロには大鍋で野菜スープが作ってある。
これで起きてきた妻達は直ぐに食事が取れるだろう。
「いかんいかん、こういう時こそ俺が4次元を見回らないとな」
普段、ローズ達に任せっきりの仕事をやろうとセムネイルは外に向かう事にした。
◆◇◆
「ん……? 今日は誰も起きていないのか??」
家から出ると、何時もの時間なら住民達が行き交う通りには誰も居なかった。
念の為に気配察知を使うと、どうやらまだ全員眠っている様だ。
「やれやれ、こりゃ火鍋は簡単にレストランで出せないな」
セムネイルは火鍋の効果で元気になった住民達が夜更かしでもしたのだろうと、散歩を兼ねて歩き始める。
昨晩の火鍋にキュイジーヌが混入させたオトコノキノコのせいで食べた全員が欲情し大惨事だったのだが、それをセムネイルは知らないのだ。
「そうだ、せっかく全員が寝てるんだ。 ポチの散歩するか」
セムネイルは進行方向を火竜王ポチの小屋へと変更し、穏やかで静かな景色を楽しんだ。
◆◇◆
「おう、ポチいるかー? まぁ、居なかったら殺すがな」
「ひぃぃぃぃ?! ちゃんと居ます! 居ますよセムネイル様!!」
入って来て開口一番に物騒な発言をするセムネイルに、火竜王ポチは怯え長い尻尾を丸める。
「くっくっくっ……分かってる。 だが……さっきのは冗談じゃないからな」
「分かっております!! 決して言いつけを破ったりいたしません!」
竜種のプライド等、かなぐり捨てたポチは腹を見せてセムネイルに服従のポーズをとる。
「よし、じゃあ散歩に行くぞポチ。 色々と見て回ろう」
「……え? さ、散歩ですか?」
セムネイルはポチを座らせ、そのまま背中に乗った。
「そうだ。 だが、走るなよ? 誰かが起きてきたら驚くだろうからな」
「わ、分かりました! では……出ます!! って、眩しいー!」
ポチはゆっくりと巨大な扉を開き、外に出た。
「え……わぁ、凄い綺麗な景色ですね。 セムネイル様」
「だろ? 此処が俺の作った世界、4次元世界だ」
ポチは外の世界を知らなかった。
変異するまでは、作られた魔物として与えられたフロアボスの役目を何も考えずに果たしていた。
そして、長く生き自我が芽生えてからは変わらぬ溶岩の煮え滾る景色ばかり見てきた為、飽き飽きしていたのだ。
そんなポチが生まれて初めて見た外の景色は、とても美しく幻想的だった。
「凄いです。 セムネイル様は凄いです!」
尻尾をブンブンと振るポチを見て、セムネイルは笑う。
「もしポチが言う事を聞き、住民達との関係が良くなれば見渡す限りの景色を自由に歩けるからな」
「ほ、本当ですか?! 誓います! グラ様やセムネイル様、他の奥様達以外の生き物にも絶対に攻撃したりしません!」
「おう、ならそれを皆に証明していかないとな。 よし、先ずはこのまま養蜂エリアから散歩するとしようか」
「はい!」
セムネイルは、意外と火竜王ポチとは仲良くなれそうだと内心で安堵した。
(出来るなら、グラからもう奪いたく無いからな……)
◆◇◆
養蜂エリアに到着すると、起きてきた熊獣人のベアが眠そうに目を擦りながら蜂の世話をしていた。
「おぉ、ベア。 おはよう! ふらふらしてるが大丈夫か?」
「えー……? おはよう~……ございますだぞ?! セ、セセセムネイル様!?」
ベアは寝ぼけながら振り向き、相手がポチに乗ったセムネイルだと分かると一瞬で顔を赤面させて固まる。
「……ん? どうしたんだ? あぁ! すまんすまん、昨日聞いてると思うがコイツがポチだ。 図体はデカいが、絶対にこの世界の住民達を襲う事はない。 安心してくれ。 な? ポチ」
「え……あの、セムネイル様? それは勿論なのですが……多分、目の前の女の子が何やら赤面しているのは私のせいではないと思うのですが……?」
問われたポチはなるべく小声で話すが、残念ながらこの変態巨根野郎には伝わらない。
「いやいや、違うだろ。 お前を見て驚いてるんだよ」
ベアはずっと赤面したまま口をぱくぱくさせ、何故かセムネイルの股間から目が離れない。
「あ、あ……あんなのがセムネイル様に……はぅ……♡」
「おい、ベア? 大丈夫か?? 体調が悪いなら今日は休め。 何故か、他の皆も今日は良く寝てるみたいだからな」
「は、はぃ……お布団に戻って……その、ごにょごにょ……」
セムネイルに心配されたベアは、最後まで何やら熱を帯びた顔のままふらふらと家へと帰って行った。
「此処にはまだ他の獣人達が住んでるからな。 また会ったらちゃんと、挨拶しろよ。 次は驚かせないようにな?」
「は、はい! 勿論です!」
本当に己のせいかと腑に落ちないポチだったが、この後も各エリアを散歩した際に火竜王である自分ではなく背中に乗る主人の股間ばかりを見る女性達にしか出会わないのであった。
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