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番外小話 (書籍部分より後の時系列です)
小咄2 美食について
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「トゥーリ殿は甘党だとか?北の強い酒はお気に召さぬだろう」
カイル・トゥーリはとある夜会でにこやかに水を向けられてこっそりとため息をついた。
ーーアルフレートの帰郷に伴われて辺境伯領に居を移して半年余り。
現在、カイルは正式にアルフレート・ド・ディシスから騎士に任じられ、辺境伯領で勤務している。
直接の上司はユアン卿で、彼の補佐、というのが名目上正しい。
閣下がお連れになった、半魔の騎士はどういう素性のものですか?
魔族と領土が接するこの北部であっても、魔族の血筋のものはいても……、カイルのように両眼が緋色の者は珍しい。
だから、部下たちは困惑し……いや、それは警戒といっていいのかもしれない……のも無理はないのだ。
アルフレートはカイルが元部下であったことと、王女殿下の推挙があって麾下に迎えたことを簡潔に説明し。
さらには「貴方のお気に入りだという噂もあるが」という皮肉げな問いにはあっさりと肯首した。
「恋人だ。私が辺境伯を退いたら、彼は名実ともには私の伴侶になるだろう。それがどうした」
ーー北部の貴族たちは悲喜交交その宣言を受け止め。
カイル・トゥーリも彼らからの注目をいやがおうにも受けざるを得なくなった。
いつ言われたように男娼が、などとあからさまな誹りはさすがに受けないが、貴族特有のネチネチとした嫌味は言われる。
ユアンの職務はどちらかと言えば貴族たちの護衛などが多いから、彼に同行し、そして彼が席を外すと、彼らは面白そうに……あるいは舌舐めずりをして品定めをしてくることが多かった。
カイルに杯をむけて微笑んでいるのは水色の瞳をしたいかにもな優男で、名はオーティスという。
子爵で、アルフレートの従弟。
もしもアルフレートが居なかったら、辺境伯に近かったかもしれない、という幾人かの人物の一人ではある。
彼が浮かべているのはにこやかな微笑みで、さりながら瞳だけは笑っていない。
美形の多い辺境伯家の血筋らしく端正な男で表情も柔和だが、右目の下に古い刀傷があるのだけが違和感だ。
ーー何かが綻びはじめるかのような。
「君も、一杯やらないのか?」
「子爵。お気持ちだけいただきます。私は任務中ですので」
カイルはオーティスに頭を下げた。
ユアンは別の貴族の会話で忙しい。
カイルが一人になったところを見計らってわざわざオーティスが声をかけにきたのだ、と悟ってカイルは内心でため息をつく。
無礼を言われるわけではない。だが、確実に疎まれているのがわかるだけに出来ればあまり会話をしたくはなかった。
「残念だな。今度は君が仕事でない時に誘おう」
オーティスは無理には勧めずにカイルの隣に肩を並べた。
あくまで親しげに振る舞う。彼はアルフレートのとも親しい、敬愛しているのだ、と感じる。
笑顔で会話しているのを何度も見たことがある。
ただ、カイルに対しては温度が下がるだけ。
「君も変わり者だ。ーーアルフレートの庇護に甘えて屋敷にいて、働かずともよいだろうに。わざわざユアン卿のもとで勤務するとは……」
カイルは目を伏せた。
オーティスの家門と、ユアンの家門とは実はなかなかに険悪なのだ、とテオドールが耳打ちしてくれた。
ーー辺境伯家は王家、公爵家につぐ権勢を誇る。家内はなかなかに一筋縄ではいかないのだ。
敬愛する辺境伯が連れてきた、どこの馬の骨ともしれない半魔属。
しかも反目するユアンの部下。カイルを彼が気にいる要素はないだろう。
あまりそばにいない方がいい、と判断して下がろうとするとオーティスは笑顔でそれを阻止した。
「仕事中だというならば、夜会の最中。私の護衛を。カイル卿。そうしてくれるかな?」
「もちろんです。子爵」
生真面目なカイルはそう言われては彼から離れられない。
表情を消してオーティスの背後に従うことになる。
オーティスはにこやかにそれを受けてまるでカイルを自分の部下のように従えて北部の貴人たちと挨拶と会話に応じた。
彼らがカイルを横目で見ながら頭上で会話を交わしていくのを、カイルは出来るだけ反応しないように聞き流す。
幾人かのご令嬢が微笑みながら去っていき、オーティスはグラスを交換して赤いワインに口をつけた。
彼は窓のそばによって一人で月を眺め、肩を竦めた。
美女たちに視線を戻すとオーティスは、アルフレートは、と笑う。
「美食家で有名で。ーーー色々な食にも詳しい」
「そうですか」
「その彼が、同じものだけを食べ続けてて、果たして満足するのかな?いつまで続くと思う?」
オーティスが杯を傾けると赤い液体が頼りなく婉曲したガラスをぐるりと一周する。
「人は、飢えには勝てないものだ」
水色の空虚な瞳がカイルとかち合う。
カイルは無言で見つめ返し、首を振った。
「私に人の心はわかりません。ただ、今あるものを信じるだけです」
オーティスは数秒カイルを見つめていたが、ふ、と笑った。
「お利口な答えだなあ。……ますます、つまらない」
それでは、と貴公子は淑女にとるような礼をして人の波に戻っていく。
その背中を見送って、カイルはため息をついた。
「美食家か」
ユアンのところに戻ろうとしていると、背後から声をかけられた。
低く、甘い声だ。
「美食家がどうしたと?」
「アルフレート!」
振り向けば共も連れずに辺境伯その人がいた。
アルフレートは広間に戻ったオーティスにチラリと視線をやり、そのままカイルを見た。
顎に指をかけて素早く唇を盗む。
「……んっ、ばか、仕事中」
「では、私の護衛につけ、カイル卿。いいな?」
「……一人で出歩かないでくださいよ」
アルフレートは笑ってカイルの隣に肩を並べた。
目敏い幾人かが辺境伯に気づいたようだが、遠巻きに観察するばかりで、よってはこない。
「オーティスに、何か言われたか?」
「単に閣下が美食家だと教えていただいただけですよ」
アルフレートの視線の先ではオーティスが令嬢たちと談笑している。
オーティス何やら耳打ちされた令嬢が熱っぽい視線でアルフレートに視線をよこしたが彼は無表情で応えるだけだった。
「オーティスめ。紛らわしいことをいうものだ。お前をいじめるなと注意しておこうか?」
「ーーー子爵は親切な方ですよ。閣下はどうかお気になさらず」
あれくらいの嫌味はなんでもない。
火の粉くらいは自分で払う、と言外に込めるとアルフレートはは「程々にな」と頷いた。
ふん、と彼は笑い声を一つ落とすと誰からも見えないようにそっとカイルの掌を指でなぞった。
「しかし、そうだな。美食家というのは間違っていない。毎晩……世界で一番のモノ味わっている」
「……!なっ!」
カイルは思わず咽せた。
ーーー何をいうのか!この男は!!
「……言い方が!いちいち変態くさいんだよ!もう!」
ははは、と声を立てたアルフレートは悪戯っぽく微笑んだ。
「腹が減ったな。ーーー帰って満足させてくれ」
「……お望みのままに」
カイルは苦笑して彼に付き従う。
広間の好奇の視線を感じながらも、顔を上げ、自らが発した言葉を反芻する。
ーーー人の心はわからない。
ただ、今あるものを信じるだけ。
アルフレートの背中を見つめて前を向く。
何があろうと、彼を信じていくだけだ。これからも、ずっと。
広間を後にした二人を、水色の目が、じっと追っていた。
カイル・トゥーリはとある夜会でにこやかに水を向けられてこっそりとため息をついた。
ーーアルフレートの帰郷に伴われて辺境伯領に居を移して半年余り。
現在、カイルは正式にアルフレート・ド・ディシスから騎士に任じられ、辺境伯領で勤務している。
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魔族と領土が接するこの北部であっても、魔族の血筋のものはいても……、カイルのように両眼が緋色の者は珍しい。
だから、部下たちは困惑し……いや、それは警戒といっていいのかもしれない……のも無理はないのだ。
アルフレートはカイルが元部下であったことと、王女殿下の推挙があって麾下に迎えたことを簡潔に説明し。
さらには「貴方のお気に入りだという噂もあるが」という皮肉げな問いにはあっさりと肯首した。
「恋人だ。私が辺境伯を退いたら、彼は名実ともには私の伴侶になるだろう。それがどうした」
ーー北部の貴族たちは悲喜交交その宣言を受け止め。
カイル・トゥーリも彼らからの注目をいやがおうにも受けざるを得なくなった。
いつ言われたように男娼が、などとあからさまな誹りはさすがに受けないが、貴族特有のネチネチとした嫌味は言われる。
ユアンの職務はどちらかと言えば貴族たちの護衛などが多いから、彼に同行し、そして彼が席を外すと、彼らは面白そうに……あるいは舌舐めずりをして品定めをしてくることが多かった。
カイルに杯をむけて微笑んでいるのは水色の瞳をしたいかにもな優男で、名はオーティスという。
子爵で、アルフレートの従弟。
もしもアルフレートが居なかったら、辺境伯に近かったかもしれない、という幾人かの人物の一人ではある。
彼が浮かべているのはにこやかな微笑みで、さりながら瞳だけは笑っていない。
美形の多い辺境伯家の血筋らしく端正な男で表情も柔和だが、右目の下に古い刀傷があるのだけが違和感だ。
ーー何かが綻びはじめるかのような。
「君も、一杯やらないのか?」
「子爵。お気持ちだけいただきます。私は任務中ですので」
カイルはオーティスに頭を下げた。
ユアンは別の貴族の会話で忙しい。
カイルが一人になったところを見計らってわざわざオーティスが声をかけにきたのだ、と悟ってカイルは内心でため息をつく。
無礼を言われるわけではない。だが、確実に疎まれているのがわかるだけに出来ればあまり会話をしたくはなかった。
「残念だな。今度は君が仕事でない時に誘おう」
オーティスは無理には勧めずにカイルの隣に肩を並べた。
あくまで親しげに振る舞う。彼はアルフレートのとも親しい、敬愛しているのだ、と感じる。
笑顔で会話しているのを何度も見たことがある。
ただ、カイルに対しては温度が下がるだけ。
「君も変わり者だ。ーーアルフレートの庇護に甘えて屋敷にいて、働かずともよいだろうに。わざわざユアン卿のもとで勤務するとは……」
カイルは目を伏せた。
オーティスの家門と、ユアンの家門とは実はなかなかに険悪なのだ、とテオドールが耳打ちしてくれた。
ーー辺境伯家は王家、公爵家につぐ権勢を誇る。家内はなかなかに一筋縄ではいかないのだ。
敬愛する辺境伯が連れてきた、どこの馬の骨ともしれない半魔属。
しかも反目するユアンの部下。カイルを彼が気にいる要素はないだろう。
あまりそばにいない方がいい、と判断して下がろうとするとオーティスは笑顔でそれを阻止した。
「仕事中だというならば、夜会の最中。私の護衛を。カイル卿。そうしてくれるかな?」
「もちろんです。子爵」
生真面目なカイルはそう言われては彼から離れられない。
表情を消してオーティスの背後に従うことになる。
オーティスはにこやかにそれを受けてまるでカイルを自分の部下のように従えて北部の貴人たちと挨拶と会話に応じた。
彼らがカイルを横目で見ながら頭上で会話を交わしていくのを、カイルは出来るだけ反応しないように聞き流す。
幾人かのご令嬢が微笑みながら去っていき、オーティスはグラスを交換して赤いワインに口をつけた。
彼は窓のそばによって一人で月を眺め、肩を竦めた。
美女たちに視線を戻すとオーティスは、アルフレートは、と笑う。
「美食家で有名で。ーーー色々な食にも詳しい」
「そうですか」
「その彼が、同じものだけを食べ続けてて、果たして満足するのかな?いつまで続くと思う?」
オーティスが杯を傾けると赤い液体が頼りなく婉曲したガラスをぐるりと一周する。
「人は、飢えには勝てないものだ」
水色の空虚な瞳がカイルとかち合う。
カイルは無言で見つめ返し、首を振った。
「私に人の心はわかりません。ただ、今あるものを信じるだけです」
オーティスは数秒カイルを見つめていたが、ふ、と笑った。
「お利口な答えだなあ。……ますます、つまらない」
それでは、と貴公子は淑女にとるような礼をして人の波に戻っていく。
その背中を見送って、カイルはため息をついた。
「美食家か」
ユアンのところに戻ろうとしていると、背後から声をかけられた。
低く、甘い声だ。
「美食家がどうしたと?」
「アルフレート!」
振り向けば共も連れずに辺境伯その人がいた。
アルフレートは広間に戻ったオーティスにチラリと視線をやり、そのままカイルを見た。
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「オーティスに、何か言われたか?」
「単に閣下が美食家だと教えていただいただけですよ」
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オーティス何やら耳打ちされた令嬢が熱っぽい視線でアルフレートに視線をよこしたが彼は無表情で応えるだけだった。
「オーティスめ。紛らわしいことをいうものだ。お前をいじめるなと注意しておこうか?」
「ーーー子爵は親切な方ですよ。閣下はどうかお気になさらず」
あれくらいの嫌味はなんでもない。
火の粉くらいは自分で払う、と言外に込めるとアルフレートはは「程々にな」と頷いた。
ふん、と彼は笑い声を一つ落とすと誰からも見えないようにそっとカイルの掌を指でなぞった。
「しかし、そうだな。美食家というのは間違っていない。毎晩……世界で一番のモノ味わっている」
「……!なっ!」
カイルは思わず咽せた。
ーーー何をいうのか!この男は!!
「……言い方が!いちいち変態くさいんだよ!もう!」
ははは、と声を立てたアルフレートは悪戯っぽく微笑んだ。
「腹が減ったな。ーーー帰って満足させてくれ」
「……お望みのままに」
カイルは苦笑して彼に付き従う。
広間の好奇の視線を感じながらも、顔を上げ、自らが発した言葉を反芻する。
ーーー人の心はわからない。
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