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いっぱいのませて
始まる非日常
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カーテンの隙間から漏れてくる白い光が眩しい。
羽鳥が目を覚ますと、腕の中には寝息を立てる吉井がいた。素肌に感じる体温が心地好い。
枕元の時計は十時前を指していた。
フェロモンも特に変わらない。まだヒートは始まっていないようだった。
出会ってすぐにの頃に比べると吉井のフェロモンに身体が慣れたのか、いくらかましにはなったが、それでも側にいると胸が張って温かいものが滲む。今も、甘く疼く肉粒は滲んだミルクで白く汚れていた。
羽鳥の腕の中の吉井は、むにゃむにゃ言いながらまだ夢の中のようだ。
まだ起きる様子のない吉井の頬を撫でていると、腹が鳴った。
ミルクを出した後は、異様に腹が減る。吉井とした後は特にだった。昨夜も軽めにとはいえ吉井と身体を重ねたので腹が減っていた。
吉井はいつも、飽きることもなく羽鳥のミルクを啜る。美味しそうにしているので止めるのもかわいそうだし、吸ってもらわないと胸が張って辛かった。何より、吉井に吸われると気持ちよくて幸福感でいっぱいになる。
そのせいか、いつのまにかま進んで吉井に吸われたいと思うようになっていた。
ぐうぐうと騒ぐ腹を何とかしようと、羽鳥は吉井を起こさないようにベッドを降りた。
床に落ちていた下着を履き、パーカーを羽織ると、ついでに落ちている吉井の服を拾い、羽鳥は寝室を出た。
羽鳥は脱衣所の乾燥機付きの洗濯機に洗濯物を放り込み、キッチンに向かう。
吉井はよく寝るし、昨夜散々羽鳥のミルクを飲んでいたので食べないかもしれない。一人分だけならと、羽鳥は冷蔵庫の中の昨夜の残り物を温めて手早く済ませた。
洗い物を済ませた羽鳥は部屋の換気のためベランダに面した引き戸を開けた。
日は高く昇っているが、吹き込んでくる風はまだうっすらと冷たい。
流石に下着とパーカーだけでは寒く、羽鳥は小さく身震いした。リビングに掃除機をかけ終えると、リビングの引き戸を閉め、家中の戸締まりを確認した。
家事を全て終え、軽くシャワーを浴びて身を清め、歯磨きを済ませてリビングに戻ると、部屋にはうっすらと、甘い匂いが漂い始めていた。この後は、おそらく寝室に籠りきりになるだろう。非日常の始まる予感に、羽鳥は湧いてきた唾液を飲み込んだ。
寝室のドアを開けると、甘くて濃い匂いが羽鳥の肺を満たした。普段よりも濃くなった恋人のフェロモンに、全身の産毛が逆立つ。
ヒート期のΩの強いフェロモンは、αはおろかβまでも誘う。否応無しにαを昂らせる、凶暴ささえ感じるヒート期のΩのフェロモンに、羽鳥の息が荒くなる。胸は痛みを感じるほどに張り、乳首はずくずくと疼いて温かな蜜を滲ませ、羽織ったパーカーを濡らしていた。
吉井のヒートが始まっているのは明らかだった。ただ、まだ始まったばかりで山はこれから、という感じだった。
これからまだ強くなるのかと、胸に満ちる期待と不安に心臓が高鳴った。
「誉くん?」
吉井のものであろう荒い呼吸が聞こえるが、返事は聞こえない。
ベッドの上には巣作りのために置いておいた服が毛布とともに積まれ、そこに埋もれるように吉井は裸のまま蹲っていた。
羽鳥のインナーに顔を埋めて、その手は、芯を持って勃ち上がった性器を擦っていた。羽鳥の匂いを求めて、本能に身を委ねた吉井の姿は愛おしくて仕方がない。
「誉くん」
ベッドを軋ませ、羽鳥は覆い被さるようにして吉井な顔を覗き込んだ。
「んあ、たもつ、さん?」
半分ほど落ちていた瞼で羽鳥を見上げる吉井の顔にはいつもの凛とした雰囲気はなく、表情は甘く蕩けていた。
「ほまれくん、巣作りしてたの? 上手にできたね」
羽鳥が指先で頬を撫でただけで、吉井は肩をびくりと震わせた。
「ん、たもつ、さ」
触れた肌は熱かった。
羽鳥の手は恥ずかしげに膝を擦り合わせている吉井の太腿を撫でる。温かな羽鳥の手のひらに、吉井は脚をびくりと震わせた。
羽鳥を見上げる吉井の目には、躊躇いと期待の色が見える。
「一人にしてごめんね。おいで、誉くん」
パーカーと下着を脱いで、羽鳥は吉井を抱き上げる。素肌に直接触れる吉井の体温は熱でもあるみたいに熱かった。汗でしっとりと濡れた肌に、手のひらが吸い寄せられるようだった。
羽鳥はベッドのヘッドボードにもたれ掛かり、汗の滲む吉井の身体を横抱きのような形で脚の上に乗せた。
「ほまれくん、キスしていい?」
肩口に凭れ掛かった吉井の顔を覗き込む。
「ん、して」
吉井が伸び上がってキスをねだる。羽鳥はかぶりつくように唇を食み、優しく歯を立てて吉井の薄い唇を味わった。吉井はそれに応じながら、羽鳥の胸に手を伸ばす。弾力のある胸筋を揉みしだき、指先で肉粒を捏ねる。
舌を絡めて吸って、唾液を混ぜる。昨夜散々白い蜜を啜った吉井の唾液は甘かった。
吉井は羽鳥の胸を揉み、その手を白い蜜が濡らす。
「ん、ほまれくん、飲んで」
赤く熟れた肉粒からは鼓動に合わせるように、とくん、とくん、と白い蜜が湧いてくる。
すっかり蕩けて力の入らない吉井は、羽鳥に完全に凭れ掛かり、乳首を捏ね、吸い付き、夢中で溢れたミルクを啜った。
吉井は唇に挟んだ肉粒を優しく吸い上げる。
「ふ、おいし、えっちな味」
音を立てて吉井が白い蜜を啜り、舌先で肉粒を弾く。
「っあ、ほまれくん」
羽鳥の声が上擦り、びりびりと甘い痺れが全身を駆ける。腹の底に、重たい熱が募っていく。
「ン、ふ、止まんないね」
吉井は肉粒をぬろりと舐め上げ、吸っていない方は指先で絞り出すように捏ねる。白い蜜は噴き出すくらいに溢れ、吉井の手はあっという間に白い蜜でドロドロになった。
羽鳥の胸を吸いながら、吉井は膝を擦り合わせる。
それに気付いた羽鳥は、吉井の耳元に甘い低音を吹き込んだ。
「誉くん、脚、広げてみせて」
穏やかだがはっきりと欲情を滲ませた羽鳥の声に、吉井は言われるまま、擦り合わせていた膝頭をゆっくりと離していく。
薄い下生えの下、頭を擡げた陰茎が羽鳥の目に晒される。芯を持ち、震えながら濁った先走りを垂らすそれは、既に何度か達したようで白い欲望の跡がべったりとこびりついていた。
羽鳥は揶揄うように吉井の勃ち上がった性器を指先でなぞった。
「ん、ふ」
敏感な場所に与えられる甘い刺激に、吉井は物足りなさそうに腰を震わせる。その反応を見て、羽鳥は口角を持ち上げた。
「ほまれくん、気持ちいい?」
「っあ、して、もっと、擦って」
吉井は頬を上気させ、羽鳥を見上げた。懇願するような切羽詰まった声に、羽鳥は聳り立つ吉井の昂りを握り上下に擦る。
「あ、っあ、きもちい、たもつさ」
吉井の甘い喘ぎに混じって聞こえるいやらしい水音は、吉井だけでなく羽鳥も昂らせる。
射精へと導く羽鳥の手に誘われるまま、吉井ははしたなく腰を揺らす。その様は淫靡で、羽鳥は無意識に唇を待つ舐めた。
「んあ、たもつ、さ」
「気持ちいいね」
「ん、ふぅ」
何度も頷きながら吉井は腰を振りたくる。こんなに乱れる吉井を見るのは初めてだった。
愛おしい。かわいい。そんな感情が、胸に湧いては弾けていく。
「ん、っぁ、また、いく、たもつさ」
吉井は背をしならせ、腰を揺らす。勢いよく何度も白濁が飛び、吉井の腹や胸を汚していく。
「いっぱい出せたね」
羽鳥は柔らかな声を吹き込みながら、吐精の余韻に震える吉井の性器を絞り出すように扱いた。とろとろと流れ出る白濁が、羽鳥の手の甲を伝う。
羽鳥は吉井から手を離すと、精液に塗れた手を舐めた。青臭いような生臭いような吉井の白濁を舐め取り、羽鳥は目を細める。
「は、あ……、たもつさん」
吐精の後の気だるさに身を委ねた吉井は荒い呼吸を繰り返し、羽鳥を見上げる。
広げた脚はそのまま投げ出され、吐精後の性器も、その下のひくつく窄まりも晒されている。
「たもつさん、なか、して」
「ふふ、いいよ」
羽鳥は吉井にねだられるまま窄まりに指を這わせる。そこはひくつき、溢れる愛液で濡れそぼっていた。
羽鳥が目を覚ますと、腕の中には寝息を立てる吉井がいた。素肌に感じる体温が心地好い。
枕元の時計は十時前を指していた。
フェロモンも特に変わらない。まだヒートは始まっていないようだった。
出会ってすぐにの頃に比べると吉井のフェロモンに身体が慣れたのか、いくらかましにはなったが、それでも側にいると胸が張って温かいものが滲む。今も、甘く疼く肉粒は滲んだミルクで白く汚れていた。
羽鳥の腕の中の吉井は、むにゃむにゃ言いながらまだ夢の中のようだ。
まだ起きる様子のない吉井の頬を撫でていると、腹が鳴った。
ミルクを出した後は、異様に腹が減る。吉井とした後は特にだった。昨夜も軽めにとはいえ吉井と身体を重ねたので腹が減っていた。
吉井はいつも、飽きることもなく羽鳥のミルクを啜る。美味しそうにしているので止めるのもかわいそうだし、吸ってもらわないと胸が張って辛かった。何より、吉井に吸われると気持ちよくて幸福感でいっぱいになる。
そのせいか、いつのまにかま進んで吉井に吸われたいと思うようになっていた。
ぐうぐうと騒ぐ腹を何とかしようと、羽鳥は吉井を起こさないようにベッドを降りた。
床に落ちていた下着を履き、パーカーを羽織ると、ついでに落ちている吉井の服を拾い、羽鳥は寝室を出た。
羽鳥は脱衣所の乾燥機付きの洗濯機に洗濯物を放り込み、キッチンに向かう。
吉井はよく寝るし、昨夜散々羽鳥のミルクを飲んでいたので食べないかもしれない。一人分だけならと、羽鳥は冷蔵庫の中の昨夜の残り物を温めて手早く済ませた。
洗い物を済ませた羽鳥は部屋の換気のためベランダに面した引き戸を開けた。
日は高く昇っているが、吹き込んでくる風はまだうっすらと冷たい。
流石に下着とパーカーだけでは寒く、羽鳥は小さく身震いした。リビングに掃除機をかけ終えると、リビングの引き戸を閉め、家中の戸締まりを確認した。
家事を全て終え、軽くシャワーを浴びて身を清め、歯磨きを済ませてリビングに戻ると、部屋にはうっすらと、甘い匂いが漂い始めていた。この後は、おそらく寝室に籠りきりになるだろう。非日常の始まる予感に、羽鳥は湧いてきた唾液を飲み込んだ。
寝室のドアを開けると、甘くて濃い匂いが羽鳥の肺を満たした。普段よりも濃くなった恋人のフェロモンに、全身の産毛が逆立つ。
ヒート期のΩの強いフェロモンは、αはおろかβまでも誘う。否応無しにαを昂らせる、凶暴ささえ感じるヒート期のΩのフェロモンに、羽鳥の息が荒くなる。胸は痛みを感じるほどに張り、乳首はずくずくと疼いて温かな蜜を滲ませ、羽織ったパーカーを濡らしていた。
吉井のヒートが始まっているのは明らかだった。ただ、まだ始まったばかりで山はこれから、という感じだった。
これからまだ強くなるのかと、胸に満ちる期待と不安に心臓が高鳴った。
「誉くん?」
吉井のものであろう荒い呼吸が聞こえるが、返事は聞こえない。
ベッドの上には巣作りのために置いておいた服が毛布とともに積まれ、そこに埋もれるように吉井は裸のまま蹲っていた。
羽鳥のインナーに顔を埋めて、その手は、芯を持って勃ち上がった性器を擦っていた。羽鳥の匂いを求めて、本能に身を委ねた吉井の姿は愛おしくて仕方がない。
「誉くん」
ベッドを軋ませ、羽鳥は覆い被さるようにして吉井な顔を覗き込んだ。
「んあ、たもつ、さん?」
半分ほど落ちていた瞼で羽鳥を見上げる吉井の顔にはいつもの凛とした雰囲気はなく、表情は甘く蕩けていた。
「ほまれくん、巣作りしてたの? 上手にできたね」
羽鳥が指先で頬を撫でただけで、吉井は肩をびくりと震わせた。
「ん、たもつ、さ」
触れた肌は熱かった。
羽鳥の手は恥ずかしげに膝を擦り合わせている吉井の太腿を撫でる。温かな羽鳥の手のひらに、吉井は脚をびくりと震わせた。
羽鳥を見上げる吉井の目には、躊躇いと期待の色が見える。
「一人にしてごめんね。おいで、誉くん」
パーカーと下着を脱いで、羽鳥は吉井を抱き上げる。素肌に直接触れる吉井の体温は熱でもあるみたいに熱かった。汗でしっとりと濡れた肌に、手のひらが吸い寄せられるようだった。
羽鳥はベッドのヘッドボードにもたれ掛かり、汗の滲む吉井の身体を横抱きのような形で脚の上に乗せた。
「ほまれくん、キスしていい?」
肩口に凭れ掛かった吉井の顔を覗き込む。
「ん、して」
吉井が伸び上がってキスをねだる。羽鳥はかぶりつくように唇を食み、優しく歯を立てて吉井の薄い唇を味わった。吉井はそれに応じながら、羽鳥の胸に手を伸ばす。弾力のある胸筋を揉みしだき、指先で肉粒を捏ねる。
舌を絡めて吸って、唾液を混ぜる。昨夜散々白い蜜を啜った吉井の唾液は甘かった。
吉井は羽鳥の胸を揉み、その手を白い蜜が濡らす。
「ん、ほまれくん、飲んで」
赤く熟れた肉粒からは鼓動に合わせるように、とくん、とくん、と白い蜜が湧いてくる。
すっかり蕩けて力の入らない吉井は、羽鳥に完全に凭れ掛かり、乳首を捏ね、吸い付き、夢中で溢れたミルクを啜った。
吉井は唇に挟んだ肉粒を優しく吸い上げる。
「ふ、おいし、えっちな味」
音を立てて吉井が白い蜜を啜り、舌先で肉粒を弾く。
「っあ、ほまれくん」
羽鳥の声が上擦り、びりびりと甘い痺れが全身を駆ける。腹の底に、重たい熱が募っていく。
「ン、ふ、止まんないね」
吉井は肉粒をぬろりと舐め上げ、吸っていない方は指先で絞り出すように捏ねる。白い蜜は噴き出すくらいに溢れ、吉井の手はあっという間に白い蜜でドロドロになった。
羽鳥の胸を吸いながら、吉井は膝を擦り合わせる。
それに気付いた羽鳥は、吉井の耳元に甘い低音を吹き込んだ。
「誉くん、脚、広げてみせて」
穏やかだがはっきりと欲情を滲ませた羽鳥の声に、吉井は言われるまま、擦り合わせていた膝頭をゆっくりと離していく。
薄い下生えの下、頭を擡げた陰茎が羽鳥の目に晒される。芯を持ち、震えながら濁った先走りを垂らすそれは、既に何度か達したようで白い欲望の跡がべったりとこびりついていた。
羽鳥は揶揄うように吉井の勃ち上がった性器を指先でなぞった。
「ん、ふ」
敏感な場所に与えられる甘い刺激に、吉井は物足りなさそうに腰を震わせる。その反応を見て、羽鳥は口角を持ち上げた。
「ほまれくん、気持ちいい?」
「っあ、して、もっと、擦って」
吉井は頬を上気させ、羽鳥を見上げた。懇願するような切羽詰まった声に、羽鳥は聳り立つ吉井の昂りを握り上下に擦る。
「あ、っあ、きもちい、たもつさ」
吉井の甘い喘ぎに混じって聞こえるいやらしい水音は、吉井だけでなく羽鳥も昂らせる。
射精へと導く羽鳥の手に誘われるまま、吉井ははしたなく腰を揺らす。その様は淫靡で、羽鳥は無意識に唇を待つ舐めた。
「んあ、たもつ、さ」
「気持ちいいね」
「ん、ふぅ」
何度も頷きながら吉井は腰を振りたくる。こんなに乱れる吉井を見るのは初めてだった。
愛おしい。かわいい。そんな感情が、胸に湧いては弾けていく。
「ん、っぁ、また、いく、たもつさ」
吉井は背をしならせ、腰を揺らす。勢いよく何度も白濁が飛び、吉井の腹や胸を汚していく。
「いっぱい出せたね」
羽鳥は柔らかな声を吹き込みながら、吐精の余韻に震える吉井の性器を絞り出すように扱いた。とろとろと流れ出る白濁が、羽鳥の手の甲を伝う。
羽鳥は吉井から手を離すと、精液に塗れた手を舐めた。青臭いような生臭いような吉井の白濁を舐め取り、羽鳥は目を細める。
「は、あ……、たもつさん」
吐精の後の気だるさに身を委ねた吉井は荒い呼吸を繰り返し、羽鳥を見上げる。
広げた脚はそのまま投げ出され、吐精後の性器も、その下のひくつく窄まりも晒されている。
「たもつさん、なか、して」
「ふふ、いいよ」
羽鳥は吉井にねだられるまま窄まりに指を這わせる。そこはひくつき、溢れる愛液で濡れそぼっていた。
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