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第13話  3人娘との情事 3人目

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 部屋に布を身体に巻いたセリスが入って来る。
 
 布団の代わりに掛けていた布をドレスの様に着こなしており、先程迄の2人とは違う妖艶な色っぽさを感じる。

 「さて、まずは……私達をあの悪夢から救って下さり本当にありがとうございます」

 貴族の様に礼をするセリスに、セムネイルは見惚れた。

 「美しいな、たかが布をそれほど着こなすとは……元貴族か? それに、悪夢とは……まさか俺の魔法を破ったのか?」

 ベットの上から問うセムネイルに、セリスはお辞儀をしたまま答える。

 「元貴族崩れの魔法学園すら追放された奴隷でございます。 貴方様の魔法が私などに破れる筈がございません……ただ、私はどんな記憶でも思い出す事が出来るのです」 

 「ほぅ……絶対記憶力持ちか。 それに、瞬間記憶能力も持っているな」

 「はい、仰る通りでございます。 稀有な能力として、男爵家だった親元からルバニウト魔法学園に売られた哀れな女です」

 お辞儀をしたまま自虐するセリスに、セムネイルはどこか諦めの感情を見た。

 セムネイルはベットから起き上がり、セリスを抱き寄せる。

 セリスは身体を震わせ、何かを堪えているようだ。

 「あっ……その。 いえ、なんでもございません」

 「聞け、セリス。 欲望と狭間の魔王セムネイルの名に掛けて此処に制約を受ける。 リン、ノラ、セリスの3名を生涯愛し、暴力を振るわず、大切にし、嘘を付かず、守りきる事を誓う」

 セリスとセムネイルの前に制約魔法の羊皮紙が現れ、躊躇なくサインした。

 「なっ! なんて事を! 制約魔法の制約を受けると、二度と解除出来ないんですよ?! 解除出来る奴隷の方がましだと言われていますのに!!」

 制約魔法とは、凶悪な犯罪者を逃がさない為だったり、決して洩らしてはいけない情報を持っている者に秘密を守らせる為だったりと通常では絶対に気軽にしてはいけない魔法なのだ。

 制約を受けた者は死した後も、その制約を違う事は出来ない。 そして、目の前で起こった事を理解したセリスは、綺麗な赤髪を揺らしながら激怒した。

 「構わん、覚悟の上だ」

 セリスは溜め息を付きながらも、セムネイルに抱き締められるのに何処か安堵していた。

 「はぁ……貴方様という人は本当に……あれ? 待って、待って下さい。 さっき……制約の時に発した肩書きとお名前に聞き覚えがあるのですが……?」

 「む? では、改めて自己紹介といこう。 俺は欲望と狭間の魔王 セムネイルだ。 これでも、神や魔神と闘って負けた事は無いぞ? 
 まぁ、故あって昨日まで封印されていたのだがな。 ふははははっ!」

 大笑いするセムネイルの事を見て、セリスは驚きながらも呆れていた。

 「笑い事ではございませんよ? 男爵家ごときですら聞いた事がございます。 極悪非道の魔王セムネイルはいずれ復活するだろう、女を犯し国を滅ぼす、その時は人間よ。心を開かず彼の魔王を恐れ、打ち倒せ」

 「ふむ、それは何だ?」

 「古くから伝わる、主神エオルニアが残した神言です。まぁ、殆どの人はお伽噺話と思って信じておりませんが」

 「くっくっくっ、あの女神め。地上を去る前に無駄な事を残したようだな」

 「そうですか……私の予想した通り、主神エオルニアは糞なのですね」

 「ん? 何故そう思うのだ?」

 「貴方様のような、無茶苦茶な制約魔法を眉一つ動かさずにする方が悪人な筈が有りません。 つまり、貴方様の敵です。 ならば、糞と云う罵倒が妥当でしょう」

 セムネイルに抱き締められながら、セリスは真面目な顔で答えた。

 セリスの真っ直ぐな罵倒に、今度はセムネイルが身体を震わして大笑いし始める。

 「くははははは! エオルニアを罵倒する人間を初めて見たぞ! ふはははっ!」  

 「も、もう! 貴方様! わ、笑わないで下さいませ」

 「くっくっくっ、いや、すまぬ。 セリス、お前は良い女だな」

 頭を優しく撫でる。
 それだけでセリスは喜びに震え、顔を赤く染めた。

 「あ、ありがとう……ございます」

 「もし、セリスが良ければ……下でもう少し話さないか?」

 「ふふ♪ 私は抱いて下さらないのですか?」

 意地の悪い笑顔に、セムネイルは口付けで返す。

 「また後で必ず抱いてやろう」

 「ふぱぁ♡ はい、貴方様♡」

 セムネイルはセリスを抱き上げ、下へと向かう。
 
 抱き上げたセリスの身体からは、もう拒絶の震えは感じなかった。

 ◆◇◆

 豪華なテーブルや椅子がある居間へとやって来た。

 廊下や、階段を下りる間もセムネイルの首に絡まる手が緩む事は無くセリスがセムネイルに心を許しているのが伝わっていた。

 (くっくっくっ、余程さっきの制約魔法が効いたな。 ……良かった)

 セムネイルが制約魔法の時に発した言葉は本心だ。 当然、ローズにも同じ感情を持っている。

 それは、セムネイルに取っては当たり前なことである。

 己の女を生涯愛し、大切にできぬ奴に抱く資格は無いと断言する程。

 「さて、セリスよ。 一応、椅子に座った訳だが……降りぬのか?」

 「はい♡」

 「そ、そうか……なら良い」

 セリスの豹変振りに、余程男にトラウマがあったのだろうとセムネイルは考えていた。

 そのトラウマを、セムネイルが目の前で行った制約魔法がぶち壊したのだ。

 「あ、あの……貴方様ぁ……」

 「む? どうした?」

 腕の中で、可愛らしげに照れながらセリスがねだる。

 「その……やっぱり話より、抱いて頂きたいです♡」

 「やれやれ……セリス、俺の女になるなら覚えておけ。 俺は求められたら……必ず応える」

 セムネイルの舌を絡ませる口付けに、セリスは悶える。

 「んっ♡ んんっ♡ ぷはぁ♡ 貴方様……私の、私の悪夢を全部、全部上書きして下さいませ」

 「任せろ、終わったら全て忘れているさ」

 テーブルの上にセリスを乗せ、着ていた布をほどく。

 布を失ったセリスの身体は、色気に満ちている。

 身体から甘いフェロモンが吹き出し、秘所からは愛液が滴り落ち。

 熟した2つの果実の先端は、固く甘いチェリーが実っている。

 チュパ、チュクチュクチュクチュク♡

 コリコリコリコリコリコリコリコリ♡

 「あぁんっ♡ あ、もっと、もっと舐めて下さいませぇ♡」

 果実の先端をしゃぶるだけで、セリスからは甘い喘ぎが流れ出る。

 乳房を蹂躙しながら、下へと向かう。

 目的地は、とろとろに蕩けた秘所である。
 
 ペロ、クチョッ♡ グチョグチョグチョ♡

 「ひゃんっ♡ あ、あっ♡ こんな……こんなに、気持ち良いの初めてです♡ 男達に触られ、舐められ、気持ち良かった事なんて、あんっ♡ 無いのに、嬉しい、凄く嬉しいですわ♡」

 「案ずるな、もうそんな男の事など思い出す事は無くなる」

 女の宝玉に口付けをし、舌で転がす。

 クチョッ♡ カリ、コリコリコリコリ♡

 「んひぃぃぃっ♡ ダメ、凄っ♡ あ、あっ、あっっっ♡ イクゥ、イキますぅぅぅぅっ♡」

 ガクガクガクガクッ♡ プシャァッ♡

 テーブルの上で腰をくねらせ、愛液を吹き出しセリスは果てた。

 「凄いなセリス。 お前の色気で、あれ程出した俺の物が今日一番の硬さになったぞ」

 セムネイルの言葉通りに、セリスのイキ様とフェロモンに充てられペニスはガチガチに勃起し亀頭からは先走りが流れていた。

 「ひんっ♡ あっ……凄いです。 私を見て、そんなに……嬉しいです♡ 早く、早くココに下さいませ」

 セリスが自らの秘所を広げ、ペニスをねだる。

 とろとろの淫壁を早く、その逞しいペニスで蹂躙して欲しいと。

 「任せろ、挿れるぞ」

 テーブルに乗ったセリスが、セムネイルを抱き締める形で受け入れる。

 セムネイルの背中に絡まる足に強く力が入る。 これから、くる快感を早く迎えたいと。

 スブゥゥッ♡ ズシュッ♡  グチュグチュグチュッ♡

 「あっっっ♡ 貴方様のが、私の……中にぃぃぃっ♡ あっ♡ あっ、あっ、あっ♡」

 セリスの中は、セムネイルの想像以上の気持ち良さだった。

 まるで、生き物の様に淫壁が蠢き。
 ペニスを搾り上げた。

 (くっ……こんな名器、味わうのは久し振りだ。 情けない事に、余裕が無いぞ)

 今日で3度目の交配なのに関わらず、セムネイルのペニスには射精を促す快楽が止め処なく襲う。

 ズチュッ♡ ズチュッ♡ ゴリィィッ♡

 「そんな♡ 奥までっ♡ あぁ、気持ち良い、あっっ!? ダメ、ダメなのに♡ 手が、止まらないのっ♡」

 快楽に身を任せるセリスの様子が変わる。

 右手が艶尻の方へ伸び、アナルを弄り始めたのだ。

 「どうしたセリス。 して欲しい事があるなら、言えばいい」

 ペニスでセリスの奥を蹂躙しながら、甘い囁きを耳元でする。

 グチャ、グチャグチャグチャグチャグチャグチャ♡

 トントンッ♡  ゴッ♡ ゴッ♡ ゴリィィ♡

 「ひぃやぁぁぁんっ♡ あ、あっ♡ アナルも、アナルも犯して下さいぃ♡ 奥を突くみたいに、アナルを犯して欲しいのぉっ♡」

 「くっくっくっ、良く言えたな。 案ずるな、同時に攻めてやろう。 我が肉よ、一時増えよ、我が分身増えよ、肉体増加」

 ペニスの少し下から、巨大なペニスがもう1本生えそのままセリスのアナルを突き抜く。

 ズプププ、ズプンッ♡ ドチュッドチュ♡

 「あぁぁぁぁぁっ♡ あぁぁんっ?! アッ、アッアッアッアッ♡ ぎもぢいぃぃぃっ♡ もっと、もっとぉぉぉ♡」

 これまで以上の快楽がセリスの脳を貫く。

 獣の様に快楽を貪り、2本のペニスで一突きする度に果てているのが分かる。

 淫壁が蠢き、痙攣しながら搾り上げてくるのだ。

 セリスをテーブルから持ち上げ、更に深くへとペニスをねじり込む。

 ズプゥゥゥッ! パンパンパンパンパンパンッ♡

 「あぁぉぉぉぉっ♡ ぃってますぅぅぅ♡ 止まらないっ♡ イクの止まらないのぉぉぉ♡」

 「くっ、セリス! 出すぞ!」

 パンパンパンパンパンパンパンパン♡

 高速ピストンがセリスを蹂躙する。

 これまでのトラウマが、悪夢が全て塗り潰される。

 2本の凶悪なペニスによって。

 パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンッ♡

 「あぁぁっ♡ 幸せぇっ♡ 出してぇぇ♡ 私の旦那様の子種で、みだじでぇぇぇぇ♡ イグゥゥゥゥゥゥゥゥ♡」

 ビュルルルルルルビュルルルルルル♡

 ビューーーーーーーー♡ プシャァァッ♡

 セリスの穴という穴に精液が流し込まれ、愛液を吹き出し続ける。

 身体中が史上最高の快楽に犯され、セリスはペニスを入れられたまま気絶した。

 ズポッ♡ ズポッ♡ ドロォォ……ボタッ♡

 引き抜いた穴からは、大量の子種が滴り落ちる。

 「ぐっ、はぁはぁはぁ……やばいな。 2本刺し、癖になりそうだ。 だが、ダメだ。 俺も……意識を……飛ばさないと」

 こうして、2人は居間で眠りについた。

 セムネイルに寄り添うセリスは、もう悪夢を、トラウマを思い出す事は無いだろう。

 とても幸せそうな顔で眠っているのだから。
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