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第67話 亜人の娘達 エルフとドワーフの今後
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「お待たせして申し訳ありません」
「ごめんよー、私達は口が小さいから食べるのに時間掛かるんだ」
最後は2種族が同時にセムネイルの下へとやって来た。
美人エルフ族が10人並ぶと壮観だった。 それに、5人のドワーフ族達も可愛らしく皆、健康的な褐色肌の少女達だ。
「いや、大丈夫だ。 先の鬼人族と獣人族の話しは聞いてたな? お前達はどうしたい」
「それでは私から……私達の村は聖エオルニア教国の亜人狩部隊に燃やされました。 地理的にどの辺りかは分かりますが……戻りたくないのが正直な所です。 エルフは見た目の良さから皆奴隷にされ、散り散りになりましたから……。 あ! 私達は草原の民ですので、農業に秀でております。 セムネイル様さえ宜しければ、この4次元世界でお役に立てたらと考えています」
「おう、分かった。 お前は昨日も先頭で話したエルフだよな? 名前は?」
「失礼致しました。 私は草原のエルフ、プレーリーと申します。 どうぞ、末永くエルフ族をお願い致します」
プレーリーは仰々しく頭を下げ、他のエルフ達も深々とお辞儀をする。
「よろしく頼む、プレーリー。 だが、そんなに畏まらないでくれ。 もっと気さくに接してくれると嬉しい。 それと、今後エルフに出会ったらちゃんと助けるから安心してくれ」
「ありがとうございます、セムネイル様」
「「「「「「「「「ありがとうございます!」」」」」」」」」
「私は森のエルフ、リンです! 同胞に会えるの久し振りで凄く嬉しいので、仲良くして下さい!」
リンがプレーリー達の前に進み出て握手をしながら嬉しそうに飛び跳ねた。
「ふふ、森のエルフにお会いするのは初めてですわ。 よろしくお願いしますね、リンさん」
「よし、では農業に何が欲しいかメモにまとめてくれ。 買い出しに出歩くのはまだ危険だからな」
「分かりました、セムネイル様。 直ぐにまとめますわ」
プレーリーはリンと仲良く手を繋いだまま、エルフ達と相談しに行った。
「あらあら、リンも嬉しそうですねぇ」
「くっくっくっ、良い友になれるだろう。 よし、待たせたな。 ドワーフ族はどうしたい?」
大人しく待っていたドワーフ族の代表が喋りだす。
「大丈夫ですよ~私達は鉄の山のドワーフです。 私達には故郷がありますが……お聞きしたい事があります。 よろしいですか?」
「構わん。 それと、お前が代表だな? 名前は何という」
「私は鉄の山のルグと言います。 実は川の水を飲みに行った時に見たのですが、此処から見える大きな山には鉱石はあるのでしょうか?!」
ルグは興奮しながらセムネイルに問う。
「落ち着けルグ。 よろしくな。 鉱石だったら腐る程あるぞ? 今の俺の力なら……よっと、ほれ」
セムネイルは力を使い、4次元に発生した鉱石を手に出現させた。
「こ……これは! アダマンタイト?! 此方は、オリハルコン!? 信じられない!! 伝説の鉱石じゃないですか!!」
「ん? そうなのか? いやぁ、昔はこれより上の鉱石じゃないと武器には使え無かったんだがな……時代は変わったな」
セムネイルから受け取った2つの鉱石を見て、ドワーフ達は大興奮だ。
ドワーフ達は2つの鉱石を囲み、相談した後セムネイルの方に詰め寄せた。
「セムネイル様! 私達、一生の忠誠を誓います! この4次元で鍛冶仕事をさせて下さい! どんな物でも作れます! なので、山を掘る許可を! 何卒、許可をー!」
「「「「許可をー!」」」」
見た目美少女のドワーフ達に囲まれセムネイルは困り果てる。
「落ち着けって、分かったから。 よし、決まりだな。 じゃあ、亜人の娘達は全員俺が面倒みる! 他に奴隷にされたドワーフが居たら連れて来てもいいか?」
ルグは渋い顔をするが、首を縦に頷いた。
「こんな宝の山を他のドワーフに見せたくないですが。 奴隷にされているのは……もっと嫌ですから」
「くっくっくっ、良い子だ。 よし、セリス。 エルフから必要な物を聞いたら俺達は買い物に行くぞ」
「あら、貴方様と二人っきりのデートですね。 楽しみですわ」
セムネイルは可愛い事を言うセリスの頭を撫でた。
「そうだぞ、デートだ」
「ごめんよー、私達は口が小さいから食べるのに時間掛かるんだ」
最後は2種族が同時にセムネイルの下へとやって来た。
美人エルフ族が10人並ぶと壮観だった。 それに、5人のドワーフ族達も可愛らしく皆、健康的な褐色肌の少女達だ。
「いや、大丈夫だ。 先の鬼人族と獣人族の話しは聞いてたな? お前達はどうしたい」
「それでは私から……私達の村は聖エオルニア教国の亜人狩部隊に燃やされました。 地理的にどの辺りかは分かりますが……戻りたくないのが正直な所です。 エルフは見た目の良さから皆奴隷にされ、散り散りになりましたから……。 あ! 私達は草原の民ですので、農業に秀でております。 セムネイル様さえ宜しければ、この4次元世界でお役に立てたらと考えています」
「おう、分かった。 お前は昨日も先頭で話したエルフだよな? 名前は?」
「失礼致しました。 私は草原のエルフ、プレーリーと申します。 どうぞ、末永くエルフ族をお願い致します」
プレーリーは仰々しく頭を下げ、他のエルフ達も深々とお辞儀をする。
「よろしく頼む、プレーリー。 だが、そんなに畏まらないでくれ。 もっと気さくに接してくれると嬉しい。 それと、今後エルフに出会ったらちゃんと助けるから安心してくれ」
「ありがとうございます、セムネイル様」
「「「「「「「「「ありがとうございます!」」」」」」」」」
「私は森のエルフ、リンです! 同胞に会えるの久し振りで凄く嬉しいので、仲良くして下さい!」
リンがプレーリー達の前に進み出て握手をしながら嬉しそうに飛び跳ねた。
「ふふ、森のエルフにお会いするのは初めてですわ。 よろしくお願いしますね、リンさん」
「よし、では農業に何が欲しいかメモにまとめてくれ。 買い出しに出歩くのはまだ危険だからな」
「分かりました、セムネイル様。 直ぐにまとめますわ」
プレーリーはリンと仲良く手を繋いだまま、エルフ達と相談しに行った。
「あらあら、リンも嬉しそうですねぇ」
「くっくっくっ、良い友になれるだろう。 よし、待たせたな。 ドワーフ族はどうしたい?」
大人しく待っていたドワーフ族の代表が喋りだす。
「大丈夫ですよ~私達は鉄の山のドワーフです。 私達には故郷がありますが……お聞きしたい事があります。 よろしいですか?」
「構わん。 それと、お前が代表だな? 名前は何という」
「私は鉄の山のルグと言います。 実は川の水を飲みに行った時に見たのですが、此処から見える大きな山には鉱石はあるのでしょうか?!」
ルグは興奮しながらセムネイルに問う。
「落ち着けルグ。 よろしくな。 鉱石だったら腐る程あるぞ? 今の俺の力なら……よっと、ほれ」
セムネイルは力を使い、4次元に発生した鉱石を手に出現させた。
「こ……これは! アダマンタイト?! 此方は、オリハルコン!? 信じられない!! 伝説の鉱石じゃないですか!!」
「ん? そうなのか? いやぁ、昔はこれより上の鉱石じゃないと武器には使え無かったんだがな……時代は変わったな」
セムネイルから受け取った2つの鉱石を見て、ドワーフ達は大興奮だ。
ドワーフ達は2つの鉱石を囲み、相談した後セムネイルの方に詰め寄せた。
「セムネイル様! 私達、一生の忠誠を誓います! この4次元で鍛冶仕事をさせて下さい! どんな物でも作れます! なので、山を掘る許可を! 何卒、許可をー!」
「「「「許可をー!」」」」
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ルグは渋い顔をするが、首を縦に頷いた。
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「くっくっくっ、良い子だ。 よし、セリス。 エルフから必要な物を聞いたら俺達は買い物に行くぞ」
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