67 / 97
出会い編
吹雪の中 2
しおりを挟む
「探しに行きます」
即座にそう主張したのはテオドールだった。
相棒のドラゴンの元へ行き、騎乗して外へ出ようとすると、ドラゴンは嫌がった。
『寒いのは嫌!こんな雪の中どこに行こうとするの!』
「乗せてくれないのか?」
テオドールのドラゴンは気性の優しい雌だが、彼が騎乗しようとするのをひどく嫌がった。
人間の言葉をドラゴンはわからず、逆もそうだ。ドラゴンたちは普通の人間の発する言葉は簡単な単語しかわからない。
ドラゴンにしてみればこんな雪の日に外へ連れ出そうとするテオドールの正気を疑う、と言った具合だろう。
カイルがテオドールのドラゴンに事情を話すと、まあ!?と彼女は赤い目をぱしゃぱしゃと瞬いた。
『副団長、大変ね。でも、それでも、無理よ雪の中は飛べないもの』
『こんな雪の中に飛ぶのはヒロイくらいだ』
他のドラゴンも同意する。
気性の荒いヒロイなら確かに雪の中でも飛ぶだろう。だがそのヒロイはアルフレートと共に、外に行ったのだ。
『死んじゃうよ!雪の中を飛ぶなんて無理!』
『目がよく見えないもん!』
カイルはザワつくドラゴンたちに呼びかけた。
「なあ!お願いだ。俺と一緒に飛んでくれ」
「カイル!?」
「テオドール、この悪天候なら俺の方が向いています。俺ならドラゴンと会話しつつ飛べますし」
「ばかな。皆で手分けして行く方がいいでしょう」
同僚が準備していた装備を「借りるぜ」と奪い取って、カイルは笑った。
八角形の、七色に光る小さな鏡も借りる。
――水鏡と呼ばれるそれは、不思議な材質でできた通信用の器具だ。
遠く離れた場所にいる相手とも会話ができる物でアルフレートも持って出たはずだが、何故かつながらない。
雪がひどいので、王太子が所有する敷地内にある、現在は無人の屋敷に向かってから少し休む、とアルフレートから水鏡で伝達があってそれが最後の通信だ。
それから何度試してもアルフレートと連絡ができないらしい。
屋敷に向かいましょう、とテオドールは言うが他の団員が危険ですと止めている。
カイルも同調した。
「俺が行きます。テオドールがいないと皆落ち着かないですし。ここに残ってください。入れ違いで副団長が戻ってきたら俺に水鏡で教えてください。すぐに引き返してきます」
「危険だ。残りなさい」
カイルは声を潜めた。
テオドールにしか聞こえない声で、しかし、まっすぐにテオドールを仰ぐ。
「俺に何かあっても困る身内はいません。この旅への随行者は良家の子弟が多い。徒に危険に晒すべきじゃないと思います……」
もし遭難して凍死したとしたらキースくらいは困るかな、と思ったが……それは考えないことにする。
テオドールにとっても悪くない提案だと思ったが生真面目な班長の目に険がはしる。
「それは、私への侮辱ですか?カイルーー。君を他の班員と区別したことなどないし、君に何かあったら私が困る!」
きっぱりと少し怒った口調で言われて、カイルは言葉の選択間違えたなと頬をかいた。
「いや、俺の方が、テオドールよりドラゴンの操縦ってうまいし」
明るい口調で憎まれ口を叩くとテオドールが眉間にシワを寄せた。
「カイル、冗談を言う場面ではーー」
「少しも冗談じゃない」
「カイル?」
「冷静に判断して、俺が一番適任ですよ。アルフレートの手鏡が壊れたままでも俺ならヒロイの気配を探せる。操縦だって俺が一番うまいし。あの人のことだから大丈夫だとは思うけど、このままアルフレートに何かあったら、俺は死ぬより後悔するし」
カイルは笑って繰り返した。
「うん。死んだ方がマシだって思う、きっと」
テオドールはまったく……と呆れたようにかぶりを振った。
「……危険ですよ」
カイルは口の端をあげた。
「班長が俺を区別してないなんて、嘘ですよ」
「なっ」
声を上げたテオドールにカイルは肩を竦めた。
「テオドールやアルフレートが、俺に同情して特別に目をかけてくれていることに気づかないほど、俺も鈍くないですよ。2人とも辛党なのに、いつもお菓子くれるし……」
「お菓子って」
「今のは、冗談です。――そのほかにも、俺は頼ってばっかりだ。たまには、役に立たせてください。班長や副団長の役に立つのだと証明する機会をいただけませんか。もしも、――何もせずにアルフレートに何かあったら、死んだ方がマシだ」
テオドールは真剣な表情のカイルを見つめ、ややあって、溜息をついた。
仕方ない、ということだろう。
「命の危険を感じたら戻ってくるように。1時間に一度は報告をいれなさい。2時間連絡がなければ私も追いかけます、いいですね?」
「承知しました」
テオドールが装備品の点検をはじめ、カイルはドラゴンたちを見渡した。
「なあ、誰か俺と一緒に飛んでくれないか?たぶん、雪の中を半刻も飛べばアルフレートのいる屋敷につくと思うんだ」
ドラゴン達は一様にキュイキュイ鳴き、あるものは後退り、あるものは申し訳なさそうに目を逸らした。
人間よりもドラゴンの方が生存本能が強い分ずっと臆病なのだ。
――頼み込むためにカイルが言葉を重ねようとしたときーー雌のドラゴンが首を巡らした。おずおず前に出る。
『私は飛べるわ。坊やが嫌じゃなければ』
『ニニギーー』
ニニギは、一年ほど前カイルを暴行したハインツのドラゴンだった。
彼は異動するときに相棒とまで呼んだニニギをいとも簡単に捨てたので、テオドールの班が引き取っている。
ニニギは主人の心変わりに落ち込んで、さらには、どうやら自分のせいでカイルが「酷いこと」をされたようだと思い込んで、カイルをみるとしょんぼりと肩を落としてしまうようになった。
『私と飛ぶのはーー、嫌かしら』
「嫌じゃない、少しも!ニニギ、恩に着る」
ブン、とニニギの尻尾が嬉しさを隠せないように動き、ついで、ぱしゃぱしゃと目蓋が上下する。
何かに怯えるように後ろに倒れていたニニギの耳がぴょん!と元気よく三角に立ち上がった。
『本当に?カイルは私を怒ってなあい?』
「全然だよ、ニニギ。本当にありがとうーー」
カイルは同僚から荷物を受け取り風除けのゴーグルを目に当てる。
気を付けろよと言われて無言で頷き、あとは振り返りもせず、雪の真上一面の白い冬空へと駆け上がった。
即座にそう主張したのはテオドールだった。
相棒のドラゴンの元へ行き、騎乗して外へ出ようとすると、ドラゴンは嫌がった。
『寒いのは嫌!こんな雪の中どこに行こうとするの!』
「乗せてくれないのか?」
テオドールのドラゴンは気性の優しい雌だが、彼が騎乗しようとするのをひどく嫌がった。
人間の言葉をドラゴンはわからず、逆もそうだ。ドラゴンたちは普通の人間の発する言葉は簡単な単語しかわからない。
ドラゴンにしてみればこんな雪の日に外へ連れ出そうとするテオドールの正気を疑う、と言った具合だろう。
カイルがテオドールのドラゴンに事情を話すと、まあ!?と彼女は赤い目をぱしゃぱしゃと瞬いた。
『副団長、大変ね。でも、それでも、無理よ雪の中は飛べないもの』
『こんな雪の中に飛ぶのはヒロイくらいだ』
他のドラゴンも同意する。
気性の荒いヒロイなら確かに雪の中でも飛ぶだろう。だがそのヒロイはアルフレートと共に、外に行ったのだ。
『死んじゃうよ!雪の中を飛ぶなんて無理!』
『目がよく見えないもん!』
カイルはザワつくドラゴンたちに呼びかけた。
「なあ!お願いだ。俺と一緒に飛んでくれ」
「カイル!?」
「テオドール、この悪天候なら俺の方が向いています。俺ならドラゴンと会話しつつ飛べますし」
「ばかな。皆で手分けして行く方がいいでしょう」
同僚が準備していた装備を「借りるぜ」と奪い取って、カイルは笑った。
八角形の、七色に光る小さな鏡も借りる。
――水鏡と呼ばれるそれは、不思議な材質でできた通信用の器具だ。
遠く離れた場所にいる相手とも会話ができる物でアルフレートも持って出たはずだが、何故かつながらない。
雪がひどいので、王太子が所有する敷地内にある、現在は無人の屋敷に向かってから少し休む、とアルフレートから水鏡で伝達があってそれが最後の通信だ。
それから何度試してもアルフレートと連絡ができないらしい。
屋敷に向かいましょう、とテオドールは言うが他の団員が危険ですと止めている。
カイルも同調した。
「俺が行きます。テオドールがいないと皆落ち着かないですし。ここに残ってください。入れ違いで副団長が戻ってきたら俺に水鏡で教えてください。すぐに引き返してきます」
「危険だ。残りなさい」
カイルは声を潜めた。
テオドールにしか聞こえない声で、しかし、まっすぐにテオドールを仰ぐ。
「俺に何かあっても困る身内はいません。この旅への随行者は良家の子弟が多い。徒に危険に晒すべきじゃないと思います……」
もし遭難して凍死したとしたらキースくらいは困るかな、と思ったが……それは考えないことにする。
テオドールにとっても悪くない提案だと思ったが生真面目な班長の目に険がはしる。
「それは、私への侮辱ですか?カイルーー。君を他の班員と区別したことなどないし、君に何かあったら私が困る!」
きっぱりと少し怒った口調で言われて、カイルは言葉の選択間違えたなと頬をかいた。
「いや、俺の方が、テオドールよりドラゴンの操縦ってうまいし」
明るい口調で憎まれ口を叩くとテオドールが眉間にシワを寄せた。
「カイル、冗談を言う場面ではーー」
「少しも冗談じゃない」
「カイル?」
「冷静に判断して、俺が一番適任ですよ。アルフレートの手鏡が壊れたままでも俺ならヒロイの気配を探せる。操縦だって俺が一番うまいし。あの人のことだから大丈夫だとは思うけど、このままアルフレートに何かあったら、俺は死ぬより後悔するし」
カイルは笑って繰り返した。
「うん。死んだ方がマシだって思う、きっと」
テオドールはまったく……と呆れたようにかぶりを振った。
「……危険ですよ」
カイルは口の端をあげた。
「班長が俺を区別してないなんて、嘘ですよ」
「なっ」
声を上げたテオドールにカイルは肩を竦めた。
「テオドールやアルフレートが、俺に同情して特別に目をかけてくれていることに気づかないほど、俺も鈍くないですよ。2人とも辛党なのに、いつもお菓子くれるし……」
「お菓子って」
「今のは、冗談です。――そのほかにも、俺は頼ってばっかりだ。たまには、役に立たせてください。班長や副団長の役に立つのだと証明する機会をいただけませんか。もしも、――何もせずにアルフレートに何かあったら、死んだ方がマシだ」
テオドールは真剣な表情のカイルを見つめ、ややあって、溜息をついた。
仕方ない、ということだろう。
「命の危険を感じたら戻ってくるように。1時間に一度は報告をいれなさい。2時間連絡がなければ私も追いかけます、いいですね?」
「承知しました」
テオドールが装備品の点検をはじめ、カイルはドラゴンたちを見渡した。
「なあ、誰か俺と一緒に飛んでくれないか?たぶん、雪の中を半刻も飛べばアルフレートのいる屋敷につくと思うんだ」
ドラゴン達は一様にキュイキュイ鳴き、あるものは後退り、あるものは申し訳なさそうに目を逸らした。
人間よりもドラゴンの方が生存本能が強い分ずっと臆病なのだ。
――頼み込むためにカイルが言葉を重ねようとしたときーー雌のドラゴンが首を巡らした。おずおず前に出る。
『私は飛べるわ。坊やが嫌じゃなければ』
『ニニギーー』
ニニギは、一年ほど前カイルを暴行したハインツのドラゴンだった。
彼は異動するときに相棒とまで呼んだニニギをいとも簡単に捨てたので、テオドールの班が引き取っている。
ニニギは主人の心変わりに落ち込んで、さらには、どうやら自分のせいでカイルが「酷いこと」をされたようだと思い込んで、カイルをみるとしょんぼりと肩を落としてしまうようになった。
『私と飛ぶのはーー、嫌かしら』
「嫌じゃない、少しも!ニニギ、恩に着る」
ブン、とニニギの尻尾が嬉しさを隠せないように動き、ついで、ぱしゃぱしゃと目蓋が上下する。
何かに怯えるように後ろに倒れていたニニギの耳がぴょん!と元気よく三角に立ち上がった。
『本当に?カイルは私を怒ってなあい?』
「全然だよ、ニニギ。本当にありがとうーー」
カイルは同僚から荷物を受け取り風除けのゴーグルを目に当てる。
気を付けろよと言われて無言で頷き、あとは振り返りもせず、雪の真上一面の白い冬空へと駆け上がった。
101
お気に入りに追加
9,118
あなたにおすすめの小説
【完結済】(無自覚)妖精に転生した僕は、騎士の溺愛に気づかない。
キノア9g
BL
完結済。騎士エリオット視点を含め全10話(エリオット視点2話と主人公視点8話構成)
エロなし。騎士×妖精
※主人公が傷つけられるシーンがありますので、苦手な方はご注意ください。
気がつくと、僕は見知らぬ不思議な森にいた。
木や草花どれもやけに大きく見えるし、自分の体も妙に華奢だった。
色々疑問に思いながらも、1人は寂しくて人間に会うために森をさまよい歩く。
ようやく出会えた初めての人間に思わず話しかけたものの、言葉は通じず、なぜか捕らえられてしまい、無残な目に遭うことに。
捨てられ、意識が薄れる中、僕を助けてくれたのは、優しい騎士だった。
彼の献身的な看病に心が癒される僕だけれど、彼がどんな思いで僕を守っているのかは、まだ気づかないまま。
少しずつ深まっていくこの絆が、僕にどんな運命をもたらすのか──?
いいねありがとうございます!励みになります。
異世界で8歳児になった僕は半獣さん達と仲良くスローライフを目ざします。……やっぱり狙われちゃう感じ?
み馬
BL
※ 完結しました。お読みくださった方々、誠にありがとうございました!
志望校に合格した春、桜の樹の下で意識を失った主人公・斗馬 亮介(とうま りょうすけ)は、気がついたとき、異世界で8歳児の姿にもどっていた。
わけもわからず放心していると、いきなり巨大な黒蛇に襲われるが、水の精霊〈ミュオン・リヒテル・リノアース〉と、半獣属の大熊〈ハイロ〉があらわれて……!?
これは、とある加護を受けた8歳児が、しゃべる動物たちとスローライフ?を目ざす、ファンタジーBLです。
おとなサイド(半獣×精霊)のカプありにつき、R15にしておきました。
※ 独自設定、造語、下ネタあり。出産描写あり。幕開け(前置き)長め。第21話に登場人物紹介を載せましたので、ご参考ください。
★お試し読みは、第1部(第22〜27話あたり)がオススメです。物語の傾向がわかりやすいかと思います★
★第11回BL小説大賞エントリー作品★最終結果2773作品中/414位★応援ありがとうございました★
転生令息は冒険者を目指す!?
葛城 惶
BL
ある時、日本に大規模災害が発生した。
救助活動中に取り残された少女を助けた自衛官、天海隆司は直後に土砂の崩落に巻き込まれ、意識を失う。
再び目を開けた時、彼は全く知らない世界に転生していた。
異世界で美貌の貴族令息に転生した脳筋の元自衛官は憧れの冒険者になれるのか?!
とってもお馬鹿なコメディです(;^_^A
夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です
孤独なまま異世界転生したら過保護な兄ができた話
かし子
BL
養子として迎えられた家に弟が生まれた事により孤独になった僕。18歳を迎える誕生日の夜、絶望のまま外へ飛び出し、トラックに轢かれて死んだ...はずが、目が覚めると赤ん坊になっていた?
転生先には優しい母と優しい父。そして...
おや?何やらこちらを見つめる赤目の少年が、
え!?兄様!?あれ僕の兄様ですか!?
優しい!綺麗!仲良くなりたいです!!!!
▼▼▼▼
『アステル、おはよう。今日も可愛いな。』
ん?
仲良くなるはずが、それ以上な気が...。
...まあ兄様が嬉しそうだからいいか!
またBLとは名ばかりのほのぼの兄弟イチャラブ物語です。
不憫王子に転生したら、獣人王太子の番になりました
織緒こん
BL
日本の大学生だった前世の記憶を持つクラフトクリフは異世界の王子に転生したものの、母親の身分が低く、同母の姉と共に継母である王妃に虐げられていた。そんなある日、父王が獣人族の国へ戦争を仕掛け、あっという間に負けてしまう。戦勝国の代表として乗り込んできたのは、なんと獅子獣人の王太子のリカルデロ! 彼は臣下にクラフトクリフを戦利品として側妃にしたらどうかとすすめられるが、王子があまりに痩せて見すぼらしいせいか、きっぱり「いらない」と断る。それでもクラフトクリフの処遇を決めかねた臣下たちは、彼をリカルデロの後宮に入れた。そこで、しばらく世話をされたクラフトクリフはやがて健康を取り戻し、再び、リカルデロと会う。すると、何故か、リカルデロは突然、クラフトクリフを溺愛し始めた。リカルデロの態度に心当たりのないクラフトクリフは情熱的な彼に戸惑うばかりで――!?
愛され奴隷の幸福論
東雲
BL
両親の死により、伯父一家に当主の座を奪われ、妹と共に屋敷を追い出されてしまったダニエル。
伯爵家の跡継ぎとして、懸命に勉学に励み、やがて貴族学園を卒業する日を間近に迎えるも、妹を守る為にダニエルは借金を背負い、奴隷となってしまう──……
◇◇◇◇◇
*本編完結済みです*
筋肉男前が美形元同級生に性奴隷として買われて溺愛されるお話です(ざっくり)
無表情でツンツンしているけれど、内心は受けちゃん大好きで過保護溺愛する美形攻め×純粋培養された健気素直故に苦労もするけれど、皆から愛される筋肉男前受け。
体が大っきくて優しくて素直で真面目で健気で妹想いで男前だけど可愛いという受けちゃんを、不器用ながらもひたすらに愛して甘やかして溺愛する攻めくんという作者が大好きな作風となっております!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。