【R-18】自称極悪非道な魔王様による冒険物語 ~俺様は好きにヤるだけだ~

秋刀魚妹子

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第40話 アヤメとの情事

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 「あ! 忘れてたな」 

 セムネイルは寝室にある馬鹿みたいデカいベットの上で思い出し、身体を起こす。

 セムネイルの両隣にはリンとセリスが裸のまま幸せそうに眠っており、名残惜しそうに頭を優しく撫でたセムネイルは寝室を後にした。

 目指すは新たに作った平屋だが、その前にノラの部屋の様子もチェックする。

 限界まで抱かれ、限界まで食べたノラは世界で一番幸せですと顔に書いたような笑顔でぐっすりだ。

 ノラの頭も優しく撫でた後、3人を起こさないように静かに家を出る。

 「さて、もう1人も終わらせておくか~」

 セムネイルは腰を使いすぎたのかポキポキと腰を鳴らしながら平屋に向かい、カリンとコリンの様子も確認する。

 2人共ぐっすりと眠っており、まだ当分起きそうもない。

 出会いは最悪だったが既に2人はセムネイルの女であり、妻達を侮辱した事もセムネイルは許している。

 当然、後で顔合わせの際に謝ってもらうが。

 その上で、非常に面倒臭そうな女が残っていたのを思い出した。

 女勇者タリアの仲間にして、後衛を守るタンク、重騎士のアヤメだ。 茶髪の高身長、筋肉で引き締まった身体には長年仲間を守った勲章である古傷が大量にある。

 鍛えられた身体だが、美人でありセムネイル的には全然有だ。

 しかし、初対面で妻達を侮辱し更に宝を横取りしようと斬りかかろうとさえした。

 印象は最悪だ。

 ミノタウロスキングに犯され瀕死の所を助けた時に、妻達への侮辱を後悔していたがそれでもセムネイルは余り気乗りでは無かった。

 「はぁ……だが、ウルナとの事あるしなぁ。 覚悟を決めるかぁ」

 セムネイルは数ある空き部屋の1つに入りベットの上に4次元を開ける。

 ベットの上にアヤメは落下するが、意識が無いことに気付いたセムネイルは咄嗟に受け止めた。

 「おい、起きろ。 アヤメ、目を覚ませ」

 セムネイルに起こされ、気付いたアヤメはゆっくりと目を開けた。

 「あれ……? 何で、私生きてるんだ? いや、違うか……此処はあの世でお前も死んだんだな」

 完全に寝ぼけているアヤメはセムネイルにお姫様だっこされているのにも気付かない。

 「ん? 何を言っている。 お前は生きてるぞ? 言っただろ、治療した後に安全な場所に移動させると」

 「え……? 私、本当に……生きて? あ! カリン! コリン! 2人は、2人はどうなった!?」

 腕の中で暴れ始めたアヤメを、セムネイルはベットに下ろす。

 「落ち着け、2人も無事だ。 今は別の部屋で寝ている」

 「本当か! ありがとう、本当にありがとう! あんな事があった……の、に? アレ? 思い出せるけど、何か変だ」

 忘却の魔法で、ミノタウロスキングに犯された記憶は遠い過去にした。 しかし、まだ身体は恐怖を覚えているのだろう。

 アヤメは身体をガタガタと震わせ始めた。

 ポロポロと涙を溢すアヤメをセムネイルは優しく抱きしめる。

 「落ち着け、先ずは2人の顔を見に行くか。 その方が、お前も安心するだろ」

 「う、うん……でもすまない立てそうにないんだ」

 まだ震えるアヤメはセムネイルにしおらしく訴えた。

 「何だ……アヤメ、お前可愛いな」

 セムネイルの正直な顔にアヤメは顔を真っ赤にするが、その直後にあっさりとお姫様だっこされ悶える。

 「え、いや、待っ! 私、重い……あれ?」

 さっきもセムネイルに抱っこされていた事も知らず、顔を真っ赤にしたアヤメは驚く。

 「重い? いや、羽毛の様に軽いぞ?」

 変態の軽口に、アヤメは顔が燃えるように熱くなるのを感じていた。

 「そ、そっか……」

 セムネイルは驚く程にしおらしくなったアヤメを可愛がりながら、カリンとコリンの部屋を覗く。

 「ほれ、寝てるだろ?」

 「ほ、本当だ。 良かった……嬉しいよ。 でも、何で2人共裸で寝てるんだ?」

 「ん? アヤメも裸だぞ? 俺もだがな、はっはっはっ!」

 2人の無事を確認したアヤメは、ようやく自分が何も着ていない事に気付いた。

 しかも、お姫様だっこをしているセムネイルも全裸だ。

 「にぎゃぁぁぁ?! 何で!? どうして!?」

 「それには理由がある。 安心しろ」

 助けられた事で、セムネイルに謎の信頼感を抱いているアヤメはそれだけで大人しくなる。

 「そっか……なら、信じる」

 「くっくっくっ、アヤメはしおらしくなると可愛いんだな。 初めて会った時と別人だ」

 笑うセムネイルにアヤメは弱々しく抗議した。

 「あの時は……知らなかったからだ。 本当に……ごめんなさい」

 「くっくっくっ、許そう。 お前の過ちは全て俺が受け止めてやる」

 先程までの部屋に戻り、アヤメを優しく下ろす。

 「さて、これから最後の治療をしようと思うが……するかしないかはアヤメに任せる」

 「……それは何の為に必要なんだ?」

 少しでも離れたら震えるアヤメの手をセムネイルは優しく握る。

 「今、アヤメには辛いトラウマの記憶を遠い記憶になる魔法を掛けてある。 だが、それだけでは足りない。 現に、アヤメの身体は恐怖を思い出し震えている」

 「うん……思い出すのも嫌だ。 身体にもあの時の痛みや苦しみが刻まれてる」

 身体を抱きしめる様にしてアヤメは更に震え出した。
 直ぐ様セムネイルが全身を抱きしめ、安心させる。

 「アヤメ……俺は怖いか?」

 アヤメは首を横に振る。

 「最後の治療は……俺に抱かれる事だ。 カリンとコリンには既に終わって2人が恐怖を思い出す事は二度と無いだろう」

 アヤメは恐る恐るセムネイルの腰に手を回す。

 「その……こんな事聞いて良いか分からない。 2人は……抱いて終わりなのか?」

 「いや? 2人は俺の女になった。 つまり、俺の妻だ。 今後、どんな災厄が降りかかろうと神や魔神に襲われようと俺が必ず守る大切な女だ」

 「そ、そっか……じゃあ、私もお前に抱かれたら……その」

 「俺の女にするぞ。 当然、俺の妻として今後一生守られる事を覚悟しろ」

 セムネイルの即答にアヤメは身体を震わした。

 それは恐怖からでは無い。

 セムネイルの真っ直ぐな気持ちを聞いたからだ。

 「私はさ、こんな仕事してるからさ。 筋肉もついてる。 古傷だって沢山ある。 だから、私を抱きたがる男何て居ないって思っててさ……その」

 「アヤメ、見ろ」

 恥ずかしがりながら、どもるアヤメにセムネイルは立ち上がり見せつけた。

 セムネイルの肉棒は、はち切れんばかりにそそり勃ち、アヤメの目の前に君臨している。

 「お前が可愛い過ぎるからこうなった。 お前を抱きたい……良いか?」

 顔を真っ赤にしたアヤメはセムネイルの物に釘付けとなり、そのまま首を縦に振った。

 「うん……抱いて♡」

 2人は激しく唇を交わしながらベットへと横になった。

 ◆◇◆

 クチュ♡ ンチュ♡ クチュクチュクチュ♡

 「ん♡ んん♡ ぷはぁ♡ キスって……こんなに気持ち良いんだな♡」

 アヤメは人生で初めてのディープキスに腰が砕けそうになる。

 「待っ♡ ダメ、ダメだ♡ うなじは……あんっ♡」

 セムネイルはうなじから、下へと向かってキスをしていく。

 初なアヤメの反応にセムネイルは興奮し始めた。

 「む、胸も舐めるのか?! ひんっ♡ あぁんっ♡ ビリビリしゅる♡ ゆ、指でコロコロしないでぇぇ♡ んんぁっ♡」

 豊満な山の先端にある固くて敏感な所を執拗に舐め、指で転がす。

 「くっくっくっ、可愛いぞアヤメ」

 「やっ♡ 今、そんな事……言うなぁ♡ ひんっ♡」

 アヤメの身体についた古傷を優しく舐めあげると、敏感になったアヤメはそれだけで身体を跳ね上げ快楽に悶えた。

 「其処はっ♡ 古傷だぞ?! きたなっひぃんっ♡ にゃんで、にゃんでこんなに気持ち良いの♡ んあぁぁっ♡」

 セムネイルの指がアヤメの一番敏感な茂みを掻き分ける。

 クチュ……クチュクチュ♡

 アヤメの茂みは既に指がぐちゃぐちゃになる程濡れており、アヤメの興奮が直に伝わる。

 「アヤメ、少し激しくするぞ」

 「えっ?! やっ♡ ダメだ、ダメダメぇっ♡」

 クチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュ♡

 指が茂みを掻き分け、奥を激しく振動させる。

 「っ?! 来る♡ 何かくりゅ♡ 怖い、怖いよぉ♡ 抱きしめて、抱きしめて貴方ぁっ♡」

 アヤメにしがみつかれたセムネイルは、構わずにアヤメを絶頂へと誘う。

 片手で抱きしめながら、更に激しく振動させ遂にはアヤメの身体が跳ねた。

 「んあぁぁっ♡ もうダメぇぇぇっ♡ くりゅ♡ 気持ち良いのが……あっ♡ あっ♡ あぁぁぁんっ♡」

 ガクガクガク♡ プシャアァッ♡

 初めての絶頂にアヤメは戸惑い、表情を蕩けさせる。

 「気持ち良かったか? アヤメ」

 セムネイルは絶頂を迎えたアヤメの首筋に口づけをする。
 それだけで、アヤメは身体をびくびくさせ痙攣させた。

 「んんっ♡ あ、頭が真っ白になっちゃった……♡ き、気持ち良すぎるよぉ♡」

 「くっくっくっ、次にまた頭が真っ白になる時はイクって言ってみろ。 更に気持ち良くなるからな」

 「さ、更に……? ダメだ、そんなの……おかしくなっちゃうじゃないか♡ ひんっ♡ あ……大きい♡」

 アヤメの上に乗ったセムネイルは、股を開かせ正常位のままゆっくりとアヤメの茂みにガチガチに反り勃つ肉棒を押し付け。

 そのまま奥へと突き進んだ。

 ズプ♡ ズププププ♡ ゴリュッ♡

 「んあぁぁぁぁっ?!♡ あぁっ♡ イクぅっ♡ 挿れられただけなのにぃっ♡ 貴方待って♡ ずっと、ずっとイッてるのぉぉっ♡」

 ズッ♡ ドチュッ♡ ドチュッ! ドチュッ! ドチュッ♡

 「悪いアヤメ。 もう我慢できん。 好きに動くから、そのままイキまくれ!」

 アヤメの恐怖を和らげる為に、なるべく優しく愛撫していたが遂にセムネイルは我慢の限界に来た。

 出会った時のアヤメとのギャップの差が有り過ぎて、今のアヤメが愛おしくて堪らないのだ。

 「ん゙ん゙ん゙あ゙あ゙あ゙あ゙つ♡ イグゥ♡ またイグゥ♡ 貴方、愛してぇっ♡ もっともっと愛してぇっ♡ お゙んっ♡」

 「アヤメ、愛してるぞ。 全て出す、受けとめろ!」

 「出してっ♡ 貴方のなら怖くないっ♡ 出してぇぇっ♡ イグゥッ♡ イグゥゥゥゥゥゥゥッ♡」

 ビュルルルルルルルル♡ ビューーーーーー♡

 長い射精を終えたが、セムネイルは引き抜く事無くアヤメの腰を掴む。

 「鍛えられた最高の女だな、アヤメ。 このまま続けるぞ」

 抜かずにさっきより膨張した肉棒をドロドロに溶け合っている奥へと更に突き入れる。

 抜き差しする度にアヤメの身体は快楽の波で激しく跳ねた。

 パチュンッ♡ ドヂュッ♡ ドヂュッドヂュッドヂュッ♡

 「ん゙ぐっ♡ す、好きなだけ出してっ♡ ん゙あ゙っ♡ また来たぁ♡ イグゥイグゥイグゥゥゥゥゥゥゥッ♡」

 ビュルルルルル♡ ビューーーー♡ ジュポンッ♡ 

 2回目の射精でようやくアヤメから抜いたセムネイルは余りの疲労にそのままベットへと横たわる。

 「ふー……アヤメ、良かったぞ」

 「ん゙っ♡ ん゙っ♡ 余韻が……余韻だけでっ♡ イグゥッ♡」

 絶頂を迎え過ぎたアヤメは意識も絶え絶えの状態で、イキながら眠りにつく。

 「くっくっくっ、ギャップが違うだけでこんなに燃えるとな。 ふわぁ~……俺も、今日はもうダメだ」

 痙攣するアヤメにセムネイルは腕枕をしてやり、そのままセムネイルは眠りについた。

 幸せそうにイキっぱなしのまま眠るアヤメを見ながら。
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