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21 知りたくなかった事実
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俺が獣化したことで、団長と副団長以外の騎士が驚きに目を見開いていた。
「おら、ボケッとするな!来るぞ!」
第3団長の怒声に、驚いていた騎士達はすぐさま戦闘態勢に入った。
「ルイス殿下、そのままでは窒息します」
ジュジュの意味不明な言葉に、毛を逆立てたままジュジュを見た。
「そのままでは窒息します」
もう一度同じことを言われ、首を傾げていると
「ふふっ。殿下、失礼します。爪はしまってくださいね」
そう言ってルージュが俺を引き剥がした。すると
「ぷはー。ハァハァ、はぁー。モフモフだった」
あー。“シュシュが”、窒息しますって事か!
しまったな、シュシュには獣化では近づかないようにしてたのに
自分から獣化して引っ付いたのは、高い棚の上にルージュにでも置いといてもらおう。
「ハハハ、やっぱこうなるか!思ったより早かったな。ハハハ」
「リード、今は戦闘中だよ。守ってもらってるからって油断は禁物だ。ルイも。いくら父上や僕達が黙ってても、これだと意味ないからね?」
「ごめんなさい」
怒られてしまった。リード兄上は笑いすぎだと思う。それよりも、あれはなんなのだろうか?
「アッシュ兄上、見間違いじゃなければ、あの鳥から人の笑い声が聞こえるんだけど」
そう、俺が驚いて獣化してしまった笑い声は、今騎士達が倒している鳥から聞こえるのだ。
騎士に切られながらも、笑い声をあげているは見ていて怖いものがある。
「あれは、通称“笑い鳥”。正式には“ショウショウ”という鳥の魔獣だよ。聞いての通り、人の笑い声のような鳴き声からついた名前だね」
「ちなみに、あの鳥の肉はルイの好物だぞ」
「え?」
アッシュ兄上が説明してくれた後、リード兄上がニヤニヤしながら言った衝撃な発言に、俺は鳥とリード兄上を交互に見た。
「“ショウショウ焼き”好きだろう?」
「!!料理長のダジャレメニュー!え?あれって料理長のおやじギャグじゃなかったの!」
まさか、料理長のおやじギャグのダジャレメニューだと思っていたものが、“ショウショウ”という魔獣の鳥肉の料理だったとは!
ちなみに“ジョウジョウ焼き”もある。どっちもソテーの料理だ。何が違うのか、ジョウジョウ焼きは大人にしか出されない。これも“ジョウジョウ”という魔獣なのだろう。
俺の発言に全員が爆笑した。討伐が終わった騎士達も笑っている。
「ルイはあれ、料理長のダジャレだと思ってたのか」
お腹を抱えながら、リード兄上が言った。
皆が笑っている中、俺は討伐されたショウショウを見て
「あれの肉、、知りたくなかった、、」
異様に嘴の大きい、鶏とオウムを足したような魔獣。暫くは、食わず嫌いになりそうだ。
皆の笑いが治まってから再度歩きだした。
ショウショウもちゃんとマジックボックスに回収済みだ。
マジックボックスは、マジックバックの箱バージョンの魔道具で、籠同様、縮小機能が付いているから、持ち運びが楽。中の物もちゃんと保護されているので、小さくなっても物自体は問題はない。
お城から1キロ位の所に目的の溜め池はあった。
その間もちょこちょこ魔獣の襲撃はあった。
騎士の話では、これ程魔獣が襲ってくるのは珍しい事らしい。まぁ、これだけの竜人がいるのに襲ってくるのはあり得ないかもしれない。
シュシュの時だって、シュシュ一人だったのに、コヨーテはシュシュがいなくなってから襲ってきた。
あれから俺は獣化した姿でルージュにだっこされていた。そして、よく観察すると魔獣はまっすぐルージュに、というか俺に向かって来ていた。
俺がルージュから降りて元の姿に戻ると、目的を見失ったように止まり、竜人の存在に今気づいたように逃げていった。
「ルイの山での獣化は危険だね」
アッシュ兄上が苦笑して俺をみていた。
ご迷惑おかけしました。
話は溜め池発見に戻り、
「ここが良さそうですね」
ーーーー
神が作りし溜め池
神が作った溜め池。そのため、魔獣も獣も近づけない
ここの他にも多数存在している
ーーーー
俺の発言に兄上達は周りを確認して、魔獣も獣もなぜか遠巻きにして、決して近づいてこないことを不思議に思いながらも、
「そうだね。なぜか魔獣や獣が近づいてこないから、壊される事はなさそうだね。早速、父上に報告しようか」
ここにいれば魔獣も襲ってこないので、ここで少し遅めのお昼を取ることにした。
といってもサンドイッチと果物だけど
念のために、騎士達は交代で見張りながら食べた。
「ねぇ、アッシュ兄上。思いの外早く候補地が見つかったし、少しこの山を散策したいな?」
食後の小休憩の時に、俺はアッシュ兄上にお願いした。
「うーん。父上からは、見つかっても見つからなくても、寄り道せずに帰ってくるように言われしな」
「兄上、オレも散策したい!」
リード兄上は俺に賛成してくれた。アッシュ兄上は護衛してくれている団長達を呼び意見を聞いた。
「団長達はどう思いますか。まだ大丈夫ですか」
それに答えたのは第3の団長だった。
「そうですね。来た道とは別のルートを通り、少し遠回りをして戻るのはいかがでしょう?さすがに奥に行くのは無理ですね」
第4の団長も同じ意見らしく、頷いていた。
「ルイ、それでいい?」
「うん。アッシュ兄上ありがとう。団長も、ワガママ聞いてくれてありがとう」
「いえ、勿体ないお言葉です」
昼食を食べるために出した机などを片付けて、別のルートで戻るために出発した。
「おら、ボケッとするな!来るぞ!」
第3団長の怒声に、驚いていた騎士達はすぐさま戦闘態勢に入った。
「ルイス殿下、そのままでは窒息します」
ジュジュの意味不明な言葉に、毛を逆立てたままジュジュを見た。
「そのままでは窒息します」
もう一度同じことを言われ、首を傾げていると
「ふふっ。殿下、失礼します。爪はしまってくださいね」
そう言ってルージュが俺を引き剥がした。すると
「ぷはー。ハァハァ、はぁー。モフモフだった」
あー。“シュシュが”、窒息しますって事か!
しまったな、シュシュには獣化では近づかないようにしてたのに
自分から獣化して引っ付いたのは、高い棚の上にルージュにでも置いといてもらおう。
「ハハハ、やっぱこうなるか!思ったより早かったな。ハハハ」
「リード、今は戦闘中だよ。守ってもらってるからって油断は禁物だ。ルイも。いくら父上や僕達が黙ってても、これだと意味ないからね?」
「ごめんなさい」
怒られてしまった。リード兄上は笑いすぎだと思う。それよりも、あれはなんなのだろうか?
「アッシュ兄上、見間違いじゃなければ、あの鳥から人の笑い声が聞こえるんだけど」
そう、俺が驚いて獣化してしまった笑い声は、今騎士達が倒している鳥から聞こえるのだ。
騎士に切られながらも、笑い声をあげているは見ていて怖いものがある。
「あれは、通称“笑い鳥”。正式には“ショウショウ”という鳥の魔獣だよ。聞いての通り、人の笑い声のような鳴き声からついた名前だね」
「ちなみに、あの鳥の肉はルイの好物だぞ」
「え?」
アッシュ兄上が説明してくれた後、リード兄上がニヤニヤしながら言った衝撃な発言に、俺は鳥とリード兄上を交互に見た。
「“ショウショウ焼き”好きだろう?」
「!!料理長のダジャレメニュー!え?あれって料理長のおやじギャグじゃなかったの!」
まさか、料理長のおやじギャグのダジャレメニューだと思っていたものが、“ショウショウ”という魔獣の鳥肉の料理だったとは!
ちなみに“ジョウジョウ焼き”もある。どっちもソテーの料理だ。何が違うのか、ジョウジョウ焼きは大人にしか出されない。これも“ジョウジョウ”という魔獣なのだろう。
俺の発言に全員が爆笑した。討伐が終わった騎士達も笑っている。
「ルイはあれ、料理長のダジャレだと思ってたのか」
お腹を抱えながら、リード兄上が言った。
皆が笑っている中、俺は討伐されたショウショウを見て
「あれの肉、、知りたくなかった、、」
異様に嘴の大きい、鶏とオウムを足したような魔獣。暫くは、食わず嫌いになりそうだ。
皆の笑いが治まってから再度歩きだした。
ショウショウもちゃんとマジックボックスに回収済みだ。
マジックボックスは、マジックバックの箱バージョンの魔道具で、籠同様、縮小機能が付いているから、持ち運びが楽。中の物もちゃんと保護されているので、小さくなっても物自体は問題はない。
お城から1キロ位の所に目的の溜め池はあった。
その間もちょこちょこ魔獣の襲撃はあった。
騎士の話では、これ程魔獣が襲ってくるのは珍しい事らしい。まぁ、これだけの竜人がいるのに襲ってくるのはあり得ないかもしれない。
シュシュの時だって、シュシュ一人だったのに、コヨーテはシュシュがいなくなってから襲ってきた。
あれから俺は獣化した姿でルージュにだっこされていた。そして、よく観察すると魔獣はまっすぐルージュに、というか俺に向かって来ていた。
俺がルージュから降りて元の姿に戻ると、目的を見失ったように止まり、竜人の存在に今気づいたように逃げていった。
「ルイの山での獣化は危険だね」
アッシュ兄上が苦笑して俺をみていた。
ご迷惑おかけしました。
話は溜め池発見に戻り、
「ここが良さそうですね」
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神が作った溜め池。そのため、魔獣も獣も近づけない
ここの他にも多数存在している
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俺の発言に兄上達は周りを確認して、魔獣も獣もなぜか遠巻きにして、決して近づいてこないことを不思議に思いながらも、
「そうだね。なぜか魔獣や獣が近づいてこないから、壊される事はなさそうだね。早速、父上に報告しようか」
ここにいれば魔獣も襲ってこないので、ここで少し遅めのお昼を取ることにした。
といってもサンドイッチと果物だけど
念のために、騎士達は交代で見張りながら食べた。
「ねぇ、アッシュ兄上。思いの外早く候補地が見つかったし、少しこの山を散策したいな?」
食後の小休憩の時に、俺はアッシュ兄上にお願いした。
「うーん。父上からは、見つかっても見つからなくても、寄り道せずに帰ってくるように言われしな」
「兄上、オレも散策したい!」
リード兄上は俺に賛成してくれた。アッシュ兄上は護衛してくれている団長達を呼び意見を聞いた。
「団長達はどう思いますか。まだ大丈夫ですか」
それに答えたのは第3の団長だった。
「そうですね。来た道とは別のルートを通り、少し遠回りをして戻るのはいかがでしょう?さすがに奥に行くのは無理ですね」
第4の団長も同じ意見らしく、頷いていた。
「ルイ、それでいい?」
「うん。アッシュ兄上ありがとう。団長も、ワガママ聞いてくれてありがとう」
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