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光の侍女
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「手紙を―― 私がグロリア殿下にさしあげた手紙を処分する必要があります」
オーシャス国第三王子、アルフレッド殿下の言葉が行きつく場がなく部屋の中をただよっているような気がする。
グロリア殿下とアルフレッド殿下はこれまで外交の場で顔を合わせることはあっても、個人的な話しをする機会をもつことはなかった。
お二人の関係が終わりをむかえた後は、お互いの立場を考え適切な距離をとられていた。
その状況を変えたのがアルフレッド殿下からの面会要請だった。
オーシャス国とテリル国の協定のためアルフレッド殿下が交渉団の一員としてテリル国を訪問しており、お二人は昔なじみとしてなごやかに話をされていた。
「突然ぶしつけなお願いをすることをお許しください。グロリア殿下もご存じのとおりセオシエテ国王族の過去の手紙が大きな問題になりました。
私が殿下にさしあげた手紙が政治に利用される可能性を封じる必要があります」
グロリア殿下の様子をうかがうと、先ほどは何をいわれているのか理解できないという表情を一瞬うかべていたが、いまは状況を把握したとやわらかなほほえみを見せていた。
グロリア殿下にお仕えして十年がたつ。グロリア殿下が王太子として国にとり一番必要な行動は何かをつねに考えていらっしゃることが分かる。
アルフレッド殿下の言葉どおり、セオシエテ国で三十年前の内戦時に書かれた手紙が問題になっていた。
その頃存命だった王族が隣国と通じ王位を奪おうとしていたことが、隣国の内通者が亡くなったことで遺品としてその手紙が公になり大きな醜聞になった。
セオシエテ国では裏切り者はその王族だけではなく他にもいるのではと犯人さがしのような様相が強くなっているという。
そのことがあり出来るだけ私信を処分した方がよいとアルフレッド殿下は考えたのだろう。
ただの恋文が政争に使われる確率は高くはないだろうが、どこで何が飛び火するかは分からない。
グロリア殿下とアルフレッド殿下のお二人が、もしあのまま結ばれていたならお芝居になりそうなみずみずしい恋だった。
破れた恋とはいえこれまで大切な思い出として両殿下のなかで息づいていたはずだ。
「承知しました。いただいた手紙をまとめお渡しします。処分はそちらでしていただく形でよろしいのですよね?」
緊張した面持ちだったアルフレッド殿下が目に見えて安心したようすを見せた。
「もちろんです。グロリア殿下よりいただいた手紙は持参しています」
「では交換ということで。手紙をまとめるのに二日いただけますか?」
迷うことなく即座にグロリア殿下がいい、私信を処分するとお二人の間で了承がすんだ。
その後は歌と音楽についての話がはずみ面会の時間がすぎた。
アルフレッド殿下との面会をおえ次の予定にむかうグロリア殿下が、
「王太子などとたいそうな肩書きがあるのに、私信ひとつ自分の思い通りにできないのよね」といった後くすりと笑った。
「お父さまに私達の遺言に全私信を処分する指示を加えるよう提案すべきかしら?」
グロリア殿下はすっきりとした表情をされていた。
アルフレッド殿下との面会前はすこし緊張されていたが、すでにいつも通りのグロリア殿下だった。
「遺言に日記も処分するよう指示をいれた方がよさそうね」
アルフレッド殿下との恋が終わった時に苦しまれたグロリア殿下だったが、いまはすっかり過去のこととして気持ちの整理がついていると分かる。
逆にアルフレッド殿下はグロリア殿下に心を残しているように見えた。
男性の方がロマンチストだという。国の事情で引き裂かれたお二人の恋が、まるでそのような恋が存在しなかったように葬られようとしていることにアルフレッド殿下は痛みを感じているように見えた。
ふと「真実の愛」という言葉がうかんだ。
お二人を引き裂く原因のひとつになったイゴヌス国前王太子と平民女性のその後を知る人は少ないだろう。
イゴヌス国をゆるがせた前王太子と平民女性の真実の愛は、ひっそりとイゴヌス国と海をへだてた国で区切りがついていた。
婚家がお二人が滞在している国とゆかりがあり、彼らの落ち着き先を用意した親戚からくわしい話を聞いた。
王位継承権を放棄してまで貫いた愛と二人の恋物語をよろこんだイゴヌス国の人達も、そのせいで国がゆらぎ自分達の暮らしがおびやかされるようになると二人への評価を変えた。
「果たすべき責任から逃れた出来損ないの王太子」
「王太子をたぶらかし国を危機におとしいれた毒婦」
そのように言われる前に国を出たのはお二人にとって幸いだっただろう。
前王太子は王位継承権は放棄したとはいえイゴヌス国の第一王子であることに変わりはない。
生国をこれ以上ゆらさないよう静かに暮らさなくてはならないと理解していても、前王太子には王太子として生きてきた誇りがあり、国外にいようと外交など国のためにできることをしようと考えていたようだった。
しかしイゴヌス国はそのようなことを前王太子に求めていなかった。王太子としての責務を果たさないなら国に関わる必要はないという姿勢をつらぬいた。
そして平民女性はごく普通に恋をし、少しの間王子から愛される恋物語の主人公気分を味わいたかっただけなのではという気がする。
しかし彼女の知らないところで、王子が王太子の身分を捨て、国も捨てと、彼女が想像もできないことが進み呆然としていたという。
前王太子も平民女性も言葉もろくに分からない異国で生きることになり「こんなはずでは」と何度もつぶやいたはずだ。
それでもお二人の間にある愛は本物だったようで異国で助け合いながら、名ばかりとはいえ王族として暮らしているという。
グロリア殿下がイゴヌス前王太子について、
「愛をつらぬいたというよりも、王太子としての責務から逃れるのに自身の恋を利用した気がする」と言われたことがある。
前王太子は結婚にこだわらなければ平民女性をそばにおくことなど簡単にできた。王位継承権を放棄するといった面倒なことをする必要はまったくなかった。
王太子という責務の重さを知るグロリア殿下であるからこそ、前王太子の隠れた気持ちに気付かれたのかもしれない。
真実の愛とよばれるお二人の裏で、グロリア殿下の叶わなかった恋があったなど、彼らは一生知ることはないだろうと思うとやるせなさがこみ上げた。
「レセプションで久しぶりにアルフレッド殿下の歌声をきくことができてうれしかったのに、まさか手紙の処分を持ち出されるとは」
グロリア殿下の声にかすかに切なさがにじんでいた。
二人の王子に恵まれ第三子を妊娠中のグロリア殿下のまとう光はとてもやさしい。
この光がテリル国を照らす。そのように心から信じることができることを王国民として幸せだと思った。
《了》
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
参考図書
Crawford, Marion, The little princesses : the story of the Queen's childhood, by her nanny
St. Martin's Press 2003
Glenconner, Anne, Lady in waiting : my extraordinary life in the shadow of the crown
Hachette Books, 2020
Morton, Andrew, Elizabeth & Margaret : the intimate world of the Windsor sisters
Grand Central Publishing, 2021
Morton, Andrew, 17 carnations : the royals, the Nazis and the biggest cover-up in history
Grand Central Publishing, 2015
Pasternak, Anna, The real Wallis Simpson : a new history of the American divorcée who became the Duchess of Windsor
Atria Books, 2019
Windsor, Edward, Duke of, A king's story : the memoirs of the Duke of Windsor
Putnam, 1951
オーシャス国第三王子、アルフレッド殿下の言葉が行きつく場がなく部屋の中をただよっているような気がする。
グロリア殿下とアルフレッド殿下はこれまで外交の場で顔を合わせることはあっても、個人的な話しをする機会をもつことはなかった。
お二人の関係が終わりをむかえた後は、お互いの立場を考え適切な距離をとられていた。
その状況を変えたのがアルフレッド殿下からの面会要請だった。
オーシャス国とテリル国の協定のためアルフレッド殿下が交渉団の一員としてテリル国を訪問しており、お二人は昔なじみとしてなごやかに話をされていた。
「突然ぶしつけなお願いをすることをお許しください。グロリア殿下もご存じのとおりセオシエテ国王族の過去の手紙が大きな問題になりました。
私が殿下にさしあげた手紙が政治に利用される可能性を封じる必要があります」
グロリア殿下の様子をうかがうと、先ほどは何をいわれているのか理解できないという表情を一瞬うかべていたが、いまは状況を把握したとやわらかなほほえみを見せていた。
グロリア殿下にお仕えして十年がたつ。グロリア殿下が王太子として国にとり一番必要な行動は何かをつねに考えていらっしゃることが分かる。
アルフレッド殿下の言葉どおり、セオシエテ国で三十年前の内戦時に書かれた手紙が問題になっていた。
その頃存命だった王族が隣国と通じ王位を奪おうとしていたことが、隣国の内通者が亡くなったことで遺品としてその手紙が公になり大きな醜聞になった。
セオシエテ国では裏切り者はその王族だけではなく他にもいるのではと犯人さがしのような様相が強くなっているという。
そのことがあり出来るだけ私信を処分した方がよいとアルフレッド殿下は考えたのだろう。
ただの恋文が政争に使われる確率は高くはないだろうが、どこで何が飛び火するかは分からない。
グロリア殿下とアルフレッド殿下のお二人が、もしあのまま結ばれていたならお芝居になりそうなみずみずしい恋だった。
破れた恋とはいえこれまで大切な思い出として両殿下のなかで息づいていたはずだ。
「承知しました。いただいた手紙をまとめお渡しします。処分はそちらでしていただく形でよろしいのですよね?」
緊張した面持ちだったアルフレッド殿下が目に見えて安心したようすを見せた。
「もちろんです。グロリア殿下よりいただいた手紙は持参しています」
「では交換ということで。手紙をまとめるのに二日いただけますか?」
迷うことなく即座にグロリア殿下がいい、私信を処分するとお二人の間で了承がすんだ。
その後は歌と音楽についての話がはずみ面会の時間がすぎた。
アルフレッド殿下との面会をおえ次の予定にむかうグロリア殿下が、
「王太子などとたいそうな肩書きがあるのに、私信ひとつ自分の思い通りにできないのよね」といった後くすりと笑った。
「お父さまに私達の遺言に全私信を処分する指示を加えるよう提案すべきかしら?」
グロリア殿下はすっきりとした表情をされていた。
アルフレッド殿下との面会前はすこし緊張されていたが、すでにいつも通りのグロリア殿下だった。
「遺言に日記も処分するよう指示をいれた方がよさそうね」
アルフレッド殿下との恋が終わった時に苦しまれたグロリア殿下だったが、いまはすっかり過去のこととして気持ちの整理がついていると分かる。
逆にアルフレッド殿下はグロリア殿下に心を残しているように見えた。
男性の方がロマンチストだという。国の事情で引き裂かれたお二人の恋が、まるでそのような恋が存在しなかったように葬られようとしていることにアルフレッド殿下は痛みを感じているように見えた。
ふと「真実の愛」という言葉がうかんだ。
お二人を引き裂く原因のひとつになったイゴヌス国前王太子と平民女性のその後を知る人は少ないだろう。
イゴヌス国をゆるがせた前王太子と平民女性の真実の愛は、ひっそりとイゴヌス国と海をへだてた国で区切りがついていた。
婚家がお二人が滞在している国とゆかりがあり、彼らの落ち着き先を用意した親戚からくわしい話を聞いた。
王位継承権を放棄してまで貫いた愛と二人の恋物語をよろこんだイゴヌス国の人達も、そのせいで国がゆらぎ自分達の暮らしがおびやかされるようになると二人への評価を変えた。
「果たすべき責任から逃れた出来損ないの王太子」
「王太子をたぶらかし国を危機におとしいれた毒婦」
そのように言われる前に国を出たのはお二人にとって幸いだっただろう。
前王太子は王位継承権は放棄したとはいえイゴヌス国の第一王子であることに変わりはない。
生国をこれ以上ゆらさないよう静かに暮らさなくてはならないと理解していても、前王太子には王太子として生きてきた誇りがあり、国外にいようと外交など国のためにできることをしようと考えていたようだった。
しかしイゴヌス国はそのようなことを前王太子に求めていなかった。王太子としての責務を果たさないなら国に関わる必要はないという姿勢をつらぬいた。
そして平民女性はごく普通に恋をし、少しの間王子から愛される恋物語の主人公気分を味わいたかっただけなのではという気がする。
しかし彼女の知らないところで、王子が王太子の身分を捨て、国も捨てと、彼女が想像もできないことが進み呆然としていたという。
前王太子も平民女性も言葉もろくに分からない異国で生きることになり「こんなはずでは」と何度もつぶやいたはずだ。
それでもお二人の間にある愛は本物だったようで異国で助け合いながら、名ばかりとはいえ王族として暮らしているという。
グロリア殿下がイゴヌス前王太子について、
「愛をつらぬいたというよりも、王太子としての責務から逃れるのに自身の恋を利用した気がする」と言われたことがある。
前王太子は結婚にこだわらなければ平民女性をそばにおくことなど簡単にできた。王位継承権を放棄するといった面倒なことをする必要はまったくなかった。
王太子という責務の重さを知るグロリア殿下であるからこそ、前王太子の隠れた気持ちに気付かれたのかもしれない。
真実の愛とよばれるお二人の裏で、グロリア殿下の叶わなかった恋があったなど、彼らは一生知ることはないだろうと思うとやるせなさがこみ上げた。
「レセプションで久しぶりにアルフレッド殿下の歌声をきくことができてうれしかったのに、まさか手紙の処分を持ち出されるとは」
グロリア殿下の声にかすかに切なさがにじんでいた。
二人の王子に恵まれ第三子を妊娠中のグロリア殿下のまとう光はとてもやさしい。
この光がテリル国を照らす。そのように心から信じることができることを王国民として幸せだと思った。
《了》
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参考図書
Crawford, Marion, The little princesses : the story of the Queen's childhood, by her nanny
St. Martin's Press 2003
Glenconner, Anne, Lady in waiting : my extraordinary life in the shadow of the crown
Hachette Books, 2020
Morton, Andrew, Elizabeth & Margaret : the intimate world of the Windsor sisters
Grand Central Publishing, 2021
Morton, Andrew, 17 carnations : the royals, the Nazis and the biggest cover-up in history
Grand Central Publishing, 2015
Pasternak, Anna, The real Wallis Simpson : a new history of the American divorcée who became the Duchess of Windsor
Atria Books, 2019
Windsor, Edward, Duke of, A king's story : the memoirs of the Duke of Windsor
Putnam, 1951
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