140字小説まとめ

川本鏡花

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多様性を受けいれるということ

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わたしはシンプルに、二つか三つで白く仕立てる。
あなたはゴタゴタと、幾つも具材を入れ赤くする。

二人の味噌汁は全然違う。
多様性を受け入れていると言うより、どちらかに決める際の喧嘩を避けた結果。

これはこれでいっか、と互いの料理に文句言わず口にするのが些細な幸せなのです。
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