【R-18】自称極悪非道な魔王様による冒険物語 ~俺様は好きにヤるだけだ~

秋刀魚妹子

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第29話 3人との情事

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 リンとセムネイルが愛し合っている頃。

 訓練に熱が入るも、お腹を空かせたノラがセリスの元へと帰ってきた。

 「セリス~、俺腹減ったぞ~! 家に帰ってなんか食おう!」

 「えぇ!? 今、お師匠様に教わってますのに!」 

 ノラに纏わりつかれ、セリスは悲鳴を上げる。

 焦がれた重力魔法の創造者、重力喚びの魔女サリアに師事し魔法を教わっている最中だったのだ。

 半透明の魔女サリアは、可愛い同胞に優しい笑みを浮かべる。

 そして、触れられない手で2人を抱き締める。

 「お師匠様……ふふ、とっても嬉しいです」

 「半透明のお前、なんか俺好きだぞ! またな! ほらセリス行くぞー!」

 ノラに引き摺られ、セリスは帰路へと向かう。

 サリアが手を振りながら消えていくのを見ながら……。

 「またお会いしましょうね、お師匠様……」

 名残惜しいが、このまま引き摺られると色々と削れてしまう。

 「ノラ分かったから、ちゃんと歩くから離してー!」

 「セリス! 飯だ! きっとセムネイルが旨いの食わせてくれるぞ!!」

 セリスの懇願虚しく、ノラはご飯の事しか考えていないため気付かずそのまま家まで引き摺られるのであった。

 「にぎゃぁぁぁぁ!」

 ◆◇◆

 家の前に到着した時には、セリスはボロボロだった。
 
 「ど、奴隷の時でもこんな扱いは受けませんでしたわよ?! ノラ!?」

  「わははー! 悪い悪い!」

 悪びれる様子もなく笑うノラに、セリスが怒っていると家の中から矯声が聞こえた。

 「んあぁぁぁぁ♡ ぁぁぁあああ?!♡ 」

 リンの声だ。

 しかし、叫びに似た喘ぎ声にセリスは嫌な予感がする。

 「え……? あれから、数時間は経ってますわよ? まさか……ノラ、覚悟しなさい! 行くわよ!」

 扉を開けて家に入ると、居間でリンがセムネイルに犯されていた。

 色んな液でドロドロのリンは、幸せな笑みを浮かべているが身体は痙攣し完全に限界を迎えている。

 「ぁぁぁぁ……♡ ぁっ、ぁっ♡」

 セムネイルが動く度に、リンからは呻く様な喘ぎが出るばかりだ。

 (これは……前に貴方様が言っていた暴走状態ですわね。 矛先を変えないと……)

 「ノラ、リンをお風呂に入れてくるからその間貴方様の相手をお願い。 このままだとリンの身体が持たない」

 「がるる! 任せろセリス! おいセムネイル!! お前の食わせろー!」

 勇猛果敢なノラが、装備と衣服を脱ぎ去りセムネイルへと突撃する。

 「ふー! ふー! あぁ、ノラか。 俺の女、抱かせろ!」

 セムネイルの理性は完全に吹き飛んでおり、荒々しくリンから一物を引き抜くとノラの方へと向かって行った。

 「んんんぁっ!? イグッ♡」

 リンが引き抜かれた快感で数十回目の絶頂に痙攣する。

 「なはははは! 捕まえてみろセムネイル! お前の牝はここだぞ!」

 尻尾を揺らし、セムネイルを2階まで誘き寄せる。

 「くっくっくっ、俺を誘うか。 その可愛い尻と尻尾をめちゃくちゃにしてやろう」

 セムネイルがノラを追い、2階へと向かうのを確認してからセリスはリンを風呂場へ連れて行く。

 「あらあら、こんなになってるのに……幸せそうに気絶してる。 ふふ♡ 私も早く行かなきゃ!」

 リンは死ぬ程愛され、気絶していた。

 その顔は、とても幸せそうだった。
 
 ◆◇◆

 「わふわふ! ほらセムネイル、着いたぞ! お前の頭悪いバカデカイベットだ! わはは!」

 ノラはセムネイルの部屋まで誘い出し、ベットの上へと逃げる。

 「ふははは! どうしたノラ、口が悪いぞ? そんな悪い口には仕置きが必要だな」

 ベットの上で座るリンの正面に立ったセムネイルは、膨張し天を突く一物を舐めさせる。

 「はぁ♡ セムネイル、お前の凄く良い匂いだ♡ はぁ……んちゅ♡ ちゅぱ♡ 旨いぞ♡」

 ノラはドロドロのペニスに舌を這わし、亀頭の先端から下へと丁寧に舐め上げる。

 まるで、ご馳走を前にしたかの様に夢中で舐める。

 ペロ……ピチャ♡ ツゥーー……はむ♡

 「ぐぅ、くっくっくっ……いやらしく舐めるじゃないかノラ。 良いぞ」

 「んふー♡ はむ……ちゅっ♡ ぷはぁ……セムネイル、咥えてもいいか?」

 ノラはセムネイルに許可を求め、頷くのを確認したと同時にセムネイルの反り立った巨根を一気に根本まで咥えた。

 ノラの口内を通りすぎ、喉元までペニスが突き刺さる。

 「んぐっ♡ んぐっんぐっんぐっ♡」

 ジュポ♡ ジュポジュポジュポ♡

 ジュルル♡ ぐぽっぐぽっぐぽっ♡

 ノラの頬が細り、ペニスを締め上げる快感にセムネイルは呻いた。

 「ぐおっ! 良いぞノラ、さすが俺の女だ。 最高だな」

 気を良くしたセムネイルは、ノラの頭を掴み腰を振り出した。

 ジュポッ♡ ドチュッ♡ ドチュッ♡ 

 「んご?! んんっ♡ んっ♡」

 突然の蹂躙に、ノラは瞳を蕩けさせ好きな雄のやりたい様に身を任せる。

 「ぐっ、出すぞノラ! 飲め、俺のを全ての飲み干せ!」

 ドチュッドチュッドチュッ♡ ドチュンッ♡

 ビュルルルルルルーー♡

 「んんんんんんーーーーっ♡」

 ゴク、ゴクゴク、ゴクンっ♡

 ノラの喉奥にセムネイルの精液が解き放たれ、溢れさせまいと必死に飲み込む。

 ズル♡ ズルズル♡ ズルンっ♡

 「んっ♡ んぐ♡ ぷはぁ……んっ♡ くちゅくちゅ……旨いぞセムネイル♡ 俺、この味好きだ♡」

 ノラの口からテカるペニスが引き出される。 ノラは、初めての精飲に興奮していた。

 何度も射精をしたが、まだ固く膨張した巨根は女の柔肌を求めている。

 「はぁ……はぁ……ノラ、尻を向けろ。 仕置きの続きだ、気絶するまで犯してやる」

 蕩けたノラは、言われるがまま四つん這いとなりセムネイルに乙女の双丘を向ける。

 これから牝として、めちゃくちゃに犯される期待に尻尾が揺れてしまう。

 「んっ♡ セムネイル、好きなだけ犯してくれ♡ 俺は、お前の牝だからな♡」

 自らの手で淫穴を広げ、受け入れようとするノラに理性を飛ばしたセムネイルは異常な程に興奮した。

 「くっくっくっ、良いぞノラ。 お前の様に美しい女を抱けて俺は幸せだ」

 ノラの腰を掴み、張り詰めた巨根を一気に根本まで突き入れた。

 ドチュンッ♡ ぱぁんっ♡

 「くぅぅぅんっ♡ かはっ……ひんっ♡ あぁっ♡ あぁっ♡ す、凄いぞセムネイル♡」
  
 ぱぁんっ♡ ぱぁんっ♡ パンパンパンッ!! ドチュンッ♡

 セムネイルの腰がノラに双丘に勢い良くぶつかる度に、ノラの身体がその快感に焼かれ跳ねる。

 「ひんっ♡ ひんっひんっひんっ♡ あぁぁぁぁぁ♡」

 普段のセムネイルだと、あり得ない程の強さでノラを犯す。

 ドチュッドチュッドチュッ♡

 「んあぁぁぁぁ♡ 待ってくれセムネイル! もう、ずっとイッてるんだ♡ 何度もぉぉぉ♡ イグッイクイクイクイクぅぅぅ♡」 

 これは、セムネイルが普段抑えている感情が暴走しているからだ。

 封印される前のセムネイルは、数百数千の女を毎日抱いていた。

 それが欲望の魔王として当然であり、自然だった。

 パンッ!! パンパンパンパンッ!♡

 「イグッ♡ イッてるから、イッてるからぁぁぁぁ♡ セムネイルぅぅぅ♡」 

 「ノラ、出すぞ! そのままイケ!」

 ドチュンッ♡ ドチュンッ♡ ドチュンッ♡ ゴリュゥッ♡

 「あぁぁぁぁぉぉぉっ♡ イッッッぐぅぅぅぅぅ♡」

 ビュルルルルルルーーーー♡

 ビューーーー♡

 深く、長く貫かれ。 ノラは腰を反らし天井を見ながら気を失う程に絶頂する。

 「ぐぅぅ……はぁぁ……最高だ。 ノラ、もっとだ、もっとヤらせろ」

 セムネイルは、まだ理性を取り戻していなかった。

 痙攣し、気絶したノラを正常位で犯し続ける。

 時折矯声を上げるノラは、突かれる度に果てている様だ。

 ノラの絶頂は、セリスと復活したリンが部屋に来るまで続いた。

 ◆◇◆

 ズチュ♡ グチュ♡ ドチュドチュ♡

 部屋からは、粘着音とセリスとリンから発される矯声で満たされていた。

 「んぁぁぁっ♡ セムネイル様ぁ、もっとぉ♡」

 「あんっ♡ 貴方様、深いですわ♡ もっと、もっと動いて下さいませ♡」

 リンとセリスはベットの上で抱き合い、それをセムネイルが同時に犯していた。

 セムネイルの巨根は4本に増え、2人の穴という穴を蹂躙していた。

 グチュっ♡ ドチュドチュ♡ パンパン♡

 「んひぎぃぃぃ♡ あぁぁっイキます♡ セムネイル様、リンはまたイキまふぅぅぅ♡ イクぅぅっ♡」

 「私も、もう無理ぃぃ♡ 貴方様、死んじゃう♡ イキ過ぎて死んじゃますっ♡ イクイクイクイク♡ イグぅぅっ♡」

 ビュルルルルルルビュルルルルルルビュルルルルルルビュルルルルルル♡ ビューーーーーーー♡

 リンとセリスを同時に犯して始めて、7回目の射精でようやくセムネイルは気絶する様に眠り始めた。

 ペニスがズルンっと引き抜かれ、4人は仲良く眠りについた。

 その後、サプライズで家に入ったローズは悔しさで泣いたという。

 ◆◇◆

 セムネイルは致命的なミスを犯していた。封印から解き放たれたセムネイルは特定の女だけを抱き、偏った性欲の力を吸収してしまっていたのだ。

 ましてや、星の数程の女を手に入れてきた魔王がたったの4人の女を妻と呼び、好きな時に好きなだけ抱かず、愛している等と囁くなど封印前の仲間が聞いたら誰一人として信じなかっただろう。

 それだけ、数千年の封印がセムネイルを変えていた。

 それだけの孤独が、セムネイルにミスを犯させたのだ。

 だが、決してデメリットばかりでは無い。

 通常、セムネイルに抱かれた女性は少し強くなる恩恵があった。

 しかし、4人の女性しか抱いてない事により膨大な力が恩恵としてローズ達に宿っていたのだ。

 その力は既に元の力を数十倍まで高めており、ただの受付嬢のローズですら既に普通の武器では傷すらつけれないだろう。

 幸せそうに眠る3人はまだ知らない。

 この元奴隷の人間と亜人の3人が、後にこの世界最強の冒険者として伝説になる事を。 
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