【完結】孤児院出身の私が領主様の令息に見染められましたけど、恩義なんて全然ありません!

孤児院出身のペトラはキルヒホフ男爵家の令息ウルリッヒに見染められ、婚約を結ぶこととなった。
しかし正妻にすることはないと告げられ、実態は読み書き計算に優れた能力を持つペトラを働かせるためでしかなかった。
後ろ盾もなく不遇な状況を耐えるしかないペトラだったが、商人のライナーと話す時間が唯一の救いとなっていた。
諦めかけていたペトラにライナーは一つの問いを投げかけた。
「ペトラさんはどう生きたいのですか?」
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