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第3章 立ち上がれ! 絶望に汚されても
3.命の天秤
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その日にあった出来事、不安に思うことを口にするだけでも。
言の葉を受け止めてくれる相手がいるだけで。
──ほんの少しだけ、心は“闘技場”をさまよわずに済む。
闘技大会を二週間後に控えたこの日も、ティルスの姿はテンプルの部屋にあった。
ひんやりとする石壁にそっと左耳を当てる。
やはり今日も、寝息はおろか物音一つさえ聞こえてこない。
ティルスは肩を落とし、ふぅとため息をついた。
「大丈夫だってティルス! そのうち戻ってくるって」
アレリアが養成所にいないのは別に珍しくないぜ、とテンプルは付け加えた。特に大きな大会の前は、ラケルドと共に一週間ほど不在になることがあるらしい。
「って言っても、もう二週間だもんな~。まぁ、ちょっと心配だよなぁ」
ティルスの不安を代弁するかのように、テンプルが緑色の髪を掻き上げながら呟いた。
そう、アレリアとはあの日──テンプルの協力を得て初めて言葉を交わした日以降、まだ一度も話ができていない。テンプルの部屋で過ごすようになってからほぼ毎日、石壁を叩いて声をかけ続けているが、アレリアの返事はおろか気配すらも感じられなかった。思えば抽選会の日から、訓練場でも養成所内でもアレリアの姿を見かけていない。一体どこに行ってしまったのだろうか。ラケルドも合わせて不在というのが、より一層ティルスの心をざわつかせた。
(とりあえず、無事でいてくれたらいいけど……)
何を話そう、何を伝えよう、ということも特になかったが、ティエーラ王国の敗北と、父の訃報を伝えたきりになっている。せめて声をかけてあげたかった。彼女の気持ちを聴いてあげたかった。自分の状況を考えると、他人の心を慮っている場合ではなかったが。
(大会まであと二週間……)
ロシャナクとの決闘に対する解は、未だ持ち合わせていなかった。
あの日以来、一言も口をきいていない。
自分はどうするべきなのか。どう在るべきなのか。
(…………)
ティルスは寝床で仰向けになり、天井の鉄格子をじっと見つめた。
「なぁティルス。明日、なんだけどさ……」
「ん?」
仰向けの姿勢のまま、顔だけをもう一つの寝床へ向けると、同じく寝床に横になっていたテンプルが、やや申し訳なさそうな表情で続けた。
「俺、明日、別の部屋で過ごしてくる」
「えっ!? わ、わかった」
けど、なんで? と問うと、テンプルはどうやら明日、集団戦に出る“仲間”の何人かで集まり、試合当日の動き方を打ち合わせてくるとのことだった。
「アルクさんがよ、なんか提案してくれたらしいぜ」
「え?」
思いがけないところでアルクの名を耳にし、ティルスは目を見開いた。
「四人一組になって、そのメンバー同士で協力して、相手の剣奴を一人一人確実に倒していこうってさ。頭の良い人の考えることは違うよな……」
(そうかアルクが)
白兵戦に精通しているのだろうか。もしかしたら兵卒を率いていた経験があるのかもしれない。アルクの意外な一面に驚きつつ、同時に少しだけ安堵感が胸に広がった。
(アルクみたいな頼れるやつがいたら、テンプルも……)
全体を見渡して的確な指示を出すアルクの下、四人一組が互いの背を守りながら戦略的に戦うのなら。実戦経験に乏しいテンプルの生存率が上がる!
「よかったなテンプル! 明日、仲間とちゃんと話して来いよ!」
「お、おう……!」
テンプルはニカッと、はにかんだような笑顔を見せた。
そして少し間を置いた後、眉間にしわを寄せながら静かに呟いた。
「お前を一人にしちゃってごめんな」
「──!」
最初の申し訳なさそうな表情は、明日、自分をこの部屋に一人にしてしまうことを気にかけてのことだったのか。テンプルらしい気遣いだなと顔を綻ばせつつ、「大丈夫だ」と口にしようとしたところで、その返答は彼の照れ隠しともとれる言葉に重ねられる。
「俺がいないからって泣くなよ?」
「な、泣かねーよッ別に!!」
「ははっ。おやすみ、ティルス」
「……ああ、おやすみテンプル」
こうしてまた一つ、夜が更けていった。
(…………)
──あと何回、切なくも穏やかな、こんな夜を過ごせるのだろう。
◆◆◆◆◆◆
その夜。
ぼろ布に潜り込んだものの、この日もティルスはなかなか寝付けずにいた。
テンプルと話すことで一時的に気はまぎれるが、組み合わせが決まってからというもの、熟睡できる日は一日たりともなかった。
いつかの夜にテンプルも話していた通り、漆黒の暗闇の中では、様々な考えが浮かんでは消え、ぐるぐると頭をかけ巡る。ロシャナクとの決闘はどうするべきか。アレリアの所在と動向が分からないことも、ティルスの不安な気持ちにさらなる拍車をかけた。
闇の中、ティルスは逡巡をめぐらせる。
(テンプルは自分が死ぬことを恐れているけど……)
そして、今は『生』に向かって行動を起こし始めたけれど。
(今のオレは……)
自分が死ぬかもしれない、という──恐れも。
生き残りたいという──希望も。
どちらの気持ちも、特段強く持ち合わせていないのではないか、と。
そう、ティルスは改めて自覚した。自覚してしまった。
“死”については殊更、震えるほどの恐怖はもう抱いていなかった。兵士の頃に何度も死地を乗り越えてきたし、すでに一度、闘技場でこの命を投げ出してしまおうと思った身でもある。確かに急所を斬られてから絶命するまでは痛いだろうが、その苦痛だって長く続くわけではない。そんな風に、どこか冷め切った気持ちでいた。
(それよりも……)
むしろ自分の振り下ろした白刃が。勢いよく突き刺した剣の切っ先が。ロシャナクの体を深く貫き、赤い鮮血が噴き出る瞬間を想像する方が、自分の死を思い描くより何倍も、何十倍も心が痛んだ。ティルスはギュッと目をつむった。
(考えたくねぇよ、なんでだよチクショウ!)
そんな光景なぞ思い浮かべたくないと思えば思うほどに、かえってその瞬間は色濃く鮮明に、ティルスの脳裏に浮かんでいった。
砂地に力なく倒れ込むロシャナク。広がっていく血だまり──。
「ッ……!!」
ぎゅっ、ときつく閉じた瞳から、涙があふれる。
──無理だ。
自分にあんなによくしてくれたロシャナクを。
(殺すことなんて……オレにはッ……!)
ティルスは大きくかぶりを振った。
「…………っはぁ、はぁ」
浅い呼吸の中。
ティルスは、ロシャナクと言い争う前に交わした言葉を思い出した。
ロシャナクが真剣な瞳で、言い切った言葉。
『どんな形であれ、生きていれば……。
生きてさえいれば、会いたい人とまた会える』
(ロシャナクにはちゃんといるんだ。会いたい人が)
家族だろうか。それとも恋人だろうか。
故郷のシバ王国に居るのだろうか。
「…………」
(そうだ、オレにはもう……)
──オレにはもう、家族も仲間も、この世にはいない。
誰もいない──!
「ッ……!!」
そう改めて気づいたとたん。
激しい羨望と共に、深い深い悲しみが喉の奥に込み上げてきた。
ずっと心の奥に閉じ込めていたはずの仄暗い感情が、堰を切って心を押し潰す。
「……ッ……ッ」
寝息を立てているテンプルに気付かれないように、ティルスは声を押し殺して咽び泣いた。この部屋で寝泊まりすると決めた時に、こっそり持ち運んだ隊長のペンダントを胸元から引っ張り出し、両手で固く固く握りながら寝床の上で身を縮こめる。
(隊長……隊長……)
生きながらえてこそ、だと思ったが。
生きているからだ。──ただ一人生き残ったせいで。
(オレはこんな辛い思いばっかりだ……!)
頑張ると決めた矢先に、その決意はすぐに帝国に手折られ。
いつも、いつも。たった一人。
まるで運命に嘲笑われているようで。
(ああ……)
こんな思いをするぐらいなら。
こんな思いをして、生き続けるぐらいなら。
(そうだよ、オレなんかが生き残ったって……)
──明確な願いも、会いたい人もいないじゃないか。
猛烈な寂しさが、胸をつく。
とめどなくあふれる涙が、枕をぐしゃぐしゃにする。
ティルスは両手で顔を覆った。
(ああ……)
──きっと、自分が負けた方がマシなんだ。
言の葉を受け止めてくれる相手がいるだけで。
──ほんの少しだけ、心は“闘技場”をさまよわずに済む。
闘技大会を二週間後に控えたこの日も、ティルスの姿はテンプルの部屋にあった。
ひんやりとする石壁にそっと左耳を当てる。
やはり今日も、寝息はおろか物音一つさえ聞こえてこない。
ティルスは肩を落とし、ふぅとため息をついた。
「大丈夫だってティルス! そのうち戻ってくるって」
アレリアが養成所にいないのは別に珍しくないぜ、とテンプルは付け加えた。特に大きな大会の前は、ラケルドと共に一週間ほど不在になることがあるらしい。
「って言っても、もう二週間だもんな~。まぁ、ちょっと心配だよなぁ」
ティルスの不安を代弁するかのように、テンプルが緑色の髪を掻き上げながら呟いた。
そう、アレリアとはあの日──テンプルの協力を得て初めて言葉を交わした日以降、まだ一度も話ができていない。テンプルの部屋で過ごすようになってからほぼ毎日、石壁を叩いて声をかけ続けているが、アレリアの返事はおろか気配すらも感じられなかった。思えば抽選会の日から、訓練場でも養成所内でもアレリアの姿を見かけていない。一体どこに行ってしまったのだろうか。ラケルドも合わせて不在というのが、より一層ティルスの心をざわつかせた。
(とりあえず、無事でいてくれたらいいけど……)
何を話そう、何を伝えよう、ということも特になかったが、ティエーラ王国の敗北と、父の訃報を伝えたきりになっている。せめて声をかけてあげたかった。彼女の気持ちを聴いてあげたかった。自分の状況を考えると、他人の心を慮っている場合ではなかったが。
(大会まであと二週間……)
ロシャナクとの決闘に対する解は、未だ持ち合わせていなかった。
あの日以来、一言も口をきいていない。
自分はどうするべきなのか。どう在るべきなのか。
(…………)
ティルスは寝床で仰向けになり、天井の鉄格子をじっと見つめた。
「なぁティルス。明日、なんだけどさ……」
「ん?」
仰向けの姿勢のまま、顔だけをもう一つの寝床へ向けると、同じく寝床に横になっていたテンプルが、やや申し訳なさそうな表情で続けた。
「俺、明日、別の部屋で過ごしてくる」
「えっ!? わ、わかった」
けど、なんで? と問うと、テンプルはどうやら明日、集団戦に出る“仲間”の何人かで集まり、試合当日の動き方を打ち合わせてくるとのことだった。
「アルクさんがよ、なんか提案してくれたらしいぜ」
「え?」
思いがけないところでアルクの名を耳にし、ティルスは目を見開いた。
「四人一組になって、そのメンバー同士で協力して、相手の剣奴を一人一人確実に倒していこうってさ。頭の良い人の考えることは違うよな……」
(そうかアルクが)
白兵戦に精通しているのだろうか。もしかしたら兵卒を率いていた経験があるのかもしれない。アルクの意外な一面に驚きつつ、同時に少しだけ安堵感が胸に広がった。
(アルクみたいな頼れるやつがいたら、テンプルも……)
全体を見渡して的確な指示を出すアルクの下、四人一組が互いの背を守りながら戦略的に戦うのなら。実戦経験に乏しいテンプルの生存率が上がる!
「よかったなテンプル! 明日、仲間とちゃんと話して来いよ!」
「お、おう……!」
テンプルはニカッと、はにかんだような笑顔を見せた。
そして少し間を置いた後、眉間にしわを寄せながら静かに呟いた。
「お前を一人にしちゃってごめんな」
「──!」
最初の申し訳なさそうな表情は、明日、自分をこの部屋に一人にしてしまうことを気にかけてのことだったのか。テンプルらしい気遣いだなと顔を綻ばせつつ、「大丈夫だ」と口にしようとしたところで、その返答は彼の照れ隠しともとれる言葉に重ねられる。
「俺がいないからって泣くなよ?」
「な、泣かねーよッ別に!!」
「ははっ。おやすみ、ティルス」
「……ああ、おやすみテンプル」
こうしてまた一つ、夜が更けていった。
(…………)
──あと何回、切なくも穏やかな、こんな夜を過ごせるのだろう。
◆◆◆◆◆◆
その夜。
ぼろ布に潜り込んだものの、この日もティルスはなかなか寝付けずにいた。
テンプルと話すことで一時的に気はまぎれるが、組み合わせが決まってからというもの、熟睡できる日は一日たりともなかった。
いつかの夜にテンプルも話していた通り、漆黒の暗闇の中では、様々な考えが浮かんでは消え、ぐるぐると頭をかけ巡る。ロシャナクとの決闘はどうするべきか。アレリアの所在と動向が分からないことも、ティルスの不安な気持ちにさらなる拍車をかけた。
闇の中、ティルスは逡巡をめぐらせる。
(テンプルは自分が死ぬことを恐れているけど……)
そして、今は『生』に向かって行動を起こし始めたけれど。
(今のオレは……)
自分が死ぬかもしれない、という──恐れも。
生き残りたいという──希望も。
どちらの気持ちも、特段強く持ち合わせていないのではないか、と。
そう、ティルスは改めて自覚した。自覚してしまった。
“死”については殊更、震えるほどの恐怖はもう抱いていなかった。兵士の頃に何度も死地を乗り越えてきたし、すでに一度、闘技場でこの命を投げ出してしまおうと思った身でもある。確かに急所を斬られてから絶命するまでは痛いだろうが、その苦痛だって長く続くわけではない。そんな風に、どこか冷め切った気持ちでいた。
(それよりも……)
むしろ自分の振り下ろした白刃が。勢いよく突き刺した剣の切っ先が。ロシャナクの体を深く貫き、赤い鮮血が噴き出る瞬間を想像する方が、自分の死を思い描くより何倍も、何十倍も心が痛んだ。ティルスはギュッと目をつむった。
(考えたくねぇよ、なんでだよチクショウ!)
そんな光景なぞ思い浮かべたくないと思えば思うほどに、かえってその瞬間は色濃く鮮明に、ティルスの脳裏に浮かんでいった。
砂地に力なく倒れ込むロシャナク。広がっていく血だまり──。
「ッ……!!」
ぎゅっ、ときつく閉じた瞳から、涙があふれる。
──無理だ。
自分にあんなによくしてくれたロシャナクを。
(殺すことなんて……オレにはッ……!)
ティルスは大きくかぶりを振った。
「…………っはぁ、はぁ」
浅い呼吸の中。
ティルスは、ロシャナクと言い争う前に交わした言葉を思い出した。
ロシャナクが真剣な瞳で、言い切った言葉。
『どんな形であれ、生きていれば……。
生きてさえいれば、会いたい人とまた会える』
(ロシャナクにはちゃんといるんだ。会いたい人が)
家族だろうか。それとも恋人だろうか。
故郷のシバ王国に居るのだろうか。
「…………」
(そうだ、オレにはもう……)
──オレにはもう、家族も仲間も、この世にはいない。
誰もいない──!
「ッ……!!」
そう改めて気づいたとたん。
激しい羨望と共に、深い深い悲しみが喉の奥に込み上げてきた。
ずっと心の奥に閉じ込めていたはずの仄暗い感情が、堰を切って心を押し潰す。
「……ッ……ッ」
寝息を立てているテンプルに気付かれないように、ティルスは声を押し殺して咽び泣いた。この部屋で寝泊まりすると決めた時に、こっそり持ち運んだ隊長のペンダントを胸元から引っ張り出し、両手で固く固く握りながら寝床の上で身を縮こめる。
(隊長……隊長……)
生きながらえてこそ、だと思ったが。
生きているからだ。──ただ一人生き残ったせいで。
(オレはこんな辛い思いばっかりだ……!)
頑張ると決めた矢先に、その決意はすぐに帝国に手折られ。
いつも、いつも。たった一人。
まるで運命に嘲笑われているようで。
(ああ……)
こんな思いをするぐらいなら。
こんな思いをして、生き続けるぐらいなら。
(そうだよ、オレなんかが生き残ったって……)
──明確な願いも、会いたい人もいないじゃないか。
猛烈な寂しさが、胸をつく。
とめどなくあふれる涙が、枕をぐしゃぐしゃにする。
ティルスは両手で顔を覆った。
(ああ……)
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