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05.森でがんばっています
02.トイレを設置しました。
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目の前のベットにはケガをしたエルフの女性が寝ている。
このエルフの女性が起きた後に、この場所の問題をどうやって解決したらいいか考えていた。
そうトイレの問題だ。ケガ人にその辺で用をたせとは言えない。
やっぱりトイレをどうにかする必要がある。
クリスにエルフの看病を頼んで、風魔法"フライ"と唱えて"ココ"の街に戻った。
大工の棟梁の工房に行き、トイレの制作を依頼した。
明日の昼頃にはできるそうだ。棟梁、仕事が早いぜ。
それから棟梁に汚物処理について聞いてみた。
「魔道具屋に行くと"浄化砂"を売っているから用を足したら"浄化砂"を汚物にかけてやればいいんだよ。」
だそうだ。いそいで魔法道具屋に行ってみた。あった"魔法砂"。大袋で買ってきた。
食料と水を購入して風魔法"フライ"と唱えて森に戻った。
何かと忙しいぞ俺。
森の小屋に戻ったらケガ人のエルフがクリスに向かって"土下座"をしていた。
クリスに訳を聞いてみた。
「私を"女神アルティナ様"と勘違いされているようです。」
ケガ人のエルフに今までの経緯を話した。
また、クリスは"女神アルティナ様"とそっくりだが、"女神アルティナ様"ではないと説明した。
ケガ人のエルフは、なかなか話を信じてくれなかった。
オークに襲われて仲間が次々と死んでいき、自分も死んだはずなのに目が覚めると目の前には"女神アルティナ様"とそっくりなエルフが立っていたのだから。死んで"女神アルティナ様"の御前に呼ばれたと思ったらしい。
「私の名前は、"サティーナ"といいます。"サティ"と呼んでください。」
体の傷は癒えたようだが心の方が辛いらしい。
サティは"女神アルティナ様"の熱心な信者なんだそうだ。
エルフ族から神へ昇神された唯一の方なので、エルフ族で"女神アルティナ様"を信仰していない者はいないそうだ。
サティに"ココ"の街から買ってきた食料を食べてもらう。
食事の後、死んだ仲間の遺品を渡したが、自分のもの以外はいらないそうだ。
冒険者を始めたときから死ぬ覚悟はできていたし、仲間ものその覚悟だった。なので、遺品は処分して欲しいそうだ。
サティには、体調が万全になるまでここに居てもらうことになった。
トイレ?風魔法"フライ"で木の下に移動して足してもらった。
冒険者なのでその辺のことは気にしないそうだ。なんだ俺だけが気にしていたのか。
明日には、トイレが用意できると伝えた。
次の日、風魔法"フライ"と唱えて"ココ"の街へ戻った。
大工の棟梁の工房に行き、トイレを受け取った。さらに以前試作した"プレハブ小屋"の2つも購入することになった。
格安で売ってもらえた。
風魔法"フライ"で森の小屋まで飛んで木の上にトイレと小屋をもう1棟設置した。
トイレには、"浄化砂"も設置して準備万端だ。
新しい小屋にはまだ家具がないので倉庫として使っている。
この小屋は、これから仲間が増える"フラグ"のような気がする。
このエルフの女性が起きた後に、この場所の問題をどうやって解決したらいいか考えていた。
そうトイレの問題だ。ケガ人にその辺で用をたせとは言えない。
やっぱりトイレをどうにかする必要がある。
クリスにエルフの看病を頼んで、風魔法"フライ"と唱えて"ココ"の街に戻った。
大工の棟梁の工房に行き、トイレの制作を依頼した。
明日の昼頃にはできるそうだ。棟梁、仕事が早いぜ。
それから棟梁に汚物処理について聞いてみた。
「魔道具屋に行くと"浄化砂"を売っているから用を足したら"浄化砂"を汚物にかけてやればいいんだよ。」
だそうだ。いそいで魔法道具屋に行ってみた。あった"魔法砂"。大袋で買ってきた。
食料と水を購入して風魔法"フライ"と唱えて森に戻った。
何かと忙しいぞ俺。
森の小屋に戻ったらケガ人のエルフがクリスに向かって"土下座"をしていた。
クリスに訳を聞いてみた。
「私を"女神アルティナ様"と勘違いされているようです。」
ケガ人のエルフに今までの経緯を話した。
また、クリスは"女神アルティナ様"とそっくりだが、"女神アルティナ様"ではないと説明した。
ケガ人のエルフは、なかなか話を信じてくれなかった。
オークに襲われて仲間が次々と死んでいき、自分も死んだはずなのに目が覚めると目の前には"女神アルティナ様"とそっくりなエルフが立っていたのだから。死んで"女神アルティナ様"の御前に呼ばれたと思ったらしい。
「私の名前は、"サティーナ"といいます。"サティ"と呼んでください。」
体の傷は癒えたようだが心の方が辛いらしい。
サティは"女神アルティナ様"の熱心な信者なんだそうだ。
エルフ族から神へ昇神された唯一の方なので、エルフ族で"女神アルティナ様"を信仰していない者はいないそうだ。
サティに"ココ"の街から買ってきた食料を食べてもらう。
食事の後、死んだ仲間の遺品を渡したが、自分のもの以外はいらないそうだ。
冒険者を始めたときから死ぬ覚悟はできていたし、仲間ものその覚悟だった。なので、遺品は処分して欲しいそうだ。
サティには、体調が万全になるまでここに居てもらうことになった。
トイレ?風魔法"フライ"で木の下に移動して足してもらった。
冒険者なのでその辺のことは気にしないそうだ。なんだ俺だけが気にしていたのか。
明日には、トイレが用意できると伝えた。
次の日、風魔法"フライ"と唱えて"ココ"の街へ戻った。
大工の棟梁の工房に行き、トイレを受け取った。さらに以前試作した"プレハブ小屋"の2つも購入することになった。
格安で売ってもらえた。
風魔法"フライ"で森の小屋まで飛んで木の上にトイレと小屋をもう1棟設置した。
トイレには、"浄化砂"も設置して準備万端だ。
新しい小屋にはまだ家具がないので倉庫として使っている。
この小屋は、これから仲間が増える"フラグ"のような気がする。
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