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06.火龍です
08.火龍さんはJCでした。
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火龍さんが寝床にしている洞窟にやって来た。
右腕に"どらまたの腕輪"を装着し、この腕輪が期待通りの力を発揮してくれることを祈った。
俺には、スキルに"剣術Lv3"がある。
あるが剣術はあるだけで"からっきし"だ。魔法も風魔法Lv3と回復魔法Lv2しかない。
もし、この腕輪が使えなかったら、俺は火龍の胃の中に納まるだけだ。
考えるだけで胃がいたい。こっちの世界には胃薬ないんだよなあ。ああ。つらい。
ぐだぐだ考えている俺に比べ、女性陣はスタスタと洞窟の中へ入っていった。
俺は、胃を押さえながら最後尾を歩いていく。なさけなや。
サティの"ライティング"で足元を照らしながら洞窟を進むと広い空間に出た。
その空間には洞窟の天井はなくぽっかりと空が見えていた。
周りを見渡すと奥まった場所に仰向けになって腹を出して寝ている火龍がいた。
火龍ってあんな姿で寝るの?なんかイメージと違った。がっかりだ。
そう思いながら火龍に向かって歩くと、火龍が俺達の足音に気が付いたようだ。
「主様、火龍が主様を食べようとしたら、容赦なく攻撃を行います。よろしいですか。」
「榊さんを食べようなんて悪い龍は、私が倒します。」
ああ、うちのグループの女性陣は強い。それに比べて俺は胃が痛いとか言ってるよ。やっぱり胃薬欲しい。
スタスタ歩く女性陣2人、とぼとぼ歩くヘタレな男ひとり。
俺達を見据えて進み出る火龍。
「うわあ。やっぱりデカいなあ。何食ったらあんなにデカくなるんだろう。」
つい本音が漏れてしまった。いや、実際あの体を維持しようとしたら何を食べるんだろう。
毎食牛を2頭とか?うへえ。胃がもたれそう。誰か胃薬おくれ。
バカなことを考えていると、火龍はどんどん近づいてくる。
体が大きいだけあって、一歩毎の力強さがちがう。
火龍が俺の目の前に立ち尽くす。
俺の左には"技切姫"を構えたクリス、俺の右にはミスリルの剣を構えたサティが並ぶ。
俺はというと"どらまたの腕輪"をはめた右手を高々と火龍の前に突き上げて腕輪スキルを唱えた。
「ドラゴンさん、いらっしゃい。」
すると腕輪が白く光だしドラゴンに向かって七色の光の珠が飛び出していった。
火龍は一瞬後ずさったが七色の光が体に触れても、何も起きないことが分かると俺に向かって進んできた。
ああ。やっぱり俺は食われるんだと思いながら、クリスと"いたしためくるめくあの晩の行為"を思い出して反芻していた。
すると、天に俺の"いやらしい祈り"が通じたのか、火龍の体が光だし体がみるみる小さくなっていった。
そして、そこにはまっ裸の少女(火龍)が立っていた。
少女(火龍)の歳は14才くらいだろうか。
なぜまっ裸の少女が目の前にいるのか不思議に思っていると、少女(火龍)もなぜ自分はこんな姿(人化)をしているのかと不思議に思い体を障りはじめた。
少女(火龍)は自分の体に触るたびに首をかしげ空を見上げていた。
その動作を何度か繰り返したが、そのまま振り返えるとさっきまで寝床にしていた場所に戻りまっ裸のまま眠ってしまった。
俺達がここへ来た目的は、火龍が溜め込んだ武具の中に"他の女神様が創造した武具"があるのでそれを回収するためだ。
俺達は、まっ裸で寝ている少女(火龍)?には目もくれず?
いやすみません、嘘を付きました。大いに心残りがあります。反省します。ごめんなさい。
心に葛藤をいだきながら、少女(火龍)が寝ている寝床の脇に山になっている武具の仕分けを始めた。
武具の仕分けを始めて1時間ほど経過したが、全く以って進まない。なんでこんなに武具の数が多いんだ。
あんた、いったい何人の冒険者や兵士を食ったんだよ。食った後のウンコはどうしたんだよ。
ああ。すんません。いらない事を考えてしまいました。ごめんなさい。
あまりに仕分けが進まないので、クリスとサティにここでご飯を食べようと持ちかけた。
「ドラゴンの巣でお昼ご飯を食べるなんて一生に一度あるかどうかの体験ね。」
サティは楽しそうに鼻歌を歌いながらアイテムバックから昼食を次々と取り出し、みんなの前に並べ始めた。
「私も龍の巣の中で食事を取るのは初めてです。以前、剣の状態で龍に食べられたことがありますが…。」
クリスは、とんでもない事をいつもの冷めた表情で言いっていた。
3人は車座になって他愛もない話をしながらご飯を食べ始めた。
あれ、目の前の3人いる。俺は気が付いた。3人で食事を始めたはずだがいつのまにか4人になっていた。
目を凝らしてよーく見ると、まっ裸の少女(火龍)が俺達の食い物を手にして口に運んでいた。
3人は、まっ裸の少女(火龍)の顔を覗き込んだ。
少女(火龍)は、何食わぬ顔で食い物を口に運んでいたが、さすがに分が悪く感じたのか食べ物を元の場所に戻して泣き出した。
「あーん。火龍に戻れない。どーしてくれるんだ。責任をとれー。認知しろー。結婚しろー。」
地面に寝そべって足をバタバタし始めた。
あー。まっ裸だからその体制はやばいです。立っちゃいました。ごめんなさい。
少女(火龍)は、再度起き上がり俺にむかってまじめな顔で言い放った。
「おい、人間。私に何をした。説明しろ。」
俺は、"どらまたの腕輪"で人化の呪いをかけたこと。その呪いは100年続くことを伝えた。
少女(火龍)は少し考えたあと、また食べ物に手を伸ばして口に運んだ。
口の中に食べ物が残った状態で少女(火龍)は話はじめた。
「おい人間。責任を取れ。呪いをかけたんだから最後まで面倒を見ろ。私をお前の仲間にしろ。」
「私に食事と寝床を用意しろ。そうすればお前の役にたってやる。100年くらいすぐだからな。私の心の広さに感謝するのだ。」
そう宣いながら食い物を食べ続けるまっ裸の少女(火龍)であった。
たしかに人化した後のことは何も考えていなかった。このまま放り出すのも忍びないし。
まっ裸の少女(火龍)を放り出すなど皆が許しても俺の息子がゆるさない!
すいません。またエッチなこと考えました。ごめんなさい。
少女(火龍)には、呪いで人化している間は俺達の仲間として面倒を見ると約束した。
飯を済ませた後、武具の仕分けに戻ったが数が多すぎて全くすすまないので、全ての武具を一度アイテムバックにしまってから後で仕分けすることにした。
少女(火龍)も武具は、昔からここにあった物なので欲しければくれてやるとのこと。
武具の山の中に"アイテムバック(大特)"があった。
なので、全ての武具を"アイテムバック(大特)"に放り込んだ。
さて、いくらなんでも少女(火龍)をまっ裸のままにしておくのは忍びないので、アイテムバックからローブを取り出し着せることにした。
くー。目から血の涙が出るほど悲しい。我慢しろ俺。
右腕に"どらまたの腕輪"を装着し、この腕輪が期待通りの力を発揮してくれることを祈った。
俺には、スキルに"剣術Lv3"がある。
あるが剣術はあるだけで"からっきし"だ。魔法も風魔法Lv3と回復魔法Lv2しかない。
もし、この腕輪が使えなかったら、俺は火龍の胃の中に納まるだけだ。
考えるだけで胃がいたい。こっちの世界には胃薬ないんだよなあ。ああ。つらい。
ぐだぐだ考えている俺に比べ、女性陣はスタスタと洞窟の中へ入っていった。
俺は、胃を押さえながら最後尾を歩いていく。なさけなや。
サティの"ライティング"で足元を照らしながら洞窟を進むと広い空間に出た。
その空間には洞窟の天井はなくぽっかりと空が見えていた。
周りを見渡すと奥まった場所に仰向けになって腹を出して寝ている火龍がいた。
火龍ってあんな姿で寝るの?なんかイメージと違った。がっかりだ。
そう思いながら火龍に向かって歩くと、火龍が俺達の足音に気が付いたようだ。
「主様、火龍が主様を食べようとしたら、容赦なく攻撃を行います。よろしいですか。」
「榊さんを食べようなんて悪い龍は、私が倒します。」
ああ、うちのグループの女性陣は強い。それに比べて俺は胃が痛いとか言ってるよ。やっぱり胃薬欲しい。
スタスタ歩く女性陣2人、とぼとぼ歩くヘタレな男ひとり。
俺達を見据えて進み出る火龍。
「うわあ。やっぱりデカいなあ。何食ったらあんなにデカくなるんだろう。」
つい本音が漏れてしまった。いや、実際あの体を維持しようとしたら何を食べるんだろう。
毎食牛を2頭とか?うへえ。胃がもたれそう。誰か胃薬おくれ。
バカなことを考えていると、火龍はどんどん近づいてくる。
体が大きいだけあって、一歩毎の力強さがちがう。
火龍が俺の目の前に立ち尽くす。
俺の左には"技切姫"を構えたクリス、俺の右にはミスリルの剣を構えたサティが並ぶ。
俺はというと"どらまたの腕輪"をはめた右手を高々と火龍の前に突き上げて腕輪スキルを唱えた。
「ドラゴンさん、いらっしゃい。」
すると腕輪が白く光だしドラゴンに向かって七色の光の珠が飛び出していった。
火龍は一瞬後ずさったが七色の光が体に触れても、何も起きないことが分かると俺に向かって進んできた。
ああ。やっぱり俺は食われるんだと思いながら、クリスと"いたしためくるめくあの晩の行為"を思い出して反芻していた。
すると、天に俺の"いやらしい祈り"が通じたのか、火龍の体が光だし体がみるみる小さくなっていった。
そして、そこにはまっ裸の少女(火龍)が立っていた。
少女(火龍)の歳は14才くらいだろうか。
なぜまっ裸の少女が目の前にいるのか不思議に思っていると、少女(火龍)もなぜ自分はこんな姿(人化)をしているのかと不思議に思い体を障りはじめた。
少女(火龍)は自分の体に触るたびに首をかしげ空を見上げていた。
その動作を何度か繰り返したが、そのまま振り返えるとさっきまで寝床にしていた場所に戻りまっ裸のまま眠ってしまった。
俺達がここへ来た目的は、火龍が溜め込んだ武具の中に"他の女神様が創造した武具"があるのでそれを回収するためだ。
俺達は、まっ裸で寝ている少女(火龍)?には目もくれず?
いやすみません、嘘を付きました。大いに心残りがあります。反省します。ごめんなさい。
心に葛藤をいだきながら、少女(火龍)が寝ている寝床の脇に山になっている武具の仕分けを始めた。
武具の仕分けを始めて1時間ほど経過したが、全く以って進まない。なんでこんなに武具の数が多いんだ。
あんた、いったい何人の冒険者や兵士を食ったんだよ。食った後のウンコはどうしたんだよ。
ああ。すんません。いらない事を考えてしまいました。ごめんなさい。
あまりに仕分けが進まないので、クリスとサティにここでご飯を食べようと持ちかけた。
「ドラゴンの巣でお昼ご飯を食べるなんて一生に一度あるかどうかの体験ね。」
サティは楽しそうに鼻歌を歌いながらアイテムバックから昼食を次々と取り出し、みんなの前に並べ始めた。
「私も龍の巣の中で食事を取るのは初めてです。以前、剣の状態で龍に食べられたことがありますが…。」
クリスは、とんでもない事をいつもの冷めた表情で言いっていた。
3人は車座になって他愛もない話をしながらご飯を食べ始めた。
あれ、目の前の3人いる。俺は気が付いた。3人で食事を始めたはずだがいつのまにか4人になっていた。
目を凝らしてよーく見ると、まっ裸の少女(火龍)が俺達の食い物を手にして口に運んでいた。
3人は、まっ裸の少女(火龍)の顔を覗き込んだ。
少女(火龍)は、何食わぬ顔で食い物を口に運んでいたが、さすがに分が悪く感じたのか食べ物を元の場所に戻して泣き出した。
「あーん。火龍に戻れない。どーしてくれるんだ。責任をとれー。認知しろー。結婚しろー。」
地面に寝そべって足をバタバタし始めた。
あー。まっ裸だからその体制はやばいです。立っちゃいました。ごめんなさい。
少女(火龍)は、再度起き上がり俺にむかってまじめな顔で言い放った。
「おい、人間。私に何をした。説明しろ。」
俺は、"どらまたの腕輪"で人化の呪いをかけたこと。その呪いは100年続くことを伝えた。
少女(火龍)は少し考えたあと、また食べ物に手を伸ばして口に運んだ。
口の中に食べ物が残った状態で少女(火龍)は話はじめた。
「おい人間。責任を取れ。呪いをかけたんだから最後まで面倒を見ろ。私をお前の仲間にしろ。」
「私に食事と寝床を用意しろ。そうすればお前の役にたってやる。100年くらいすぐだからな。私の心の広さに感謝するのだ。」
そう宣いながら食い物を食べ続けるまっ裸の少女(火龍)であった。
たしかに人化した後のことは何も考えていなかった。このまま放り出すのも忍びないし。
まっ裸の少女(火龍)を放り出すなど皆が許しても俺の息子がゆるさない!
すいません。またエッチなこと考えました。ごめんなさい。
少女(火龍)には、呪いで人化している間は俺達の仲間として面倒を見ると約束した。
飯を済ませた後、武具の仕分けに戻ったが数が多すぎて全くすすまないので、全ての武具を一度アイテムバックにしまってから後で仕分けすることにした。
少女(火龍)も武具は、昔からここにあった物なので欲しければくれてやるとのこと。
武具の山の中に"アイテムバック(大特)"があった。
なので、全ての武具を"アイテムバック(大特)"に放り込んだ。
さて、いくらなんでも少女(火龍)をまっ裸のままにしておくのは忍びないので、アイテムバックからローブを取り出し着せることにした。
くー。目から血の涙が出るほど悲しい。我慢しろ俺。
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