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調教2
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足を伸ばして座るアディエイルの太腿を跨ぐようにして、クリスが向かい合っている。
「っは...っ、んんっ...!」
クリスは自分の陰茎を自らの手で扱いていた。
それを愉しそうに見つめるアディエイル。
「ほら、その裏側の部分・・・そう、そこ、好きでしょ」
アディエイルの言うがまま、クリスは手を動かし続ける。
「くっ...!アル、こんなの...恥ずかし...っ、すぎ...!」
全身を羞恥に染め、自分の意志ではない自慰を強制され、涙を浮かべる。
「私の言うことが、クリスの全てなんだ。それを身体で覚えてもらわないとね」
微笑みながら、正面のクリスの頬を手の甲で撫でる。
嫌がってみても、直接的な刺激を受けたそれは、とろとろと液をこぼし始めた。
溢れる液が潤滑剤になり、竿を扱く滑りを助ける。
「ふっ...んぁっ...ぁ...っ...!」
「その先端、孔のとこ。指で擦って。こっちの手は止めるな」
とろとろと溢れさせる孔を塞ぐように指を動かすと、腰の奥まで甘い痺れが走る。
「はうっ!はぁっ...!ぁあぁぁっ......!」
こんなこと、恥ずかしすぎて嫌なのに、輪飾りの強制力は手を止めることを許さない。
先端の孔の周りを円を描くように刺激し続けると、急速に射精感が高まってくる。
「あっ...!あっ...!」
「休憩」
もうそこまで来ていた放出を、アディエイルの無情な声が止めた。
「うっ...!あぁぁっ...!!っ!」
無理矢理手を止めさせられ、身体を支える太腿ががくがく揺れる。
「はい、これ好きでしょ」
そういって渡されたのは、細長い棒だった。
「---っ」
息を呑んでその棒を見つめる。思わず首を振って拒否する。
「そ、れは......む、り...」
これを使われた時を思い出して、身体が竦む。
「さあ、取りなさい。使い方はわかるね」
逆らえない声がクリスを動かす。
先走りでぐしょぐしょになった手を、震えながら差し出す。
拒絶する心に逆らって、先走りであふれる先端につぷりと突き刺す。
さっきまでの射精感は、どこかに引っ込んでしまった。
「ひっ...!」
ぐっと押し込むと、狭い尿道に入り込んだ棒が、尿道の壁を無理矢理割開いていく。
焼けつくような痛みに、生理的な涙が止まらない。
「今回のは特別性。表面の凹凸が気持ちいいと思うよ」
見れば、確かに表面がぽこぽこと波打って、しかも前のものより太くなっている気がした。
「ふぅっ...!くっ...!あ...っ!」
凹凸が狭い中を遠慮なくぐいぐいと擦りながら入っていく。ひたすら焼けるような痛みに耐えながら、手を動かす。
「---っはぁっ...」
ようやく奥まで押し込めて、肩で息を継いでいると、アディエイルの指が頤にかけられ目を合わす。
優しく顔の輪郭をなぞりながら、額に口付けた。
片手が胸元に触れ、肩をびくりと揺らす。
乳首を摘んだ指を、こすり合わせるように動かされると、甘い刺激となって背中を反らせる。
アディエイルの唇が、その突起を口に含み、熱い舌先で根元から揉み込むように嘗め回す。
「...あっ...あっ...」
すっかり性感帯の一つになってしまった胸の飾りは、舐め回され、捏ね回されて、すっかり起ちあがってきた。
「こっちも、動かして。押し込んで・・・そう、かき回すように」
「---はっ...ぅ...!」
アディエイルの言うがまま、ぐっと押し込むと最奥の壁を棒の先でかき回すように動かす。
「あぁぁぁっ!!あぁっ!や...っ...!!」
とたんに目の前が真っ白になるほどの快感が背中を駆け上る。
「休んだらだめだ。そう、いい子だ・・・今度はゆっくり引いて」
「ぅ...ぁあぁぁ...っ...!」
指示通り、棒をゆっくり引き上げる。表面の凹凸が壁を不規則に擦るのに、痛みだけではないものを感じ始める。
もう少しで抜けるギリギリで、棒を奥まで押し込む。
「はぁぁぅっ...!」
棒を動かすたび、ゾクゾクする快感が痛みを少しずつ上回ってくる。
「ああっ!...ぁあっ...あっ...あ...!」
指示されないのに、手の動きが早くなっていくのに、アディエイルが満足そうな笑みを浮かべている。
棒を引き上げるたび、尿道の中を精液が放出を求めて駆け上がり、それを無理に押し戻す。
出口を求める奔流は、尿道を塞ぐ棒により、これ以上の放出はままならない。
それでも、隙間からこぼれ出た液で、二人の下腹が濡れている。
「ふぁ...!?---うあぁぁぁっっ!!」
自慰行為に喘ぐクリスの腰を掴んで持ち上げると、いつの間に取り出したのか、そそり立つ陰茎にクリスを宛がい掴んでいた腰を引き付ける。
落とされる勢いと、自重で、深くアディエイルのモノを飲み込んだクリスは、衝撃にはくはくと口を開く。
陰茎に刺さった棒の隙間から、ぷしっと白いものが溢れた。
間を置かず、アディエイルが下から腰を突き上げる。
「あっ!...あっ!...ああっ...!」
アディエイルのモノを締め付け、奥に奥にと誘い込むように蠢く胎内の壁を、張り出たカリが擦り上げる。
「ひぅぅっ!!」
クリスの腰を持ち上げ、上から落としたのに合わせて、下から激しく突き上げる。
アディエイルの先端が、クリスの中の奥を突く。
「ふ......い......っ!だめっ」
首を振りたくって涙を流す。
「---っっ あああっ!!」
結腸の入口を強い腰使いで突きまくると、クリスが悲鳴をあげる。同時に胎内がぎゅっとアディエイルのモノを強く締め付けた。
絶頂の余韻に、がくがくと震える身体にかまわず、クリスの腰を掴み前後に揺する。
違った角度で腸壁を擦り上げられ、すぐにまた絶頂が訪れる。
「---!!」
開きっぱなしの口は声にならない悲鳴をあげ、喉を仰け反らせて、アディエイルのモノを強く締め付ける。
同時に、クリスの陰茎に刺さった棒を引き抜いた。
ごぶごぶと白っぽいいろが混じった精液が噴き出す。
中の締め付けを味わうかのように、クリスの腰を押し付け、抱きしめるように背中に手を回すと、がつがつと最奥を突く。
「ーーー!ーーーっ!!」
クリスは宙に放り出されたような快感を味わっていた。
身体がばらばらになって、どうにかなってしまいそうな、気が狂うほどの快感。
必死で目の前の逞しい身体に縋りついて、なんとか留まろうとする。
「----!!」
突然クリスの身体が大きく仰け反る。
頭の中が白く染まり、開いた瞳は何も映さない虚ろな瞳に変わる。ぽろぽろと涙を流し、口端からは飲み込めない唾液がこぼれた。
クリスの陰茎からは、精液や先走りの液とは全く違った、透明な液体が勢いよく噴き上げていた。
「っく!!」
胎内がまるで生き物のようにぐねぐねとうねり、アディエイルのモノを扱くように絞り上げる。
最奥に膨れ上がった怒張を叩きつけ、アディエイルも精を吐き出した。
アディエイルに縋りついていた腕が、力なくぱたりと落ち、虚ろな瞳は宙を見つめたまま、開いた唇からは喘ぎ声とも呻き声ともつかないものが漏れる。
放ってもなお、硬さを失わないアディエイルのモノで中を突くたび、クリスの先端から透明な液体が何度も吹き上がる。
身体の主が意識を飛ばしても、胎内だけはアディエイルに応え続けるように妖しく蠢く。
座位の恰好から、クリスをそっと寝具に押し倒すと、中の動きを愉しむようにしばらくクリスを堪能した。
意識がなくとも、アディエイルに吸い付き飲み込む胎内は、再びアディエイルの放出を受け止めた。
熱いものが胎内に広がる感覚に、クリスの身体が無意識にびくりと揺れた。
ずるりと長大なモノを引き抜くと、アディエイルの放った白いものがあふれてきた。
「ーーーぅ・・・?」
胎内から質量のあるものが抜けた喪失感からか、クリスが声をあげた。
「・・・アル・・・」
囁くような呼びかけに触れるだけの口付けで返す。
ぐったりとしたクリスの腕の下から背中に手を回し、膝裏に腕を差し込んで、横抱きにクリスを抱える。
急な浮遊感に驚くクリスの頬に口付けて浴室に行くことを伝える。
「こんなにびしょびしょだと、気持ち悪いでしょ」
言われて初めて、自分の下腹部が濡れそぼっていることに気がつく。
まるでお漏らしでもしたかのような状態に、一人慌てるクリスをぎゅっと抱きしめる。
「男でも潮が吹ける。クリスのはとても可愛かった」
「潮・・・?」
聞きなれない単語だったが、聞かなきゃよかったと後悔する。
「気持ち良すぎると出るものだな。クリスは、もっと感じられる身体になれただけだから、安心して」
全然安心できなさそうな話に、思わず黙り込むと、浴室の長椅子に降ろされる。
ぼんやりと羽織っていたガウンを脱ぐアディエイルを見つめる。
筋ばった手足は、逞しいが太すぎるわけではない。厚い胸板と引き締まった腹部は程よい筋肉がついていてこれまでの鍛え方がわかろうというものだ。
「--!」
思わず腰から下に目をやってしまい、一人で赤面する。
漲っていない通常状態でも、かなりの存在感があるソレは、赤黒くカリの張った形をしていた。大きさも長さも十分すぎるくらいで、これが臨戦態勢で自分の中に入っていたのかと思うと、とても信じられない。
一人赤くなるクリスを笑って見下ろしていたアディエイルが、再びクリスを抱き上げて浴槽に浸かる。
少し温めのお湯の中、アディエイルに横抱きにされて密着している状況に、また顔が熱くなる。
俯いたクリスの顔を、アディエイルの手が上向かせる。
「お前は何も心配するな。全部私に任せておけばいい」
そう言って唇を落とす。
「!!」
力の入らないクリスの口内を嬲りながら、アディエイルの手が後孔に伸びる。
二本の指が中に入ったまま、入り口を開くように指を開く。
「あ、熱い!お湯...っ!入って...!」
開いたところから、お湯が中に入ってくるような感覚に身体を捩る。
だが、腕すら満足に動かせないほど力の抜けたクリスは、わずかに身じろぐことしかできない。
「んっ...ふぁっ......熱ぃ...っ」
お湯と一緒に、中をかき回されて、アディエイルの腕の中で息を荒げる。
それを見ていたアディエイルは、クリスの向きを変えて向かい合わせに座らせる。
クリスの腰を持ち上げて、起ちあがった自らのモノに、クリスを落とし込んでいく。
「あ...あ...アル...ッ!も、むりぃ......、だめぇ...」
弱弱しく首を振るクリスの姿は、アディエイルの嗜虐心を煽る。
ぐいっとクリスの腰を揺らし、彼の一番感じるところに的確に先端を擦りつける。
「あぁぁっ!」
仰け反る喉元に噛みつくと、そのまま前立腺を擦り上げる。
「はあぁぁっ!ああっ!...ぁっ!」
お湯の熱と、アディエイルの熱で、頭がボーっとなる。
すると、アディエイルがクリスと繋がったまま浴槽から立ち上がる。膝裏から回した腕だけでクリスの身体を支え、不安定さに驚いたクリスが、慌ててアディエイルの首に手を回ししがみつく。
アディエイルの腕と繋がった部分だけで支えられたクリスは、深いところまでアディエイルのモノを飲み込んでいた。
アディエイルの息遣いと、クリスの嬌声が、浴室に響く。
逞しい腕がクリスの腰を持ち上げ、アディエイルのそそり立つものに落とされる。
落とされる度に、アディエイルの怒張が腹の皮を突き破りそうな恐怖と、最奥を叩かれる快感に喘ぎ声が止められない。
「ああっ!あっ!あっっ!!ア、アル...ッ!」
クリスの思考が止まり、真っ白な空間に放り出されるような感覚に、全身が痺れていく。
覚えのあるこの感覚は、自分が自分でなくなるような恐怖すら覚える感覚だった。
アディエイルがふっと笑った気配がしたが、クリスはもうそれどころではなかった。
持ち上げられ、落とされ、それと同時に激しく突き上げられ、最奥の窄まりをガツガツと叩かれる。
長大なモノが、中を行き来するたび、張り出たカリが前立腺を擦り上げる。
わけのわからない快感に、涙を流し、声を上げ続けるしかないクリス。
「ーーー!!!」
快感の大きなうねりに飲み込まれたクリスは、またしても潮を噴き上げながら、その身体と胎内を痙攣させるように震わせた。
ひくつき、深いところへ飲み込もうとするクリスの胎内に、アディエイルも熱いものを放つ。
仰け反ったまま、身体をぴくぴくと震わせるクリスを愛おしそうに抱きしめると、クリスを持ち上げ己を抜き取る。
ぐったりと意識のないクリスの蟀谷に口付けると、そっとしたに降ろし、その身体を清めるべく、お湯を使い始めた。
「っは...っ、んんっ...!」
クリスは自分の陰茎を自らの手で扱いていた。
それを愉しそうに見つめるアディエイル。
「ほら、その裏側の部分・・・そう、そこ、好きでしょ」
アディエイルの言うがまま、クリスは手を動かし続ける。
「くっ...!アル、こんなの...恥ずかし...っ、すぎ...!」
全身を羞恥に染め、自分の意志ではない自慰を強制され、涙を浮かべる。
「私の言うことが、クリスの全てなんだ。それを身体で覚えてもらわないとね」
微笑みながら、正面のクリスの頬を手の甲で撫でる。
嫌がってみても、直接的な刺激を受けたそれは、とろとろと液をこぼし始めた。
溢れる液が潤滑剤になり、竿を扱く滑りを助ける。
「ふっ...んぁっ...ぁ...っ...!」
「その先端、孔のとこ。指で擦って。こっちの手は止めるな」
とろとろと溢れさせる孔を塞ぐように指を動かすと、腰の奥まで甘い痺れが走る。
「はうっ!はぁっ...!ぁあぁぁっ......!」
こんなこと、恥ずかしすぎて嫌なのに、輪飾りの強制力は手を止めることを許さない。
先端の孔の周りを円を描くように刺激し続けると、急速に射精感が高まってくる。
「あっ...!あっ...!」
「休憩」
もうそこまで来ていた放出を、アディエイルの無情な声が止めた。
「うっ...!あぁぁっ...!!っ!」
無理矢理手を止めさせられ、身体を支える太腿ががくがく揺れる。
「はい、これ好きでしょ」
そういって渡されたのは、細長い棒だった。
「---っ」
息を呑んでその棒を見つめる。思わず首を振って拒否する。
「そ、れは......む、り...」
これを使われた時を思い出して、身体が竦む。
「さあ、取りなさい。使い方はわかるね」
逆らえない声がクリスを動かす。
先走りでぐしょぐしょになった手を、震えながら差し出す。
拒絶する心に逆らって、先走りであふれる先端につぷりと突き刺す。
さっきまでの射精感は、どこかに引っ込んでしまった。
「ひっ...!」
ぐっと押し込むと、狭い尿道に入り込んだ棒が、尿道の壁を無理矢理割開いていく。
焼けつくような痛みに、生理的な涙が止まらない。
「今回のは特別性。表面の凹凸が気持ちいいと思うよ」
見れば、確かに表面がぽこぽこと波打って、しかも前のものより太くなっている気がした。
「ふぅっ...!くっ...!あ...っ!」
凹凸が狭い中を遠慮なくぐいぐいと擦りながら入っていく。ひたすら焼けるような痛みに耐えながら、手を動かす。
「---っはぁっ...」
ようやく奥まで押し込めて、肩で息を継いでいると、アディエイルの指が頤にかけられ目を合わす。
優しく顔の輪郭をなぞりながら、額に口付けた。
片手が胸元に触れ、肩をびくりと揺らす。
乳首を摘んだ指を、こすり合わせるように動かされると、甘い刺激となって背中を反らせる。
アディエイルの唇が、その突起を口に含み、熱い舌先で根元から揉み込むように嘗め回す。
「...あっ...あっ...」
すっかり性感帯の一つになってしまった胸の飾りは、舐め回され、捏ね回されて、すっかり起ちあがってきた。
「こっちも、動かして。押し込んで・・・そう、かき回すように」
「---はっ...ぅ...!」
アディエイルの言うがまま、ぐっと押し込むと最奥の壁を棒の先でかき回すように動かす。
「あぁぁぁっ!!あぁっ!や...っ...!!」
とたんに目の前が真っ白になるほどの快感が背中を駆け上る。
「休んだらだめだ。そう、いい子だ・・・今度はゆっくり引いて」
「ぅ...ぁあぁぁ...っ...!」
指示通り、棒をゆっくり引き上げる。表面の凹凸が壁を不規則に擦るのに、痛みだけではないものを感じ始める。
もう少しで抜けるギリギリで、棒を奥まで押し込む。
「はぁぁぅっ...!」
棒を動かすたび、ゾクゾクする快感が痛みを少しずつ上回ってくる。
「ああっ!...ぁあっ...あっ...あ...!」
指示されないのに、手の動きが早くなっていくのに、アディエイルが満足そうな笑みを浮かべている。
棒を引き上げるたび、尿道の中を精液が放出を求めて駆け上がり、それを無理に押し戻す。
出口を求める奔流は、尿道を塞ぐ棒により、これ以上の放出はままならない。
それでも、隙間からこぼれ出た液で、二人の下腹が濡れている。
「ふぁ...!?---うあぁぁぁっっ!!」
自慰行為に喘ぐクリスの腰を掴んで持ち上げると、いつの間に取り出したのか、そそり立つ陰茎にクリスを宛がい掴んでいた腰を引き付ける。
落とされる勢いと、自重で、深くアディエイルのモノを飲み込んだクリスは、衝撃にはくはくと口を開く。
陰茎に刺さった棒の隙間から、ぷしっと白いものが溢れた。
間を置かず、アディエイルが下から腰を突き上げる。
「あっ!...あっ!...ああっ...!」
アディエイルのモノを締め付け、奥に奥にと誘い込むように蠢く胎内の壁を、張り出たカリが擦り上げる。
「ひぅぅっ!!」
クリスの腰を持ち上げ、上から落としたのに合わせて、下から激しく突き上げる。
アディエイルの先端が、クリスの中の奥を突く。
「ふ......い......っ!だめっ」
首を振りたくって涙を流す。
「---っっ あああっ!!」
結腸の入口を強い腰使いで突きまくると、クリスが悲鳴をあげる。同時に胎内がぎゅっとアディエイルのモノを強く締め付けた。
絶頂の余韻に、がくがくと震える身体にかまわず、クリスの腰を掴み前後に揺する。
違った角度で腸壁を擦り上げられ、すぐにまた絶頂が訪れる。
「---!!」
開きっぱなしの口は声にならない悲鳴をあげ、喉を仰け反らせて、アディエイルのモノを強く締め付ける。
同時に、クリスの陰茎に刺さった棒を引き抜いた。
ごぶごぶと白っぽいいろが混じった精液が噴き出す。
中の締め付けを味わうかのように、クリスの腰を押し付け、抱きしめるように背中に手を回すと、がつがつと最奥を突く。
「ーーー!ーーーっ!!」
クリスは宙に放り出されたような快感を味わっていた。
身体がばらばらになって、どうにかなってしまいそうな、気が狂うほどの快感。
必死で目の前の逞しい身体に縋りついて、なんとか留まろうとする。
「----!!」
突然クリスの身体が大きく仰け反る。
頭の中が白く染まり、開いた瞳は何も映さない虚ろな瞳に変わる。ぽろぽろと涙を流し、口端からは飲み込めない唾液がこぼれた。
クリスの陰茎からは、精液や先走りの液とは全く違った、透明な液体が勢いよく噴き上げていた。
「っく!!」
胎内がまるで生き物のようにぐねぐねとうねり、アディエイルのモノを扱くように絞り上げる。
最奥に膨れ上がった怒張を叩きつけ、アディエイルも精を吐き出した。
アディエイルに縋りついていた腕が、力なくぱたりと落ち、虚ろな瞳は宙を見つめたまま、開いた唇からは喘ぎ声とも呻き声ともつかないものが漏れる。
放ってもなお、硬さを失わないアディエイルのモノで中を突くたび、クリスの先端から透明な液体が何度も吹き上がる。
身体の主が意識を飛ばしても、胎内だけはアディエイルに応え続けるように妖しく蠢く。
座位の恰好から、クリスをそっと寝具に押し倒すと、中の動きを愉しむようにしばらくクリスを堪能した。
意識がなくとも、アディエイルに吸い付き飲み込む胎内は、再びアディエイルの放出を受け止めた。
熱いものが胎内に広がる感覚に、クリスの身体が無意識にびくりと揺れた。
ずるりと長大なモノを引き抜くと、アディエイルの放った白いものがあふれてきた。
「ーーーぅ・・・?」
胎内から質量のあるものが抜けた喪失感からか、クリスが声をあげた。
「・・・アル・・・」
囁くような呼びかけに触れるだけの口付けで返す。
ぐったりとしたクリスの腕の下から背中に手を回し、膝裏に腕を差し込んで、横抱きにクリスを抱える。
急な浮遊感に驚くクリスの頬に口付けて浴室に行くことを伝える。
「こんなにびしょびしょだと、気持ち悪いでしょ」
言われて初めて、自分の下腹部が濡れそぼっていることに気がつく。
まるでお漏らしでもしたかのような状態に、一人慌てるクリスをぎゅっと抱きしめる。
「男でも潮が吹ける。クリスのはとても可愛かった」
「潮・・・?」
聞きなれない単語だったが、聞かなきゃよかったと後悔する。
「気持ち良すぎると出るものだな。クリスは、もっと感じられる身体になれただけだから、安心して」
全然安心できなさそうな話に、思わず黙り込むと、浴室の長椅子に降ろされる。
ぼんやりと羽織っていたガウンを脱ぐアディエイルを見つめる。
筋ばった手足は、逞しいが太すぎるわけではない。厚い胸板と引き締まった腹部は程よい筋肉がついていてこれまでの鍛え方がわかろうというものだ。
「--!」
思わず腰から下に目をやってしまい、一人で赤面する。
漲っていない通常状態でも、かなりの存在感があるソレは、赤黒くカリの張った形をしていた。大きさも長さも十分すぎるくらいで、これが臨戦態勢で自分の中に入っていたのかと思うと、とても信じられない。
一人赤くなるクリスを笑って見下ろしていたアディエイルが、再びクリスを抱き上げて浴槽に浸かる。
少し温めのお湯の中、アディエイルに横抱きにされて密着している状況に、また顔が熱くなる。
俯いたクリスの顔を、アディエイルの手が上向かせる。
「お前は何も心配するな。全部私に任せておけばいい」
そう言って唇を落とす。
「!!」
力の入らないクリスの口内を嬲りながら、アディエイルの手が後孔に伸びる。
二本の指が中に入ったまま、入り口を開くように指を開く。
「あ、熱い!お湯...っ!入って...!」
開いたところから、お湯が中に入ってくるような感覚に身体を捩る。
だが、腕すら満足に動かせないほど力の抜けたクリスは、わずかに身じろぐことしかできない。
「んっ...ふぁっ......熱ぃ...っ」
お湯と一緒に、中をかき回されて、アディエイルの腕の中で息を荒げる。
それを見ていたアディエイルは、クリスの向きを変えて向かい合わせに座らせる。
クリスの腰を持ち上げて、起ちあがった自らのモノに、クリスを落とし込んでいく。
「あ...あ...アル...ッ!も、むりぃ......、だめぇ...」
弱弱しく首を振るクリスの姿は、アディエイルの嗜虐心を煽る。
ぐいっとクリスの腰を揺らし、彼の一番感じるところに的確に先端を擦りつける。
「あぁぁっ!」
仰け反る喉元に噛みつくと、そのまま前立腺を擦り上げる。
「はあぁぁっ!ああっ!...ぁっ!」
お湯の熱と、アディエイルの熱で、頭がボーっとなる。
すると、アディエイルがクリスと繋がったまま浴槽から立ち上がる。膝裏から回した腕だけでクリスの身体を支え、不安定さに驚いたクリスが、慌ててアディエイルの首に手を回ししがみつく。
アディエイルの腕と繋がった部分だけで支えられたクリスは、深いところまでアディエイルのモノを飲み込んでいた。
アディエイルの息遣いと、クリスの嬌声が、浴室に響く。
逞しい腕がクリスの腰を持ち上げ、アディエイルのそそり立つものに落とされる。
落とされる度に、アディエイルの怒張が腹の皮を突き破りそうな恐怖と、最奥を叩かれる快感に喘ぎ声が止められない。
「ああっ!あっ!あっっ!!ア、アル...ッ!」
クリスの思考が止まり、真っ白な空間に放り出されるような感覚に、全身が痺れていく。
覚えのあるこの感覚は、自分が自分でなくなるような恐怖すら覚える感覚だった。
アディエイルがふっと笑った気配がしたが、クリスはもうそれどころではなかった。
持ち上げられ、落とされ、それと同時に激しく突き上げられ、最奥の窄まりをガツガツと叩かれる。
長大なモノが、中を行き来するたび、張り出たカリが前立腺を擦り上げる。
わけのわからない快感に、涙を流し、声を上げ続けるしかないクリス。
「ーーー!!!」
快感の大きなうねりに飲み込まれたクリスは、またしても潮を噴き上げながら、その身体と胎内を痙攣させるように震わせた。
ひくつき、深いところへ飲み込もうとするクリスの胎内に、アディエイルも熱いものを放つ。
仰け反ったまま、身体をぴくぴくと震わせるクリスを愛おしそうに抱きしめると、クリスを持ち上げ己を抜き取る。
ぐったりと意識のないクリスの蟀谷に口付けると、そっとしたに降ろし、その身体を清めるべく、お湯を使い始めた。
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