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目が追うの意味
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グロリアはスチュワート伯爵のカントリーハウスで行われる狩猟大会に参加することを心待ちにしていた。
二代前の国王の友人だった先々代スチュワート伯爵が、年に一度国王をふくむ親しい友人とおこなっていた狩猟大会の規模が大きくなり、今では国内の貴族が招待されようと血眼になるという。
男性たちが狩りをたのしむ間、女性たちは乗馬をするものはレースで競い、乗馬をしない女性たちは伯爵家が用意したエンターテイナーによるもてなしや伯爵領内の観光を楽しんだ。
グロリアは狩猟大会にアルフレッド王子も招かれていると知り、会えるのをたのしみにしていた。
アルフレッド王子は約束通りグロリアに手紙を送ってくれ、それ以降王子と手紙でのやりとりがつづいている。
「お姉さま、アルフレッド王子から手紙が来たのでしょう? お顔がゆるんでいますよ」
グロリアが手紙を読んでいるとアルフレッド王子からの手紙かどうかに関係なく、妹がグロリアをからかうようになった。
「アルフレッド王子は歌がとてもお上手で、おやさしいしすてきだけど、私は先生の方に心ひかれます。でも先生はご結婚されてしまったし……」
妹はフェンシングを教わっている子爵令息に憧れていた。子爵令息がフェンシングの大会に出場すると聞けば応援に行き、レッスンですぐに防具をつけるとはいえ、きれいに思ってもらるよう髪に乱れはないかとレッスン前は大騒ぎだった。
妹の十歳上になる子爵令息は婚約者と結婚したばかりだ。
「あなたには他国の王子に嫁ぐのではなく、ずっとこの国に、私のそばにいてほしい。
でもそうなると国内の貴族に嫁ぐことになるのでいやかもしれないけど」
グロリアの言葉に妹が花がほころぶような、いきいきとした笑顔をみせた。
「他国になど嫁ぎませんので安心してください、お姉さま。お父さまにもちゃんといってあるの。お姉さまをお支えしたいので国内の貴族と結婚すると。
お父さまがしつこいと笑ってらしたわ。だから大丈夫よ。お姉さまのおそばにずっといるわ」
グロリアは妹を抱きしめた。
グロリアは第一子なので王位継承者として扱われた。
それは部屋の位置や大きさにはじまり、持ち物、受ける教育、周囲からの扱われ方、すべて妹とは差があった。
そのことに不満をもつ妹の気持ちが分かるだけにグロリアは出来るだけ妹の望むことを叶えようとした。
妹が欲しがる物はグロリアが欲することで手に入れ、妹がしたいことを反対された時はグロリアが妹と一緒にしてみたいと言い張り妹の願いを叶えた。
グロリアと妹の間にある違いは生まれた順番だけだ。第一子と第二子に流れる血にちがいはない。妹が先に生まれていれば妹が王太子になった。
しかし周りは王太子と王太子以外の子に明確な差をつける。
小さい頃は不満を口にしていた妹も、大きくなるにつれ不満をいうことがなくなり、いつの頃からか姉を支えるのは自分だというようになった。
直系男子がいない時のみ直系女子が王位をつぐ。
そのため女王という存在はこれまでの歴史の中で数えるほどしかいない。
父が女性であるグロリアには自分とはちがう苦労があるだろうと何かと気にかけてくれた。
王族は他国との縁をつなぐため他国の王族と結婚するのが普通だが、父が妹を国内にとどめグロリアを支えることを許そうと考えていることがうれしかった。
妹のそばでなら深く息をつくことができる。妹がそばにいてくれるなら女王として強くいられる。自分のことを理解してくれる妹がそばにいるのはグロリアにとって大きな安心だった。
狩りをしていた男性たちが戻ってきた。
犬の鳴き声、馬のひずめの音やいななき、男性の声などさまざまな音で伯爵邸がにぎやかになった。
グロリアは帰ってきた人達のなかにアルフレッド王子の姿をみつけた。他の参加者の馬と王子の馬がじゃれ合っているので一緒に笑っている。
「アルフレッド殿下は銃の腕前をいまひとつといっていたけれども、かなりの数の獲物をしとめたそうよ」
母がグロリアの視線の先を見ていった。
「お父さまはどうだったのですか?」
「いつも通りよ。お仲間と一緒に獲物を追い込むのはお好きだけど、しとめるのはどうでもよいと思っていらっしゃるから」
母がさっとカーテシーをしたので、グロリアもあわてて母につづく。
父が上機嫌であらわれた。
「国王陛下、狩りの首尾はいかがでしたでしょうか?」
すこしはなれた場所にいた妹が加わると、妹がかわいらしい声でおどけるように父に問いかけた。
「いつも通りだ。馬と気持ちよく走り回れた。馬の世話をしてから着替える。またあとで」
馬好きの父は馬の世話をできる限り自分でする。
狩猟大会は馬や狩猟犬、銃を自慢する場でもあるので、お気に入りの馬をいつも以上に気をつかい手入れしている。
伯爵邸近くにある離宮の厩舎へもどる父を見送っているとアルフレッド王子と目が合った。
アルフレッド王子が母へ礼をしめすため帽子をとり軽く頭をさげた。同じ仕草をグロリアとリリアンにもしたあと、令息たちと伯爵邸内へとむかった。
「オーシャス国の乗馬服は国旗に使われている深緑色なのですね。お一人だけちがうので目立ちます」
妹がグロリアにウインクしながらいう。
きっと彼が皆と同じ色の乗馬服を着ていたとしても、きっと彼を見つけることができるだろう。
はっとした。
どれほど多くの人がいようとグロリアの目はかならずアルフレッド王子を見つけだす。
その行動がしめす感情に胸の中がさわがしくなる。
好きだから気になる。気になるから無意識のうちに目がさがしてしまう。
一目でよいので彼の姿をみたい。
彼の深い森を思わせる緑色の瞳に自分をうつしてほしい。
胸のなかにわき上がる感情に苦しくなる。
アルフレッド王子に好意をもっていることは自覚していたが、その気持ちを恋とみとめてしまうのがこわかった。
王太子という立場のグロリアに、好きな人と結ばれるという結末は用意されていない。
先日、他国の婚姻可能な未婚王子のリストを父から見せられたばかりだ。
父がグロリアの結婚相手を選ぶためにつくられたリストをみながら、
「ついに来たか。娘が結婚するほど大きくなったとよろこぶべきだが、自分のもとから離れていくことを考えると複雑な気分だ。
しかしお前はこの国の王太子で国を出て行くわけではないのが幸いだ」
父が見せてくれたリストの中にアルフレッド王子もふくまれていた。王子に婚約者がいないことが分かりほっとしたが、王子がもっとも国益になる相手とはいえなかった。
叶うことのない恋なら、はじめから恋などしたくない。
すでに胸がしめつけられるように苦しい。これ以上苦しい思いをしたくない。
「お姉さま、大丈夫ですか? あちらでお茶をいただきましょう」
妹に手をとられ、胸をさわがしくする感情にすっかり自分がのみこまれていたことに気付いた。
妹の手のあたたかさに先ほどまで感じていた痛みがやわらぐ。
気持ちを落ち着け笑顔をつくると、グロリアは妹と軽食がふるまわれているガゼボへむかった。
二代前の国王の友人だった先々代スチュワート伯爵が、年に一度国王をふくむ親しい友人とおこなっていた狩猟大会の規模が大きくなり、今では国内の貴族が招待されようと血眼になるという。
男性たちが狩りをたのしむ間、女性たちは乗馬をするものはレースで競い、乗馬をしない女性たちは伯爵家が用意したエンターテイナーによるもてなしや伯爵領内の観光を楽しんだ。
グロリアは狩猟大会にアルフレッド王子も招かれていると知り、会えるのをたのしみにしていた。
アルフレッド王子は約束通りグロリアに手紙を送ってくれ、それ以降王子と手紙でのやりとりがつづいている。
「お姉さま、アルフレッド王子から手紙が来たのでしょう? お顔がゆるんでいますよ」
グロリアが手紙を読んでいるとアルフレッド王子からの手紙かどうかに関係なく、妹がグロリアをからかうようになった。
「アルフレッド王子は歌がとてもお上手で、おやさしいしすてきだけど、私は先生の方に心ひかれます。でも先生はご結婚されてしまったし……」
妹はフェンシングを教わっている子爵令息に憧れていた。子爵令息がフェンシングの大会に出場すると聞けば応援に行き、レッスンですぐに防具をつけるとはいえ、きれいに思ってもらるよう髪に乱れはないかとレッスン前は大騒ぎだった。
妹の十歳上になる子爵令息は婚約者と結婚したばかりだ。
「あなたには他国の王子に嫁ぐのではなく、ずっとこの国に、私のそばにいてほしい。
でもそうなると国内の貴族に嫁ぐことになるのでいやかもしれないけど」
グロリアの言葉に妹が花がほころぶような、いきいきとした笑顔をみせた。
「他国になど嫁ぎませんので安心してください、お姉さま。お父さまにもちゃんといってあるの。お姉さまをお支えしたいので国内の貴族と結婚すると。
お父さまがしつこいと笑ってらしたわ。だから大丈夫よ。お姉さまのおそばにずっといるわ」
グロリアは妹を抱きしめた。
グロリアは第一子なので王位継承者として扱われた。
それは部屋の位置や大きさにはじまり、持ち物、受ける教育、周囲からの扱われ方、すべて妹とは差があった。
そのことに不満をもつ妹の気持ちが分かるだけにグロリアは出来るだけ妹の望むことを叶えようとした。
妹が欲しがる物はグロリアが欲することで手に入れ、妹がしたいことを反対された時はグロリアが妹と一緒にしてみたいと言い張り妹の願いを叶えた。
グロリアと妹の間にある違いは生まれた順番だけだ。第一子と第二子に流れる血にちがいはない。妹が先に生まれていれば妹が王太子になった。
しかし周りは王太子と王太子以外の子に明確な差をつける。
小さい頃は不満を口にしていた妹も、大きくなるにつれ不満をいうことがなくなり、いつの頃からか姉を支えるのは自分だというようになった。
直系男子がいない時のみ直系女子が王位をつぐ。
そのため女王という存在はこれまでの歴史の中で数えるほどしかいない。
父が女性であるグロリアには自分とはちがう苦労があるだろうと何かと気にかけてくれた。
王族は他国との縁をつなぐため他国の王族と結婚するのが普通だが、父が妹を国内にとどめグロリアを支えることを許そうと考えていることがうれしかった。
妹のそばでなら深く息をつくことができる。妹がそばにいてくれるなら女王として強くいられる。自分のことを理解してくれる妹がそばにいるのはグロリアにとって大きな安心だった。
狩りをしていた男性たちが戻ってきた。
犬の鳴き声、馬のひずめの音やいななき、男性の声などさまざまな音で伯爵邸がにぎやかになった。
グロリアは帰ってきた人達のなかにアルフレッド王子の姿をみつけた。他の参加者の馬と王子の馬がじゃれ合っているので一緒に笑っている。
「アルフレッド殿下は銃の腕前をいまひとつといっていたけれども、かなりの数の獲物をしとめたそうよ」
母がグロリアの視線の先を見ていった。
「お父さまはどうだったのですか?」
「いつも通りよ。お仲間と一緒に獲物を追い込むのはお好きだけど、しとめるのはどうでもよいと思っていらっしゃるから」
母がさっとカーテシーをしたので、グロリアもあわてて母につづく。
父が上機嫌であらわれた。
「国王陛下、狩りの首尾はいかがでしたでしょうか?」
すこしはなれた場所にいた妹が加わると、妹がかわいらしい声でおどけるように父に問いかけた。
「いつも通りだ。馬と気持ちよく走り回れた。馬の世話をしてから着替える。またあとで」
馬好きの父は馬の世話をできる限り自分でする。
狩猟大会は馬や狩猟犬、銃を自慢する場でもあるので、お気に入りの馬をいつも以上に気をつかい手入れしている。
伯爵邸近くにある離宮の厩舎へもどる父を見送っているとアルフレッド王子と目が合った。
アルフレッド王子が母へ礼をしめすため帽子をとり軽く頭をさげた。同じ仕草をグロリアとリリアンにもしたあと、令息たちと伯爵邸内へとむかった。
「オーシャス国の乗馬服は国旗に使われている深緑色なのですね。お一人だけちがうので目立ちます」
妹がグロリアにウインクしながらいう。
きっと彼が皆と同じ色の乗馬服を着ていたとしても、きっと彼を見つけることができるだろう。
はっとした。
どれほど多くの人がいようとグロリアの目はかならずアルフレッド王子を見つけだす。
その行動がしめす感情に胸の中がさわがしくなる。
好きだから気になる。気になるから無意識のうちに目がさがしてしまう。
一目でよいので彼の姿をみたい。
彼の深い森を思わせる緑色の瞳に自分をうつしてほしい。
胸のなかにわき上がる感情に苦しくなる。
アルフレッド王子に好意をもっていることは自覚していたが、その気持ちを恋とみとめてしまうのがこわかった。
王太子という立場のグロリアに、好きな人と結ばれるという結末は用意されていない。
先日、他国の婚姻可能な未婚王子のリストを父から見せられたばかりだ。
父がグロリアの結婚相手を選ぶためにつくられたリストをみながら、
「ついに来たか。娘が結婚するほど大きくなったとよろこぶべきだが、自分のもとから離れていくことを考えると複雑な気分だ。
しかしお前はこの国の王太子で国を出て行くわけではないのが幸いだ」
父が見せてくれたリストの中にアルフレッド王子もふくまれていた。王子に婚約者がいないことが分かりほっとしたが、王子がもっとも国益になる相手とはいえなかった。
叶うことのない恋なら、はじめから恋などしたくない。
すでに胸がしめつけられるように苦しい。これ以上苦しい思いをしたくない。
「お姉さま、大丈夫ですか? あちらでお茶をいただきましょう」
妹に手をとられ、胸をさわがしくする感情にすっかり自分がのみこまれていたことに気付いた。
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