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第202話 魔王の使徒無双
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「うわぁ……見て、アヤメ。 アレって……溶岩よね」
「そうだね……。 普通に考えて、このダンジョンを踏破出来る人間って居るのかな」
セムネイルに情熱の加護を与えられ、暑さを感じなくなったタリアとアヤメは煮え滾る溶岩の川を覗き込んでいた。
「タリア、アヤメ、セムネイル様の素晴らしい魔法のおかげで暑さは感じないけど冗談でも落ちないで下さいね」
「カリンの言う通り、久し振りのダンジョンだからって浮かれてはダメよ」
そんな2人をカリンとコリンが引っ張り、溶岩の川から離す。
「くっくっくっ、もし落ちても必ず俺が助ける。 安心しろ」
「ふふ、そういう問題では無い気がしますが……でも貴方様らしくて私は好きです」
セムネイルとセリスは、タリア達の様子を微笑ましく見ていた。
既に三階層の火竜は全て倒しており、日を跨がなければこの階層は暑いだけで安全なのだ。
「さて、じゃあ来た道を戻って二階層で竜の果実を取りに行くぞ~」
「はい、プレーリーさん達が沢山食べれるように頑張ります」
「セムネイル様、私頑張るから!」
「タリア、力み過ぎてヘマしないでよね……本当に」
「「アヤメ、私達がしっかりしましょう」」
こうしてセムネイル達は黒い岩山を戻り、翼竜の居る二階層へと下りる階段に向かうのであった。
◆◇◆
暫く歩き、ようやく到着したのか階段が現れた。
「よし、逆走しているから最初にフロアボスの翼竜王が居る筈だ。 まぁ、一度倒しているからそんなに強くないぞ。 タリア、やってみるか?」
階段を下りながら問われたタリアは嬉しそうに満面の笑みで頷く。
「ちょっとタリア!? 昔、地竜を倒すのも一苦労だったの忘れたの?!」
「「セムネイル様、今の世界基準では地竜は上級の竜とされています。 その更に上の翼竜王となれば……私達には厳しいかと」」
元気よく頷くタリアをアヤメが止め、カリンとコリンは冷静に分析していた。
「ふははは! 安心しろ3人共。 俺が約束する。 今のタリア達なら、地竜も雑魚だし翼竜王も雑魚だ。 俺に出会う前に培って来た戦い方でやってみろ」
「むぐぐ……ぷは! ほら、セムネイル様もそう言ってくれてるし……私達なら出来るよ!」
セムネイルからも太鼓判を押され、パーティーリーダーのタリアがやる気満々なのを見てアヤメ達は覚悟を決めた。
「セムネイル様にそう言われたら勝てる気がして来た!!」
「「タリアはともかく、セムネイル様を信用します」」
「おう、俺を信用しろ」
タリア達は武器を準備し、そのまま二階層のボスエリアに踏み入る。
ボスエリアにはリスポーンした翼竜王が鎮座しており、昨日あった大きな巣は消えていた。
「キュルル……キュルァッ?!」
そして、何故か突如として後ろから現れたセムネイル達を見て驚きの声を上げる。
「翼竜は風魔法を使う竜だ、注意しろ。 後は、ただデカいだけのトカゲだ。 タリア達なら勝てる。 行って来い!!」
タリアはセムネイルから与えられた白銀の鎧に身を包み、大剣を構えながら翼竜王に突っ込む。
その姿は誰よりも先陣を切り敵を屠る、正に勇者だ。
「アヤメ、何時もので行くよ! カリン、コリン、もし風魔法が来たらお願いね!」
「ははっ! 何だかこの感じ久し振りだな! 行くぜぇぇぇぇぇぇ!!」
久し振りの戦闘だからか、アヤメは獰猛に笑いながらタリアの後ろを走る。
アヤメはセムネイルに与えられた銀色の鎧を装備し、いつ攻撃が来てもいいように黒い大盾とロングソードを構えた。
「「光よ、精霊よ、悪しき者より我等の勇者達を護り給え、悪しき魔法から守り給え、精霊の結界」」
黒と白のローブに身を包んだカリンとコリンは魔法を唱え、タリアとアヤメにバフを掛ける。
「キュルルルルルアァァァァァァ!!」
叫んだ翼竜王から風の刃が放たれ、タリアとアヤメに向かうが精霊の結界に阻まれ霧散した。
「おら! デカブツのトカゲ!! コッチだ!」
アヤメが大盾を打ち鳴らし、翼竜王を挑発する。
リスポーンしたばかりの翼竜王は知恵が無いせいで、そのまま挑発に乗ってアヤメを踏み潰そうと足を振り下ろす。
「セムネイル様、アヤメさんが!」
離れて見ていたセリスが思わず援護しそうになるが、セムネイルはそれを手で制止した。
「セリス、大丈夫だ。 あんな攻撃、今のアヤメには効かん」
翼竜王の後ろ足がアヤメに直撃するが、アヤメは大盾を持ち上げて軽々と受け止めていた。
「ふんぬ!! おりゃぁぁぁぁぁ! タリア、殺れ!!」
そして、振り下ろされた後ろ足にロングソードを突き刺し山よりも巨大な翼竜王を掴む。
「アヤメ! ナイス!! 勇者神化! 鉄壁化! 俊足の羽! はぁぁぁぁぁ! 翔天斬り!!」
タリアは自身に身体強化のバフを掛けて、全身を神々しく光らせながら下から上に掛けて大剣を振るった。
「キュルルル?! キュァァァァァッ!?」
真空の刃が翼竜王を斬り、更に背後の空も切り裂き、雲を割った。
そして、左右に一刀両断された翼竜王は断末魔を上げながら息絶え巨体が地面へと倒れる。
「強すぎ……ません? 私達より強いですよね、タリアさん達……」
「そりゃあ、長く魔物と戦った経験と俺に抱かれた事による強化を合わせたら翼竜王ぐらいなら楽勝だろう。 それに、タリアは勇者だからな。 この先も更に強くなれるだろう」
タリアは翼竜王を一撃で倒せた事に驚き、アヤメやカリンコリン達に抱きついて大喜びしている。
「何だか……少し妬けてしまいますね」
「くっくっくっ、忘れるなセリス。 昨日戦った翼竜王に比べたら、あの翼竜王の強さは半分以下だ。 それにセリス達はこれから沢山の経験を積んで強くなる。 特にセリスはこの世界で一番の魔法使いになるだろう。 俺が約束する」
「……はい、貴方様を信用します♡」
機嫌の直ったセリスの頭を優しく撫でたセムネイルは微笑む。
「おう。 じゃあ、翼竜王を回収したら竜の果実を採りに行くか」
セムネイルとセリスは大喜びするタリア達の下に歩き始めた。
「そうだね……。 普通に考えて、このダンジョンを踏破出来る人間って居るのかな」
セムネイルに情熱の加護を与えられ、暑さを感じなくなったタリアとアヤメは煮え滾る溶岩の川を覗き込んでいた。
「タリア、アヤメ、セムネイル様の素晴らしい魔法のおかげで暑さは感じないけど冗談でも落ちないで下さいね」
「カリンの言う通り、久し振りのダンジョンだからって浮かれてはダメよ」
そんな2人をカリンとコリンが引っ張り、溶岩の川から離す。
「くっくっくっ、もし落ちても必ず俺が助ける。 安心しろ」
「ふふ、そういう問題では無い気がしますが……でも貴方様らしくて私は好きです」
セムネイルとセリスは、タリア達の様子を微笑ましく見ていた。
既に三階層の火竜は全て倒しており、日を跨がなければこの階層は暑いだけで安全なのだ。
「さて、じゃあ来た道を戻って二階層で竜の果実を取りに行くぞ~」
「はい、プレーリーさん達が沢山食べれるように頑張ります」
「セムネイル様、私頑張るから!」
「タリア、力み過ぎてヘマしないでよね……本当に」
「「アヤメ、私達がしっかりしましょう」」
こうしてセムネイル達は黒い岩山を戻り、翼竜の居る二階層へと下りる階段に向かうのであった。
◆◇◆
暫く歩き、ようやく到着したのか階段が現れた。
「よし、逆走しているから最初にフロアボスの翼竜王が居る筈だ。 まぁ、一度倒しているからそんなに強くないぞ。 タリア、やってみるか?」
階段を下りながら問われたタリアは嬉しそうに満面の笑みで頷く。
「ちょっとタリア!? 昔、地竜を倒すのも一苦労だったの忘れたの?!」
「「セムネイル様、今の世界基準では地竜は上級の竜とされています。 その更に上の翼竜王となれば……私達には厳しいかと」」
元気よく頷くタリアをアヤメが止め、カリンとコリンは冷静に分析していた。
「ふははは! 安心しろ3人共。 俺が約束する。 今のタリア達なら、地竜も雑魚だし翼竜王も雑魚だ。 俺に出会う前に培って来た戦い方でやってみろ」
「むぐぐ……ぷは! ほら、セムネイル様もそう言ってくれてるし……私達なら出来るよ!」
セムネイルからも太鼓判を押され、パーティーリーダーのタリアがやる気満々なのを見てアヤメ達は覚悟を決めた。
「セムネイル様にそう言われたら勝てる気がして来た!!」
「「タリアはともかく、セムネイル様を信用します」」
「おう、俺を信用しろ」
タリア達は武器を準備し、そのまま二階層のボスエリアに踏み入る。
ボスエリアにはリスポーンした翼竜王が鎮座しており、昨日あった大きな巣は消えていた。
「キュルル……キュルァッ?!」
そして、何故か突如として後ろから現れたセムネイル達を見て驚きの声を上げる。
「翼竜は風魔法を使う竜だ、注意しろ。 後は、ただデカいだけのトカゲだ。 タリア達なら勝てる。 行って来い!!」
タリアはセムネイルから与えられた白銀の鎧に身を包み、大剣を構えながら翼竜王に突っ込む。
その姿は誰よりも先陣を切り敵を屠る、正に勇者だ。
「アヤメ、何時もので行くよ! カリン、コリン、もし風魔法が来たらお願いね!」
「ははっ! 何だかこの感じ久し振りだな! 行くぜぇぇぇぇぇぇ!!」
久し振りの戦闘だからか、アヤメは獰猛に笑いながらタリアの後ろを走る。
アヤメはセムネイルに与えられた銀色の鎧を装備し、いつ攻撃が来てもいいように黒い大盾とロングソードを構えた。
「「光よ、精霊よ、悪しき者より我等の勇者達を護り給え、悪しき魔法から守り給え、精霊の結界」」
黒と白のローブに身を包んだカリンとコリンは魔法を唱え、タリアとアヤメにバフを掛ける。
「キュルルルルルアァァァァァァ!!」
叫んだ翼竜王から風の刃が放たれ、タリアとアヤメに向かうが精霊の結界に阻まれ霧散した。
「おら! デカブツのトカゲ!! コッチだ!」
アヤメが大盾を打ち鳴らし、翼竜王を挑発する。
リスポーンしたばかりの翼竜王は知恵が無いせいで、そのまま挑発に乗ってアヤメを踏み潰そうと足を振り下ろす。
「セムネイル様、アヤメさんが!」
離れて見ていたセリスが思わず援護しそうになるが、セムネイルはそれを手で制止した。
「セリス、大丈夫だ。 あんな攻撃、今のアヤメには効かん」
翼竜王の後ろ足がアヤメに直撃するが、アヤメは大盾を持ち上げて軽々と受け止めていた。
「ふんぬ!! おりゃぁぁぁぁぁ! タリア、殺れ!!」
そして、振り下ろされた後ろ足にロングソードを突き刺し山よりも巨大な翼竜王を掴む。
「アヤメ! ナイス!! 勇者神化! 鉄壁化! 俊足の羽! はぁぁぁぁぁ! 翔天斬り!!」
タリアは自身に身体強化のバフを掛けて、全身を神々しく光らせながら下から上に掛けて大剣を振るった。
「キュルルル?! キュァァァァァッ!?」
真空の刃が翼竜王を斬り、更に背後の空も切り裂き、雲を割った。
そして、左右に一刀両断された翼竜王は断末魔を上げながら息絶え巨体が地面へと倒れる。
「強すぎ……ません? 私達より強いですよね、タリアさん達……」
「そりゃあ、長く魔物と戦った経験と俺に抱かれた事による強化を合わせたら翼竜王ぐらいなら楽勝だろう。 それに、タリアは勇者だからな。 この先も更に強くなれるだろう」
タリアは翼竜王を一撃で倒せた事に驚き、アヤメやカリンコリン達に抱きついて大喜びしている。
「何だか……少し妬けてしまいますね」
「くっくっくっ、忘れるなセリス。 昨日戦った翼竜王に比べたら、あの翼竜王の強さは半分以下だ。 それにセリス達はこれから沢山の経験を積んで強くなる。 特にセリスはこの世界で一番の魔法使いになるだろう。 俺が約束する」
「……はい、貴方様を信用します♡」
機嫌の直ったセリスの頭を優しく撫でたセムネイルは微笑む。
「おう。 じゃあ、翼竜王を回収したら竜の果実を採りに行くか」
セムネイルとセリスは大喜びするタリア達の下に歩き始めた。
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