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第175話 ローズの日常
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「行ってしまいましたね……」
セムネイル達が4次元の扉を潜り、姿が見えなくなるまで見送ったローズは寂しそうに呟いた。
「ふふ、大丈夫さ! お兄さんは最強の魔王様何だろう? なら、今回も皆無事に帰って来てくれるさね。 さぁ、私達もやるべき事をやるとしましょうかね~」
しんみりとした空気を変えるべく、サシャが手を叩き家へと戻る。
「そうですね。 よし、やりましょ~! タリアさんとアヤメさんは洗濯物を片付けてもらっても良いですか? カリンちゃんとコリンちゃんは、何時もの見回りをお願いします。 後で合流しましょう」
「「お任せ下さい、ローズ姉様」」
カリンとコリンは慣れたもので、颯爽と病人や怪我人が出ていないか各エリアの見回りへと向かう。
「了解です、ローズ姉さん! 洗濯は得意ですから!!」
颯爽と脱衣場に向かう勇者タリアをアヤメは直ぐ追いかけた。
「待ちなさいタリア! 貴女、直ぐにセムネイル様の下着嗅ぐでしょ!! こらー!」
バタバタと走っていく2人を見て、ローズとサシャは笑った。
「いやぁ、本当に賑やかな家族になったねぇ」
「あはは、そうですね。 ほんの少し前の事が嘘みたいです……」
「ふふ、私もさ。 さてローズちゃん、私は宿屋の方に戻って仕事してるから此方の事はよろしくね」
「はい! サシャさんも、宿屋のお仕事頑張って下さい。 一通り終わったら手伝いに顔を出しますね」
サシャは自室へと戻りに階段を上がって行く。 自室に扉を出しており、其処から宿屋の私室に移動するのだ。
「さて、私もやりますか!」
ローズは自身の頬を叩き、気合を入れて羊皮紙の束を手に家を出た。
◆◇◆
「おはようございます、ジェイソンさん。 何か困っている事や足りない物は有りませんか?」
「おぉ、ローズ様。 おはようございます! 本当に有り難い事に、何にも困って無いですぜ! 強いて言えば、魔人族の所のイマちゃんと俺の娘が仲良くなってな。 今日も朝から遊びに行ってるんですよ」
ローズはジェイソン達のエリアへと赴き、日課の報告を聞いていた。
「ふふ、それは何よりです。 異種族関係無く仲良く出来るのが一番ですから。 では、もし問題が起きれば亜人代表のプレーリーさんの所に行って下さいね」
「了解です! 何時もすみません、ありがとうございます!」
ジェイソン達はツルツルの頭を下げ、別のエリアへと向かうローズを見送るのであった。
◆◇◆
「おはようございます長老さん、最近はどうですか?」
「これはこれはローズ様。 おはようございますじゃ。 我等魔人族には勿体無いほどに快適に過ごさせて頂いております」
魔人族のエリアへと赴くと、朝早くから魔人達が田んぼと呼ばれる畑を世話していた。
これらは全てセムネイルが引っ越しをする際に丸々移動させた畑であり、魔人族達は慣れている土で田んぼが出来ると大喜びであった。
「それなら何よりです。 あ、そういえば人間族エリアのジェイソンさんから娘さんがイマさんと仲良くなったと聞きましたよ」
「ほっほっほ、そうなのです。 年の近い友達が出来たと大はしゃぎでしてな。 今も近くの草原を駆けておるでしょう……本当に嬉しい事です」
長老が心の底から嬉しそうに微笑むの見て、ローズは愛しい夫のした事を誇りに思う。
「セムネイル様には感謝してもしきれません。 あの方に出会えていなければ、イマのあんな笑顔は見れませなんだ」
「そうですね……。 だからこそ、皆で協力してこの4次元世界を何時までも平和に保ちましょう」
「勿論ですじゃ。 実は……いざというときにお役に立てれる様に戦闘訓練を始めましてな。 まだまだ素人ですが、必要な時はおっしゃってください」
長老の言葉を噛み締め、ローズは微笑む。
「分かりました。 その時は共に守りましょう」
ローズと長老は広がる田んぼを見渡し、この世界を守り続けると改めて誓った。
◆◇◆
「えっと……おはようございま~す? カリンちゃん、コリンちゃん、何があったの?」
コロシアムに到着し、隔離されて生活する獣人の様子を見るとぷりぷり怒りながら治療する双子の姿があった。
コロシアムの奥にある娘達の大部屋はボロボロで、壁には幾つもの爪痕が刻まれていた。
「「ローズ姉様。 この娘達、訓練は結界内でする約束なのに寝室で取っ組み合いの大喧嘩して傷だらけだったのです」」
「す、すみません……」
「「「「「「「ごめんなさい……」」」」」」」
肉食獣人リーダーのライがしょんぼりしながら謝ると、他の娘達も謝罪した。
「う~ん……そっか。 ライさん、何でそんな大喧嘩に?」
ローズに問われたライは身体をビクッと跳ねさせ、バツが悪そうに口を開いた。
「あ、あぅ……その、だって、こいつら全員セムネイルに惚れて抱かれたいって昨日の寝る前に言い始めて……。 それで、俺もセムネイル様は大好きだけど……もう沢山の番が居るんだから迷惑かけるなって怒ったんだ」
どうやら、ライはローズ達の事を考え怒った結果取っ組み合いの大喧嘩に発展してしまったようだ。
「あはは……そうなんだ。 ライさん、私達の事を考えてくれてありがとう。 でもね、誰かを好きになると気持ちを止めれないのは仕方無いと思うの」
「ローズ様……でも、俺」
「皆もよく聞いて。 セムネイル様が誰を妻にするか、誰を抱くかは私達が決める事では無い。 セムネイル様が好きなら、想いを伝えてもいいと思うの。 でも、受け入れられるかどうかはセムネイル様次第になる。 だから、振られる覚悟があるなら告白すれば良い。 私は応援するよ!」
ローズの凛とした態度にカリンとコリンは拍手し、ライ達はローズの言葉に衝撃を受け、言葉を失った。
「「流石は妻姉妹の長女ローズ姉様! とても格好良いです」」
「あはは……そうかな。 まぁ、勝手な事を言ったけど……私の時は敵対だったからな~」
昔の自分を思い出し、赤面するローズであった。
◆◇◆
「あ、プレーリーさん。 おはよう、ごめんね遅くなって」
「とんでもございませんわ、ローズ様。 おはようございますですわ! コレが、昨日の亜人エリア報告書です」
ローズがコロシアムを出ると、エルフのリーダーであり亜人代表を任されているプレーリーが待っていた。
カリンとコリンはまだ肉食獣人の娘達を治療中である。
「ありがとう、流石ね」
ローズは受け取った羊皮紙を捲り、とある報告に首を傾げる。
「ん? ねぇ、プレーリーさん。 農業エリアの此処。 何を育ててるの?」
ローズは新しく出来た育成場所を目ざとく見つけ、プレーリーに問う。
「そ、そそそそこは……その、キ、キノコを育てる予定ですわ!」
すると、プレーリーからは信じられない量の冷や汗が流れ出したがローズは女の勘で微笑んだ。
「ふふ、分かったわ。 何も聞かない、何も知らない。 でも、これは貴女を信用しているからだからね?」
微笑んだ瞬間に、ローズの目つきが鋭くなる。 その事に気付いたプレーリーは信じられない速度で首を立てに振るのであった。
「なら問題無しね。 じゃあ、私は家に戻ってサシャさんの宿屋を手伝いに行きます。 もし何かあれば、家に居るタリアさんに言って下さい」
「か、畏まりましたですわーーー!」
敬礼するプレーリーに手を振り、ローズは自宅へと戻るのであった。
「ふぅ……セムネイル様達、大丈夫かな……? それに、ハヤさんもまだ扉使った事無いって言ってたし。 ん~……一応気にかけるようにアヤメさんに伝えておこう」
思案しながらもローズの足取りは軽かった。
もう、昔の様に寂しい借家に帰る事もなく大勢の家族に囲まれ幸せなのだから。
セムネイル達が4次元の扉を潜り、姿が見えなくなるまで見送ったローズは寂しそうに呟いた。
「ふふ、大丈夫さ! お兄さんは最強の魔王様何だろう? なら、今回も皆無事に帰って来てくれるさね。 さぁ、私達もやるべき事をやるとしましょうかね~」
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「そうですね。 よし、やりましょ~! タリアさんとアヤメさんは洗濯物を片付けてもらっても良いですか? カリンちゃんとコリンちゃんは、何時もの見回りをお願いします。 後で合流しましょう」
「「お任せ下さい、ローズ姉様」」
カリンとコリンは慣れたもので、颯爽と病人や怪我人が出ていないか各エリアの見回りへと向かう。
「了解です、ローズ姉さん! 洗濯は得意ですから!!」
颯爽と脱衣場に向かう勇者タリアをアヤメは直ぐ追いかけた。
「待ちなさいタリア! 貴女、直ぐにセムネイル様の下着嗅ぐでしょ!! こらー!」
バタバタと走っていく2人を見て、ローズとサシャは笑った。
「いやぁ、本当に賑やかな家族になったねぇ」
「あはは、そうですね。 ほんの少し前の事が嘘みたいです……」
「ふふ、私もさ。 さてローズちゃん、私は宿屋の方に戻って仕事してるから此方の事はよろしくね」
「はい! サシャさんも、宿屋のお仕事頑張って下さい。 一通り終わったら手伝いに顔を出しますね」
サシャは自室へと戻りに階段を上がって行く。 自室に扉を出しており、其処から宿屋の私室に移動するのだ。
「さて、私もやりますか!」
ローズは自身の頬を叩き、気合を入れて羊皮紙の束を手に家を出た。
◆◇◆
「おはようございます、ジェイソンさん。 何か困っている事や足りない物は有りませんか?」
「おぉ、ローズ様。 おはようございます! 本当に有り難い事に、何にも困って無いですぜ! 強いて言えば、魔人族の所のイマちゃんと俺の娘が仲良くなってな。 今日も朝から遊びに行ってるんですよ」
ローズはジェイソン達のエリアへと赴き、日課の報告を聞いていた。
「ふふ、それは何よりです。 異種族関係無く仲良く出来るのが一番ですから。 では、もし問題が起きれば亜人代表のプレーリーさんの所に行って下さいね」
「了解です! 何時もすみません、ありがとうございます!」
ジェイソン達はツルツルの頭を下げ、別のエリアへと向かうローズを見送るのであった。
◆◇◆
「おはようございます長老さん、最近はどうですか?」
「これはこれはローズ様。 おはようございますじゃ。 我等魔人族には勿体無いほどに快適に過ごさせて頂いております」
魔人族のエリアへと赴くと、朝早くから魔人達が田んぼと呼ばれる畑を世話していた。
これらは全てセムネイルが引っ越しをする際に丸々移動させた畑であり、魔人族達は慣れている土で田んぼが出来ると大喜びであった。
「それなら何よりです。 あ、そういえば人間族エリアのジェイソンさんから娘さんがイマさんと仲良くなったと聞きましたよ」
「ほっほっほ、そうなのです。 年の近い友達が出来たと大はしゃぎでしてな。 今も近くの草原を駆けておるでしょう……本当に嬉しい事です」
長老が心の底から嬉しそうに微笑むの見て、ローズは愛しい夫のした事を誇りに思う。
「セムネイル様には感謝してもしきれません。 あの方に出会えていなければ、イマのあんな笑顔は見れませなんだ」
「そうですね……。 だからこそ、皆で協力してこの4次元世界を何時までも平和に保ちましょう」
「勿論ですじゃ。 実は……いざというときにお役に立てれる様に戦闘訓練を始めましてな。 まだまだ素人ですが、必要な時はおっしゃってください」
長老の言葉を噛み締め、ローズは微笑む。
「分かりました。 その時は共に守りましょう」
ローズと長老は広がる田んぼを見渡し、この世界を守り続けると改めて誓った。
◆◇◆
「えっと……おはようございま~す? カリンちゃん、コリンちゃん、何があったの?」
コロシアムに到着し、隔離されて生活する獣人の様子を見るとぷりぷり怒りながら治療する双子の姿があった。
コロシアムの奥にある娘達の大部屋はボロボロで、壁には幾つもの爪痕が刻まれていた。
「「ローズ姉様。 この娘達、訓練は結界内でする約束なのに寝室で取っ組み合いの大喧嘩して傷だらけだったのです」」
「す、すみません……」
「「「「「「「ごめんなさい……」」」」」」」
肉食獣人リーダーのライがしょんぼりしながら謝ると、他の娘達も謝罪した。
「う~ん……そっか。 ライさん、何でそんな大喧嘩に?」
ローズに問われたライは身体をビクッと跳ねさせ、バツが悪そうに口を開いた。
「あ、あぅ……その、だって、こいつら全員セムネイルに惚れて抱かれたいって昨日の寝る前に言い始めて……。 それで、俺もセムネイル様は大好きだけど……もう沢山の番が居るんだから迷惑かけるなって怒ったんだ」
どうやら、ライはローズ達の事を考え怒った結果取っ組み合いの大喧嘩に発展してしまったようだ。
「あはは……そうなんだ。 ライさん、私達の事を考えてくれてありがとう。 でもね、誰かを好きになると気持ちを止めれないのは仕方無いと思うの」
「ローズ様……でも、俺」
「皆もよく聞いて。 セムネイル様が誰を妻にするか、誰を抱くかは私達が決める事では無い。 セムネイル様が好きなら、想いを伝えてもいいと思うの。 でも、受け入れられるかどうかはセムネイル様次第になる。 だから、振られる覚悟があるなら告白すれば良い。 私は応援するよ!」
ローズの凛とした態度にカリンとコリンは拍手し、ライ達はローズの言葉に衝撃を受け、言葉を失った。
「「流石は妻姉妹の長女ローズ姉様! とても格好良いです」」
「あはは……そうかな。 まぁ、勝手な事を言ったけど……私の時は敵対だったからな~」
昔の自分を思い出し、赤面するローズであった。
◆◇◆
「あ、プレーリーさん。 おはよう、ごめんね遅くなって」
「とんでもございませんわ、ローズ様。 おはようございますですわ! コレが、昨日の亜人エリア報告書です」
ローズがコロシアムを出ると、エルフのリーダーであり亜人代表を任されているプレーリーが待っていた。
カリンとコリンはまだ肉食獣人の娘達を治療中である。
「ありがとう、流石ね」
ローズは受け取った羊皮紙を捲り、とある報告に首を傾げる。
「ん? ねぇ、プレーリーさん。 農業エリアの此処。 何を育ててるの?」
ローズは新しく出来た育成場所を目ざとく見つけ、プレーリーに問う。
「そ、そそそそこは……その、キ、キノコを育てる予定ですわ!」
すると、プレーリーからは信じられない量の冷や汗が流れ出したがローズは女の勘で微笑んだ。
「ふふ、分かったわ。 何も聞かない、何も知らない。 でも、これは貴女を信用しているからだからね?」
微笑んだ瞬間に、ローズの目つきが鋭くなる。 その事に気付いたプレーリーは信じられない速度で首を立てに振るのであった。
「なら問題無しね。 じゃあ、私は家に戻ってサシャさんの宿屋を手伝いに行きます。 もし何かあれば、家に居るタリアさんに言って下さい」
「か、畏まりましたですわーーー!」
敬礼するプレーリーに手を振り、ローズは自宅へと戻るのであった。
「ふぅ……セムネイル様達、大丈夫かな……? それに、ハヤさんもまだ扉使った事無いって言ってたし。 ん~……一応気にかけるようにアヤメさんに伝えておこう」
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