108 / 114
終章 勇者侵攻
第百六話 さあ、そろそろ終わりにしましょう
しおりを挟む
――
――――
打ち合い再開してすでに一五分は経過しております。
周りを見るといつの間にか両国の兵士たちがこちらに集まってきて、一騎打ちを見守っておりました。
その中にシェンナさんとコリーさんの姿が見えましたわね。
「マナカ様! シェンナ達もお手伝いします!」
シェンナさんがそう言いました、しかしこれはワタクシと勇者の真剣勝負、何人たりとも邪魔はさせませんわ。
ワタクシはシェンナさん達に言います。
「お心遣いは有難いのですが、これはワタクシと勇者の一騎打ちですわ。なのでワタクシ一人にお任せくださいな。シェンナさん達はそこで見守っててください。もしもワタクシが負ける事があれば急ぎマウナさんに伝えてくださいな」
「ですが!」
「ワタクシとの約束ですわよ」
「……く」
ワタクシは有無を言わさずに一方的に圧をかけ約束をしましたわ。
「一騎打ちね、いいのかい? 彼女たちの力を借りれば勝てるかもよ?」
「何言ってますの? 私の勝ちは確実ですのよ!」
「は、そうかいそうかい」
しかし、徐々に人が増えてきましたわね。
「ギャラリーが増えてきましたわね」
「お前が無様に地面に這いつくばるのを見に来たんだろ」
「え? 貴方がギフトで調子こいてるところを、ワタクシに叩き潰されるのを楽しみにしているのでは?」
「ないわー、それは無いわー」
ないわーといいつつ魔法攻撃は止めませんわね。ワタクシもその魔法をストーンウォールで防ぎつつ魔法の詠唱をしております。
「――黒き地の鉱石よ! 鋭き刃を持つ黒き石、黒曜石よ我が声に応えよ。我が声に応え降りそそぐ死の雨となれ!」
地面から細かい黒曜石を無数に作り出します。ワタクシのオリジナルである鉱石魔法ですのよ。
その小さな黒曜石が飛び立ち勇者の頭上へ。
「ん? なんだ?」
「――降りそそぐ黒曜刃の豪雨!」
そして一つ一つがメスのように鋭い黒曜石の刃が雨のように降りそそぎます。
「うおおおおお! スーツが切れるほどの鋭さだと!」
「これでもダメージが無いんですから嫌になりますわね……」
ワタクシは降りしきる黒き刃の雨に向かっていきます。そして黒曜石が降り終わった所にすかさず攻撃を仕掛けましたわ。
勇者の右後方へと回り込み、腰を抱えて右手を勇者の右の脇から通して首根っこをつかみ、相手を持ち上げて後方へと倒れこみ東部を地面に叩きつけますわ、簡単に言えば柔道の裏投げですわね。
「ぐほあ! 痛くはないがめっちゃ揺れたぞ!」
「普通ならこれで倒せるんですのよ」
「スーツ無かったら死んでるわ!」
――
――――
こうして更に一〇分ほどの攻防が続きましたわね、てかアイツの体力は底なしですの?
しかも、あのスーツ何故か修復しておりますし、インチキにも程がありますわね。
「しかし、お嬢様のアンタ、凄い体力だな」
「ぜぇぜぇ、貴方も随分余裕ですわね」
「まあ、体力底上げされててスーツの能力で体力の消費も緩和されてるからなぁ」
「ずるいですわね!」
コイツの底なしの体力にはそんな秘密があったなんて……こちらはそろそろ限界だと言いますのに。
その時、勇者が少しフラつきましたわ。
「ん? 俺も疲れが出てきたか?」
どうやらそろそろこちらも仕上げのようですわね。あれだけ脳みそ揺さぶってやったんですものねぇ。
「体力がなくなる前に終わらせるか!」
勇者はそう言うと栄光の剣を握りなおすと、今度は基本的な技で斬りかかってまいりましたわ。
隙を少なくするために小さく鋭く振ってきますが、逆に厄介ですわね。
「もう少し真面目に剣術でも習うべきだったかな」
「基礎は、ふ、やはり、く、大切ですわね!」
何とか避けつつ隙を伺います。
しかし、決定打になる隙は無く、ワタクシは軽めの反撃しかできずにおります。
「ふん!」
勇者が突きを繰り出し、ワタクシはそれを避けようとしたとき……
「な、しまった!」
思った以上に疲労が溜まっていたのか、足がもつれ突きを避けそこなってしまいましたわ。
しかし、ワタクシはなんとか体を捻り急所だけは外します。
「くあ!」
左の横腹に激痛が走りましたわ。
「惜しい!」
「……痛恨のミスです、わね」
しかし、ワタクシは脇腹から生える栄光の剣を掴み固定します、そして力ずくで剣を脇腹から引き抜き、その剣をこちらに引き寄せます、すると勇者はバランスを崩しワタクシの方へたたらを踏みつつ引き寄せられました。
「おっとっと」
「先ほどのお返しですわよ!」
ワタクシは右腕をくの字に曲げ肘を横っ面に叩き込みます。
「だから痛くはないと言っている!」
「ぐぬ、ほ本当に無駄だと思いまして?」
「何?」
「ワタクシ、こういった場面で無駄なことはあまりしない主義ですのよ」
ワタクシはそのまま上段回し蹴りを放ち勇者の頭を蹴り飛ばします。
「ぶは!」
吹き飛ぶ勇者を確認すると、すかさずアースヒールをかけなおします。
「まったく、無駄な事だっつーのに」
「そろそろ分かりますわよ、身をもって知りなさいな」
後、一発か二発大技でも頭に叩き込めば完了といったところですわね。
近付きたいとこですが勇者の光魔法、中位クラスの魔法が絶え間なくワタクシに放たれますわね、勇者の魔法となると下位中位でもかなりの威力なので直撃だけは避けたいところですわね、ジャージがあって助かりますわ。
しかし、あの勇者ほぼ無詠唱でバカスカ魔法使ってきますわね、ああ見えて実は魔法型の勇者なのでしょうか? 聞いてみましょうかしら?
「貴方、ほぼ無詠唱で魔法をぶっ放しますが。ちょっと卑怯じゃありませんこと?」
ワタクシが避けながら訪ねると。
「この栄光の剣の効果で詠唱時間五割カットの威力二割増しなんだよ、地味な効果だが案外悪くないぞ」
そういいつつも魔法攻撃。
「なるほど、インチキ武器ですわねぇ」
「勇者の武器だからな!」
ワタクシはジャージを盾にし、シャインアローの雨の中に突っ込みます。
「おいおい、お前のそのジャージも大概だな!」
「これはワタクシの国で作った特殊装備ですのよ!」
勇者の目の前に迫り、そのまま顔に目掛けてのジャンピングニーを食らわせます。
やはり勇者は避けませんわね、そこはとても楽でいいですわ。
「ぶふぉー! また顔カヨ!!」
「あなた流石に防御や避ける練習でもしたらどうかしら? そのスーツに頼りすぎですわよ」
ワタクシはアドバイスを差し上げます。
頭を振りながら勇者が立ち上がります、やはり直接的なダメージは有りませんわね。
「飛び膝かまして、余裕な事言ってるが。お嬢様、アンタボロボロだぜ。脇腹痛むだろ?」
勇者はワタクシにそう言いながら近付いてまいります、そしてワタクシのボディに剣の柄を打ち込みます。
「ぐ!」
「な、すぐに反応できてないぞ。アースヒールのおかげでなんとかなってるって感じだ。それに対して俺はまだ無傷なんだぜ」
「本当に無傷ですの?」
「さっきから何言ってんだ?」
さあ、終わりにいたしましょう。
この勇者との戦いにケリをつけると致しましょう。
――――
打ち合い再開してすでに一五分は経過しております。
周りを見るといつの間にか両国の兵士たちがこちらに集まってきて、一騎打ちを見守っておりました。
その中にシェンナさんとコリーさんの姿が見えましたわね。
「マナカ様! シェンナ達もお手伝いします!」
シェンナさんがそう言いました、しかしこれはワタクシと勇者の真剣勝負、何人たりとも邪魔はさせませんわ。
ワタクシはシェンナさん達に言います。
「お心遣いは有難いのですが、これはワタクシと勇者の一騎打ちですわ。なのでワタクシ一人にお任せくださいな。シェンナさん達はそこで見守っててください。もしもワタクシが負ける事があれば急ぎマウナさんに伝えてくださいな」
「ですが!」
「ワタクシとの約束ですわよ」
「……く」
ワタクシは有無を言わさずに一方的に圧をかけ約束をしましたわ。
「一騎打ちね、いいのかい? 彼女たちの力を借りれば勝てるかもよ?」
「何言ってますの? 私の勝ちは確実ですのよ!」
「は、そうかいそうかい」
しかし、徐々に人が増えてきましたわね。
「ギャラリーが増えてきましたわね」
「お前が無様に地面に這いつくばるのを見に来たんだろ」
「え? 貴方がギフトで調子こいてるところを、ワタクシに叩き潰されるのを楽しみにしているのでは?」
「ないわー、それは無いわー」
ないわーといいつつ魔法攻撃は止めませんわね。ワタクシもその魔法をストーンウォールで防ぎつつ魔法の詠唱をしております。
「――黒き地の鉱石よ! 鋭き刃を持つ黒き石、黒曜石よ我が声に応えよ。我が声に応え降りそそぐ死の雨となれ!」
地面から細かい黒曜石を無数に作り出します。ワタクシのオリジナルである鉱石魔法ですのよ。
その小さな黒曜石が飛び立ち勇者の頭上へ。
「ん? なんだ?」
「――降りそそぐ黒曜刃の豪雨!」
そして一つ一つがメスのように鋭い黒曜石の刃が雨のように降りそそぎます。
「うおおおおお! スーツが切れるほどの鋭さだと!」
「これでもダメージが無いんですから嫌になりますわね……」
ワタクシは降りしきる黒き刃の雨に向かっていきます。そして黒曜石が降り終わった所にすかさず攻撃を仕掛けましたわ。
勇者の右後方へと回り込み、腰を抱えて右手を勇者の右の脇から通して首根っこをつかみ、相手を持ち上げて後方へと倒れこみ東部を地面に叩きつけますわ、簡単に言えば柔道の裏投げですわね。
「ぐほあ! 痛くはないがめっちゃ揺れたぞ!」
「普通ならこれで倒せるんですのよ」
「スーツ無かったら死んでるわ!」
――
――――
こうして更に一〇分ほどの攻防が続きましたわね、てかアイツの体力は底なしですの?
しかも、あのスーツ何故か修復しておりますし、インチキにも程がありますわね。
「しかし、お嬢様のアンタ、凄い体力だな」
「ぜぇぜぇ、貴方も随分余裕ですわね」
「まあ、体力底上げされててスーツの能力で体力の消費も緩和されてるからなぁ」
「ずるいですわね!」
コイツの底なしの体力にはそんな秘密があったなんて……こちらはそろそろ限界だと言いますのに。
その時、勇者が少しフラつきましたわ。
「ん? 俺も疲れが出てきたか?」
どうやらそろそろこちらも仕上げのようですわね。あれだけ脳みそ揺さぶってやったんですものねぇ。
「体力がなくなる前に終わらせるか!」
勇者はそう言うと栄光の剣を握りなおすと、今度は基本的な技で斬りかかってまいりましたわ。
隙を少なくするために小さく鋭く振ってきますが、逆に厄介ですわね。
「もう少し真面目に剣術でも習うべきだったかな」
「基礎は、ふ、やはり、く、大切ですわね!」
何とか避けつつ隙を伺います。
しかし、決定打になる隙は無く、ワタクシは軽めの反撃しかできずにおります。
「ふん!」
勇者が突きを繰り出し、ワタクシはそれを避けようとしたとき……
「な、しまった!」
思った以上に疲労が溜まっていたのか、足がもつれ突きを避けそこなってしまいましたわ。
しかし、ワタクシはなんとか体を捻り急所だけは外します。
「くあ!」
左の横腹に激痛が走りましたわ。
「惜しい!」
「……痛恨のミスです、わね」
しかし、ワタクシは脇腹から生える栄光の剣を掴み固定します、そして力ずくで剣を脇腹から引き抜き、その剣をこちらに引き寄せます、すると勇者はバランスを崩しワタクシの方へたたらを踏みつつ引き寄せられました。
「おっとっと」
「先ほどのお返しですわよ!」
ワタクシは右腕をくの字に曲げ肘を横っ面に叩き込みます。
「だから痛くはないと言っている!」
「ぐぬ、ほ本当に無駄だと思いまして?」
「何?」
「ワタクシ、こういった場面で無駄なことはあまりしない主義ですのよ」
ワタクシはそのまま上段回し蹴りを放ち勇者の頭を蹴り飛ばします。
「ぶは!」
吹き飛ぶ勇者を確認すると、すかさずアースヒールをかけなおします。
「まったく、無駄な事だっつーのに」
「そろそろ分かりますわよ、身をもって知りなさいな」
後、一発か二発大技でも頭に叩き込めば完了といったところですわね。
近付きたいとこですが勇者の光魔法、中位クラスの魔法が絶え間なくワタクシに放たれますわね、勇者の魔法となると下位中位でもかなりの威力なので直撃だけは避けたいところですわね、ジャージがあって助かりますわ。
しかし、あの勇者ほぼ無詠唱でバカスカ魔法使ってきますわね、ああ見えて実は魔法型の勇者なのでしょうか? 聞いてみましょうかしら?
「貴方、ほぼ無詠唱で魔法をぶっ放しますが。ちょっと卑怯じゃありませんこと?」
ワタクシが避けながら訪ねると。
「この栄光の剣の効果で詠唱時間五割カットの威力二割増しなんだよ、地味な効果だが案外悪くないぞ」
そういいつつも魔法攻撃。
「なるほど、インチキ武器ですわねぇ」
「勇者の武器だからな!」
ワタクシはジャージを盾にし、シャインアローの雨の中に突っ込みます。
「おいおい、お前のそのジャージも大概だな!」
「これはワタクシの国で作った特殊装備ですのよ!」
勇者の目の前に迫り、そのまま顔に目掛けてのジャンピングニーを食らわせます。
やはり勇者は避けませんわね、そこはとても楽でいいですわ。
「ぶふぉー! また顔カヨ!!」
「あなた流石に防御や避ける練習でもしたらどうかしら? そのスーツに頼りすぎですわよ」
ワタクシはアドバイスを差し上げます。
頭を振りながら勇者が立ち上がります、やはり直接的なダメージは有りませんわね。
「飛び膝かまして、余裕な事言ってるが。お嬢様、アンタボロボロだぜ。脇腹痛むだろ?」
勇者はワタクシにそう言いながら近付いてまいります、そしてワタクシのボディに剣の柄を打ち込みます。
「ぐ!」
「な、すぐに反応できてないぞ。アースヒールのおかげでなんとかなってるって感じだ。それに対して俺はまだ無傷なんだぜ」
「本当に無傷ですの?」
「さっきから何言ってんだ?」
さあ、終わりにいたしましょう。
この勇者との戦いにケリをつけると致しましょう。
0
お気に入りに追加
75
あなたにおすすめの小説
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
異世界で穴掘ってます!
KeyBow
ファンタジー
修学旅行中のバスにいた筈が、異世界召喚にバスの全員が突如されてしまう。主人公の聡太が得たスキルは穴掘り。外れスキルとされ、屑の外れ者として抹殺されそうになるもしぶとく生き残り、救ってくれた少女と成り上がって行く。不遇といわれるギフトを駆使して日の目を見ようとする物語
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
『収納』は異世界最強です 正直すまんかったと思ってる
農民ヤズ―
ファンタジー
「ようこそおいでくださいました。勇者さま」
そんな言葉から始まった異世界召喚。
呼び出された他の勇者は複数の<スキル>を持っているはずなのに俺は収納スキル一つだけ!?
そんなふざけた事になったうえ俺たちを呼び出した国はなんだか色々とヤバそう!
このままじゃ俺は殺されてしまう。そうなる前にこの国から逃げ出さないといけない。
勇者なら全員が使える収納スキルのみしか使うことのできない勇者の出来損ないと呼ばれた男が収納スキルで無双して世界を旅する物語(予定
私のメンタルは金魚掬いのポイと同じ脆さなので感想を送っていただける際は語調が強くないと嬉しく思います。
ただそれでも初心者故、度々間違えることがあるとは思いますので感想にて教えていただけるとありがたいです。
他にも今後の進展や投稿済みの箇所でこうしたほうがいいと思われた方がいらっしゃったら感想にて待ってます。
なお、書籍化に伴い内容の齟齬がありますがご了承ください。
攫われた転生王子は下町でスローライフを満喫中!?
伽羅
ファンタジー
転生したのに、どうやら捨てられたらしい。しかも気がついたら籠に入れられ川に流されている。
このままじゃ死んじゃう!っと思ったら運良く拾われて下町でスローライフを満喫中。
自分が王子と知らないまま、色々ともの作りをしながら新しい人生を楽しく生きている…。
そんな主人公や王宮を取り巻く不穏な空気とは…。
このまま下町でスローライフを送れるのか?
アイテムボックス無双 ~何でも収納! 奥義・首狩りアイテムボックス!~
明治サブ🍆スニーカー大賞【金賞】受賞作家
ファンタジー
※大・大・大どんでん返し回まで投稿済です!!
『第1回 次世代ファンタジーカップ ~最強「進化系ざまぁ」決定戦!』投稿作品。
無限収納機能を持つ『マジックバッグ』が巷にあふれる街で、収納魔法【アイテムボックス】しか使えない主人公・クリスは冒険者たちから無能扱いされ続け、ついに100パーティー目から追放されてしまう。
破れかぶれになって単騎で魔物討伐に向かい、あわや死にかけたところに謎の美しき旅の魔女が現れ、クリスに告げる。
「【アイテムボックス】は最強の魔法なんだよ。儂が使い方を教えてやろう」
【アイテムボックス】で魔物の首を、家屋を、オークの集落を丸ごと収納!? 【アイテムボックス】で道を作り、川を作り、街を作る!? ただの収納魔法と侮るなかれ。知覚できるものなら疫病だろうが敵の軍勢だろうが何だって除去する超能力! 主人公・クリスの成り上がりと「進化系ざまぁ」展開、そして最後に待ち受ける極上のどんでん返しを、とくとご覧あれ! 随所に散りばめられた大小さまざまな伏線を、あなたは見抜けるか!?
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる