140字小説まとめ

川本鏡花

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こんな旦那いねぇよ妄想も大概にしろ

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君の寝顔はとても穏やかで、人形みたいーーは言い過ぎだけど、うつくしいと思えた。
明日になれば、また他の子ばかり構って僕を後回しにするだろう。
「なに妬いてんの」なんて笑って。
キスすると、にやにやと口角が上がった。寝てても分かるもんなのかな。

今日も一日「ママ」お疲れ様。
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