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閑話 セリスの悪夢
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これは、セリスが見ている悪夢だ。
絶対記憶力を持つセリスの見る夢は、過去を追体験するに等しく。 現実と変わらぬ程にリアルだった。
ボブムズ王国の片田舎の男爵家、それがセリスの実家であった。
◆◇◆
「はぁ……またこの夢ですか。 毎日毎日、我ながら飽きもせず……」
夢の中だと自覚しながら、自室のベットから下りる。
部屋を出ると、ローラ姉様が同じタイミングで廊下へと出て来た。
「おはようございます、ローラ姉さん」
「おはよう、セリス。 今日も可愛いわね」
一時の幸せ、この後に待つ地獄の前の幸せ。
大好きなローラ姉さんは、私の頬を優しく撫でてくれる。
私の唯一無二の家族。
父と母は、私には家族とは思えなかった。
だって……。
「ローラ! セリス! 起きたなら直ぐに下りてこい!!」
ほら、また聞こえる。
あのガマガエルの鳴き声が。
1階へとローラ姉さんと下りると、居間のソファにふんぞり返って座るガマガエルが見えた。
これが実の父とは思いたくない。
「「お父様おはようございます」」
姉妹の挨拶に、ガマガエルは手を上げるだけ。 やっぱりガマガエルに言葉は難しすぎるのね。
玄関には、母とルバニウト魔法学園からの使者が話をしている。
「お母様……まさか、本当にセリスを……?」
ローラ姉さんが、私を庇いながら母に問う。
振り返る母の手には、大きな袋が。
金貨がぎっしりと入った袋だ。
何度同じ夢を見ても、必ず思う。
母、貴女にとっての私は……その金貨達よりも価値が低いのですか?
母は笑う。
「ふふ、そうよローラ。 セリスには、魔法の才能が有るの。 だから、ルバニウト魔法学園に行って有能な魔法使いになるのよ」
「お母様! ご存じの筈です!! ルバニウト魔法学園を卒業した者は、必ず王国に従軍しないといけないんですわよ!?」
「? ……ええ、それが何か??」
母は笑う。 怒るローラ姉さんを見ても……無表情の私を見ても母は笑う。
本当に憎らしい両親だ。
「おい、使者殿さっさと連れて行ってくれ」
ガマガエルが玄関の使者に素っ気なく言い放つ。
「お父様!? ねぇ、セリスにもう会えないのよ? もう……会えないかもしれないのよ?」
ガマガエルは居間のソファに座ったまま身体を震わす。
今から、娘を売り飛ばして得る金貨を数えるのが楽しみで仕方ないのだろう。
ローラ姉さんが泣き崩れ、心が引き裂かれそうになる。
でも、これは夢。
もう、過ぎた過去。
「ありがとう、ローラ姉さん。 愛してます……さようなら」
ローラ姉さんを抱きしめ、使者の元に向かう。
現実で起こった時には、この後に泣き叫んで母や父に暴言を放った。
ローラ姉さんには、助けてと懇願した。
でも、これは毎日見ている夢。
もう……何も感じない。
◆◇◆
王都に在るルバニウト魔法学園に場面は移り、図書館で勉強をしていると魔法教師に呼ばれ会議室へと連れていかれる。
「と、いう訳でセリス君。 残念だが、君の実家である男爵家は取り潰しとなった。 父君が、何を思ったか義理の父である侯爵に斬りかかってね……君の父と姉は処刑された。 母君は離縁という事らしい……そして、君は奴隷として学園を追放に決まった」
(はいはい、知ってますわ)
学園長の何度も聞いた勧告を聞く。
当時は、姉のローラを想い泣き崩れた。
でも、何度も言うけどこれは夢。
過ぎた過去。
「お世話になりました」
さっさと次の場面に向かう。
此処に用は無い。
◆◇◆
暫く奴隷として生活をしていた頃に場面は移り、目の前には私の大切な妹2人が立っていた。
「初め……まして。 奴隷のリンです」
ボロボロの服を着た、エルフのリン。
「獣人の……ノラ。 奴隷です……」
元気なノラを知っていると、奴隷の時のノラを見るのは本当に辛い。
2人とも、目が死んで感情も薄かった頃だ。
(ごめんね、リン、ノラ。今の私には何も出来ないの)
「奴隷のセリスと……申します」
今は奴隷の制約で感情や行動を制限されているから。
「くひひひ、良いな。おい、この3人をくれ。 夜も楽しめそうだし、ダンジョンでは囮にもなりそうだ。ひひひ」
醜い男。
王都の奴隷商人から、私達3人を買ったのは茶髪の冒険者だ。
旅の途中で聞いたが、聖エオルニア教国所属の冒険者で教会からの秘密の任務でボブムズ王国に来たらしい。
それから数週間、旅の途中に私達は何度も男に抱かれた。
その度に、吐きながら3人で支え合った。 いつか、この男を殺して自由になろうと。
いつしか、私達3人は姉妹となった。
私の可愛い妹達。
私は、妹を必ず守る姉となってみせる。
そう思いながら旅する事数日。
あの悪夢の洞窟へとやってきた。
「あ、あの……ご主人様。 街には行かない……のですか?」
「あん? なんだリン。 ひひひ、宿屋で俺に抱かれたいのか? ひひひひひひ」
醜く笑う男。
「だが、残念。 先に任務を終わらさないとなぁ……ひひひ」
男は私達を連れて、ダンジョンへと入る。
暗く、長い道を進み。
私達を囮にゴブリンと呼ばれる3匹の魔物を倒した。
「ひひひ、んん? おかしいな……確かにこのダンジョンまで来ててもおかしくないんだが……? お? 穴……?」
男は奥の広まった所で何やら困っている。
当時は分かってなかったが、薄暗い周囲には新人冒険者の装備や肉片が散らばっていた。
もし、私達の能力に制限を掛けて無ければノラや私が警告をしただろうに。
(ふふ……後少し)
男が更に奥に進むと、ソレは溢れ出てきた。
「「「「「ゲギャギャギャ」」」」
大量のブラックゴブリンが、奥の穴から溢れて出てきた。
「ひ、ひぃぃぃ! ひひひ、ひひひ! なんだ、此処まで出てきてんじゃねえか! よし、もうこんな場所に用はねぇ! 出るぞ!」
男は喋れない状態の私達を連れて、来た道を戻ろうとする。
しかし、もう遅い。
背後まで囲まれ、男が怯える。
(ふふ……良い気味)
「ひひひ、こういう時の為にお前等がいるんだろが! ほれ! さっさと奥の穴に向かって走れ! 走れよ!」
男の命令で、抗えれない私達はブラックゴブリン達の待つ奥へと走り出す。
リン、ノラは無感情でも恐怖から泣いていた。
(大丈夫よ、リン、ノラ)
2人の表情を見て心が痛む。
「ひひひ! 今の内だ! あばよ、エルフに犬に赤髪! 具合は良かっただけに残念だぜ! ひひひ!!」
男は空いた後ろの通路に向かって逃げ出して行く。
しかし、直ぐに男の悲鳴が響いた。
恐らく死んだのだろう。
ブラックゴブリン達は、私達を襲わず奥へ奥へと運んでいく。
その奥には、多くの女性達が全裸で横たわり。 大きなブラックゴブリンキングが動かなくなった女性に腰を振っていた。
(どいつもこいつも、醜い)
此方に気付いたブラックゴブリンキングが女性を投げ捨て、向かってくる。
「……ひっ……ノラ、セリスさん。 優しくしてくれて……ありがとうございました」
「ぐぅ……俺は、俺は……死ぬのか? セリス」
あの男が死んで、奴隷の制約が切れたのか喋れるようになっている。
「大丈夫よ、リン、ノラ」
「「……え?」」
こんな絶望的な状況で何を言っているんだと思う2人が私を見る。
私は満面の笑顔で言った。
「ほら、来たわよ? 私達の旦那様が」
バッッッゴォォォォンッ!
「ギガァァァッ!?」
ブラックゴブリンキングの頭部が吹き飛ぶ。
此処まで来たら必ず来てくれる。
毎日、毎日必ず来てくれる。
「おい、クズ共。 俺の妻達に何してやがる! あぁぁぁぁん!?」
私の愛しいお方。
自称極悪非道の魔王様、セムネイルだ。
「セリス、待たせたな。 お前の夢を、俺様が変えてやる」
それからは、悪夢は良い夢へと変わる。
瞬く間にブラックゴブリン達を殺戮し、死んでいた醜い男を蹴り飛ばし、魔法学園の場面に戻り簡単に生徒を奴隷にした学園長をぶん殴り、実家の場面まで戻ると母と父を蹴り飛ばしてくれた。
大好きなシーンだ。
私の悪夢はいつも、必ず最後には良い夢に変わる。
「こい、ローラ、セリス」
「「はい、貴方様♡」」
ローラ姉さんと、2人で貴方様に抱かれ夢は終わる。
だから、私はもう寝る事を恐れない。
これから先、どんな事が有っても。
それを忘れられず、悪夢を見ても。
必ずあのお方が助けてくれるから。
絶対記憶力を持つセリスの見る夢は、過去を追体験するに等しく。 現実と変わらぬ程にリアルだった。
ボブムズ王国の片田舎の男爵家、それがセリスの実家であった。
◆◇◆
「はぁ……またこの夢ですか。 毎日毎日、我ながら飽きもせず……」
夢の中だと自覚しながら、自室のベットから下りる。
部屋を出ると、ローラ姉様が同じタイミングで廊下へと出て来た。
「おはようございます、ローラ姉さん」
「おはよう、セリス。 今日も可愛いわね」
一時の幸せ、この後に待つ地獄の前の幸せ。
大好きなローラ姉さんは、私の頬を優しく撫でてくれる。
私の唯一無二の家族。
父と母は、私には家族とは思えなかった。
だって……。
「ローラ! セリス! 起きたなら直ぐに下りてこい!!」
ほら、また聞こえる。
あのガマガエルの鳴き声が。
1階へとローラ姉さんと下りると、居間のソファにふんぞり返って座るガマガエルが見えた。
これが実の父とは思いたくない。
「「お父様おはようございます」」
姉妹の挨拶に、ガマガエルは手を上げるだけ。 やっぱりガマガエルに言葉は難しすぎるのね。
玄関には、母とルバニウト魔法学園からの使者が話をしている。
「お母様……まさか、本当にセリスを……?」
ローラ姉さんが、私を庇いながら母に問う。
振り返る母の手には、大きな袋が。
金貨がぎっしりと入った袋だ。
何度同じ夢を見ても、必ず思う。
母、貴女にとっての私は……その金貨達よりも価値が低いのですか?
母は笑う。
「ふふ、そうよローラ。 セリスには、魔法の才能が有るの。 だから、ルバニウト魔法学園に行って有能な魔法使いになるのよ」
「お母様! ご存じの筈です!! ルバニウト魔法学園を卒業した者は、必ず王国に従軍しないといけないんですわよ!?」
「? ……ええ、それが何か??」
母は笑う。 怒るローラ姉さんを見ても……無表情の私を見ても母は笑う。
本当に憎らしい両親だ。
「おい、使者殿さっさと連れて行ってくれ」
ガマガエルが玄関の使者に素っ気なく言い放つ。
「お父様!? ねぇ、セリスにもう会えないのよ? もう……会えないかもしれないのよ?」
ガマガエルは居間のソファに座ったまま身体を震わす。
今から、娘を売り飛ばして得る金貨を数えるのが楽しみで仕方ないのだろう。
ローラ姉さんが泣き崩れ、心が引き裂かれそうになる。
でも、これは夢。
もう、過ぎた過去。
「ありがとう、ローラ姉さん。 愛してます……さようなら」
ローラ姉さんを抱きしめ、使者の元に向かう。
現実で起こった時には、この後に泣き叫んで母や父に暴言を放った。
ローラ姉さんには、助けてと懇願した。
でも、これは毎日見ている夢。
もう……何も感じない。
◆◇◆
王都に在るルバニウト魔法学園に場面は移り、図書館で勉強をしていると魔法教師に呼ばれ会議室へと連れていかれる。
「と、いう訳でセリス君。 残念だが、君の実家である男爵家は取り潰しとなった。 父君が、何を思ったか義理の父である侯爵に斬りかかってね……君の父と姉は処刑された。 母君は離縁という事らしい……そして、君は奴隷として学園を追放に決まった」
(はいはい、知ってますわ)
学園長の何度も聞いた勧告を聞く。
当時は、姉のローラを想い泣き崩れた。
でも、何度も言うけどこれは夢。
過ぎた過去。
「お世話になりました」
さっさと次の場面に向かう。
此処に用は無い。
◆◇◆
暫く奴隷として生活をしていた頃に場面は移り、目の前には私の大切な妹2人が立っていた。
「初め……まして。 奴隷のリンです」
ボロボロの服を着た、エルフのリン。
「獣人の……ノラ。 奴隷です……」
元気なノラを知っていると、奴隷の時のノラを見るのは本当に辛い。
2人とも、目が死んで感情も薄かった頃だ。
(ごめんね、リン、ノラ。今の私には何も出来ないの)
「奴隷のセリスと……申します」
今は奴隷の制約で感情や行動を制限されているから。
「くひひひ、良いな。おい、この3人をくれ。 夜も楽しめそうだし、ダンジョンでは囮にもなりそうだ。ひひひ」
醜い男。
王都の奴隷商人から、私達3人を買ったのは茶髪の冒険者だ。
旅の途中で聞いたが、聖エオルニア教国所属の冒険者で教会からの秘密の任務でボブムズ王国に来たらしい。
それから数週間、旅の途中に私達は何度も男に抱かれた。
その度に、吐きながら3人で支え合った。 いつか、この男を殺して自由になろうと。
いつしか、私達3人は姉妹となった。
私の可愛い妹達。
私は、妹を必ず守る姉となってみせる。
そう思いながら旅する事数日。
あの悪夢の洞窟へとやってきた。
「あ、あの……ご主人様。 街には行かない……のですか?」
「あん? なんだリン。 ひひひ、宿屋で俺に抱かれたいのか? ひひひひひひ」
醜く笑う男。
「だが、残念。 先に任務を終わらさないとなぁ……ひひひ」
男は私達を連れて、ダンジョンへと入る。
暗く、長い道を進み。
私達を囮にゴブリンと呼ばれる3匹の魔物を倒した。
「ひひひ、んん? おかしいな……確かにこのダンジョンまで来ててもおかしくないんだが……? お? 穴……?」
男は奥の広まった所で何やら困っている。
当時は分かってなかったが、薄暗い周囲には新人冒険者の装備や肉片が散らばっていた。
もし、私達の能力に制限を掛けて無ければノラや私が警告をしただろうに。
(ふふ……後少し)
男が更に奥に進むと、ソレは溢れ出てきた。
「「「「「ゲギャギャギャ」」」」
大量のブラックゴブリンが、奥の穴から溢れて出てきた。
「ひ、ひぃぃぃ! ひひひ、ひひひ! なんだ、此処まで出てきてんじゃねえか! よし、もうこんな場所に用はねぇ! 出るぞ!」
男は喋れない状態の私達を連れて、来た道を戻ろうとする。
しかし、もう遅い。
背後まで囲まれ、男が怯える。
(ふふ……良い気味)
「ひひひ、こういう時の為にお前等がいるんだろが! ほれ! さっさと奥の穴に向かって走れ! 走れよ!」
男の命令で、抗えれない私達はブラックゴブリン達の待つ奥へと走り出す。
リン、ノラは無感情でも恐怖から泣いていた。
(大丈夫よ、リン、ノラ)
2人の表情を見て心が痛む。
「ひひひ! 今の内だ! あばよ、エルフに犬に赤髪! 具合は良かっただけに残念だぜ! ひひひ!!」
男は空いた後ろの通路に向かって逃げ出して行く。
しかし、直ぐに男の悲鳴が響いた。
恐らく死んだのだろう。
ブラックゴブリン達は、私達を襲わず奥へ奥へと運んでいく。
その奥には、多くの女性達が全裸で横たわり。 大きなブラックゴブリンキングが動かなくなった女性に腰を振っていた。
(どいつもこいつも、醜い)
此方に気付いたブラックゴブリンキングが女性を投げ捨て、向かってくる。
「……ひっ……ノラ、セリスさん。 優しくしてくれて……ありがとうございました」
「ぐぅ……俺は、俺は……死ぬのか? セリス」
あの男が死んで、奴隷の制約が切れたのか喋れるようになっている。
「大丈夫よ、リン、ノラ」
「「……え?」」
こんな絶望的な状況で何を言っているんだと思う2人が私を見る。
私は満面の笑顔で言った。
「ほら、来たわよ? 私達の旦那様が」
バッッッゴォォォォンッ!
「ギガァァァッ!?」
ブラックゴブリンキングの頭部が吹き飛ぶ。
此処まで来たら必ず来てくれる。
毎日、毎日必ず来てくれる。
「おい、クズ共。 俺の妻達に何してやがる! あぁぁぁぁん!?」
私の愛しいお方。
自称極悪非道の魔王様、セムネイルだ。
「セリス、待たせたな。 お前の夢を、俺様が変えてやる」
それからは、悪夢は良い夢へと変わる。
瞬く間にブラックゴブリン達を殺戮し、死んでいた醜い男を蹴り飛ばし、魔法学園の場面に戻り簡単に生徒を奴隷にした学園長をぶん殴り、実家の場面まで戻ると母と父を蹴り飛ばしてくれた。
大好きなシーンだ。
私の悪夢はいつも、必ず最後には良い夢に変わる。
「こい、ローラ、セリス」
「「はい、貴方様♡」」
ローラ姉さんと、2人で貴方様に抱かれ夢は終わる。
だから、私はもう寝る事を恐れない。
これから先、どんな事が有っても。
それを忘れられず、悪夢を見ても。
必ずあのお方が助けてくれるから。
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