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2章〜フォレスト王国王都〜
58、サランの能力
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あとは焼きおにぎり作ろう!
まずムギマイを出して~、炊飯器で炊きます!……はっ!炊けるまで時間がかかるんだった。
よしっ!皆のところに行ってみよう。
迷惑にはならないよね……?
まあ迷惑になるんだったら戻ってこよう。
まず最初に近くで休んでいたルビクルの元へ。
ルビクルは何もしていないけど、一緒に皆のところへ行こうと思って。
「ルビクル~。一緒に皆のところへ行かない?」
『!行きます!!』
そして私達は次に……サランの元へ。順番に意味はない。ただサランが一番私達に近かっただけ。
「サラン~!何してるの?」
「ん?あたしは暇だからいろんなトコロを見てる」
「……ん?どういうこと?ルビクル分かる?」
『分からないです~。……主、精霊王であるサランとカーバンクルであるボクの感覚は違うと思います。だからボクには意見を求めないで下さい~』
「そっかぁ。ごめんね」
で、本当にサランは何してるのかな?
「サラン、詳しく説明ってしてもらえる?」
「いいよ。あたしは精霊王でしょ?精霊っていうものは、世界と同調している。だから世界のチカラを意識することで、全て見ることが可能なんだ」
ほえ?それってさ、盗み見とかもばれずに普通~に出来るということ!?
それって完全犯罪じゃ……。いやいや、精霊にそんなの当てはめるものではないんだよね?うん。きっと。
それにしてもサランって規格外だね。ん?いや、この場合は精霊が規格外なのか?まあどっちにしろ規格外なのは間違いないけど。
でもどうしても知りたい事があったらサランに頼めるばすぐ分かるんだね。
いや、流石に悪い事には使わないからね?
ただ便利だな~と思っただけだからね?
そこら辺、誤解しないでね?
このままサランの側に居たらボーっとサランを見てるだけになるよね。
うん。次行こう次。
……ってあ~~。もう炊けてる時間だ。
くっ。時間が経つのが早いっっ!!
私は名残惜しく、歩く速さはゆっくりになってしまったけどしょうがないと思う。
そして戻って炊飯器を開けると……。ホッカホカの米!!
まず手を水で濡らしてっと。まだアッツアツだが我慢して米を握る。
あ、ちなみに私は炊く前のものをムギマイと言って、炊いたら米と言うことにした。
そして米をある限り全て握りにした。いや~、流石に少し握り過ぎたかなと思ったり?
まあ皆全部食べてくれるだろうからいいでしょ。
そしてユーショの実……これから中身は醤油と呼ぼう!は、カイヴの街に行く前に料理した時に沢山割っといたから結構な量がある。
だから醤油をさっそく塗っていく。
そしたら火魔法を使って焼きます!!
でも火加減が分からないので最初は弱めでいきまーす。そして一個焼き終わりました!
うん。加減が掴めて来た。
そこから順調で、ササっと全てのおにぎりを焼いた。香ばしい良い匂い。
そして念話で皆に「出来たよ!」と呼びかけた。
まずムギマイを出して~、炊飯器で炊きます!……はっ!炊けるまで時間がかかるんだった。
よしっ!皆のところに行ってみよう。
迷惑にはならないよね……?
まあ迷惑になるんだったら戻ってこよう。
まず最初に近くで休んでいたルビクルの元へ。
ルビクルは何もしていないけど、一緒に皆のところへ行こうと思って。
「ルビクル~。一緒に皆のところへ行かない?」
『!行きます!!』
そして私達は次に……サランの元へ。順番に意味はない。ただサランが一番私達に近かっただけ。
「サラン~!何してるの?」
「ん?あたしは暇だからいろんなトコロを見てる」
「……ん?どういうこと?ルビクル分かる?」
『分からないです~。……主、精霊王であるサランとカーバンクルであるボクの感覚は違うと思います。だからボクには意見を求めないで下さい~』
「そっかぁ。ごめんね」
で、本当にサランは何してるのかな?
「サラン、詳しく説明ってしてもらえる?」
「いいよ。あたしは精霊王でしょ?精霊っていうものは、世界と同調している。だから世界のチカラを意識することで、全て見ることが可能なんだ」
ほえ?それってさ、盗み見とかもばれずに普通~に出来るということ!?
それって完全犯罪じゃ……。いやいや、精霊にそんなの当てはめるものではないんだよね?うん。きっと。
それにしてもサランって規格外だね。ん?いや、この場合は精霊が規格外なのか?まあどっちにしろ規格外なのは間違いないけど。
でもどうしても知りたい事があったらサランに頼めるばすぐ分かるんだね。
いや、流石に悪い事には使わないからね?
ただ便利だな~と思っただけだからね?
そこら辺、誤解しないでね?
このままサランの側に居たらボーっとサランを見てるだけになるよね。
うん。次行こう次。
……ってあ~~。もう炊けてる時間だ。
くっ。時間が経つのが早いっっ!!
私は名残惜しく、歩く速さはゆっくりになってしまったけどしょうがないと思う。
そして戻って炊飯器を開けると……。ホッカホカの米!!
まず手を水で濡らしてっと。まだアッツアツだが我慢して米を握る。
あ、ちなみに私は炊く前のものをムギマイと言って、炊いたら米と言うことにした。
そして米をある限り全て握りにした。いや~、流石に少し握り過ぎたかなと思ったり?
まあ皆全部食べてくれるだろうからいいでしょ。
そしてユーショの実……これから中身は醤油と呼ぼう!は、カイヴの街に行く前に料理した時に沢山割っといたから結構な量がある。
だから醤油をさっそく塗っていく。
そしたら火魔法を使って焼きます!!
でも火加減が分からないので最初は弱めでいきまーす。そして一個焼き終わりました!
うん。加減が掴めて来た。
そこから順調で、ササっと全てのおにぎりを焼いた。香ばしい良い匂い。
そして念話で皆に「出来たよ!」と呼びかけた。
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