12 / 44
ウツホシ編
水底の蜜月2
しおりを挟む
「ひゃうぅ」
昂り同士がキスをして、また、尿道をゼリーが通っていく。もう何度目かのこの行為に、シュンはすっかり蕩け、呂律の回らない甘えた声を上げていた。
回を重ねるごとに、ウツホシから送られるゼリーは濃いものになり、与えられる快感も濃くなっていた。もちろんシュンはそのことを知らない。ただ与えられる快感を与えられるまま、奔放に貪るだけだった。
「ふふ、これを入れたら、毎日うみたくなっちゃうよ? いいの?」
そうは言いながらも、すでにウツホシから送られたゼリーはシュンの深い場所まで到達していた。
「ん、いい、毎日、うむ、ウツホシと俺の卵、まいにち、うむ」
「ふふ、嬉しい。ほら、たくさんあげるよ、シュン」
「あう、っあ! しゅご、ぃ、ぁ、たま、いっぱい、なって」
ぷつぷつと小さな袋を満たされる感覚が、強い快感となりシュンを苛む。
「んあ! やばい、いっぱい、で」
「ふふ、ぱんぱんだ」
ウツホシの指先は張り詰めた陰嚢を揶揄うようにくすぐる。
「んあ、出る、でるぅっ」
シュンが腰を鋭く突き上げる。
何度も噴き上がる白濁には、金色の粒が多く混じっている。
「いあ、きもちいよお、うちゅほし」
「ふふ、よかった。ほら、もっと出して見せて」
ウツホシの手はシュンの張り詰めた袋を揉みしだき、ひくひくと揺れるシュンの屹立に指を這わせた。
先端の裂け目からは、粘液と白濁に混ざって卵がとろとろと溢れている。
「あうぅ」
「ほら、もっと出せるでしょ?」
ウツホシの手は、硬く勃ち上がり震えるシュンの性器を握り、上下に擦った。
「いあ! んは、あふ、ちんぽ、きもちい、うつほしぃ」
甘ったるく喘いで、シュンはウツホシの手の動きに合わせて腰を振った。
「ひあ、はあ、こわぇぅ」
「壊れないよ、大丈夫」
息も絶え絶えに、シュンは腰を揺すり、卵を放つ準備をする。
「ぅあ、また、びゅーって」
シュンが一際強く腰を突き上げた。
張り詰めた先端から、金色の卵を含んだ夥しい量の白濁が迸る。それは漂いながら金色にちらちらと煌めく。
「んは、きれぇ」
「ふふ、そうだね」
ウツホシは身体を震わせるシュンの頭を撫でる。
「ほら、シュン。おしりもしよう」
「んあ、たまごないのに、いいの」
「ふふ、俺がシュンを抱きたいから、いいんだよ。シュンは卵がないときはやだ?」
首を横に振る。シュンはすっかりウツホシの虜になっていた。平らな腹に熱い昂りを押し付けられると物欲しげに喉を鳴らしてしまう。
「はら、いっぱいにすんの」
「ふふ、そうだよ」
「ん、俺も、ウツホシの気持ちよくしたい」
シュンは手を伸ばして聳り立つウツホシの逞しい性器に触れた。それは脈打ち、喜んでいるように見えた。
「ふふ、優しいね、してくれるの?」
「ん、する」
「シュン、嬉しい」
ウツホシはシュンを抱き起こした。すっかり脱力したシュンを優しく抱え、体勢を変える。
脚を開いて座ったウツホシの脚の間に座らされたシュンはウツホシをうっとりと見上げる。
「シュン、してくれる?」
ウツホシの指先がくすぐるように頬を撫でると、シュンはその口を大きく開けてウツホシの性器にしゃぶりつき、奉仕を始めた。
「んは、あむ」
小さな口を一生懸命開けてウツホシの先端を口に含むと、粘膜と舌で丁寧に愛撫する。溢れてくる粘液を啜り、わざと濡れた音を立ててウツホシを挑発する。
口の中で、ウツホシが跳ねる。先端だけでは物足りないとでも言いたげに、それはシュンの喉奥まで捩じ込まれる。喉の奥まで長大なウツホシを呑み込み身体を震わせるシュン。ウツホシは嬉しそうにそのさまを眺めた。
「シュンは俺を気持ちよくするのが上手だね」
「んぐぅ」
喉がひくつき、ウツホシを締め上げる。
「ふふ、シュンの喉、すごく気持ちいい」
涙を浮かべた目でウツホシを見上げる。
それが生理的なものだとわかっているようで、ウツホシは焦る様子もなく愉しげに目を細め、シュンの頭を撫でた。
「ふふ、出したくなっちゃう。シュン、飲んでくれる?」
「ン、く」
ウツホシは両手でシュンの頭を固定して、ゆっくりと出し入れする。
「ふふ、出すよ、シュン」
吐き出したウツホシの精が、食道を通り、胃へと落ちていく。その量は多く、胃はすぐにいっぱいになってしまった。
「ありがとう、シュン。気持ちよかったよ」
優しくシュンの頭を撫でると、ウツホシはシュンの喉奥から性器を引き抜いた。
反動でシュンは咳き込む。苦しげにえずくシュンの背中を、ウツホシは優しくさする。
「シュン、大丈夫?」
「っは、うつ、ほし」
「少し休もうか」
「ン、やだ、して」
薄い茶色の瞳を涙で濡らし、ウツホシを見上げる。縋るような瞳には、明らかな情欲が馴染む。ウツホシはそれを認めると、笑みを深めた。
昂り同士がキスをして、また、尿道をゼリーが通っていく。もう何度目かのこの行為に、シュンはすっかり蕩け、呂律の回らない甘えた声を上げていた。
回を重ねるごとに、ウツホシから送られるゼリーは濃いものになり、与えられる快感も濃くなっていた。もちろんシュンはそのことを知らない。ただ与えられる快感を与えられるまま、奔放に貪るだけだった。
「ふふ、これを入れたら、毎日うみたくなっちゃうよ? いいの?」
そうは言いながらも、すでにウツホシから送られたゼリーはシュンの深い場所まで到達していた。
「ん、いい、毎日、うむ、ウツホシと俺の卵、まいにち、うむ」
「ふふ、嬉しい。ほら、たくさんあげるよ、シュン」
「あう、っあ! しゅご、ぃ、ぁ、たま、いっぱい、なって」
ぷつぷつと小さな袋を満たされる感覚が、強い快感となりシュンを苛む。
「んあ! やばい、いっぱい、で」
「ふふ、ぱんぱんだ」
ウツホシの指先は張り詰めた陰嚢を揶揄うようにくすぐる。
「んあ、出る、でるぅっ」
シュンが腰を鋭く突き上げる。
何度も噴き上がる白濁には、金色の粒が多く混じっている。
「いあ、きもちいよお、うちゅほし」
「ふふ、よかった。ほら、もっと出して見せて」
ウツホシの手はシュンの張り詰めた袋を揉みしだき、ひくひくと揺れるシュンの屹立に指を這わせた。
先端の裂け目からは、粘液と白濁に混ざって卵がとろとろと溢れている。
「あうぅ」
「ほら、もっと出せるでしょ?」
ウツホシの手は、硬く勃ち上がり震えるシュンの性器を握り、上下に擦った。
「いあ! んは、あふ、ちんぽ、きもちい、うつほしぃ」
甘ったるく喘いで、シュンはウツホシの手の動きに合わせて腰を振った。
「ひあ、はあ、こわぇぅ」
「壊れないよ、大丈夫」
息も絶え絶えに、シュンは腰を揺すり、卵を放つ準備をする。
「ぅあ、また、びゅーって」
シュンが一際強く腰を突き上げた。
張り詰めた先端から、金色の卵を含んだ夥しい量の白濁が迸る。それは漂いながら金色にちらちらと煌めく。
「んは、きれぇ」
「ふふ、そうだね」
ウツホシは身体を震わせるシュンの頭を撫でる。
「ほら、シュン。おしりもしよう」
「んあ、たまごないのに、いいの」
「ふふ、俺がシュンを抱きたいから、いいんだよ。シュンは卵がないときはやだ?」
首を横に振る。シュンはすっかりウツホシの虜になっていた。平らな腹に熱い昂りを押し付けられると物欲しげに喉を鳴らしてしまう。
「はら、いっぱいにすんの」
「ふふ、そうだよ」
「ん、俺も、ウツホシの気持ちよくしたい」
シュンは手を伸ばして聳り立つウツホシの逞しい性器に触れた。それは脈打ち、喜んでいるように見えた。
「ふふ、優しいね、してくれるの?」
「ん、する」
「シュン、嬉しい」
ウツホシはシュンを抱き起こした。すっかり脱力したシュンを優しく抱え、体勢を変える。
脚を開いて座ったウツホシの脚の間に座らされたシュンはウツホシをうっとりと見上げる。
「シュン、してくれる?」
ウツホシの指先がくすぐるように頬を撫でると、シュンはその口を大きく開けてウツホシの性器にしゃぶりつき、奉仕を始めた。
「んは、あむ」
小さな口を一生懸命開けてウツホシの先端を口に含むと、粘膜と舌で丁寧に愛撫する。溢れてくる粘液を啜り、わざと濡れた音を立ててウツホシを挑発する。
口の中で、ウツホシが跳ねる。先端だけでは物足りないとでも言いたげに、それはシュンの喉奥まで捩じ込まれる。喉の奥まで長大なウツホシを呑み込み身体を震わせるシュン。ウツホシは嬉しそうにそのさまを眺めた。
「シュンは俺を気持ちよくするのが上手だね」
「んぐぅ」
喉がひくつき、ウツホシを締め上げる。
「ふふ、シュンの喉、すごく気持ちいい」
涙を浮かべた目でウツホシを見上げる。
それが生理的なものだとわかっているようで、ウツホシは焦る様子もなく愉しげに目を細め、シュンの頭を撫でた。
「ふふ、出したくなっちゃう。シュン、飲んでくれる?」
「ン、く」
ウツホシは両手でシュンの頭を固定して、ゆっくりと出し入れする。
「ふふ、出すよ、シュン」
吐き出したウツホシの精が、食道を通り、胃へと落ちていく。その量は多く、胃はすぐにいっぱいになってしまった。
「ありがとう、シュン。気持ちよかったよ」
優しくシュンの頭を撫でると、ウツホシはシュンの喉奥から性器を引き抜いた。
反動でシュンは咳き込む。苦しげにえずくシュンの背中を、ウツホシは優しくさする。
「シュン、大丈夫?」
「っは、うつ、ほし」
「少し休もうか」
「ン、やだ、して」
薄い茶色の瞳を涙で濡らし、ウツホシを見上げる。縋るような瞳には、明らかな情欲が馴染む。ウツホシはそれを認めると、笑みを深めた。
15
お気に入りに追加
94
あなたにおすすめの小説








【連載再開】絶対支配×快楽耐性ゼロすぎる受けの短編集
あかさたな!
BL
※全話おとな向けな内容です。
こちらの短編集は
絶対支配な攻めが、
快楽耐性ゼロな受けと楽しい一晩を過ごす
1話完結のハッピーエンドなお話の詰め合わせです。
不定期更新ですが、
1話ごと読切なので、サクッと楽しめるように作っていくつもりです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
書きかけの長編が止まってますが、
短編集から久々に、肩慣らししていく予定です。
よろしくお願いします!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる