上 下
103 / 238

第102話 グラとの情事と契約

しおりを挟む
 夕食を終えたセムネイルは食器を片し、妻達とのお風呂タイムを存分に楽しんだ。

 「おし、皆今日もお疲れ! 各自部屋でゆっくりしてくれ。 また……部屋に行くからな」

 セムネイルの笑顔に妻達は頬を赤らめ、各々返事をする。

 「……で? 何で、私はセムネイルに運ばれてるの?」

 そして、何故かセムネイルの腕の中にはグラが抱かれていた。 

 「ん? 嫌か?」 

 セムネイルに問われ、グラは顔を真っ赤にする。

 「……嫌な訳ないじゃん。 馬鹿……」

 「くっくっくっ、なら構わんな。 グラ、部屋に行くぞ」

 「……ん」

 セムネイルとグラは2階へと上がり、1階に残った妻達は次の順番が自分に来るかもと準備を始めるのであった。

 ◆◇◆

 「……私と契約したい? なんで……? セムネイルも知ってると思うけど、私と契約してもそんなにメリット無いよ?」

 グラはセムネイルの寝室に連れて行かれ、セムネイルに契約をしたいと懇願されていた。

 「頼む。 グラの夫として、皆の夫として必要何だ」

 「え~……?? どういう事? 皆を守るのに、私の権能を使いたいって事? でも、私の分裂は数を増やせばそれだけ力を分散させるし。 実際に戦闘で使えるのは2人までなのよ?」

 「構わん。 それに、戦闘では使わん。 使いたいのは、妻達との夜の営みにだ。 昔の様な過ちを犯したくないんだ……頼むよ」

 普段は偉そうなセムネイルに懇願され、グラは非常に気分が良かった。

 「ふふ、成る程ね。 悪くない気分よ……契約しても良いけど、条件がある」

 「何だ? そもそも、何か有れば何時でも言ってくれ。 グラは俺の妻なんだから」

 「ありがとう……嬉しい♡ じゃあ、あのね……その、私を2人同時に愛して欲しいなって……」

 そう言うと、グラは権能を使い2人に増える。

 「お安い御用だ。 来い、グラ」

 「「うんっ!」」

 2人のグラはローブを脱ぎ去り、全裸でセムネイルに飛び付いた。

 ◆◇◆

 契約魔法を終えたセムネイルとグラ達は熱いキスを交わす。 すると、2人が徐々に愛撫をしながら下へと降りていき硬く反り立つ肉棒を愛おしそうに口に咥えた。

 「んぁ♡ んっんっんっ♡ んちゅ♡」

 「セムネイルの固くて凄い……はむ♡ んんんっ♡」

 2人のグラが、ベットに座るセムネイルの肉棒を仲良く咥え愛撫する。 小さな舌先がチロチロと肉棒を舐める度にむず痒い快感がセムネイルを襲う。

 「ぐっ……最高の光景だな。 グラ、可愛いぞ」

 「「んちゅっ♡ えへへ、嬉しい」」

 セムネイルは2人の体制を変えさせ、桃尻をセムネイルの方へと向けさせる。

 「「んあっ♡ やばっ♡ 気持良いの倍以上になってる♡ んひぃっ♡」」

 指を2人の淫肛に突き入れ、優しくほぐす。

 「指が千切れそうだ……相変わらず最高の女だなグラ」

 「ひゃんっ♡ 馬鹿、そんな事、今言うなぁ♡ 気持ち良くなっちゃうからぁっ♡」

 「あぐっ♡ 激しっ♡ あっ、あっあっあっあっ♡ それ、凄っ♡」

 セムネイルの怒張した肉棒に奉仕する事を忘れたグラ達は、指で捏ね繰り回される快感に夢中になった。

 「私……キスしよ♡ あむ♡ ん゙ん゙っ♡ はぁ♡ んちゅ♡」

 「くちゅ♡ 私……気持ち良いね♡ あ゙んっ♡ 幸せだね♡ 」

 グラは互いに舌を絡め、快感を高め合う。

 「グラ……挿れてもいいか? こんないやらしい光景を見せられて我慢等できん」

 「あは……んっ♡ セムネイルのエッチ♡ 良いけど、ちょっと待って……ん゙ァァっ♡」

 「直ぐに準備……するから♡ あ、指抜かれるの気持ち良っ♡ ひぐっ♡」

 指を抜かれたグラ達は軽く痙攣しながらベットに倒れる。

 「はぁはぁはぁはぁ♡ ヤバい……ドキドキするね、私♡」

 「うん♡ でも、大丈夫……私達の夫なら受け入れてくれる♡ いくよ……♡」

 「うん……♡ 来て♡」

 四つん這いになったグラの桃尻を鷲掴みにしたグラが、固く大きくした物をゆっくりと挿入する。

 「んぁっ♡ 私のが入って……ひゃぁぁぁんっ♡ 頭がおかしくなるっ♡ お゙っ?!♡ 待って、動かないで私っ♡」

 クチュクチュと淫らな音を立てながら、1番置くまで突き入れた。 そして、腰を打ち付け始める。

 「ごめんね、私♡ 我慢出来ないのぉっ♡ お゙っお゙っお゙っお゙っ♡ セムネイル、良いよ♡ 私の中に来て♡」

 「くっくっくっ……グラ、こんなにエロいとは思わなかったぞ。 もっと見せてくれ、お前の気持ちを全部」

 同じ顔の美少女が、互いを犯し合う光景に何時もより肉棒を硬く張り詰めたセムネイルは腰を振るグラの桃尻を掴む。

 「ひゃぁぁっ♡ 来て♡ 絶対に気持ち良すぎる♡ こんなの頭おかしくなる♡ 来て来て来て♡ あっ♡ 入って……んごぉっ?!♡」

 グラの淫肛にセムネイルの肉棒を一気に突き刺すと、グラ達はビクビクと痙攣し始めた。

 「「お゙ごっ?!♡ い゙ぐっ♡ い゙ぐぅぅぅぅ?!♡」」

 同時に絶頂したグラ達をセムネイルは構わずに犯す。

 「これ凄すぎぃぃっ♡ セムネイルのおちんぽが私の中で膨れっ♡ い゙ぐぅ、またい゙ぐぅっ♡」

 「んぁっんぁっんぁっ♡ 射精しながら突かれるの気持ち良ぃぃぃっ♡ セムネイルっ♡ セムネイルセムネイル♡」

 セムネイルが腰を打ち付けると、身体の浮いた真ん中のグラがイキながら前のグラの中を抉る。

 一突きする度に絶頂するグラ達は凄まじいアクメを感じており、よだれを垂らしながら舌を長く伸ばし目は焦点が合っていない。

 真ん中のグラが絶頂する度に、前のグラの淫肛からはドロドロと精液が溢れ出し淫らな音を出している。

 「もぉ出ないっ♡ イグッ♡ ダメっ♡ 私のおちんぽ馬鹿になっちゃった♡ ずっと出ちゃってるぅぅ♡ 出すの気持ち良いぃぃぃっ♡」

 「お腹がっ♡ もう入らない、ん゙ぉぉぉっ♡ またい゙ぐっ♡ あはぁ♡ 私のおちんぽもおかしくなっちゃった♡ ビュルビュル勝手に出ちゃう、あ゙っまたい゙ぐぅぅぅっ♡」

 淫れるグラ2人をセムネイルは満足するまで愛し続ける。

 ベットのシーツにグラ達の精液で池が出来始めた頃、セムネイルの腰が更に加速した。

 「はぁはぁはぁ、そろそろ出すぞグラ!」

 ボチュボチュといやらしい音が寝室に響き渡り、終わりが近い事を知らせる。

 「ひぐっ♡ もぉらめぇ♡ い゙ぐぅっ♡ 気持ち良いいっ♡ コレヤバいよぉっ♡ 出して♡ 出してセムネイルっ♡ 私の中にも出してぇぇぇっ♡ い゙ぐっ♡ また出ちゃう出ちゃぅぅぅぅぅ♡」

 「んぎぃぃぃっ♡ ぎもぢぃぃぃっ♡ おちんぽ挿れるのも、挿れられるのもぎもぢぃぃぃっ♡ しゅきっ♡ セムネイル、しゅきっしゅきっ♡ い゙ぐっ♡ い゙ぐっい゙ぐっい゙ぐぅぅぅぅぅ♡」

 セムネイルから放出された精液が、真ん中のグラの中へと注ぎ込まれドクドクと脈打つ。

 3人の精液がベットのシーツへとボタボタと溢れ落ち、グラ達は繋がったまま気絶した。

 あまりの快楽に脳がキャパオーバーしたのだろう。

 セムネイルはグラ達を優しく抱き上げ、シーツを綺麗にしてからそっと寝かせた。

 「おやすみ……グラ。 愛してるぞ。 俺は全てを受け入れるから、安心して寝ろよ」 

 撫でられた2人のグラは幸せそうな顔で気絶していた。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!

よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です! 僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。 つねやま  じゅんぺいと読む。 何処にでもいる普通のサラリーマン。 仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・ 突然気分が悪くなり、倒れそうになる。 周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。 何が起こったか分からないまま、気を失う。 気が付けば電車ではなく、どこかの建物。 周りにも人が倒れている。 僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。 気が付けば誰かがしゃべってる。 どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。 そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。 想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。 どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。 一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・ ですが、ここで問題が。 スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・ より良いスキルは早い者勝ち。 我も我もと群がる人々。 そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。 僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。 気が付けば2人だけになっていて・・・・ スキルも2つしか残っていない。 一つは鑑定。 もう一つは家事全般。 両方とも微妙だ・・・・ 彼女の名は才村 友郁 さいむら ゆか。 23歳。 今年社会人になりたて。 取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。

貞操観念逆転世界におけるニートの日常

猫丸
恋愛
男女比1:100。 女性の価値が著しく低下した世界へやってきた【大鳥奏】という一人の少年。 夢のような世界で彼が望んだのは、ラブコメでも、ハーレムでもなく、男の希少性を利用した引き籠り生活だった。 ネトゲは楽しいし、一人は気楽だし、学校行かなくてもいいとか最高だし。 しかし、男女の比率が大きく偏った逆転世界は、そんな彼を放っておくはずもなく…… 『カナデさんってもしかして男なんじゃ……?』 『ないでしょw』 『ないと思うけど……え、マジ?』 これは貞操観念逆転世界にやってきた大鳥奏という少年が世界との関わりを断ち自宅からほとんど出ない物語。 貞操観念逆転世界のハーレム主人公を拒んだ一人のネットゲーマーの引き籠り譚である。

男女比1:10000の貞操逆転世界に転生したんだが、俺だけ前の世界のインターネットにアクセスできるようなので美少女配信者グループを作る

電脳ピエロ
恋愛
男女比1:10000の世界で生きる主人公、新田 純。 女性に襲われる恐怖から引きこもっていた彼はあるとき思い出す。自分が転生者であり、ここが貞操の逆転した世界だということを。 「そうだ……俺は女神様からもらったチートで前にいた世界のネットにアクセスできるはず」 純は彼が元いた世界のインターネットにアクセスできる能力を授かったことを思い出す。そのとき純はあることを閃いた。 「もしも、この世界の美少女たちで配信者グループを作って、俺が元いた世界のネットで配信をしたら……」

異世界エステ〜チートスキル『エステ』で美少女たちをマッサージしていたら、いつの間にか裏社会をも支配する異世界の帝王になっていた件〜

福寿草真@植物使いコミカライズ連載中!
ファンタジー
【Sランク冒険者を、お姫様を、オイルマッサージでトロトロにして成り上がり!?】 何の取り柄もないごく普通のアラサー、安間想介はある日唐突に異世界転移をしてしまう。 魔物や魔法が存在するありふれたファンタジー世界で想介が神様からもらったチートスキルは最強の戦闘系スキル……ではなく、『エステ』スキルという前代未聞の力で!? これはごく普通の男がエステ店を開き、オイルマッサージで沢山の異世界女性をトロトロにしながら、瞬く間に成り上がっていく物語。 スキル『エステ』は成長すると、マッサージを行うだけで体力回復、病気の治療、バフが発生するなど様々な効果が出てくるチートスキルです。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

異世界帰りの底辺配信者のオッサンが、超人気配信者の美女達を助けたら、セレブ美女たちから大国の諜報機関まであらゆる人々から追われることになる話

kaizi
ファンタジー
※しばらくは毎日(17時)更新します。 ※この小説はカクヨム様、小説家になろう様にも掲載しております。 ※カクヨム週間総合ランキング2位、ジャンル別週間ランキング1位獲得 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 異世界帰りのオッサン冒険者。 二見敬三。 彼は異世界で英雄とまで言われた男であるが、数ヶ月前に現実世界に帰還した。 彼が異世界に行っている間に現実世界にも世界中にダンジョンが出現していた。 彼は、現実世界で生きていくために、ダンジョン配信をはじめるも、その配信は見た目が冴えないオッサンということもあり、全くバズらない。 そんなある日、超人気配信者のS級冒険者パーティを助けたことから、彼の生活は一変する。 S級冒険者の美女たちから迫られて、さらには大国の諜報機関まで彼の存在を危険視する始末……。 オッサンが無自覚に世界中を大騒ぎさせる!?

美人四天王の妹とシテいるけど、僕は学校を卒業するまでモブに徹する、はずだった

ぐうのすけ
恋愛
【カクヨムでラブコメ週間2位】ありがとうございます! 僕【山田集】は高校3年生のモブとして何事もなく高校を卒業するはずだった。でも、義理の妹である【山田芽以】とシテいる現場をお母さんに目撃され、家族会議が開かれた。家族会議の結果隠蔽し、何事も無く高校を卒業する事が決まる。ある時学校の美人四天王の一角である【夏空日葵】に僕と芽以がベッドでシテいる所を目撃されたところからドタバタが始まる。僕の完璧なモブメッキは剥がれ、ヒマリに観察され、他の美人四天王にもメッキを剥され、何かを嗅ぎつけられていく。僕は、平穏無事に学校を卒業できるのだろうか? 『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』

処理中です...