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うちの子がこちらにお邪魔してませんか?
うちの子がこちらにお邪魔してませんか? 2
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今年も田舎……じゃなかった、このスローライフは二週間ほどの日程を予定している。最初に言っておかないと、と念のために帰る日付をなっちゃんに告げると、抱きしめるというか、しがみつくようにくっついてくるようになった。なんていじらしい子だろうか(ほだされている)
あれから暇さえあればキスをし、なっちゃんの手が腕に首に腰に胸に、と這わされる。思ったより、いやらしい感じではなく、まるで存在を確かめるように体の輪郭をたどる手が服の上からでもわかるほど、熱く、優しかった。
*
「みほちゃん、今年も△県に行く?」
「もちろん行くわよ」
「そっか」
今日は(も、じゃないところが正直者)真面目になっちゃんの部屋で宿題を片付けている。冷房の下だとやはり作業効率が上がる。なっちゃんが勉強そっちのけでキスを仕掛けてくるのを「終わったらね」と、いなしていたら。どこに隠していたのか、驚きの集中力でなっちゃん一人だけ夏休みの宿題を終わらせていた。そんなにキスしたいのか。
反則技だが「”私の分が”終わったらね」と都合のいい言葉を発動させてもらった。なっちゃんと遊んでいたら終わるものも終わらない。今やらなかったら、終わらない自信がある。自信しかない。
ションボリとしつつも大人しく飲み込んだなっちゃんは、私を後ろから抱き込み人間座椅子に徹している。人を膝に乗せて楽しいのか。
なっちゃんのガッシリした手がお腹に回り引き寄せられ、背中がスッポリと包まれると、なんだか安心した。
──いいかも。なっちゃん座椅子。
と、座り心地を確かめるようにモゾモゾ動いていたら、なんだかお尻に硬くて熱いものが触れている感覚があった。
これは……あれよね。突っ込んだ方がいいのかしら? もちろんトークのことだ。何言っているんだ。落ち着け。はたまた、ここは「あれれー? おかしいなー?」と、とぼけたふりをして触るところかしら?
いやいや、相手はまだ中学生よ。
中学生って言ったら、異性を意識してしまう時期。恥ずかしくて手も繋げない、目も合わせられない。キスをするまで少女漫画なら五巻ほど読者と一緒にドキドキしてしまうほどピュアな時期よ。
(※海帆ちゃんの個人的な見解です※)
中学生でやることって言ったら、ほら、同級生にからかわれながらの下校デートじゃないの? 鉄板ね。
(※海帆ちゃんの個人的な)
体育祭でハチマキに応援メッセージ書いて交換したり、
(※海帆ちゃんの
修学旅行でお揃いのキーホルダー買ったり、友人を誘って異性部屋に遊びに行ったり……そういうもんじゃないのかしら!?
(※海
──時代は変わったのかしら。
ううん。そうよ。私は大人。ちょっと流されてたけど、ここは毅然とした態度で前途ある若者を導かなければならないのではないのかしら。そうね。そうよ。
「なっちゃん。少し離れ……」
「これでも我慢してるのに? やだ!」
なっちゃんの膝から降りようと腰を浮かすと、なっちゃんにしがみつかれてしまった。
若者よ。そんなに駆け足で大人になる必要はないのだよ……! 修学旅行も体育祭も席替えも、異常に意識してしまって顔も見れないだって同級生に見られたら恥ずかしい! だなんて時期はその時にしか味わえないのよ。
イヤイヤというように、肩口から茶色の髪がグリグリ動いている。かわいい。たまらず、よしよしと撫でてしまう。
「なっちゃんは甘えん坊ですね~」
少しからかうような口調で頭を撫で続けると、少しムスくれた声が小さく聞こえてきた。
「……だって。明日、あの人に会うと思ったら……」
「あの人?」
「──神田航貴」
「あぁ!」
あぁ、神田さんか。神田さんも大ちゃんも、たぶん居るだろうなと思う。
どうやらなっちゃんは神田さんを敵視しているらしい。……何か感づいているのか……?
「「……」」
それについて何かコメントしたら墓穴を掘ってしまいそうで、返事に困る。そこは今、微妙なところで……ですね……ええ。黙秘だ黙秘! ここは黙秘する! と、お互い黙ってしまい何とも言えない沈黙の時間になった。
──それを破ったのはなっちゃんだったか、私だったか。
なっちゃんが無言で私の髪を片側に寄せ、首筋に唇を落とした。
「あっ」
ゾクゾクする快感から逃げようにも、なっちゃんの腕が絡まり逃げられない。唇は首筋を食むように通り、時折舌が味わうように這う。同時にお尻に押し付けられた熱をグリグリと動かされると、変な気分になった。
そしてお腹に巻き付いていた、なっちゃんの片手がゆっくりと私の胸に触れ、形を確かめるように動いた。
「も、動かしちゃダメ!」
今までとは違う強さで胸を触られると、洋服の中で擦れた快感が更に私に響いた。
「ダ、メ……ッ」
やっと私の声が届いたのか、意思を持って動いていた手がピクッと動きを止めた。そして首元にフーーーと長い溜息が当たる。
「──ごめんなさい」
いつもの声色にフニャッと体の力が抜けたのがわかった。
「もう……ダメって言ったのに」
「不安になっちゃって……もっと触れたくなっちゃったんだ。……ごめんなさい」
肩越しだけれど、今なっちゃんが耳を垂れさせ尻尾を内巻きにして最上級にションボリしているだろうことが伺える。可哀想かわいい。ふと去年の文化祭の空き教室での出来事を思い出し、ちょっと胸がキュッとなった。
「……もうしちゃダメよ?」
「うん。ダメって言われたら止める。ごめんね」
またグリグリと肩に押し付けられた頭をヨシヨシと撫でた。
──「もうしない」とは言わなかった、なっちゃんに気付いたのは暫く経ってからでした。
*
「へぇー。夏樹くん大きくなったねぇ」
「あぁ、お前、海帆の子分か。海帆から離れろ。近けぇ」
──今日の川もキラキラと水面を揺らし、見事な向日葵が添えられている。
「海帆って気安く呼ぶな」
──本日は天気も良く、澄み渡る青空が夏を感じさせて
「まぁまぁ、大地も子ども相手に目くじら立てんなって。夏樹くんは海帆ちゃんに懐いてるんだよね? 弟みたいなものだしね」
「弟じゃない!」
いや、ほんと、夏っていいなぁ。ね!ね!?
「なっちゃん、あの人はからかってるだけよ。ムキにならないの」
なっちゃんに繋がれた手を引き、神田さんたちから距離を離す。
「神田さんも大地さんも、お久しぶりですね。今年も向日葵ですか」
全員の視線が川岸に添えられた向日葵へと向けられた。
「あぁ、真帆さん……大地のお母さんは向日葵が好きだったんだよ」
「あぁ。母さんの写真にはいつも向日葵が写ってた」
真帆、とは前世の私の名前だ。こうやって二人から前世の私の話を聞くのはなんだか不思議な気分だ。確かに前世の私はよく向日葵を家に飾っていた。だって夏になると夫が買ってきて「向日葵って真帆みたい」って言ってくれて……。ああ、そうだった。懐かしさに口元が綻ぶ。
それにしても、大ちゃんはともかく、なんで神田さんが私……前世の真帆のこと知ってるんだろう? 会ったことあったっけ? 大ちゃんの友達にいたかなぁ……?
「神田さんも……その、真帆さんに会ったことがあるんですか?」
「いやいや、俺は大地と小学校に入学してからの付き合いだからね。大地から写真を見せてもらったんだ」
写真……! もしかして、大ちゃんは私の写真を……ずっと見ていたのだろうか……あ、だめ、泣いちゃう
「そういや、お前は母さんの知り合いなのか?」
「あー……まぁ、そんな感じですかね。会ったことはないんですけど……」
本人ですからね。会ったことはないけど知ってるんですよ。
「そうか。まぁ、そうだよな。俺ももう、うっすらとしか覚えてねえし」
──あの夏で大ちゃんは三歳だったものね。
思わず覗き見た大ちゃんの横顔は、すっかり大人びていた。
私が知っている大ちゃんと、知らない大ちゃんの時間。それに気付いてしまい、何とも言えない寂しさが胸に影を落としていた。
向日葵に手を合わせ、送っていくという申し出を断り、またなっちゃんと長い道を二人で帰った。
「……オレって弟?」
流れる車窓を眺めボーっと考え込んでいると、一緒に黙って考え込んでいたなっちゃんがポツリと一言こぼした。
「うーん。弟、ではないわね」
「じゃあ何?」
なに……なにと問われましても……
自然と手が自分の顎に添えられる。人はなぜ考える時に顎を触るのだろうか。
「なにかしら……癒し……可愛い……ペット……?」
「子分でも無くなってる!?」
「最近、親分の命令に背いてばっかりなので破門となりペットになりました」
「ペット……」
うんうん、最近のなっちゃんは”子分”という感じではない。子分は親分(私)の命令に背いたりしないのだ! ダメと言っているのに無視する悪い子は破門です!
「ペットはいいわよ。ずーっと側にいて、可愛いし、癒されるわ」
「……じゃあペットでいいかな」
「ふふ、いいの?」
「捨てないでね」
「一度迎えたペットを捨てるだなんてことしないわ」
「よかった」
言葉遊びのつもりだったが、ふにゃっと笑ったなっちゃんの顔を見たら、また、心がキュッとなった。
悩みが解決したのか、ご機嫌になったなっちゃんは、また私の首に甘えるように頭をグリグリと寄せた。本当にペットみたい。
やれやれ、と
私はまた、なっちゃんの頭をゆっくりと撫でた。
あれから暇さえあればキスをし、なっちゃんの手が腕に首に腰に胸に、と這わされる。思ったより、いやらしい感じではなく、まるで存在を確かめるように体の輪郭をたどる手が服の上からでもわかるほど、熱く、優しかった。
*
「みほちゃん、今年も△県に行く?」
「もちろん行くわよ」
「そっか」
今日は(も、じゃないところが正直者)真面目になっちゃんの部屋で宿題を片付けている。冷房の下だとやはり作業効率が上がる。なっちゃんが勉強そっちのけでキスを仕掛けてくるのを「終わったらね」と、いなしていたら。どこに隠していたのか、驚きの集中力でなっちゃん一人だけ夏休みの宿題を終わらせていた。そんなにキスしたいのか。
反則技だが「”私の分が”終わったらね」と都合のいい言葉を発動させてもらった。なっちゃんと遊んでいたら終わるものも終わらない。今やらなかったら、終わらない自信がある。自信しかない。
ションボリとしつつも大人しく飲み込んだなっちゃんは、私を後ろから抱き込み人間座椅子に徹している。人を膝に乗せて楽しいのか。
なっちゃんのガッシリした手がお腹に回り引き寄せられ、背中がスッポリと包まれると、なんだか安心した。
──いいかも。なっちゃん座椅子。
と、座り心地を確かめるようにモゾモゾ動いていたら、なんだかお尻に硬くて熱いものが触れている感覚があった。
これは……あれよね。突っ込んだ方がいいのかしら? もちろんトークのことだ。何言っているんだ。落ち着け。はたまた、ここは「あれれー? おかしいなー?」と、とぼけたふりをして触るところかしら?
いやいや、相手はまだ中学生よ。
中学生って言ったら、異性を意識してしまう時期。恥ずかしくて手も繋げない、目も合わせられない。キスをするまで少女漫画なら五巻ほど読者と一緒にドキドキしてしまうほどピュアな時期よ。
(※海帆ちゃんの個人的な見解です※)
中学生でやることって言ったら、ほら、同級生にからかわれながらの下校デートじゃないの? 鉄板ね。
(※海帆ちゃんの個人的な)
体育祭でハチマキに応援メッセージ書いて交換したり、
(※海帆ちゃんの
修学旅行でお揃いのキーホルダー買ったり、友人を誘って異性部屋に遊びに行ったり……そういうもんじゃないのかしら!?
(※海
──時代は変わったのかしら。
ううん。そうよ。私は大人。ちょっと流されてたけど、ここは毅然とした態度で前途ある若者を導かなければならないのではないのかしら。そうね。そうよ。
「なっちゃん。少し離れ……」
「これでも我慢してるのに? やだ!」
なっちゃんの膝から降りようと腰を浮かすと、なっちゃんにしがみつかれてしまった。
若者よ。そんなに駆け足で大人になる必要はないのだよ……! 修学旅行も体育祭も席替えも、異常に意識してしまって顔も見れないだって同級生に見られたら恥ずかしい! だなんて時期はその時にしか味わえないのよ。
イヤイヤというように、肩口から茶色の髪がグリグリ動いている。かわいい。たまらず、よしよしと撫でてしまう。
「なっちゃんは甘えん坊ですね~」
少しからかうような口調で頭を撫で続けると、少しムスくれた声が小さく聞こえてきた。
「……だって。明日、あの人に会うと思ったら……」
「あの人?」
「──神田航貴」
「あぁ!」
あぁ、神田さんか。神田さんも大ちゃんも、たぶん居るだろうなと思う。
どうやらなっちゃんは神田さんを敵視しているらしい。……何か感づいているのか……?
「「……」」
それについて何かコメントしたら墓穴を掘ってしまいそうで、返事に困る。そこは今、微妙なところで……ですね……ええ。黙秘だ黙秘! ここは黙秘する! と、お互い黙ってしまい何とも言えない沈黙の時間になった。
──それを破ったのはなっちゃんだったか、私だったか。
なっちゃんが無言で私の髪を片側に寄せ、首筋に唇を落とした。
「あっ」
ゾクゾクする快感から逃げようにも、なっちゃんの腕が絡まり逃げられない。唇は首筋を食むように通り、時折舌が味わうように這う。同時にお尻に押し付けられた熱をグリグリと動かされると、変な気分になった。
そしてお腹に巻き付いていた、なっちゃんの片手がゆっくりと私の胸に触れ、形を確かめるように動いた。
「も、動かしちゃダメ!」
今までとは違う強さで胸を触られると、洋服の中で擦れた快感が更に私に響いた。
「ダ、メ……ッ」
やっと私の声が届いたのか、意思を持って動いていた手がピクッと動きを止めた。そして首元にフーーーと長い溜息が当たる。
「──ごめんなさい」
いつもの声色にフニャッと体の力が抜けたのがわかった。
「もう……ダメって言ったのに」
「不安になっちゃって……もっと触れたくなっちゃったんだ。……ごめんなさい」
肩越しだけれど、今なっちゃんが耳を垂れさせ尻尾を内巻きにして最上級にションボリしているだろうことが伺える。可哀想かわいい。ふと去年の文化祭の空き教室での出来事を思い出し、ちょっと胸がキュッとなった。
「……もうしちゃダメよ?」
「うん。ダメって言われたら止める。ごめんね」
またグリグリと肩に押し付けられた頭をヨシヨシと撫でた。
──「もうしない」とは言わなかった、なっちゃんに気付いたのは暫く経ってからでした。
*
「へぇー。夏樹くん大きくなったねぇ」
「あぁ、お前、海帆の子分か。海帆から離れろ。近けぇ」
──今日の川もキラキラと水面を揺らし、見事な向日葵が添えられている。
「海帆って気安く呼ぶな」
──本日は天気も良く、澄み渡る青空が夏を感じさせて
「まぁまぁ、大地も子ども相手に目くじら立てんなって。夏樹くんは海帆ちゃんに懐いてるんだよね? 弟みたいなものだしね」
「弟じゃない!」
いや、ほんと、夏っていいなぁ。ね!ね!?
「なっちゃん、あの人はからかってるだけよ。ムキにならないの」
なっちゃんに繋がれた手を引き、神田さんたちから距離を離す。
「神田さんも大地さんも、お久しぶりですね。今年も向日葵ですか」
全員の視線が川岸に添えられた向日葵へと向けられた。
「あぁ、真帆さん……大地のお母さんは向日葵が好きだったんだよ」
「あぁ。母さんの写真にはいつも向日葵が写ってた」
真帆、とは前世の私の名前だ。こうやって二人から前世の私の話を聞くのはなんだか不思議な気分だ。確かに前世の私はよく向日葵を家に飾っていた。だって夏になると夫が買ってきて「向日葵って真帆みたい」って言ってくれて……。ああ、そうだった。懐かしさに口元が綻ぶ。
それにしても、大ちゃんはともかく、なんで神田さんが私……前世の真帆のこと知ってるんだろう? 会ったことあったっけ? 大ちゃんの友達にいたかなぁ……?
「神田さんも……その、真帆さんに会ったことがあるんですか?」
「いやいや、俺は大地と小学校に入学してからの付き合いだからね。大地から写真を見せてもらったんだ」
写真……! もしかして、大ちゃんは私の写真を……ずっと見ていたのだろうか……あ、だめ、泣いちゃう
「そういや、お前は母さんの知り合いなのか?」
「あー……まぁ、そんな感じですかね。会ったことはないんですけど……」
本人ですからね。会ったことはないけど知ってるんですよ。
「そうか。まぁ、そうだよな。俺ももう、うっすらとしか覚えてねえし」
──あの夏で大ちゃんは三歳だったものね。
思わず覗き見た大ちゃんの横顔は、すっかり大人びていた。
私が知っている大ちゃんと、知らない大ちゃんの時間。それに気付いてしまい、何とも言えない寂しさが胸に影を落としていた。
向日葵に手を合わせ、送っていくという申し出を断り、またなっちゃんと長い道を二人で帰った。
「……オレって弟?」
流れる車窓を眺めボーっと考え込んでいると、一緒に黙って考え込んでいたなっちゃんがポツリと一言こぼした。
「うーん。弟、ではないわね」
「じゃあ何?」
なに……なにと問われましても……
自然と手が自分の顎に添えられる。人はなぜ考える時に顎を触るのだろうか。
「なにかしら……癒し……可愛い……ペット……?」
「子分でも無くなってる!?」
「最近、親分の命令に背いてばっかりなので破門となりペットになりました」
「ペット……」
うんうん、最近のなっちゃんは”子分”という感じではない。子分は親分(私)の命令に背いたりしないのだ! ダメと言っているのに無視する悪い子は破門です!
「ペットはいいわよ。ずーっと側にいて、可愛いし、癒されるわ」
「……じゃあペットでいいかな」
「ふふ、いいの?」
「捨てないでね」
「一度迎えたペットを捨てるだなんてことしないわ」
「よかった」
言葉遊びのつもりだったが、ふにゃっと笑ったなっちゃんの顔を見たら、また、心がキュッとなった。
悩みが解決したのか、ご機嫌になったなっちゃんは、また私の首に甘えるように頭をグリグリと寄せた。本当にペットみたい。
やれやれ、と
私はまた、なっちゃんの頭をゆっくりと撫でた。
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