115 / 116
第十三章 次男・楊広
第十三章 次男・楊広 七
しおりを挟む
もし伽羅があと二十年生き延びていたら、きっと隋の歴史は変わっていたに違いない。
娘を助けるためとはいえ、怪しの術にすがった代償は途方もなく高くついてしまった。
さて皇后が可愛がった次男の広。
母の死に際してどうしたかと言うと、父や宮女たちの前では大いに嘆き慟哭した。
しかし、自宮に戻るといつもと変わりない様子で食事を楽しみ、美女たちと戯れた、と、書には残されている。
……さて、それは真実だろうか。
史書というものは、勝者が編じたもののみが残ることが多い。
中国随一の悪帝として知られる次代皇帝・煬帝(皇帝広)については、次に興った唐代に編まれ、後世に知られることとなった。
倒した国の『最後の皇帝』が善人では都合が悪い。
最初から最後まで悪人で、母の死さえも悲しむことが無かった『畜生』として書く必要があったのだろう。
実際、唐の史書においてはかなりの部分で改ざんがあったと専門家は見ている。
賄賂に弱いことで有名な『許敬宗』という者が書を編じているのだ。
また、隋の時代に書かれた個人の『伝』を精査することによって、はっきりとした矛盾点がいくつか指摘されている。
滅ぼした『隋の遺物』を基礎にして、唐の時代は長く―――約三百年もに渡って続いた。
『遺物』はきっと、贅沢の象徴としてのみ造ったわけではなく、隋の発展にとって必要なものだったのだろう。
例えば煬帝の作った大宮殿。
税を尽くして作られたというが、唐の時代にもそのままちゃっかりと使われている。
そのうえ、これを上回る規模の壮麗な宮殿が、唐の時代にも造られているのだ。
唐の新宮殿は、魔法で作られたとでもいうのだろうか。
いいや『税を絞って』『多くの民を使って』建てられたのだ。
そうして宮殿は唐の政治を行う場として活用され、諸外国に威容を示してきた。
大運河などもそうだ。
煬帝は大運河を作るために民衆を徴発し、苦しめもした。誇張はあれど、大部分は事実であろう。
冷徹なことで有名な秦の始皇帝ですら、女は徴発しなかったのに、煬帝は女でも構わず召し出し短期で工事を決着させた。
その大運河は唐の時代に最大限に活用され、中国全体の流通が著しく増大した。
特に食料を大量輸送できるのは大きかった。
皇帝堅の治世によって人口は大幅に増大したが、急激に増えすぎたため、もはや近隣地域の生産力のみでは首都の長安、副都の洛陽の食糧供給を支えることが危うくなってきていたのだ。
楊堅もそこは予想していて、運河をちびちびと伸ばしてはいたが、煬帝が一気に大運河を作り上げたことでそれらの食料問題は全て解決した。
大運河を航行する船の大量運送能力は、それほどまでにすさまじく、百万の民を犠牲にしてもそれを上回る民の口を癒し続け、遠い未来の現在でもなお、中国の大動脈として利用され続けている。
最後の隋皇帝、煬帝――皇帝広。
『煬』は悪い諡であり、古文書(逸周書)内には『好内遠禮曰煬』『去禮遠衆曰煬』『逆天虐民曰煬』と記載されている。
つまり、内(女性)好きで、禮(礼)を行わず、天に逆らい、民を虐げた悪帝ですよ、という意味だ。
無論、その名は唐王朝から、彼の死後におくられたものである。
楊家の『楊』という字は基本的には『柳』という意味であるが、同時に『大地を覆おおう木』もしくは『太陽が地上に上がる』という意味を持つ。
その吉字の『木』の部分を『火』と変え『煬』という悪名と成すところが、また何とも意地が悪いではないか。
煬帝は日本でもよく知られる天台宗に深くかかわり、帰依している。
信心深い一面もあったようだ。
多くの妃を持ったが、伽羅の死後も母の選んだ妻を最後まで皇后として尊重した。
そうして、反乱者に捕らえられて引き離されるまでは共に居たという。
数多の妃がいた割には、他の時代のような妃同士の陰湿泥沼な争いも筆記されていない。
煬帝の『贅沢荒淫』は事実であろうが、隋が傾いた直接の原因は三度にわたる高句麗遠征である。
面子にこだわり、判断を誤って国を傾けたが、個人としては、後の世で言われるほどの『暴君』ではなかったのではないだろうか。
勝者は敗者をどのようにでも書けるものなのだ。
さて、皇后から遅れること二年、皇帝堅も命を落とした。
彼は皇后の死後大変に嘆き、彼女のために立派な陵墓を作った。
新皇后を立てることもしなかった。
そこまでは良かったのだが、枷を解かれたかのように後宮に置いた美女二人に耽溺し、ついには政務さえおろそかになってしまった。
伽羅を失った寂しさゆえだったのか、老いてからの自由を堪能していたのか、今となってはもうわからない。
だが、過度に女性たちと戯れたために臥せりがちになり、寿命を縮めることとなってしまったのだ。
元々中国皇帝は妃を多く持ち、のめりこめば健康を害するレベルである。
そのために短命となった皇帝も多くいたので、書に通じていた楊堅ならば、おそらくその危険性は知っていたに違いない。
危篤になった皇帝堅は、そばにいたお付の者に、
「皇后が今も生きていたならば、このような形で病に倒れることもなかっただろうに(原文では『皇后在、吾不及此』)」
と、こぼしたと伝わっている。(隋書より)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第十三章はこれにて終わりです。
お読みくださりありがとうございました!!
伽羅は嫉妬深い、キツい女性として既存の小説(ちょい役)や評に書かれることが多いのですが、史書には本当に妙善菩薩の生まれ変わりと言われたエピソードが書かれています。普段は物腰柔らかな、優しい女性だったのではないかと思います。また、史書にはほのぼのエピソードなども結構書かれています。(いくつかは作中にも活用)
たとえば、皇帝堅が朝廷に出勤するたび、伽羅は楊堅の輦車(皇帝が乗る車)と並べて自分も車を出して後宮を出、閣殿に到着すると、伽羅はそこに留まって、楊堅が戻るまでずっと待っていたそうです。
楊堅が政治を終えて退出し、伽羅のところに戻ると、二人は互いに顔を見合わせて喜び、そのまま一緒に後宮に帰ったそうです。すごいラブラブですね。
まあ、寵妃を膝に乗せたまま政務を執ったという某皇帝には負けますが。
え? 勝っちゃ駄目? ですよね~(^_^;)
楊堅を待っている間は、作中にもちょろと書きましたが、宦官に様子を見に行かせていたそうです。
その政策のうちにマズイものがあれば、そのつどそれを諫め、正したそうです。
皇帝堅は、独孤皇后のことを大変寵愛しながらも、畏敬の念を持ったと書かれています。(原文では『高祖甚寵憚之』とあり、高祖とは楊堅のことを指します)*参考『隋書現代語訳』勉誠出版
でも、帰りを待っている妻の顔を見て、とても喜んでいるのですから、失政を突っ込むだけでなく、良い判断をしたなら、そりゃあもう、褒め倒したんじゃないかと想像しています。
古今の知識を全て持っていたと史書にも書かれた博識な妻に認められ、褒められれば、凄く嬉しいですよね(⋈◍>◡<◍)。✧♡
それに当時の勤務の始まりは早朝で、起きるのさえ大変です。
そんなとき、ぐうぐう寝てないで、夫と共にキリッと支度をし、出勤のお供をしたわけですから、そういう一体感もあったのではないかと思います。
ちなみに楊堅は若い頃は博識と言うほどではなく、皇帝になって以後も臣下が話題に出してきた史書の話がわからなかったことも。
ですが、勉強熱心の働き者だったことは間違いないようで、滅ぼした他国の史書などにもしっかり目を通して研究していたことが書かれています。
そもそも、宮仕えだった楊堅ですから、仕事に、鍛錬に、と時間を取られます。
伽羅ほどには読書に時間を割くことは不可能だったでしょうね。
気になる書籍は伽羅に読んでおいてもらい、かいつまんで後で教えてもらったり……なんてことはあったかもしれません。
明日は一話のみ。第十四章『夫婦』最終話となります。
最後までお楽しみいただければ幸いです。
娘を助けるためとはいえ、怪しの術にすがった代償は途方もなく高くついてしまった。
さて皇后が可愛がった次男の広。
母の死に際してどうしたかと言うと、父や宮女たちの前では大いに嘆き慟哭した。
しかし、自宮に戻るといつもと変わりない様子で食事を楽しみ、美女たちと戯れた、と、書には残されている。
……さて、それは真実だろうか。
史書というものは、勝者が編じたもののみが残ることが多い。
中国随一の悪帝として知られる次代皇帝・煬帝(皇帝広)については、次に興った唐代に編まれ、後世に知られることとなった。
倒した国の『最後の皇帝』が善人では都合が悪い。
最初から最後まで悪人で、母の死さえも悲しむことが無かった『畜生』として書く必要があったのだろう。
実際、唐の史書においてはかなりの部分で改ざんがあったと専門家は見ている。
賄賂に弱いことで有名な『許敬宗』という者が書を編じているのだ。
また、隋の時代に書かれた個人の『伝』を精査することによって、はっきりとした矛盾点がいくつか指摘されている。
滅ぼした『隋の遺物』を基礎にして、唐の時代は長く―――約三百年もに渡って続いた。
『遺物』はきっと、贅沢の象徴としてのみ造ったわけではなく、隋の発展にとって必要なものだったのだろう。
例えば煬帝の作った大宮殿。
税を尽くして作られたというが、唐の時代にもそのままちゃっかりと使われている。
そのうえ、これを上回る規模の壮麗な宮殿が、唐の時代にも造られているのだ。
唐の新宮殿は、魔法で作られたとでもいうのだろうか。
いいや『税を絞って』『多くの民を使って』建てられたのだ。
そうして宮殿は唐の政治を行う場として活用され、諸外国に威容を示してきた。
大運河などもそうだ。
煬帝は大運河を作るために民衆を徴発し、苦しめもした。誇張はあれど、大部分は事実であろう。
冷徹なことで有名な秦の始皇帝ですら、女は徴発しなかったのに、煬帝は女でも構わず召し出し短期で工事を決着させた。
その大運河は唐の時代に最大限に活用され、中国全体の流通が著しく増大した。
特に食料を大量輸送できるのは大きかった。
皇帝堅の治世によって人口は大幅に増大したが、急激に増えすぎたため、もはや近隣地域の生産力のみでは首都の長安、副都の洛陽の食糧供給を支えることが危うくなってきていたのだ。
楊堅もそこは予想していて、運河をちびちびと伸ばしてはいたが、煬帝が一気に大運河を作り上げたことでそれらの食料問題は全て解決した。
大運河を航行する船の大量運送能力は、それほどまでにすさまじく、百万の民を犠牲にしてもそれを上回る民の口を癒し続け、遠い未来の現在でもなお、中国の大動脈として利用され続けている。
最後の隋皇帝、煬帝――皇帝広。
『煬』は悪い諡であり、古文書(逸周書)内には『好内遠禮曰煬』『去禮遠衆曰煬』『逆天虐民曰煬』と記載されている。
つまり、内(女性)好きで、禮(礼)を行わず、天に逆らい、民を虐げた悪帝ですよ、という意味だ。
無論、その名は唐王朝から、彼の死後におくられたものである。
楊家の『楊』という字は基本的には『柳』という意味であるが、同時に『大地を覆おおう木』もしくは『太陽が地上に上がる』という意味を持つ。
その吉字の『木』の部分を『火』と変え『煬』という悪名と成すところが、また何とも意地が悪いではないか。
煬帝は日本でもよく知られる天台宗に深くかかわり、帰依している。
信心深い一面もあったようだ。
多くの妃を持ったが、伽羅の死後も母の選んだ妻を最後まで皇后として尊重した。
そうして、反乱者に捕らえられて引き離されるまでは共に居たという。
数多の妃がいた割には、他の時代のような妃同士の陰湿泥沼な争いも筆記されていない。
煬帝の『贅沢荒淫』は事実であろうが、隋が傾いた直接の原因は三度にわたる高句麗遠征である。
面子にこだわり、判断を誤って国を傾けたが、個人としては、後の世で言われるほどの『暴君』ではなかったのではないだろうか。
勝者は敗者をどのようにでも書けるものなのだ。
さて、皇后から遅れること二年、皇帝堅も命を落とした。
彼は皇后の死後大変に嘆き、彼女のために立派な陵墓を作った。
新皇后を立てることもしなかった。
そこまでは良かったのだが、枷を解かれたかのように後宮に置いた美女二人に耽溺し、ついには政務さえおろそかになってしまった。
伽羅を失った寂しさゆえだったのか、老いてからの自由を堪能していたのか、今となってはもうわからない。
だが、過度に女性たちと戯れたために臥せりがちになり、寿命を縮めることとなってしまったのだ。
元々中国皇帝は妃を多く持ち、のめりこめば健康を害するレベルである。
そのために短命となった皇帝も多くいたので、書に通じていた楊堅ならば、おそらくその危険性は知っていたに違いない。
危篤になった皇帝堅は、そばにいたお付の者に、
「皇后が今も生きていたならば、このような形で病に倒れることもなかっただろうに(原文では『皇后在、吾不及此』)」
と、こぼしたと伝わっている。(隋書より)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
第十三章はこれにて終わりです。
お読みくださりありがとうございました!!
伽羅は嫉妬深い、キツい女性として既存の小説(ちょい役)や評に書かれることが多いのですが、史書には本当に妙善菩薩の生まれ変わりと言われたエピソードが書かれています。普段は物腰柔らかな、優しい女性だったのではないかと思います。また、史書にはほのぼのエピソードなども結構書かれています。(いくつかは作中にも活用)
たとえば、皇帝堅が朝廷に出勤するたび、伽羅は楊堅の輦車(皇帝が乗る車)と並べて自分も車を出して後宮を出、閣殿に到着すると、伽羅はそこに留まって、楊堅が戻るまでずっと待っていたそうです。
楊堅が政治を終えて退出し、伽羅のところに戻ると、二人は互いに顔を見合わせて喜び、そのまま一緒に後宮に帰ったそうです。すごいラブラブですね。
まあ、寵妃を膝に乗せたまま政務を執ったという某皇帝には負けますが。
え? 勝っちゃ駄目? ですよね~(^_^;)
楊堅を待っている間は、作中にもちょろと書きましたが、宦官に様子を見に行かせていたそうです。
その政策のうちにマズイものがあれば、そのつどそれを諫め、正したそうです。
皇帝堅は、独孤皇后のことを大変寵愛しながらも、畏敬の念を持ったと書かれています。(原文では『高祖甚寵憚之』とあり、高祖とは楊堅のことを指します)*参考『隋書現代語訳』勉誠出版
でも、帰りを待っている妻の顔を見て、とても喜んでいるのですから、失政を突っ込むだけでなく、良い判断をしたなら、そりゃあもう、褒め倒したんじゃないかと想像しています。
古今の知識を全て持っていたと史書にも書かれた博識な妻に認められ、褒められれば、凄く嬉しいですよね(⋈◍>◡<◍)。✧♡
それに当時の勤務の始まりは早朝で、起きるのさえ大変です。
そんなとき、ぐうぐう寝てないで、夫と共にキリッと支度をし、出勤のお供をしたわけですから、そういう一体感もあったのではないかと思います。
ちなみに楊堅は若い頃は博識と言うほどではなく、皇帝になって以後も臣下が話題に出してきた史書の話がわからなかったことも。
ですが、勉強熱心の働き者だったことは間違いないようで、滅ぼした他国の史書などにもしっかり目を通して研究していたことが書かれています。
そもそも、宮仕えだった楊堅ですから、仕事に、鍛錬に、と時間を取られます。
伽羅ほどには読書に時間を割くことは不可能だったでしょうね。
気になる書籍は伽羅に読んでおいてもらい、かいつまんで後で教えてもらったり……なんてことはあったかもしれません。
明日は一話のみ。第十四章『夫婦』最終話となります。
最後までお楽しみいただければ幸いです。
0
あなたにおすすめの小説
滝川家の人びと
卯花月影
歴史・時代
勝利のために走るのではない。
生きるために走る者は、
傷を負いながらも、歩みを止めない。
戦国という時代の只中で、
彼らは何を失い、
走り続けたのか。
滝川一益と、その郎党。
これは、勝者の物語ではない。
生き延びた者たちの記録である。
甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ
朽縄咲良
歴史・時代
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】
戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。
永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。
信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。
この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
*ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。
【読者賞】江戸の飯屋『やわらぎ亭』〜元武家娘が一膳でほぐす人と心〜
旅する書斎(☆ほしい)
歴史・時代
【第11回歴史・時代小説大賞 読者賞(読者投票1位)受賞】
文化文政の江戸・深川。
人知れず佇む一軒の飯屋――『やわらぎ亭』。
暖簾を掲げるのは、元武家の娘・おし乃。
家も家族も失い、父の形見の包丁一つで町に飛び込んだ彼女は、
「旨い飯で人の心をほどく」を信条に、今日も竈に火を入れる。
常連は、職人、火消し、子どもたち、そして──町奉行・遠山金四郎!?
変装してまで通い詰めるその理由は、一膳に込められた想いと味。
鯛茶漬け、芋がらの煮物、あんこう鍋……
その料理の奥に、江戸の暮らしと誇りが宿る。
涙も笑いも、湯気とともに立ち上る。
これは、舌と心を温める、江戸人情グルメ劇。
熟女愛好家ユウスケの青春(熟女漁り)
MisakiNonagase
恋愛
高校まで勉強一筋で大学デビューをしたユウスケは家庭教師の教え子の母親と不倫交際するが、彼にとって彼女とが初の男女交際。そこでユウスケは自分が熟女好きだと自覚する。それからユウスケは戦略と実戦を重ねて、清潔感と聞き上手を武器にたくさんの熟女と付き合うことになるストーリーです。
裏長屋の若殿、限られた自由を満喫する
克全
歴史・時代
貧乏人が肩を寄せ合って暮らす聖天長屋に徳田新之丞と名乗る人品卑しからぬ若侍がいた。月のうち数日しか長屋にいないのだが、いる時には自ら竈で米を炊き七輪で魚を焼く小まめな男だった。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
改造空母機動艦隊
蒼 飛雲
歴史・時代
兵棋演習の結果、洋上航空戦における空母の大量損耗は避け得ないと悟った帝国海軍は高価な正規空母の新造をあきらめ、旧式戦艦や特務艦を改造することで数を揃える方向に舵を切る。
そして、昭和一六年一二月。
日本の前途に暗雲が立ち込める中、祖国防衛のために改造空母艦隊は出撃する。
「瑞鳳」「祥鳳」「龍鳳」が、さらに「千歳」「千代田」「瑞穂」がその数を頼みに太平洋艦隊を迎え撃つ。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる