140字小説まとめ

川本鏡花

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どんな悲しみも物語にできるようになったよ

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宙を見上げると満天の星空が広がっていた。子どもの頃に感動して、すごくキラキラ見えたことを思い出す。
長く生きると、新しい体験が少なくなって感情が動かなくなるらしい。

今日、わたしは失恋した。
こんな風に、悲しみさえ物語に出来るようになるのが、大人になるってことなのかなぁ。
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