140字小説まとめ

川本鏡花

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戯曲「墜落」

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もし、これが戯曲なら。
舞台にひとりの場面なのだ。
脚光を浴びて、艶やかに蝶のように舞う。
フィナーレに歓声があがった。惜しむらくは、わたしがそれを浴びることができないことだ。

落ちる。

ばいばい、人生。
それなりに楽しかったよ。
かみさま。
来世は、はっぴーえんどがいいな。
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