或るインキュバスの劣情

はち

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或るインキュバスの劣情

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 夏の終わりが近づいて、僕は天気予報を眺めることが増えた。

 その日は、午後から雨の予報だった。予報通り昼過ぎから降り出した雨に、僕の胸は騒ぎ出す。
 楽しみだな。
 今日はおじさんに最後の仕上げをするんだ。

 僕は着替えると、おじさんの足音を待った。
濡れた足音が聞こえて、僕は家を飛び出した。
 スーパーの袋とビニール傘を提げて帰ってきたおじさんの姿が見えて、僕は駆け寄っておじさんに抱きついた。

「おかえりなさい」

 見上げると同時に僕は催眠をかけた。もう、そんなに強くかけなくてもおじさんは僕を拒めない。

「ハルトか、ただいま」
「おじさん、遊ぼ」
「ああ。夕方までな」

 おじさんは微笑むと僕の手を大きな手で頭を撫でてくれた。嬉しいな。そっと手を取られ、おじさんは僕の手を引いて家に入れてくれた。
 はやくいっぱいしたいけど、今日は我慢しなきゃ。出すなら、おじさんの口に出したいから。

 おじさんの魂に、僕とのセックスが気持ちいいことだって何度も教えて、そろそろおじさんは僕じゃないとダメになってるはず。だから今日は、その仕上げ。僕の濃いザーメンを飲ませて、僕と契約してもらうんだ。

「おじさん、雨に濡れたら風邪ひいちゃうよ。お風呂入ろ」

 雨の中を帰ってきたおじさんの肩は濡れていた。お風呂に誘うと、おじさんはすんなり頷いてくれた。

「ああ、支度するから少し待ってくれ」

 おじさんはキッチンに行ってビニール袋の中身を冷蔵庫にしまうと、僕をお風呂場までエスコートしてくれた。

 一緒に裸になって、二人でお風呂に入る。身体を洗って、シャンプーをして、身体がきれいになったところで僕はバスタブの縁に座った。

「おじさん、僕のちんちん、舐めて?」

 僕のおねだりに、おじさんはバスタブの縁に座った僕の前に跪くと、迷う様子もなく僕のおなかに顔を近づけた。
 芯を持って天を仰ぐ僕の昂りに、おじさんがキスをして、熱い舌が根元から舐め上げる。

 嬉しくてため息が漏れた。おじさんの厚い舌が、震える僕のちんちんを撫でていく。涎をいっぱい絡めた舌は熱くて、僕は思わず甘い声を漏らした。

「ん、う、おじさん、気持ちいい」

 僕がおじさんの髪を撫でると、おじさんは勃ち上がった僕のを口の中に招き入れた。
 口の含まれると、熱くてとろとろですぐいきそうだった。
 優しく吸われながら出し入れされて、おじさんの熱い舌の上で、僕のが跳ねた。気持ちいい。
 ずっと我慢してたから、すぐにいっちゃった。
 いっぱい、おじさんの口に出した。何度も跳ねて、脈打って、熱い白濁をおじさんの口の中に吐き出す。止まらないんじゃないかって思うくらい、何度も。
 おじさんは飲んでくれた。喉がこくんと鳴って、全部飲んでくれたみたい。よかった。

 インキュバスの精液には、相手を虜にする魔力がある。今日は特別に濃いのを飲ませたから、もうおじさんは僕からは逃げられない。僕のものだ。

「はると、はると」

 ほら、効いてきた。おじさんはもう、僕が欲しくて仕方ないみたい。うっとりした顔で、僕の緩く反り返ったちんちんにしゃぶりついた。おじさんに吸われて、僕のはまた芯を取り戻す。

「おじさん、もっとして」

 僕は顔を上げたおじさんの顎に手を添える。

「ん、は」
「ほら、ここ。おじさんが欲しくて、ひくひくしてる」

 僕は脚を拡げてみせた。
 僕のお尻の窄まりがおじさんの目に晒される。
 はしたなくひくつく窄まりを見られるのはどきどきする。
 はやく、おじさんのおっきいのをおなかいっぱいに感じたい。
 涎が溢れて、頬が緩んじゃう。

「入れて、おじさん」

 僕のおねだりに、おじさんは僕を抱え上げるとタイルの上に胡座をかいて座った。おじさんの足の上に、向き合うようにして座らされる。
 引き締まったお腹の下には、反り返る逞しい、おじさんのが見える。
 張り出したエグい雁首、赤黒くて、たくさんの血管が絡み付いた幹、ぱんぱんに張り詰めた陰嚢と、濃い茂み。
 僕は思わず喉を鳴らしていた。

「おいで、ハルト」
「んあ」

 抱き抱えるみたいに持ち上げられて、おじさんの手が僕のお尻を鷲掴みにして拡げる。
 ひくつく孔に、熱いおじさんのが触れて僕は息を呑んだ。
 そのまま、おじさんのが深くまで沈んだ。

「あう、う」

 背中がしなる。
 気持ちいい。胡座をかいたおじさんに抱き上げられて、繋がってる。
 僕の重みで勝手に深く挿さるから、根元まで飲み込んで、おへその下までおじさんのが届いてる。

「はると」
「きもちいい? おじさん」
「ああ、きもちいい」
「ふふ、よかった」

 いま、催眠をといたら、どうなるかな。
 もう、精液を飲んだから、僕からは離れられないはず。
 僕は胸に湧いてくる好奇心に従って、おじさんのおでこに手を伸ばして、指先でおでこを撫でた。これでおじさんの催眠は解ける。
 やっと、まっさらなおじさんに会える。
 催眠が解けたおじさんは、瞬きをする。何が起きたのかわかってないみたいだ。

「ふ、は……え?」

 惚けた顔でおじさんが僕を見た。顔を見て、それから裸なことに気がつく。

「おじさん?」
「ハルト、あ、え」

 おじさんも僕も裸だ。それに、おじさんのちんちんは僕の中に入ってる。深く繋がってるから、言い逃れなんてできない。

「ッ! はる、と、こ、これは」
「おじさん、覚えてない?」

 僕が見上げると、おじさんは狼狽えながら視線を彷徨わせる。

「っ、すまない、ハルト、これは」

 おじさんはどうしてこうなってるのわからないみたい。無理もないよね。ずっと、僕が催眠をかけてたから。

「いいよ。僕、おじさんが好きだから」
「ハルト?」
「これは、おじさんと、僕だけの秘密にしよう」

 僕が言うと、おじさんは躊躇いがちに頷いた。

「おじさん、もっと、僕で気持ちよくなって」
「っう、あ」

 僕が腰を揺らすと、おじさんは呻くような甘く低い声を漏らした。

「ふふ、すごい。中でおっきくなった」
「はると、すまない、俺は」
「ふふ、いいよ」

 見上げたおじさんの目は、薄暗い欲望に染まってぎらついていた。僕が待ち望んでいたものだ。まっさらなおじさんの欲望。剥き出しのおじさんの本能。
 嬉しくておなかがきゅんきゅんと疼く。
 それに応えるみたいに、僕の中でおじさんがしゃくりあげた。

「いっぱい、気持ちよくなって」

 僕が囁くと、おじさんは喉を鳴らした。

 おじさんが夢中で腰を振る。力任せに突き上げられて、本物のおじさんの貪るような動きに頭の芯まで痺れるみたいだ。
 ずっと欲しかった。おじさんが、自分の意思で僕を抱いてる。

 ふふ。こんなに早く、僕のものにできるなんて。
 帰ったら、パパとママに報告しなきゃ。

「おじさん、気持ちいい」
「はると、はると」

 粘つく音を立てて、おじさんの逞しいものが僕のお尻を出入りする。

「っ、う」

 低い呻きが聞こえて、おじさんの熱がお腹の中に広がる。僕の中でおじさんの熱い猛りが何回も脈打つのがわかる。
 僕の中でいっぱいいってくれてうれしい。ゆったりと腰を揺すりながら、おじさんは僕を抱きしめてくれた。抱きしめられただけで気持ちよくて、僕はまたいっぱい白いものを吐き出した。

 散々吐き出した精液をシャワーで流して、僕とおじさんはお風呂から出た。おじさんは僕の身体を拭いてくれた。大きな手が、優しく撫でるみたいに動く。

「ハルト、その、大丈夫か?」
「うん、大丈夫、気持ちよかったよ」
「すまない。その、ずっと、お前の夢ばかり見てたんだ。お前と、こういうことをする夢だ。お前はいつも無邪気に笑いかけてくれるのに、俺は……」

 おじさんは罪悪感でいっぱいの顔をした。
 僕は嬉しくて仕方ない。本当に、僕の夢、見てくれてたんだ。

「おじさんのせいじゃないよ」
「え……」

 おじさんは僕の言葉の意味がわかってないみたい。そうだよね。僕の催眠にかかっていたなんて、おじさんは知らないんだから。

「おじさん、僕、嬉しいよ? おじさんは、僕のこと好き? 僕と、えっちなことしたい?」
「ハルト……」
「教えて、おじさん」

 背伸びしておじさんのほっぺを撫でると、おじさんの逞しい喉仏が上下に動いた。

「俺は……」
「僕は、おじさんが好き。おじさんといっぱいしたい。気持ちいいこと、いっぱいしたいよ?」

 首を傾げると躊躇うおじさんにきつく抱きしめられた。

「好きだ、ハルト」
「ん、僕もすき」

 あは。やっと堕ちてきてくれた。これで僕とおじさんの契約は成立だ。
 おじさんは、もうずっと僕のものだ。
 悪魔にしか見えない、僕だけの紋章をおじさんのうなじに刻んだ。
 これでもう誰にも取られない。ずっと、僕のものだ。

 嬉しくて、顔が緩んじゃう。
 汚くて、どうしようもなく純粋なおじさんの好きが、ずっと僕の中に響いていた。
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