140字小説まとめ

川本鏡花

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この世界線ではムリかもだけど

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声も、顔も、性格もぜんぶ好きだ。
君の時間をぜんぶ独占したくて、君の笑顔が見たくて、君に喜んで欲しくて、君を糧にして日々を過ごす。

わたし、重いかな。
ま、重くてもいいよね。
だって、愛してるもん。

ひとつだけ、不満を言うなら。

どこにあるんだろ。
推しとつながれる世界線。
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