【R-18】自称極悪非道な魔王様による冒険物語 ~俺様は好きにヤるだけだ~

秋刀魚妹子

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第192話 卵の世話とハヤの相談

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 夜も更け、4次元の住む者達が皆満腹になり家に帰った頃。

 セムネイルは自宅の側に卵を孵化させる為の建物を建てていた。

 「よし、出来たぞセリス。 中で説明しよう」   

 「ありがとうございます、貴方様」

 建物の中は魔力を使用し、かなり暑い温度で保たれており入ったセリスは熱気に咳き込む。

 「けほ、貴方様……こんなに暑い所で卵は大丈夫なのですか?」   

 「ん? あぁ、竜の卵は基本的に暑い環境じゃないと孵化しないんだ。 一部の、水竜や氷竜はまた変わるらしいがな」

 セムネイルは部屋の中央に作った巣に、4次元から取り出した巨大な飛竜王の卵を置いた。 そして、セムネイルは卵に手を置き魔力を流し込む。

 「一日に一回は必ず俺とセリスの魔力を流し込まないといけないんだ。 それさえ守れば、一月もしない内に生まれる筈だ」

 「まぁ……つまり、貴方様との共同作業ですわね♡」

 セムネイルの説明を聞きながらセリスは嬉しそうに笑う。

 「くっくっくっ、そうだな。 よし、明日は三階層の攻略だ。 少し見たが、この部屋より暑そうだったからな。 ちゃんと寝ないとしんどいぞ」

 「はい! ですが……それは勿論、貴方様と愛し合った後にですわよね?♡」

 セリスがセムネイルに抱きつき、口づけを交わす。

 「勿論だ。 他の皆はもう風呂に入ってる頃か。 よし、俺達も家に帰るぞ」

 「はい! じゃあ……また明日ね♡」

 セリスは卵を優しく撫で魔力を流し込み、孵化部屋から出て行った。

 ◆◇◆

 セムネイルは家に戻り、風呂で汗を流してから何時ものように分裂し妻達の部屋へと向かった。

 そして、各部屋から喘ぎ声が聞こえ始めた中。 ハヤの部屋では真剣な顔をしたハヤがセムネイルと顔をつき合わせて話していた。

 「セムネイル様、お時間を下さりありがとうございます」

 「構わん。 俺は夜必ず妻達との時間を作る。 それで……どうしたんだ?」

 「えっと……昨日、話せなかった相談をしたくてですね」

  ハヤは指先を遊ばせながら、口を開いた。

 「あぁ、昨日言ってた兄ソクド達と相談した今後についてだな? だが、それなら昨日の夜に話してくれても良かったんだぞ?」 

 セムネイルの指摘にハヤは耳まで真っ赤に染める。

 「い、いやぁ……その、昨日は……エッチを我慢出来なくてですね……」

 昨日の夜も同じ様にセムネイルは分裂し、ハヤの部屋を訪れていたのだが部屋に入ると同時に激しくハヤに求められそのままベットで愛し合ったのだ。

 「くっくっくっ、そうか。 いや、すまん。 ハヤが可愛くてな」

 セムネイルが笑った事にハヤはショックを受けたが、続いた言葉を聞き嬉しそうに俯いた。

 「それで? ソクド達と何を決めたんだ?」

 改めてセムネイルはハヤに問い掛け、今後の事を聞くのであった。

 ◆◇◆

 『ひんっ♡ お兄さん激し過ぎっ!♡ あんっ♡ あっあっあっ♡ もっと、もっとぉ♡』

 隣の部屋から、サシャが喘ぐ声と臀部に腰を打ち付ける激しい音が漏れ聞こえる。 

 ハヤは顔を赤く染めたまま、セムネイルに話をしていた。

 「あ、あう……その、だから私は今後もAランクパーティーの瞬足の前足で冒険者をし、したいと思ってます。 も、勿論! 夕方には頂いた指輪を使ってセムネイル様の下に帰ってきますから!」

 言い終えたハヤの心臓は激しく鳴っていた。

 怒られるのでは、受け入れられないのでは、最悪そのまま捨てられるのでは。

 まだセムネイルと知り合って日の浅いハヤは、怯え恐怖した。

 「そうか……分かった。 勿論良いぞ? 但し、そうだな……とりあえず行くか」

 セムネイルは立ち上がり、ハヤの手を引いた。

 「え? あ、あのセムネイル様……どちらに?」

 「宝物庫だ」

 セムネイルはそのままハヤを連れて宝物庫へと向かう。

 『セムネイル様♡ ローズの中にっ♡ もっと下さいっ♡ お゙っ?!♡ お゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙ぉ゙っ♡』

 『貴方様♡ ソレ好きぃっ♡ グリグリしゅごいですぅぅっ♡ あっあっあっあっあっ♡ いぎゅっっっ♡♡』

 『好き♡ んっ♡ セムネイル様好きです♡ あんっ♡ もっと愛して下さいっ♡ リンの事いっぱい愛してっ♡ んぁっ♡♡』

 『お゙ぐっ♡ セムネイル気持ちい゙い゙ぞっ♡ お゙っ♡ お゙っお゙っお゙っ♡ あ゙ぐっ♡ ダメだいぐっ♡ いぐいぐいぐっ♡』

 『ひゃぁぁぁんっ♡ ごめんなさいごめんなさい♡ 破廉恥な事が大好きなタリアをもっと虐めて下さいセムネイル様♡ ん゙っ♡ ぎだっ♡ 2本刺し、しゅごぃ゙ぃ゙ぃ゙ぃ゙♡』

 『旦那様大好きっ♡ やんっ♡ 古傷舐められるの気持ちいいですっ♡ あっ♡ あんっあんっあんっ♡』

 『『どうぞ神よっ♡ 貴方の下僕である私達の中を好きなだけ蹂躙して下さいませっ♡ お゙ぎゅっ♡ 子宮が潰れっ?!♡ あぁぁぁぁぁぁぁっ♡♡♡♡』』

 『セムネイル♡ セムネイル♡ もっとお尻ズポズポしてぇっ♡ にょぉぉぉっ?!♡ ダメっ♡ 今、前扱かれたら……いぐぅぅぅぅぅっ♡♡♡』

 廊下を開けると、各部屋の扉から妻達の幸せそうな喘ぎ声が漏れておりハヤは恥ずかしそうに苦笑いする。

 「あ、あはは……皆さん凄いですね」

 「これでも、最大にできる防音はしてるんだがな。 俺に抱かれると強くなると云う説明はしたよな? だから、妻達の体力も性欲も声の大きさも全てが上がってるんだろうな」

 ハヤは聞いていたとは云え、自分もいつかこうなるのかと胸を高鳴らせるのであった。

 ◆◇◆

 「な、なななな何ですかコレ……」

 初めて宝物庫に足を踏み入れたハヤは呆然とした。

 「まぁ、ガラクタばっかりだが……探せば今よりは良い装備があるだろ」

 ハヤの目の前には、はるか天井まで積まれた金貨に雑に山積みにされている武器や鎧の数々が広がっていた。ん
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